『届かぬ想い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〝届かぬ想い〟
「待って…」
無駄だと思いつつも、そう言わずにはいられなかった。
案の定私の言葉は届かず、彼は歩みを止めない。
届かぬ想いを、ギュッと手で握り潰す。
今日も言いそびれてしまった、彼への感謝の言葉。
素直になれたら、どんなに楽だろうか。
届かぬ想い
勘違いでも思い込みでも狂気でもいいから
届くかもしれないと思うことがまず難しい
泣きながら僕の所に来た君
あぁ、また喧嘩したのか
泣くと必ず僕の所に来る君は
僕の気持ちに気付く事はないだろう
僕だったら君を泣かせる事なんてないのに
喉から出かかった言葉をまた呑み込む
だって僕も分かってるから
届かぬ想いだという事は
君は他の誰でもないあの人がいいって事
ちゃんと分かっているんだ
だから僕は今日も自分の気持ちを押し殺して
泣いてる君をいつもの様に慰める
いっその事僕の付け入る隙がないくらい幸せになってよ
そうでもしなきゃ君を諦められそうにないから
ー届かぬ想いー
届かぬ想い
……私はボロ小屋で生まれた。
特別お金を持っていたりしなくてもお母さんが1人でも頑張って私を育てて,愛してくれる。それだけで満足だった
……だけどせめて、せめてお母さんに恩返しを出来ればと手を汚したお金をを稼ぐ為にもう何人の人を裁いたかもわからない
…………ねぇお父さん,お姉ちゃんはもう居ないの。だからだからねぇ
私を見てよ
「届かぬ想い」
あの人は突然姿を消した。
憧れという幻だけを私に残して、
ぱっといなくなってしまった。
蜃気楼のようにのびあがったそれは、
追いかけても追いかけても近づくことは無く
それどころか遠のいていく気さえする。
あの人のように、あの人のようになりたい。
虚空の果てを目指すように、
解けない方程式を解くように、
無いものをひたすら追い求めるその傍らで、
きっとあの人は今もどこかで何気なく
生活をしているのだろう。
そう思うと、やるせなさと安堵が混じったような
そんな気持ちをぶつけたくなるが
そんなもの、あの人の知ったことでは無い。
イタコを知っているだろうか。
彼女たちは口寄せを行う事ができる。亡くなった方の言葉を伝えてくれるのだ。
私達は、お墓の前で手を合わせ、「元気ですか。私達は大きくなりましたよ。」と、言葉を紡ぐだろう。
作品No.16【2024/04/16 テーマ:届かぬ想い】
届かないって わかってるよ
無駄だって わかってるよ
それでも
この想いは
なくならない
すてられない
ずっとここに
残ったまま
留まったまま
毎日一緒に帰って
たまに寝落ち通話とかもして
それでもまだ
この思いは届いていないようだ
生きているのに届かない。
話しているのに相手が理解しようとしない。
それでも、同じ屋根の下で生きていかなければいけない。
家族で暮らすためのルールをわかってほしい。
それを相手はわかってくれない。
私の想いが届かない。
家族とは、幸福であり呪いである。
言葉の要らん関係。
そう思ってたのは俺だけやったんやろうか。
なんでも伝わると思ってた、なんでも知ってると思ってた。
分かることに胡座をかいて、言葉を尽くさなかったからかな。
あいつの不安に気づけへんかった。
ずっと好きやと思ってた、一緒やと思ってたから、
そばに居るだけで熱と一緒に気持ちも伝播してると思ってた。
見てるようで見えてへんかったんやな。俺もあいつも。
テーブルに置かれたお揃いのキーケース。
俺これになってからいっこも鍵無くしてへんねん。そういうのもちゃんと言うたらよかったんかなぁ。
『届かぬ思い』
(それを俺に言わんとヒナに直接言え言うてんねんボケ!)
