『子供のままで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ずっと人生歳を重ねても
いつまでも昔ながらの子供心は大事にしたい
純粋なままの子供心で。
ありたいいつまでもいつまでも歳を重ねたい
子供のままでいられたら
もっとキレイな心を持っていられたかもしれない
でも、自分のしたいことを自分の意志だけで決めることは出来ない
子供のままでいることも
大人になることも
長所短所は存在する
自分の意志で行動しつつ
たまには童心に帰りたい
外はオレンジ色に染まっている。遠くでセミが鳴いている。風呂上がりにテレビでウルトラマンを父と見る。台所では母が夕飯の支度をしている。
何も悩みなんてなかった。
子どものままでいられたらなぁ。
子供のままでいたならば、、、
私が
頭が悪いと知らず
運動苦手で馬鹿にされると知らず
容姿が美しくないと知らず
八方美人と言われることを知らず
人から下に見られていると気がつかず
特別な才がなく、平凡だと気が付かず
余計なことを考えず
笑顔で過ごせたかもしれない
でも
挑戦することの楽しさも
勇気を出した時に得られるものも
周りの人が支えてくれることも
家族の大切さも
仲間が味方をしてくれることも
くじけた時にそばにいてくれる人がいることも
子供のままでいたならば知らなかった
子供のままで
感性の赴くまま…
好きを追求…
一緒に楽しんだり…
一緒に喜んだり
一緒に泣いたり…
共感しあえる
等身大の仲間がいたら…
そんな居場所が
あれば…
子供のままで
すてきだね…
【子どものままで】
よくさ、子どもの頃はよかったなんて話聞くけど、結構苦しかったかな。今の方が子どもの頃より遥かに楽しいし。
でも精神年齢というか、遊び心は忘れずにいたいかな。「遊ぶ」気持ちがないと苦しいだけだから。どんなに嫌なことや向いてない仕事、苦しい境遇の中でも「遊ぶ」事ができれば乗り越えられると思うんだよね。今はだいぶ歳もとったけど、遊ぶ・楽しむ力は、正直子どもの頃よりあるかもしれない。
子ども時代の俺に伝えたい事があるとすれば、「もっと遊べ」かな。そしたらもう少し軽い人生になってたかもよ。
さて、明日はどうやって遊ぼうか。
flamme jumelle
「子供のままで」
子供の頃は、早く大人になりたい。
そう思っていたけれど、子供ながらに思った大人は
カッコよくて、自由で、何でもできるなんて思っていた
確かに、大人は子供より自由だ。
でも、大人だから思う子供のままで。
あの時に戻れたら、どれだけ幸せか。
だって、悩まずにいられるから。
子供のままで
数年振りの再会を機に、仲間を集めて居酒屋に行くことになった。
昔の面影はあるが、髪を染めたり、ピアスを開けたりとイカつい格好をしているのに少し驚いた。
1人が烏龍茶を頼むと、他の皆も示し合わせたように烏龍茶を頼む。
昔は好き放題していた癖に、空気を読むようになったのはなんだか気持ちが悪いな、と冗談混じりに言い合いながら焼き鳥を頬張った。
たわいもない昔話をしながら次々に皿が空いていく。
入店して2時間経っているが誰も煙草を吸いに行こうとしないし、お酒を頼んでいる奴すら居ない。
どうやらコーヒーも飲めないらしい。
嫌なことを嫌と言わず、おかしいことをおかしいと言わず、我慢が多い大人の世界。自分の気持ちに嘘をつくといえば聞こえが悪いが、それは社会で周りと上手くやるために必要な嘘。そう分かっていても、思ったことは言いたい、言ってしまう。みんながもっと本音を言い合えば楽なのに。大人になった気でいるけどまだまだ中身は子供のまま。
#11 子供のままで
子供のように無邪気なままでいられたらいいけれど、そういうわけにもいかない
現実は甘くないから
竹内まりやが ♪人生はあなたが思うほど悪くない…と歌っているけど
あれを聴くたび、いや、思っていたよりかなり悪いっすよと思う
いつかあの曲の歌詞が本当だったと思える日がくればいいけどね
題名『夏休み』
(裏テーマ・子供のままで)
あれは去年の夏休みでした。
私は母方の実家がある田舎に2週間も一人で泊まりに行った。
大学にも行かず就職もせず恋人も作らず、小遣い稼ぎにバイトをするぐらいのダラダラした生活をしてたら何年か過ぎていた。
大学に行った友達は就活で忙しい時期だったのかな。
私はごく僅かな友達としか連絡を取らず、その友達ともしだいに疎遠になっていた。
そう、私の中で何かが止まっていた。
何かが壊れていた。
子供じゃないけど大人として生きるのも息苦しくて、夢や仕事に情熱を燃やすのは恥ずかしかった。
恋に逃げたい気持ちはあった。
