『太陽の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
太陽の下で日向ぼっこ。
屋上の扉がきぃ…と開いたので、体を起こしてそちらを見てみると、ひとりの女の子が立っていた。
「あら、先客かしら。」
「…は、初めまして、新屋真琴です。」
「ごきげんよう。新屋さん。」
「あ、あなたは、?」
「夜宵りこと申します。」
そうふわりと微笑むあなたを、少し強い風が襲う。ひゃあっと声を上げてスカートを抑えるあなた。綺麗にまとまった髪の束が風に揺られ、アニメみたいな上を向いてる絵のような写真が目に写った。実際はそんなことないのに。
「どうしたのかしら?」
「い、いえ、なんでも!」
「そう?隣、いいかしら。」
「あ、はい!どうぞ!」
「ありがとう…」
いい匂いする…やば…。
それから夜宵さんとたまに会うようになった。でも彼女は転校していき、会えなくなった。
でもある日、太陽がジリジリと照らす夏の暑い日のこと。
僕は太陽の温度が広々とした空間に広がることを読んで、ブランコを漕ぎながら公園を撮影していた時だった。
何も声が聞こえず、でも隣のぶらんこは揺れていた。誰かが座ったのだろう。
「新屋くん。」
「!、夜宵さん、?」
「夜宵りこです。」
「あ、新屋真琴です。」
「ここら辺、住んでるの?」
「あっはい!自然が多いので、充実してます!」
「そう…元気そうでよかった。」
そうカメラを向けようとレンズを動かした途端に、隣のブランコは、キィ、とだけ声を出した。今の夜宵さんの声は幻なのか?と思いつつも、シャッターを切った。
118テーマ【太陽の下で】
─太陽の下で─
近所にある、人が居ない公園。
意外と広くて、少し大きな道がある。
遊具もブランコと滑り台があるが、
子供が来た所を見たことは一度もない。
でもそんな公園が、大好きだった。
春は桜の雨が降る公園に。
夏は蝉の声が響く公園に。
秋は紅葉の綺麗な公園に。
冬は白いっぱいの公園に。
まるで人間の表情のようで、綺麗なんだ。
本を読んだり、歌を歌ったり、写真を撮ったり。
全てが綺麗で、楽しいけれど、一番好きなのは秋。
暖かい太陽の下で、ゆったりと本を読む。
ふと落ちてきた枯れ葉に目を奪われたりして。
そんな秋の公園が、僕は好き。
我々は知らない。
あの温もりも輝かしさも。
人間たちが希望の光とする太陽というものが、我々にとっては月なのだ。
陽光を浴びればこの身が滅ぶと本能的にわかる。
「ヴァンパイア」として抱える宿世だということは重々承知だ。
だが、もし我々の存在が消えるときが訪れるならば。
その眩い光の下で、踊るように散って逝きたい。
〝太陽の下で〟
太陽の下で歩いていける?何歩いけそう?その程度?もう歩けない?お前が笑うたびに考えることがひとつ増えていく。この脚は泥に塗れて感覚がない。疲れている。もう歩けない。そう口に出してしまいたい気がする。口に出してしまえばお前は隣に屈んで泥を払おうとする。そうでなければ見上げて俺の目を見て俺を抱き上げて征くだろう。それであってはたまらないので歩くしかない。太陽の下を。何歩でも。この程度の足取りで。
早くあの人と結ばれてよ
ペアリングなんかしちゃって
いつか結ばれたらな…なんて
淡い期待
私の想いは
お日様の光で輝くことはない
いつまでたってもあの人は太陽の下で
私は夜の闇の中
【太陽の下で】
あんなに嫌いだった太陽が、今は嫌いじゃない。
「ねぇ、あんたは私の言ってること分かるでしょ?」
「ああ」
「さっすが!」
彼女に、バンバン背中を叩かれた。
恋人の元カノ。一番嫌いだった女。
もう眩しくないから、友達として付き合っている。
太陽の下でふと考える。
太陽がなくなったらどうなるのだろう。
花も木も人も全て枯れてしまってかつての面影のない地球
そんな事を考えたら今の当たり前が奇跡だって思える。
この奇跡を大切に最後まで歩んでいこう。
夜空の星になる日まで。
太陽の下で…
とても暖かなイメージと共に
幼い頃仲良く遊んでいた友達たちの姿が思い浮かぶ
引っ越すことが多かった私は仲の良い友達ができても
自分の意思とは関係なく友達と離れてしまう
大人になりたまにふと思い出す
あの子は元気にしているのだろうか…
連絡をとる手段がないからもう会える事はないのかもしれないけれど
太陽の下で暖かな日々を過ごして幸せでいてくれている事を
願っている
休みの日の朝、朝から頭も体もすこぶる重い。
