『届かぬ想い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
届かぬ思い✨
長い事人間をやっていて思う事は
思いは届けないと
大半の事は届かない という事だ
阿吽の呼吸 以心伝心 などと
それっぽい言葉はあるが
人生の中でどれほど
体感するような事が出来るだろうか
そんな 効率の悪い事はせず
届けたい相手がいるのなら
届けてしまえ❢
前に進む為にも必要な事だと思うから✨
届かぬ想い
6年分の片想いは、一本の電話で幕を閉じた
後悔した
甘酸っぱい恋心は届かぬ思いとして胸に秘め
いつかの同窓会で打ち明ければよかった
6年分の片想いは、美しい思い出として
手付かずにすればよかった
それでも伝えてしまったのだから
これは甘酸っぱい宝箱から
ほろ苦い宝箱に移さなければ。
届かぬ想い…
選ばれぬただの小石に罪はない
あなたと同じ地獄へ行かない
お題 届かぬ想い
届かぬ想い
「彩子、仁くんと上手くやってるの?」
彩子にそう聞いたのは、彩子のもと恋敵・花江。皮肉っぷり満載の口調で言う。
「ちょっと〜、花江、そんなの聞いても無駄だよ? だって、仁くんと彩子、熱々ぶりがすごいんだもん。羨ましいよ。」
「あら、そう。私はね、あんたたちラブラブカップルのせいで彼にふられたんだから。」
「だって、彼くん、吉野くんでしょ? あのプレイボーイとまともにカレカノやった女子生徒いないんだって知ってるでしょ。」
高野彩子の彼・松村仁、彩子のもと恋敵・伊藤花江の彼・吉野那由多(なゆた)。ふたりは大親友であるがもともと仲の悪かった彼女を持ったことで体裁が悪くなり、メール以外の手段で交流することがなくなり、それを嫌がった那由多くんがこっそりと仁に頼み、花江がどれだけの頻度で仁のもとへ訪れたのか教えてもらい、別れる口実を作り上げたとか。
「花江はさ、せっかくめちゃイケメンの男子が彼になったのに浮気とかするのが良くないくせ。散々那由多くんにアピったくせに。」
那由多くんの今の彼女・囲炉裏山心愛(みあ)が皮肉めいたことを言う。
「心愛〜、言い過ぎやばくない?」
届かぬ想い
ねーねー、名前なんて言うの?
そう言ってきた時からあなたは私に優しかった。
それからもう3年、私はあなたの親友の地位に居座り続けている。どこに行くにも一緒。
「○○ちゃん、一緒に行こう」
そう誘われているのを何回も聞いた。自分は卑怯だ。
ひたすら、あなたを縛り付けている。
あなたが誰かと一緒にいたら、ひたすらそいつに嫉妬する。自分では抑えられないほどに、、、
でも、今は誰も近づかない。とても、満足だ、
たとえ、自分が、あなたの恋人になれないとしても、、、
届かぬ想いを持っている。
身近にいるのに、遠回しに何度も告白をしているのに、言葉に詳しい彼女はいつも知らんぷり。
いっそのこと、好きだから付き合ってくれ、と言えたら良い。
けれど、僕にはそんな勇気がなかった。
「月が綺麗だね」
そう言うと、
「そうだね。雲ひとつない夜空だ」
と彼女は言う。
だから、
「星が綺麗だね」
と言えば、
「明日も綺麗だと良いね」
と返ってくる。
他にも、告白を表す言葉を使ってみたけれど、無反応。
彼女は僕のことが恋愛的な意味で好きではないのだと、良い加減に気づいている。
これは届く、届かないやら。
今は彼女の隣にいられるだけで満足できる自分の欲が増えていくようで、少し怖かった。
空は晴れているのに、雨音が聴こえる。
いつも笑ってばかりいる貴方の様ですね。
、
空青く 彼方遠くに 雲持ちつ
されども時雨 音のみ聴こゆ
「届かぬ想い」
「元気にしてる?」
「体は大丈夫?」
「幸せな人生を生きた?」
「夢は叶えられた?」
「今、幸せ?」
「私のこと恨んでない?」
もうあなたには届かぬ想い。
あなたがこの世を去ってから10年が経った今でも、あなたに一生届かぬ想いを持ち続けている。
「私は今でもあなたを愛してる」
それは届かぬと知りながら私の胸の中にずっとあろうと、自分の存在を主張して私の胸をズキズキとさせている。
本当はこんな想いもう忘れてしまいたい。
毎日のように心が痛む。
本当はあなたを忘れて、一歩前に進むしかない。
だけど、この胸の痛みを消せない私は、今もあなたを失ったことに後悔している。
私は今日もあなたに届かぬ想いを胸に抱いて、一人胸に痛みを感じながら生きている
あと少しで届きそうなのに。
どんなに手を伸ばしても届かない。
どうしても欲しいんだ。この想い、抑え切れない。
だからこちらもいろいろな手を使って手に入れようとする。
あと少し。あと少し。
「こらぁ〜〜〜〜! 何やっとるか〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
「やべっ! 見つかった!」
あと少しで雷親父の家の柿に手が届きそうなのになぁ。
次こそとってやるぞ!
※良い子は真似しないでね。
『届かぬ想い』
お題:届かぬ想い
いい年なので「この想い〇〇くんに届け♡」みたいなのはもうないんだけど。
最近だと忙しい時に限って時間泥棒してくる人の対処法に心を砕いています。
届いてほしいけど悟られてはならん!
