『太陽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
その強さも温かさも、生来のものなのだろう。
太陽に愛され、太陽を背負う彼は、けれど陽の光の無い場所でも強く、あたたかだった。
あの強さと温かさに、私は強く惹かれ、そして憧れた。彼のようになりたいと、彼のようにありたいと強く願った私はイカロスのごとく太陽に近付いた。
彼の強さと温かさは、私の心と体の支えとなり、やがて憧れは共に肩を並べて歩きたいという友愛へと変わっていった。
彼は私に強くなりましたねと言う。
彼は私に優しいですねと言う。
それが真実だとしたら、それは全部彼から貰ったものだ。夏に咲くひまわりのように、彼を追いかけ続けた私は、彼の強さと優しさの欠片を貰ったのだ。
私の胸には、彼という太陽が今も輝きつづけている。
END
「太陽」
『太陽』
そのアトリエを見つけたのは、高校二年になった四月初めのことだった。予備校から帰宅する途中、偶然目にした立て看板が気に入って、何となく中に入った。
アトリエでは、精神障害を持つ新人画家の展覧会が行われており、どこか寂しげな抽象画が並んでいた。一枚の絵の前で、僕は不意に立ち止まる。画面一杯に描かれた緑色の雲間から、太陽が覗いている絵だった。題名は、夜明け。僕たちにも夜明けは訪れるのだろうか、こんなふうに太陽が照らしてくれる日はくるのだろうか、とどこか複雑な気分になった。
妹の咲乃が精神病院に入院してから、もうすぐ一ヶ月になる。失恋の痛手から固く心を閉ざしてしまった咲乃は、既に家族の手に負えない存在となっていた。日に日に表情がなくなり、食事も、以前ならば決して欠かさなかった入浴すらも、拒むようになった。さすがにこのままでは命にかかわると、両親は咲乃を病院に連れて行った。それが三月に入った頃のことだ。
咲乃の回復を祈って、賭けのつもりで十二月終わり頃から育て始めたサボテンは、僕の部屋で日を送っている。一度だけ花が咲いたのだけれど、僕の願いが届くことはなかった。
やっぱり、花が咲いたくらいではガラスの壁なんて崩れないのかもしれないな。
ぼんやりと、夜明けの絵を見つめる。この作者は、どんな気持ちでこの絵を描いたのだろう。それがわかれば、もしかしたら咲乃を救えるのではないだろうか。僕は都合のいい空想の中へと沈みかけた。
その時、右側から誰かがぶつかってきた。僕の空想は、中途半端な形で断ち切られた。
「あらあら。ごめんなさいね」
ぶつかってきた女性は、言葉とは裏腹に、少しも悪びれない口調で言った。明らかに三十歳を超えていると思われる女性の胸元には、小田、と書かれた名札がつけられていた。
「この雲と太陽の絵、不思議な雰囲気だよね。常識に囚われていない感じがして、底知れない才能を感じる」
抱えていた重そうな段ボール箱を床に置いて、小田さんは馴れ馴れしく僕に話しかける。ぎこちなく頷いた僕に、小田さんは突然、人差し指を突きつけた。
「君、さては何か悩みがあるのね? そうでなくとも、かなり疲れてることは否定できない。でしょ?」
「どうしてわかるんですか」
「女の勘かな」
悩みならば、捨てるくらいたくさんあったし、何よりも僕は疲れていた。驚く気力もないくらいに疲れ果てている僕は、他人の目にもやはりそのように映るのだろうか。
小田さんは僕から夜明けの絵へと視線を移し、話し始めた。
「この画家さんね、大学に入ってすぐ心の病気になって、それから病院のデイケアで絵を描き始めたんだって。でも、この画風でしょう? 最初は誰も、彼女の絵を理解していなかったらしいの。でもある時、駄目元で応募した障害者アートのコンクールで、才能を認められた。それからは順調に画家として成長して、今は個展を開ける所まで人気が出たの」
僕は夜明けの絵を見つめた。閉ざされたままの、咲乃の心を覗くように、そっと見つめ続けた。
「アール・ブリュットっていうのよね。正式に絵画の教育を受けたわけではない人たちのアート。でも、こんなにも心に訴える力のある絵を描ける。才能って、意外な所に眠ってるものなんだよね。だから、障害という外面に気を取られて惑わされちゃいけない。目に見えるものだけを見ていたら、その人の価値を見落としちゃう……どうしたの?」
小田さんが不思議そうに僕を見ているのを感じた。でも、僕は溢れてくる涙を止められなかった。
僕は咲乃のことを心の底から理解してやれていただろうか。心を病んだ可哀想な妹、という同情と庇護の対象としてしか見ていなかったのではないだろうか。
次から次へと涙が溢れ、しまいには嗚咽へと変わっていった。小田さんが見ていることなど関係ないとさえ思えた。子供のように、僕は絵の前で泣きじゃくっていた。
今日のお題。太陽。
中庭に咲く、大きな太陽があった。小学校の頃は、夏休みに来た人達のアイドルだった。毎年、一輪だけ咲いて、
夏を頑張ろうと思える。そんな太陽の花。…今年も元気に咲いてるのかな?
