『好きじゃないのに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【好きじゃないのに】
好きじゃないのにやらなければいけない
好き嫌い関係なくやるべき事がある
嫌々やっても仕方がない
どうせなら楽しまないと
そう思って毎日頑張る
一生懸命
何度も失敗して
その度起き上がって
生きていくために
期待に応えるために
それがいつか報われると願って
必ずいるよ
自分の頑張りを見てくれていた人
認めてくれる人
『頑張ったね』ってその言葉だけで少しだけでも楽になるから
今はまだ辛いかもしれない
綺麗事だって思うかもしれない
それでもいつか
いつかきっと…
そう思ってないとやっていけないから
その『いつか』を待って
今日も淡々と好きでもないことをやる
自分が報われるために
「好きじゃないのに…」
好きな人…。
私は嘘をついた。好きだから嫌われるために。
私は最低な人だ。
たくさん笑顔を見せてくれた人なのに。
でも私は後悔していない。
好きだけど好きじゃないから…。
好きじゃないのに…
好きじゃないのに…もう…好きじゃないはずなのに…最後に別れた元彼の事なんて…なのに、何で、元彼に傷付けられたこの心は、今彼に癒される事も知らずに、元彼に癒しを求めてしまうのだろう…もう私達は、別れたの…もう運命じゃなかったのに…でも、心は、例え元彼を求めていたって、私は、それに反抗するよ。てか、反抗し続ける。心が分かってくれるまで…だって、「私には、今彼が必要だから…今彼と結婚して幸せになる」って決めたから。
ねぇ。私の心。いい加減前向こうよ。確かに、元彼は、良い奴だったよ。散々沢山の人を傷付けて来て、もう私なんか幸せになれないかもって思い悩んでたよ。でも、私にだって、幸せでいて良いって、幸せになって良いって思わせてくれたのは、今の彼なんだよ。だから、誰もが羨む程、幸せになっちゃおうよ。世の中には、いくらだって、元彼の代わりなんているんだからさ。
別にあんたのことなんか好きじゃないんだからね!
あー……俺も。
好きじゃないのに、何で付き合おうとするの?
周りがうるさいし、お前といるのは気が楽だから。
たしかに。それはそう。
じゃあそういうことで。
好きだなんて思ったことない。
でも気付けば、結婚して、死ぬまで一緒にいた。添い遂げた。
好きじゃないけど、あなた以外は考えられなくなってたな。
『好きじゃないのに』
本当は、誰にも会わず家に閉じこもって
一日じゅう寝る時の格好で、
なんなら布団の中からほとんど出ずに
映画を見たり漫画を読んだりする、
そんなひとりの時間が好き。
休日に人と会うなんて、
いつからしてないんだろう。
ふたりでご飯を食べるだなんて…
何を話したらいいんだろう。
いつもならまだ寝ている時間なのに、
駅へ向かう足どりは重くない。
どうせ風で崩れてしまうのに、
こんな僕が、髪なんかセットして、
あぁ、恥ずかしい。
早く君に会いたいんだ。
----- 好きじゃないのに
両親が離婚した。
私は父に育てられることにした。
母が私の元を去っていく様子を
眺めていたのを覚えてる。
そこになんの感情も持っていなかった。
父は毎日料理を作ってくれている。
たまに私に言う,
これ好きだったでしょの言葉。
好きじゃない食べ物のことはあるけど
私の事を理解しようと
前までしていない料理をしてくれているのが
嬉しくなっていた。
全然好きじゃないのに
好きだと思って作ってくれるのが
優しいなって感じる。
いつもありがとうお父さん
─────『好きじゃないのに』
好きじゃないのに…
好きなのに 好きじゃないのに 見つめ合い
僕らの恋はあべこべだった
好きじゃないのに
こちらが望んだわけでもない。好きでもない。なのに毎日自己主張してくる。無視したいがそれもできない。
本当にわずらわしい。
毎朝、お湯で温めたタオルで顔を蒸らし、シェービングクリームを塗ってカミソリをあてる。
頼んでもいないのに毎日必ず顔を出してくる。面倒くさいったらありゃしない。いっそのこと、全部脱毛してしまおうか。
という話を年上の彼女にした。
ダメ。
何が。
脱毛。
どうして。
あなたがひげ剃ってるところ、私好きよ。
……そう。
うん、大人の男って感じで。でもあなたちょっと男らしくないところあるから、男らしくしなさいってひげが言ってるんじゃないの?