バイト先で素敵な年上の男性から告白されたこともある。
でも、めちゃくちゃ依存してしまいそうで怖かった。その人だけが生き甲斐になったら執着して、捨てられそうになったら殺してしまうかもしれないと思った。怖くなった。
それぐらい私はおかしかった。
最初に勧めたのは母だった。
そして祖母がゆっくり話をしようって誘ってくれた。
実家は海に近くて、泳ぐことも貝掘りも花火もバーベキューもキャンプも出来るからやりたいことがあったら教えてくれって言われたけど、話だけでいいって返事した。
とても暑い夏だった。
祖父母と母の兄夫婦が住んでいる家。
年上の従兄弟のお兄ちゃんは都会の会社に勤めていて今は一人暮らしをしていた。
私は毎晩祖母と、砂糖と牛乳多めのコーヒーを飲みながら朝まで話をした。夜明け前から寝て、昼前に起きた。
「子供のままでいたい気持ちが、どこかにあるのかねぇ」
祖母は独り言のようにそう言った。
「子供に戻りたいとは思ってないよ」
私はそう反論した。
そうだ、そんなことじゃない。
子供の頃は夢見る少女で、魔法使いにもなりたかったし、アイドル歌手に憧れたこともあったし、オリンピックで金メダルを取る夢まで見てた。すべて無理なことに気づいていった。
気づいてからは、なりたいものじゃなく、なれそうなものを探した。そして未来を想像したら簡単にお婆さんになって死ぬ瞬間まで想像出来ちゃった。
どんな選択をしても変わらない平凡な一生。それを考えると、私の人生はもう終わってしまったように感じて虚しくなった。それ以来何をやっても意味がないように思えて力が入らなくなってしまったんだ。
そんな私の話をずっと黙って聞いていた祖母は、ひとつ大きなため息をついてから話し始めた。
「何もない平凡な暮らし。私の人生はそうかもしれない。まぁ他人から見ればね。でも違うんだよ、人は一生懸命生きてたら意外と波瀾万丈なんだよ。みんな悩んで苦しんで生きてるからね。内面はドロドロだよ、他人には見せないけどね。……それに未来は想像できそうで一筋縄じゃいかないんだよ。ハプニングが多くてねぇ。私もおまえと同じように思ったこともある。でも生きてみたら別世界に迷い込んだみたいさ。未来ってびっくりするほど行けば違う世界だと分かるんだよ。人との縁を大事にして頑張って生きてごらんよ。おまえにはこれから新しい扉が目の前にいっぱい現れると思う。片っ端から開いてゆくのも楽しいと思うよ」
祖母はそう言って、コーヒーのおかわりを入れに立った。
私は母の実家から帰ると、毎朝ジョギングを始めだ。
いまだにバイト暮らしだけど、自分の思いを素直に書いてSNSなどに投稿し始めた。
想像して、あきらめるんじゃなくて、あらがって生きたかったんだ私は。あの夏休みの祖母との会話で私はそれに気づいた。
その一歩を踏み出す勇気がなかったんだ。
いろんなものを捨てて、時間も無駄にしたけど、それが私には必要な時間だったと今は思っている。
これからはいろんなことにチャレンジしたい。
小説も書き始めた。
「子供のままで」
子供の頃、ただ大人になりたかった。
子供というのは、可能性の塊だ。よく言えば努力次第で何にでもなれる。悪く言えば可能性の幅が広い代わりに浅い。可能性の全てをものにするなんてことはまず不可能だ。
コーンフレークの栄養表示のようにはなれないし、なろうとする必要はない。
大人になるにつれてある分野において深く、鋭くなっていくイメージだと思う。もちろんその他の分野はそれ以上伸びない。
そういった、「不可能」を身をもって知ることを積み重ねることが大人になるということなんだろう。
ナナミンも
「小さな絶望の積み重ねが人を大人にする」
と言っていた。
今でもたまに子供の頃を懐かしく思ったり、戻りたいなと思う瞬間がある。あるけど、現在の方が好きかなと思う。
もし人生をやり直せたとしても同じ道を辿っていると思う。
子供のままで
子供という漢字は、子を供えると書きますが、もし供えるなら一体何処なんでしょうね…。
思えば子供って、凄く都合が良いですよね。
罵倒されても殴れても、良く言うことを聞くし、親を絶対裏切らないし見捨てない。
それなりの年齢に育てば、労働力にもなるし、気持ち悪い大人の性の対象だったりもしますよね。
子供の頃は楽しかったや小学校の頃に戻りたいと、よく話を聞きますが、それは親や周りの大人が良い人だったからそう思えるだけです。
悪い大人なら、利用しやすい子供のままを望みますし、反抗してきたら怒って叩いて恐怖を植え付けるだけでいい。
今の日本は、昔の人たちのおかげで全員が教育を受けられて自分の人生を好きに選べるけど、他の国では全員が教育を受けて人生を選択するというのは、ありえないことでしょう。