『太陽』
貴方の横顔を照らす太陽
頬から汗が伝う。
きっともう二度と見られない景色。
貴方は私の太陽
年々、太陽の照りつけが強くなってきている。
晴れの日は、外へ出れば、肌がヒリつくほどに。
だから、出来る限り、晴れの日は家に引き籠っていたい。
今日も、カーテンの向こうは、雲ひとつない、真っ青な空をしていた。
太陽も、相変わらず暑さを惜しみ無く、この地へと届けている。
天気予報では、一週間は晴れとなっていた。
つまり、このうだるような暑さを一週間も我慢しないといけないということ。
せめてその間、1日でもいいから、過ごしやすい曇りの日は来て欲しい…と、ベッドへと戻りながら願った。
自分が光るだけでなく周りも明るく照らしてる
そんな人に私はなりたい
と思ったけど暑苦しいねん
夏もっと涼しくしてや
同じ時代を生きるだけで
うれしくなってしまう事がある
ある女優の演技が良くて
映画を見るたび感激する
母と同じ年齢の作家は
もう92歳だ
アガサ・クリスティの
”春にして君を離れ”という本が好きだが
私達の生も少し重なっていた
地球が生まれる前から太陽はあって
ヒトが進化するのも見ていたはず
私の生は一瞬だけど
太陽 あなたと会えたね
太陽がいてくれるから
月が輝くことができる
たまに影になっても
たまに雲に隠れても
必ずまた明るく照らしてくれるから
太陽
味方になるか、敵になるか
それは君次第
「太陽みたいに燃えている」
一度は聞いたことあるような、そんな台詞。
本当にあったら、暑すぎて溶けるかもしれない、暑すぎて。
最近太陽が一層輝いていて、同時に陽気も増している。
もうちょっと、お手柔らかにお願いできないでしょうか……(苦笑)。
暑がりだから、ずっと冬になってほしいなあ。
お題 太陽
太陽→太陽光→紫外線
夏場の紫外線が辛くなってきた
なのでサングラス必須
似合わないけどかける💦
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ブラウン ブルー グリーン クリア
見え方はブルーがお気に入り😎✨
✴️111✴️太陽
太陽
夏の日差しは
ギラギラと強烈な暑さをもたらす太陽
秋になると
穏やかに包み込むような温もりがある
冬は
少し距離をとったように
なんとなく暖かさを感じる
春になると
ふんわりと体の中から温めてくれるような
優しさをもっている
全部同じ太陽だけれど
表情が変わっていく
とても暑く、自分にとって遠い存在であり、身近な存在でもある。
こいつのおかげで俺たちは生きていける。だけど、心から感謝したことは無い。自分にとってとても大事な存在だということは理解してるのに何故だろうか?
考えても、分からないことは分からないし、どうでもいいことだろ?、まぁそんなこと言ってるからいつまでも分からないままなんだろうけど。
春の太陽のような、暖かい人。
その暖かさに吸い寄せられるように、あなたの周りにはいつでも大勢の人がいる。
誰にでも優しいところが好きだけれど、たまには僕だけを特別扱いしてほしいと思ってしまう。
太陽
この題名を見たときに今日は自分のことを話そうと思いました。
私には将来の夢があります。何かは言えません。けれども、私はある人に憧れてこの夢を目指すようになりました。しかし、正直ほとんどなれる可能性はゼロに近くて、頑張らないといけないとわかっていても頑張れないこともよくあります。けれど、そのたびに憧れの人である太陽のようなその人に近づくために頑張ろうと勇気ももらえています。皆さんもなりたい職業やりたいことなど、色々あると思いますが、めげずにこれからも頑張ってください。
2024/8/6 No.0 作者の物語
都道府県バトル 前夜祭
明日の都道府県バトルを前に前夜祭としてパーティをする
ことになった都道府県たち。
兵庫「皆、明日は都道府県バトルが開幕する。負けたら即帰宅のトーナメント戦だ。皆が揃うのは明日の開会式で
最後になるから今日は皆で前夜祭をするぞ!」
都道府県たち「オー!」
兵庫「それではここからは皆自由に食べたり飲んだり会話したりする等好きにしてくれ」
前夜祭開始
大阪「なあ、兵庫の対戦相手は誰なん?俺は沖縄や」
兵庫「俺は島根だ。明日からのバトルお互い頑張ろう」
大阪「おう!俺は絶対優勝するからな!兵庫も負けるな!」
兵庫「ああ、俺も優勝目指してるからな」
佐賀「いよいよ明日から都道府県バトル開幕か…私と滋賀ちゃんのバトルが開幕戦だからドキドキするわね」
滋賀「そうだね。このバトル負けたら即帰宅になるから
こうして佐賀ちゃんと会話できるのも今日で最後だね」
佐賀「そうね。明日の開幕戦いいバトルにしましょう」
滋賀「うん!あたしも佐賀ちゃんとのバトルいいものに
するよ!」
和歌山「今年は僕が選手宣誓か…緊張するよ…」
奈良「頑張って。私も後ろで応援してるから」
和歌山「ありがとう。そういえば奈っちゃんは明日の夜に岐阜さんとバトルするんだよね」
奈良「そうなの。太陽が沈んだ頃にバトルになるから
寝る時間が短くなっちゃうわ。睡眠不足は美の敵なのに」
和歌山「奈っちゃんは仕事以外いつも寝てるじゃないか」
奈良「1日16時間は寝ないと」
和歌山「寝すぎだよ!」
香川「はあ…何であたしが群馬とバトルなんて…
都道府県選抜バトル優勝してる群馬にどうやって勝てと
いうのよ…」
群馬「よう、香川!何か不機嫌そうだな」
香川「ぐ、群馬!別に不機嫌じゃないし…考え事してた
だけだから…」
群馬「それより明日のあたいらのバトルは夕方になる
から明日はうどん食いすぎるなよ!」
香川「言われなくてもわかってるから!明日は絶対に
あたしが勝つからね!」
群馬「あたいは強いぞ。勝てるかな?」
香川「絶対に負けない!」
それから皆食べたり飲んだり踊ったり会話したりして
前夜祭を楽しみました。
さあ、明日から都道府県バトルの始まりです!