……頑張ります。
あいつのことなんか好きじゃないのに
つい目で追ってしまう
目が合ったら少しだけドキッとしてしまう
あいつだって絶対
あたしのことなんか好きじゃないのに
好きじゃないのに
あの人のひと言にテンションあがる
好きじゃないのに
あの人の何気ないひと言に泣いて落ち込む
好きじゃないのに
距離を置こうと思うのに上手くいかない
彼女と楽しそう。
友達と楽しそう。
そこに自分は入っていけないし入る気もない
笑ってるあなたをみるのがすきだ
だから、ゆっくりちょうどいい距離をみつけるから
もうちょっとついていきたい。
すきじゃないよ
そんなコトバでおさまらない
好きじゃないのに何かをするのには理由がある。何故なら、そうでなければ好きでもないことはとっくのとうに投げ捨てているからだ。
好きでもない仕事を渋々するのは、趣味を続けるためや養いたい者があったりするからだ。ただ生きるためだけに仕事をしていたとしても、それはいつか訪れるかもしれない小さな幸せをどこかで待っているからだ。
好きじゃないのに何かを気にするのは、嫌いというだけで突き放しきれない何かがあるからだ。人間は心底嫌いなものには無関心になる。
「好きじゃないのに」の先には「好き」がある。
恋愛感情は無いと思っていたのに
あなたを失うと思うと気が狂いそう
好きじゃないのに。
「好きじゃないのに」
――好きじゃないのに――
好きじゃないのに
生きている
不意な退化に
悩ましながら
マスカレードな人間と
可不可レートで下る評価
無能を隠し
苦悩を描く
あなたはどうして
好きじゃないのに
誰かの言葉を護るの?
あなたは何時から
好きじゃないのに
沈黙を守るようになったの?
私は、好きじゃないのに
数多は、好きじゃないのに
どうして言葉に沈んでいるの?
好きじゃないことをする必要はありません。
あなたが好きなことだけをしてください。
好きな理論を採用してください。
好きな考えを採用してください。
あなたが最も納得できる未来を想像してください。それだけです。
あなたが世界の全てを創っているのですから。
納得できない理論を信じる必要はありません。他は捨ててしまってください。
ただそれだけです。
それだけであなたが描く未来が実現します。人それぞれの考え方や思考があります。
あなたはあなたの思考をつかってください
好きじゃないのに
好きじゃないのに僕に愛想を振り撒き続けるのはなんでだろう?
他の人と同じように平等に接しているよという証明なのか?
はたまた、ただの無自覚なのか。
どっちみち、たちが悪いからやめてほしい。
好きじゃないのに
ホラーは好きじゃないのに、
何で見ちゃうかな、
お風呂とか、寝るときとか
怖くなるのに何で見ちゃうかな、
あーあ、こぇぇぇぇぇぇ
ちょっとママー!!
いるー!!!????
