『幸せとは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「幸せとは」
誰かが「それは本当の幸せではないよ」と云う。
私のことを心配して「それじゃ幸せになれないよ」と。
誰にそう言われてもどれだけ説得されても、
でも私は私の心ひとつで幸せを感じてしまうのだ。
本当の幸せなんて知らない。
定義はわからない。
でも心が勝手に昂揚して、
眼が自然に微笑んで、
口許も柔らかく。
私の心が私を幸せにしてしまう。
幸せとは
幸せって人によって基準が違う
僕にとっての最低限の幸せは
焦るほどじゃないけどそれなりに充実してて、
毎日疲労困憊だけど気持ち的にはものすごく軽い毎日
もっと欲を出せば
自由が欲しい
自由に基準なんかないと、僕は思うわけだけど
君はどう?
自由が欲しい?
僕は異常で奇抜で絶対に飽きがこない世界を、
自由に生きたい。
幸せとは
星が降る夜と弦しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘を差せる事だ
──瞬き─back number──
幸せとは
「幸せって、なんだと思う?」
「なんだ、藪から棒に」
いきなりこんな事を言ってみる午後四時。暇そうにしている様子が、妙に幸せそうに見えた故の問だった。
「なんかね。私は最近、幸せになったばかりだよ」
「いいことでもあったか?」
「君に会えて、救われたから」
「……そうか?」
君は首をひねる。はたから見ても随分救われたと思っているが、君にとっては些細なことだったようだ。これだけ救われて些事ならば、では幸せとは。
「……別に。不幸じゃないなら幸せだろ」
なるほど、そうなのか。
「まあ、人によるだろうけどな。それに満足できなきゃ、いつまでも幸せなんてこねえよ」
そうか、君はそんなふうに思っていたのか。なんだか、ますます君という生物を理解できなくなってきたような気がする。だって、君はまだ私と同じくらいの歳しか生きていないはずだろう?それなのに、随分と基準が低い。通りで何してても幸せそうなわけだ。そんなのまるで、
「ねぇ、君は実は仙人だったり?」
「しねぇ。なんでそうなるんだ」
さすがになかった。でも、わかってきた。
「やっぱり、君といられて幸せだ」
仕事が忙しく2年振りの帰省となった。
早々に家を出てしまったからだろうか、
今だに運動部でよく食べてた時代の量のご飯。
「もうこんなに食べれないよ。」
と笑いながら言う私を嬉しそうに眺める家族。
東京にいると幸せの基準が私の中で上がっていて
帰省する度にこんな小さなことが幸せでも良いか
と気付かされるのだ。
「お腹いっぱい、ご馳走さま」
という私に
「みかん食べる?」
とさらに追撃の来る午後20時。
-幸せとは-
『幸せとは』
幸せがわからない方が、幸せかもしれません。
私は失ってから、あの時は幸せだったと思い返しました。
健康な時は、健康だと感謝しないものです。
病気になって健康とはいいものだと思うものです。
どうでしょう。
喪失感を味わうVRを試してみませんか。
あなたの幸せがわかることでしょう。
「幸せとは」
しあわせってまいにちみんなであそべること
しあわせってなやんでたちむかえること
しあわせってきみといっしょにいられること
しあわせってきみとはちがうこと
しあわせってそれでもかんじてくれてること
幸せについて考えてみると
何も思いつかなくなる
それは幸せを知らぬのではなく
いまが幸せだからなのだろう
幸せについて考えてみると
夢物語が浮かんでくる
理想の世界が幸せなのか
それとも現在幸せなのか
幸せについて考えてみると
時々心が閉塞する
自分にとっての幸せだけでは
生きては行けぬと知ったのだから
幸せについて考えてみると
幸せが途端分からなくなる
愛することが幸せなのか
富を得ることが幸せなのか
幸せについて考えてみるが
答えは一つも見つからない
それは人間一人一人に
その在り方が在るのだから
それ故 人は本当の
幸せというものを知らず
いつも通りに生きている
私はそれを
幸せと呼ぶ
「幸せとは、なんだろうなぁ」
うわ、また面倒くさいこと言い始めたよ
時々この人は深そうなことを、浅はかな考えで言いたがるんだよね
深い考え持ってますアピールをしたいんだと思う
「幸せは与えられるものじゃない、自ら掴みとるものだ、とか聞いたことあるけどさ、人は一人では生きていけないとも言うだろ?」
「前者はあんまり聞いたことないですね
後者はありがちな言葉ですけど」
私も後者には同意する
前者は……知らん、考えたこともないし深く考えるつもりもない
「まあ、俺も最初のヤツはよく聞くわけじゃないけどな
ともかく、幸せになる努力も大事だと思うけどさ、必ずしもうまく行くとは限らないし、努力自体できないほどの不幸な環境もあるだろ?
他人の助けを借りまくって幸せになる場合もあると思うんだ」
その考えは間違いではないと思う
一方で、この手の話に正解はないから、私は正しいとも断言しない
「そういう考えもありますね
不覚にもちょっと共感した自分がいます」
「不覚なのか?
それで、幸せは自分の手で掴むものとか言ってるヤツはさ、そういう周りの協力ってものをどう見てるのかって思うわけよ」
あー、やっぱり面倒くさい話になりそう
存在するかもしれないけど明確でない仮想の相手に説教するつもりかな?
「自分も助けられたくせに、一人で幸せになったつもりになって、助けを借りる人間を見下しちゃいませんかって話さ
幸せとはなにかとか、そんなもん自分が決めることだし、人から与えられたものは偽物なんてのは、傲慢じゃないかね」
たぶんそういう意味じゃないと思うな
そういう意味とも捉えられるとは思うけど
「別にその言葉を言った人は、全部自分でなんとかしろって言いたいわけじゃないんじゃないですか?
