『好きな色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【好きな色】
『あなた』と出会って
『紫』が特別な色になった
「好きな色は?」と聞かれても、私には一つはっきりと答えられる色はない。
たとえば服ならば、落ち着いた色味の方が好きだけれど、特別に黒や茶色が好きなわけじゃないし、ピンクや黄色が嫌いなわけでもない。
特別な感情がないからこそ、何か一つ色を選ぶとき、私には特別な理由がいる。
それが『あなた』だとしたなら
私の好きな色は『紫』
私の好きな色は 黒 。
理由は 何色にも染まらず我の色を通すから 。
誰かにすぐに染められてしまう私は黒に憧れ
黒になりたいと願うのだ。
好きな色
白、黒、赤
好きな色
それは、貴方が出している
君色だよ。
どんな色が好き?
自分だけの色が好き
まだまだ私の色は出来てないから
いろんな色にしていきたいな
舞華
「好きな色」
「…紫陽花の色かしら。」
細い指を口元に当てながら彼女は答えた。
桃色の唇に透き通るような白がよく映える。
「えっ?アジサイの色?それって青?ピンク?」
僕の矢継ぎ早の質問に彼女の目は細まる。
「そんなに早く答えを言ってはつまらないじゃない。少し考えてみて。」
そう微笑んで言う彼女は、テレビで見る美人な女優さんよりも儚げで綺麗だった。
…そうはいっても、僕は彼女の好きな色を早く知りたかった。
次の日、また彼女の家を訪ねた。
「こんにちは。…あら、この袋は?」
僕が無言で渡した紙袋を彼女は受け取る。
「この前、転んだとき助けてくれたでしょ。そのとき貸してくれたハンカチ汚しちゃったから…」
「ああ、家の前で転んだときね。いいのよ、昨日ハンカチ洗って返してくれたじゃない。」
「でも、完全に綺麗にならなかったから…」
僕は居たたまれなくなって辺りを見回す。玄関だけでも豪華な家だとわかる調度品が並んでいる。匂いも甘い花の香りがする。どこの友人の家とも違う。
「母さんに新しいの渡してこいって言われて、好きな色のハンカチを…」
「だから昨日好きな色を聞いてきたのね。」
彼女は合点がいったようで、ふふっと笑った。
花のように可愛らしい笑顔。
「ありがとうございます。お母様にも伝えてね…薄ピンクの綺麗なハンカチね。」
結局、アジサイの色がわからなかったから彼女に似合いそうな色にした。
「アジサイの色じゃないかも…」
「いいのよ。この色も紫陽花にはあるから。…あなたが選んでくれた色が私の好きな色だわ。」
たぶん僕の顔は真っ赤だっただろう。
そんな僕を見て彼女はまた微笑んだ。
「好きな色」
あなたの色に染まりたい。
「ねー、何色が好きなの?」
「…水色が好きです」
「それってオレの髪の色じゃん〜」
物心ついたときから青色系統が好きだった。
理由は不明だが大人になった今でも変わらない。
限界オタクの私にはこうして今日も青髪の推しが増えていくのであった…。
#好きな色
「好きな色」
誰だって好きな色に
自分を染めるべきだ
他人の持つパレットの上にこそ
真実があると言う者を信じるな
『好きな色』
「何色が好き?」
そう聞かれたら、昔の私は即答できただろう。
ピンク色が好きだった。
だからランドセルはピンク色を選んだ。
姉は濃いピンクだったけど、私は薄いピンクを選んだ。
この頃からパステルカラーが好きだったんだね。
今はもう、何色が好きかと聞かれても、悩んでしまう。
ピンク色は変わらず好きだ。
でも、紫色も好きだ。
青色も水色も、緑色も黄緑色も、赤色も橙色も黄色も、黒色も灰色も白色も茶色も金色も銀色も、全部好きだ。
一つは選べない。
中でもパステルカラーや薄い色の方が好きだ。
蛍光色も好き。暗めの色はあまり好きじゃないかな。
組み合わせが最高に好きな色もある。
青色と白色、赤色と黒色、水色とピンク色、
黒色とピンク色、紫色とピンク色、茶色と黄色……。
何色だって好きだ。
好きな理由は様々だけど、その気持ちは本物だ。
文房具も、服も
貴方が持ってたら、着ていたら
似合うというものを選んでしまう
私の好きな色は
貴方の色
私の好きな色それは青。
深海のような深い青?
快晴の空を切り取ったような明るい青?
〝青〟とひとまとめにするのも勿体無いくらい
青にも種類があって、どれも素敵な色合い。
私は選べないから。
曖昧でずるい〝青〟を選択する。
*.ʚ 好きな色ɞ.*
好きな色(2022/6/22)
緑。
貴女が着て欲しいと言った山吹色。
貴方の好きな赤、朱、とか。
私の好きな色…
赤に黄色、藤色、オレンジ色、紫色、群青色、黒色、黄緑色
すべて私の思い出の色
好きな色まだまだある…
私の思い出…
淡い淡い空へと消えてゆく
『無題』
「あれ?髪切った?」
久しぶりに会って 第一声がそれだった
「切ったよ どう?」
「お~ いいんじゃない? よく似合ってる」
「ホントに?ありがとう!」
褒められたら 悪い気はしない
うれしい!
「え~ いい色じゃん!」
彼の手が わたしの髪の毛に触れる
「へへっ オススメされたんだ」
「よく似合ってるよ」
そのまま 頭を撫でられた
なんとなく くすぐったいような気がして
肩をすくめる
「今日の服にもよく合ってるね」
「そんなに褒めても おごらないよ?」
「その髪色 俺 好きだわ 」
あなたの『好き』に反応してしまう
そっか こんな色が好きなんだな
あなたの好きな色がわたしの好きな色
わたしはいつも
あなた色に染まりたいのよ
大好きっ!
『好きな色』
あなたが好きな色
わたしが好きな色
その2色を編んだミサンガが
わたしの足にはついている
「それ可愛いね」
あなたが言う
わたしの大事なお守り
あなたと離れていても
そばにいる気がするから
あなたにも今度あげるね
色は全部好き
色があるということが好き
混ぜたり薄めたりする中で
私にちょうどいい色を探せる事が出来るから
人との関わりも色と同じ
混ぜたり薄めたりする中で
私になるべく丁度いい距離感を選ばせてくれる
白はよく 何にも染まっていない色と言うけど
あれは嘘だ
白は白に染まっている 私はそう思う
故に無色透明は特別な色
けど透明だって中身は何なのか?
人である限り
何もかもはわからないものよね
《 好きな色 》
ねぇ
君はどんな色が好き?
青空のような澄んだ青色かな?
それとも
大海のような穏やかな青色かな?
それとも
たくさんのいのち輝く
大きな森林の
淡い緑色
爽やかな緑色
濃い緑色
…そのどれかかな?
どれも素敵な色だよね。
…え?僕の好きな色かい?
それは…
“あるようで無い”色が好き、かな。
…分からないって?
…わからなくても、良いよ。
僕の好きな色は
本当に
“そこにあるようで”
“そこにはない”
『いのちの色』
#好きな色
by五月雨深海魚
#今日は裏ありましぇん!
『好きな色』
パチンコ打ってる時は
レインボー🌈がきたら
にんまりしちゃう😊
題)好きな色
最近の私の好きな色は
「緑」
緑で思い出すのはいつだって
好きな人が履いてたadidasの靴のカラー。。