アイツはただ家が近くて、学校が同じで、同じクラスで、
学力も家の経済力も似たようなものだったから、進学先も同じだっただけ。ただの腐れ縁。
こんなに一緒にいるからよく仲がいいのか聞かれることがあるが、そんなことは無い。必要以上の会話しかしない。
強いて言うなら、世間から見れば『幼なじみ』に当たる俺たちは、母親同士の仲がいい。そして弟もまた、アイツの弟と同級生。つまり、否が応でも家族ぐるみの付き合いはある。
そしてこのデリカシー0ガサツ男は
「ゆきー、タッパー美子に返しておいてくれ」
「人の母親を名前で呼ぶな、は?なんやこれ」
俺でなく、俺の母親と仲がいい。
「やからタッパーやん。昨日美子が肉じゃがウチにおすそ分けしてくれて。やから返す」
「わざわざ学校に持ってこおへんでも、家来たらええやん」
「え?」
まん丸い目が見開かれる。
水分量の多い瞳が零れそうだなと思った。
少し顔を赤くしてアイツが言う。
「行ってもええん……?」
遠慮という概念がこいつにもあったのか。
俺もお前もお互いの家の構造を理解しているのに、
その遠慮は今更すぎるだろう。勝手知ったる他人の家だ。
「ええんも何も、家来てるやろお前」
「それはおかんの付き添いやし……家族ありきやんか」
「今も変わらんわ。おばちゃんの代わりにタッパー返しに来るだけやろ?」
「やけど……いつもはユキの意見なんてないやん?おばちゃんが入っていいって言うたらどれだけユキ文句言うても入ってかまへんやん」
「逆に俺が叱られるからな」
「やから嬉しい。てっきりユキに嫌われてる思てたから」
そういうと照れながらはにかむ。
そんな可愛い顔も出来るのか。
16年一緒に居るがそんな顔を見るのは初めてだった。
……いや、違うぞ?随分前に見たことがある。
ここから俺は幼い頃の記憶を辿り始める。
俺の初恋の話だ。雪みたいに白い肌だからユキ君!とはにかみながらあだ名を付けてくれた女の子だった。全く焼けない肌をコンプレックスに思っていた俺は、その日から色白な自分が嫌いじゃなくなった。
笑うと見える八重歯が可愛くて、俺はその子を八重歯のやえちゃんと呼んでいた。
全部過去の話だ、初恋は実らない。
まぁ俺の場合、そんな女の子いなかったのだが。
そう、その女の子は男の子であり、目の前のコイツだった。
当時コイツは今では想像もつかないほど病弱で、外に出ることがほとんどなかった。髪も長くて女の子みたいだった。
同じ小学校に入学したことで発覚した。やえちゃんは黒いランドセルを背負っていた。ショックで俺は入学早々体調を崩し、2日寝込んだ。
そこからは綺麗さっぱり忘れ……られなかったのだと思う。
明らかに俺はそこから避け始めた。
そしてその記憶を、今の今まで封印していた訳だ。
でも解かれてしまった。その笑顔によって。
もう『好きじゃないのに』。俺より背は低いが、腹筋は割れているしブツはでかいし、俺の好きだったやえちゃんなんてもうほとんど跡形も残っていないのに。
「じゃあ今度はユキの家にタッパー返しにいくな」とアイツがあまりにも嬉しそうに言うから。
「タッパーのうても来たら」やえちゃんと返してしまった。
あの頃と変わらないキラキラした瞳で、
「覚えててくれたん?」とやえちゃんが言うから。
捨てたはずの初恋がまた熱を帯びた。
作者の自我コーナー
いつもの擬き
自称腐れ縁ほど信用ならないものはないと思います。
ユキ→やえかと思いきやユキ←やえであり、スタート両片思い。
ユキ君は似たような学力だと思っていますが、実際には学年3位とブービー賞くらい差があります。一緒にいたいから落としたんだよ、健気だねやえちゃん。
私の手を見ていた。上がったり、下がったりする手。貴方の呼吸のリズムによって上がったり、下がったりする胸の上に、私の手が置いてあった。部屋の中は暗かったが、日差しの線で貴方の体が見えていた。
ぐっすり寝ていた貴方。落ち着いた顔がしていた。逆に私は、沸騰みたいな感じが心の底から出てきそうだった。なぜか。
もう6ヶ月で毎週貴方と会うが、それだけはずだった。だからなぜ今貴方の顔を見ると、燃えそうなのか。
好きじゃないのに。
好きじゃないはずなのに。
〘好きじゃないのに〙
好きじゃないのに
そうじゃないはずだったのに。
好きじゃないのにドキドキする。
好きじゃないのに頭の中に居る。
好きじゃないのに目で追ってしまう。
好きじゃないのに触れたくなる。
好きじゃないのに声を聴きたくなる。
好きじゃないのに電話をかけるのを躊躇してしまう。
好きじゃない、
好きじゃないけど、
好きじゃないのに、
なんでこんなにも君が恋しいの。?