子供に教育なんて受けさせたら、都合が悪くなるしお金も沢山かかりますからね。
今の政府はお金に目が眩み搾取ばかりだけど、日本が保ってるのは国民に教育が行き渡ってるからです。
国民の中には、阿呆もいますけどSNSの普及もあり、何とかなってますよね。
もう、何て言いたいのかさっぱりなので、
別に子供のままでいるのは、悪いことじゃないですけど、利用されないように頑張って生きてほしいです。
知恵も常識もない大人子供が子供を育てるなんて、子供の運に賭けるしか道はない。
虐待死や事故死を見ると、運が無かったんだなと思ってみてます…。
PS
子供という漢字は当て字だそうです。
ここでは、子供と題に合わせて書いてますけど、何か嫌なので普段は子どもと書くようにしてます。
子供のままでいれば
世の中の理不尽さも、腹黒さも、厳しさも
何も考えなくて良かったのに
子供のままでいれば
未来への希望も、夢も、理想も
何のしがらみもなく思い描けたのに
ね
2024/05/12(お題『子供のまま』で思うこと)
ずっと何も知らず、手を抜くことも知らないままでいたかった。
子供のままでいたいって思うようになった。大人になるとやらなきゃいけないことが山ほどあるって知った。大人は子供の頃に習ったことの応用を毎日している。応用問題も解けないのに基礎問題ができたからって鼻を高くしている私は子供のままでいいと思った。いや、子供のままがいいな。
"子供のままで"いられたらどんなに楽だろう
今になったらそう思うけれど
子供の時は大人になりたいと思うのが人間というもの。
大人顔負けの意見を言ったって軽くあしらわれたり
最近の若い子の類に入れられて軽蔑されたり
そんな現実に嫌気が差しているのは今もおなじ。
年齢は変わっても、持っている悩みは案外そんなに変わらないのかもしれない
何かの偏見や縛りに囚われない社会になるのは難しいけれど
自分をそういう人間にする事は出来るはず。
子供のままで
ずっと子供のままでいたいと高校生の時思っていた
一人暮らしが始まって家事を全てやらないといけない
でもお風呂はいつも一番乗り
早く寝れて意外と快適だった
案外悪くない
でも知ってる働かなくても
基本的に生活の心配をしなくていいなんて
家賃も払ってもらっているなんて
それはとても幸せなことで贅沢なことだ
両親に感謝してこの時間を過ごそう
もう少しだけ子供のままで自由な時間を
いつもありがとう
私の幼馴染であった、隣の家のゆうちゃんは高校生になってから、随分と変わった。
中学生の頃では、関わらなかった不良の集まりとよくいるの高校生に成ってからはよく見た。
入学して、クラスが別れ約半年。部活に勉強とお互い忙しく、話すこともできないような生活をしていて気がついたら、あの子とは関係が切れていた。
それからは何となく気まずくなって距離を置いて過ごし卒業してしまった。あの子の進路など、私は知る由もなく連絡もできずに大人になっていた。
幼馴染という関係は、強い絆で結ばれていて大人になってもあり続けるものだと思っていたが、実際のところ薄く脆く切れやすかったのだ。
ある日のことだ。
働き始めてからやっと安定した生活をおくれる様になった。多忙な毎日を過ごし、あの子のことをすっかり忘れていた。
きっと、あの事が無ければこんなにも私の記憶にあの子は残ってはいなかっただろう。
適当に流していたニュース番組には、あの子がいたのだ。
ゲストとして参加していたあの子は姿は変わっておらず、あの高校生の時のままであった。
大人になったあの子は、やっぱり中学生の時と随分と変わってしまった。ピアスは痛いからしないと言っていたくせに赤い派手なピアスをつけている。
何故か少し悲しくなってしまった。
結局、何の関係にも成れなかった私がこう思うのは可笑しいかもしれないが、思わずにはいられなかった。
思い出の中の貴方だけはあの頃と変わらない子供のままでいて、と。
子供のままで
私も子供の頃は優しい大人になりたいとか、かっこいい大人になりたいとか、大人に対する憧れが強かった。早く大人になりたいと強く思っていた。
無邪気に、健気に、無知なりに。
でも今は大人って何なのかもよく解らないし、自分の理想の大人像の姿と現実の自分のギャップが激しくて。子供の頃に戻りたいと強く思っている。
汚く、切実に、無力なりに。
成長の仕方も分からないけど、十年後も明日も五秒後の事も知らないけど、最近ふと感じた事がある。
無邪気に、切実に、無能なりに、子供の頃の心のままで明日を過ごし続けるのも一つの生き方として僕に合ってる気がすると、なんとなく、感じたんだ。