おしマイマイ@ノ゛
どんな水着が似合うかな
黒と白のシンプルなボーダー いいね
パステルカラー これもいい
無難に無地 ありふれているけどいい
スク水 原点が頂点
平和式典
2024/08/06㈫日記
毎日暑いからか
近所のバラの庭の家の窓に
時々いる猫も見かけない。
確か名前は〇〇ちゃん。
見かけないと名前を忘れそう。
見かけないと言えば
新紙幣とまだ出会っていない。
ひと月経ったら、世間に出回ると
聞いたから、そろそろかなあと
思うけど、このまま出会わない記録を
伸ばしたい。
使えないレジもあるし。
母がね、実家で見せて
来ようとして止めさせた。
「まだ見ていないの?」って。
早く見ることが良いわけじゃないのにね。
早く見たいって気にならない。
それでも出会ったら、番号は見るつもり。
奇跡の番号の確率は非常に低いだろうけど、それはそれ。
広島も暑そうだった。
小学生の宣誓が
願うだけでは平和は
おとずれません。
色鮮やかな日常を守り、平和を
つくっていくのは私たちです、と
立派な宣誓だった。
以前に平和公園で小学生の男の子が
英語で海外からの観光客に
原爆について説明する活動をしているニュースを見た事があるけど、
平和活動ってなかなか出来るものじゃないと思う。
偉いよね。
チーズロールを食べたんだけど
チーズが少量になっていたから
キリのチーズを挟んだ。
キリね、今はミニオンのパッケージになっている。
可愛い。
抽選でミニオングッズが貰えるって。
へー。
おやすみ。
「そっちの調子はどう」
「いつも通りいい感じ〜。何も変わんない」
今日も今日とて同僚と話す。話す、と言うか脳内通信みたいなものだが。こうやって色んな惑星を見ていると、我々が住んでる場所はどうやら暑すぎるらしい。
「地球の人達暑さに慣れないよね。こんな長く住んでるのに」
「昔は暑くなかったんじゃないっけ」
「そうなんだ」
「興味無いでしょ」
「ない」
興味無い、だって絶対会う事もないし会いに行く事もない。我々太陽がないと凍え死んでしまう癖に、暑いだのなんだの文句ばかり。
「あれらしいよ、50億年後くらいには我々太陽が地球呑み込むらしいよ」
「何それ、よく分からん」
「あとあれ、今46億歳だから50億年後には燃え尽きるとかも言われてるよね」
「……終わりが来るってこと?」
「要はそうらしい」
「……ふーん」
「興味無いでしょ」
「……まぁその頃には自分死んでるからね」
我々の寿命は1億年。今もう既に半分生きてるから、関係ない。関係ないけど少し気になる。太陽が燃え尽きて全てが真っ暗になる瞬間。
「……真っ暗になった外は、見てみたいかも」
「珍しい、普段興味無いしか言わないのに」
「全部が消滅した外、見てみたくない?」
光を失った外は暗闇に呑み込まれる。太陽がなければ生きられない。暗くて、寒くて、絶望して……そんな外の住人達を見てみたい、なんて。
「……急にニヤニヤして何」
「いや、外の住人も頑張ってるんだなぁと思って」
「……よく分かんないわ」
通信していた相手は呆れ顔で去っていった。地球の住人達を眺める。光が消えた時の恐怖と絶望を想像してまた口元が緩んだ。
『太陽』
太陽
▼雑談
太陽、元気なのは素晴らしいがもう少しお手柔らかに頼む。
とか何かカッコいい?セリフを胸の中で言いたいが、実際は“暑い、無理、やばい。”とかしか出てこない。
夏は一番好きな季節だが、いかんせん暑い。外に長居できない。
夏が運ぶあのノスタルジーを感じたい…。
日々家