頭の中にはこれでもかと不安要素が詰まっている。
仕事は非正規だし、今のところにいつまでいられるかもわからないし、収入は少ないし、支出は増える一方だし、家族の問題もあるし、頭は痛いし、歯も痛い。
もう何時間かこうして動けないでいる。
体温が下がって、体の奥のほうから冷たくなっていく。
休みの日だからといって、そういつまでも座り込んているわけにはいかないのだ。休みの日には休みの日で、やるべきことがある。掃除とか、洗濯とか。まずは買い物に行かなければならない。
重い頭を乗せた重い体を引きずって、外に出ると、思いのほか陽の光が温かい。
少しの間立ち止まって、太陽にあたためてもらう。
太陽の下
川沿いを散歩した。思ったよりも寒くなく、心地よい天気だった。
途中、川沿いのテラスで工事をしていた。大きな船が横付けされて様々な工具などを運んでいるようだった。路上の工事ではトラックなどで運ぶものを、川沿いでは船を使うのかと、なるほどと思った。
その後、緊急車のサイレンの音が鳴った。あまり聞き慣れない音だなとふと思ったとき、サイレンを鳴らした船が私の横を通り過ぎた。
通常、当たり前に自動車で見るものが、川沿いでは船に変わるということに、何か新鮮味を感じた。
肌に組み込まれた
太陽電池を充電する
何かと消費するので
毎日の充電が必要
雨の日は休みましょう
/ 太陽の下で
太陽の下で
太陽の下で、もっと遊びたかった。
自分の足で歩けたら良かったのに。
もう、私の寿命は尽きてしまった。
ごめんね、みんな。
《太陽の下で》
君が待ってた
上には太陽が昇っていた
君の笑顔は太陽のように輝いていた
今日が終わってしまえば
また君と会えない日が続くのかな
子猫は走り回っていた
すごい速さで
必死で追いかけると
懐かしい少女
見た目は変わっていない
やっとの思いで会えた
二人でたくさん笑った
いつまでも過ごしていたい
太陽の下で
太陽の下で何事もなく過ごす私たち人間。
起きて、顔を洗って、うがいして、着替えて、
ご飯を食べて、勉強して、、、
当然な時間が過ぎていく_
太陽は何を思っているのだろう。
ただ一方的に地球を照らして、
夜は月の輝きを務めている。
8テーマ【太陽の下で】
太陽の下であなたと2人
月の下で私は1人
太陽の下で私は1人
月の下には誰もいない
太陽の下であなたは1人
月の下で私は1人
出会った2人は付き合い始め
2人の人生は跡形もなく消えた
《解説》
初めは私目線。太陽の下で恋人と2人。でも、月の下では私は1人。ということは、恋人は私を残し、消えたか別れたか。もしくは、死んだか。
次の「太陽の下で私は1人」。あなたが消えて、一人ぼっち。「月の下には誰もいない」。ということは、誰もが察するだろう。消えたか、死んだか。その受け取り方は読んでいる君に任せよう。
次にあなたでも私でもない人の目線。「太陽の下であなたは1人」。「月の下で私は1人」。これは2人が生きていて付き合っていない2人を意味する。
そして最後、「出会った2人は付き合い始め」「2人の人生は跡形もなく消えた」。この言葉の受け取り方は君の自由な考えでいい。
(急いで書いたから何書いてるか分からなかったらすみません💦)
太陽の下で
太陽の下で食べるおにぎりは格別だ。
特にこのおにぎりには、縁を結ぶ力があると言われている。買ったお店の店主さんのひだまりのような笑顔を思い出す。
どうか、明日からの毎日にたくさんの幸せが訪れますように。誰にも聞こえない祈りを込め、おにぎりを齧った。
2022/11/26
テーマ『太陽の下で』
動機︰太陽の下で生きていけるって幸せやと思う。
太陽があるから海が輝いてみえて、太陽があるから明るい表情がみれて、太陽があるから洗濯があたたか乾いていく。あたしも、誰かの太陽になりたい。
ゴール︰それぞれの個性を発揮するためのフォローさんがいいな。よし、月曜日は、この気持ちで行こう。
お題…太陽の下で
ゴミ!
ゴミ箱!
今私はゴミ箱の中
なんだかんだありまして
私を生ゴミで出すことにしました。
うちの地区では月曜と金曜に
ゴミ置き場に出すことになってるんだけど
陽当たりが良いんだよね
ここのゴミ置き場
お酒飲みながら、太陽の下で
ゴミ収集車が来るまで
最期のひと時を過ごしますかぁ!
ポカポカと暖かな太陽の下で、のどかな草木でも眺めながらピクニックかティータイムをしたいなぁ。
ニコニコ笑う君と2人で、サンドウィッチやスコーンなんかを食べながら、砂糖がたっくさん入った紅茶を飲むんだ