作者の自我コーナー
いつもの。言葉足らずでも伝わるのがおふたりなんですけど。
でも時々お互いそう思い過ぎてるけど、他のメンバーの方がわかってる時あるよね?って思う時があります。
その不安すらもお互いには言わないんだろうな。面倒ですね。
バカも好きもごめんも。
言う前にあなたは逝っちゃった。
もう遅いね、今さらすぎて涙しか出ない。
もっとあの時あなたのこと大切にしたらとか、
私はこの先一生考えて生きてゆくのかな。
泣いて悔やんで苦しんで。
そんな私を天高いところから見ていてよ。
バカだなアイツって、笑ってよ。
それで時々私の名前、呼んでくれたらいいのにな。
届かぬ想い
私が恋した相手は遠い存在でした。
この想いが届かぬものだったとしても好きにならずにはいられなかった
だって彼は優しすぎたのだから…
電車に揺られながら
携帯でどうでもいいニュースを見ていて
ふと顔を上げると
柔らかで眩しいそんな空が広がっていた
川の水はきらきらしていて
それを飛び越えるように
白くて大きい橋がかかっていて
スカイツリーはシルエットのよう
そんな景色を見ると
あなたのことを思い出す
写真も撮らないし
ラインも送らない
届いてほしくて
届かないでほしい
ただあなたのことを思い出して
少し笑顔になるのです
届かぬ想い
届かぬ想い(4月16日)
誰にも僕の願いは届かない
誰にも僕の存在は届かない
僕はこの世にいないみたい
みんなに僕の願いを聞いて欲しい
みんなに僕の存在を認めて欲しい
この世の一員として
「届かぬ思い」
今は、私は心寄せる人が居る。その人と居たい。
逢いたい。何をしてるの?誰といるの? と聞いてみたいけど
聞かない。聴くと醜いし嫉妬深いと思われたくない。
この気持ちは届いてるだろうか?
どうか、この思いが届きますよう。
届かぬ思いだわ。
届かぬ想い…、俺はもう後悔はしない。これからは無理やり届けるまでだ。
花筏
流れるままに
ゆく春を
しんと見送る
届かぬ想い
#届かぬ想い
『届かぬ想い』
去年、新築した我が家。そしてこの春、私は玄関の脇に念願だった花壇を作る事にした。ホームセンターで材料を買うだけでワクワクし、レンガ1つ置くだけでうきうきする。作業を始めて数時間、ようやく思い通りの花壇が完成した。
夜、帰った夫の「凄いじゃん!」の言葉に気を良くした私は、次なる展望を語った。花の種類や色味、植え方も決めていて、土曜日に花を買い直ぐ植えるからと伝えた。夫はそれを頷きながら聞いていた、と思っていたのだけれど。
翌日、仕事から帰ると花壇に花が植わっている。
驚いて家に入ると今日は休みの夫が
「言われたと通りに花を植えておいたよ」
そんな事、一言も言って無いよ‥。
私がどれだけ花植えを楽しみにしていたのか、どうやら夫には届かなかったようだ。
#11 【届かぬ想い】
君に贈る言葉
届かぬ想いを
心に秘め
いつか交わした約束を
果たす時が来たら
君に言おう
『ずっと好きでした』
伊東屋で買った季節の花の便箋。ウォーターマンの限定ブルーであふれる想いをつづった。ピッタリのり付けして、ついでにチュッと念を押す。
これでよし、と。
だのに窓口で突っ返された。
「84円切手でお届けできるのはひと目惚れまででして、片思いですと定形外となります」
「じゃあ不足分を……」
「あいにく取り扱いが14時までとなっております」
その後も押し問答したけれどもらちが明かない。困り顔の職員の後ろには、配達待ちのはがきや封筒が山積みになっている。入り口横のポストはいつから集荷していないのかはちきれそう。
切手やはがきの値上がりにドライバー不足に郵便法改正。
想いを届けたくとも物理的に届けてもらえないなんて、世知辛い世のなかになったものだ。
(届かぬ想い)