と思って笑顔は絶やさず、にこやかに対応しつつ、早く去ってくれ!と思うものの、正直そんなコミュ力はないわけで…。
「忙しい時にごめんねぇー」と言いながら時間ドロボーは去っていくんだけど、いや絶対ゴメンとも思ってないよな!?と思いながら、当日中に終わらせなければならない仕事に取り掛かっています。
社畜って悲しい。
隣が居場所
わかってるけど
落ちないつもりだった
落ちてはいけないヒトだった
そんなつもりないでしょう?
だからね
そんなに優しくしないで
ふさわしくないの
資格もないの
届いて欲しい
届いちゃダメ
ひょっとしたら
もしかして
桜ちり 春本番に 落ち着いた
橋幸夫 引退 復帰 頑張って
空より
宇宙の果てに散った
数知れない 尊い命…
この地球に住む 愛する人に
伝えたい 伝えたかった想いが
たくさん たくさんあるでしょう
あなたの事を 今日も 明日も
遠くの空の上で 想い
見守っているでしょう
届かぬ姿と声だけど
時を隔て 光と風に乗せて
あなたに声援を送っているでしょう
大丈夫…心配ないよ…
あなたの想いは
届いているよ ♡
#届かぬ想い
【届かぬ想い】
告白を決意して
いつもの公園に
君を呼び出したあの日
君は交通事故でこの世を去った
僕が呼び出したりしなければ
君は今も僕に笑いかけてくれていたのかな
君のことが大好きだよ
君は僕をどう思っていたの?
あれから一年経つけれど
僕は今日も
空の上の君に届かぬ想いを馳せる
1年片想いして
いい感じだと思った末
彼に彼女ができた。
人生で初めてちゃんと好きになって
ずっと想いを寄せていたから、ショックは大きかった。
届かぬ想いを感じた時だった
君とは長い付き合いで
お互いのことはよく知っているし
心が通い合っているけれど
たったひとつだけ
届かぬ想い
想いを伝えよう
君に想いが届かぬまま
貴方は...
何もせず、届いた想いなど無い。
自分の想いが100%届いたことなど無い。
届かないから、必死で表現する。
届かないから、誤解され、後悔する。
届かないから、想いはとどまり、別の形となって溢れでる。
それがたまらなく好きだ
「届かぬ想い」
自分の身に起きていることは、どんなしくみでなんて学問のどういった技術なのか。
何にも知らなければ助けを求めることすらできない、共通点がどこかわからなければ、話すら始まることがなく、気がついたときには落とし穴にいました。
自分がまずは状況を把握しなくてはと、犯罪の証拠集めを優先していたことが裏目に出て、反感を買ったおかげで、アンチテーゼの集まりがいるばかりの、雁字搦めからの始まりでした。濡れ衣の誤解を解くことのです。
敷地内の駐輪場を囲う垣根辺りからゼンマイが巻き戻るような、けたたましい虫の音が響き渡っている。
昨今は朝夜の寒暖差が激しくて季節感に乏しかったが、いつの間にやらどっしりと春が訪れているのだと実感した。
スーパーでぎっしり詰めた買物袋を肩にかけ、エントランスに向かう。
日差しが強い。
緩やかな暖かさになごむ間もなく、額にうっすらと汗が浮いて顔をしかめた。
唐突に喉の乾きを覚える。
何か、冷たい物が飲みたいな。
冷蔵庫の中を思い出す。
常備している、晩酌用の無糖の炭酸水がある。
そしてキッチンには、愛飲しているピーチティーのティーパックも。
そうだ! 買い出し品を片付ける前に、ピーチティーの炭酸割りを飲もう。
ほのかな甘さと炭酸の涼やかさを想像して、肩の荷物の重さも気にせず軽やかに足を運ぶ。
鍵を開け、手洗いうがいを済ませて。
まずはお茶を入れて。
冷たすぎるのも体によくないよね、なんて呟きつつ、冷蔵庫の炭酸ペットボトルに手を伸ばす。
——ガッ!
1リットルペットボトルの予想外の軽さに、持ち上げた手が上部の棚にぶち当たる。
「痛っ、たぁ……」
えぇ? とペットボトルを見やれば。
残量は、底のくぼみに僅かに残るのみ。
「……あンの、野郎……!」
ギリッと奥歯を噛みこする。
漫画だったら青筋も立って、怒りのオーラが炎のように燃え立っているに違いない。
どうしてこう、何度言っても伝わらないのか。
残量にして多く見積もっても50mlもない、空に等しいようなペットボトルを、なぜに冷蔵庫に戻すのか。
飲みきって捨てて新しいペットボトルを補充しろよ!!
基本、オマエが飲むモンだろーが!!
……期待した飲料が飲めないことに苛ついて、胸底で毒づく。
冷凍庫を探り。
これまたロックアイスの名残というに相応しい氷の粒をグラスにふりかけ、袋をシンクに投げ捨てる。
これでは到底、あつあつのお茶は冷やせない。
溜息が落ちる。
片付けるのが面倒なのか。
そんな面倒事を、好きだという相手に平然と押し付ける無神経さは何なのか。
「——こういう些細なことから、愛はすり減っていくのよねぇ……」
耐熱グラスに注がれた熱いお茶の湯気を口息で吹き飛ばし、煮え湯めいたお茶を飲み込む。
気に入っていたはずの、ほのかなお茶の甘さが。
やけに鬱陶しく、感じた——