助けを借りてもいいけど、自分でできることや、やるべきことは自分でやらないと、結果に納得できないよって程度の話では?
最初努力できなくても、できるところまで助けてもらったら、人任せになりきらずに自分でもがんばりましょう、みたいな」
そんなことを話したら、楽しそうな顔をされた
話に乗っといてなんだけど、私は楽しくはない
面倒くさい
「俺はちょっと悪意を持ちすぎたかな
お前みたいな考えのほうが、幸せになれそうだ
ま、俺は俺の考えもお前の考えも、どっちも間違いだとは思ってないけどな
つまり俺もお前も正しい」
間違いでないことと正しいかどうかは別問題な気が
どうでもいいけど
「とにかく、あれだ
俺は今、お前を始め、たくさんの人たちに支えられて幸せですって言いたかっただけさ」
うわぁ……
最終的な話の着地地点があまりにも浅すぎる
今までの話はなんだったの?
それを言いたいがために、あんな回りくどいことを?
いや、違うなこれは
オチに困っただけだな
何が言いたいとかじゃなくて、結局は自分深いですアピールしたかっただけだよ
やっぱり面倒くさい人だな
「話に付き合ってくれてありがとうな
これでうまいもんでも食ってくれ」
は?一万円?
「え?いや、別にこんなお金を貰うほどのことはしてませんけど」
「今だけじゃない、普段から俺のくだらん話を聞いてくれるだろ?
日頃の感謝の気持ちだよ」
受け取らないとダメかなあ
ちょっと重いけどまあいっか
「じゃあ、お言葉に甘えて
ありがとうございます
今日は奮発しておいしいもの食べます」
「そうしてくれ
じゃ、またな」
……幸せとは、こういうことの積み重ねかなあ
いや、それは文字通り現金すぎるか
自分の心の中で事足りるもの
決して自分以外に操られないもの
持続性のないもの
幸せだと自覚した時には既に満たされているもの
根拠よりも直感で気づくもの
欲張ると必ず失うもの
『幸せとは』
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
朝日が昇る
暗闇に包まれた世界に光が行き渡る
温かくて優しい熱が身をほぐし
視界は希望で輝いている
いよいよ新しい一歩が始まる朝を迎えた
一方で見えていなかったモノ
隠れていたモノが浮き彫りになった世界に
それでもなお陰に身を潜めている私は
この世界の不要物と毎朝思い知らされるのだ
『日の出』
《幸せとは》
贅沢しなければ暮らしていける
これも幸せ
でも、ずっと違う何かを求めてた
今の自分に足りないもの
”愛する人と笑い合える日々“
でも…
今の自分では
手に入らないのが悲しい
わかば
あおば
お題『幸せとは』
人によりけり。空が晴れていることだったり、今日の給食が好きな食べ物だったり、誰かが今日も楽しそうだったり。
変わらない看板に幸せを感じる事もあれば、変わる信号で幸せを感じることもある。
お金だって幸せのひとつだ。本のひとつも幸せで。
誰かといることも幸せで、
一人でいることも幸せだ。
幸せって、たくさんで素敵ですね。
幸せとは
去年の入院中、散々考え抜いた
「今この状況が本当に幸せなんだろうか」
「この病と付き合っていけるようになったとしても、私は幸せだって言えるんだろうか」
「そもそもこうして治療に専念できる時点で、私は幸せ者なのだろうか」
時間だけあった日々
考え抜いた結果、幸せとは自分で決めるものだという結論が出た
他人から見た私の幸せを
あーだこーだ言われる筋合いはないし
私から見た他人の幸せを
あーだこーだ言ったって今の状況は変えられない
幸せは自分で決めるものと結論が出た以上、
「幸せな人生だった」と言える状況を
作っていきたいと思う
幸せとは
脳内に快楽物質を大量に出して気持ち良くなること。
言葉あそび
幸せふいにして 最強を標榜し 目指すのは 虚無なれど 煮えたぎる 思い乗せ 勝ち割った 鉄兜 真っ二つ 花は咲く 干す酒は 唄に為し 砂丘削る 野を奇し 水断ちて
「幸せとは」
まず愛し愛されることだろう
しかし死の別れは避けられない
それを超えるほどの愛を
私はまだ見つけていない
あるいは そばにあっても
気づいていないのかもしれない
視界の端に君がいない日々がもうすぐそこまで来ていることがこんなにも恐ろしい
私はお金も自分について悩まないのが幸せなのかなと思います(*˘︶˘*).。.:*♡でもやっぱり、家族全員で毎日一緒に夜ご飯🌙🍚を食べられるのがいちばん幸せな時間です🙂💞まあ、ダイエットしてる私にとっては、体重とウエストが減るのも些細な幸せですけれど…
#幸せとは
そんなモノは一人一人の価値観や感じ方で
変わってくる
例えば、貴方にとっては"不幸"でも私にとっては"幸"
なんてこと生きていれば嫌と言うほどある
、、、感じ方、考え方は人それぞれなのに、
人は自分の価値観を誰かに押し付け強要したがる
そのクセ自分とは異なる考えに出会ったら
それを否定し、その人を不幸だと嘲笑う
—幸せなんてモノに形はない。存在意義もない
ただ人は幸せを無意識のうちに欲してしまう。
だから人間ほど憐れで、無神経で、カワイソウな
生き物はこの世にいないと私は思う。
、、、さぁ貴方はどう考える?
生きていること
自分に正直になれたら
今よりもっと分かるのかも知れない
とても難しいけど
【幸せとは】
背伸びしなくても自分のそばにあるもの。
欲望に飲まれたらすぐ見失う。まさに隣に芝生。
#幸せとは