『天国と地獄』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もし、私が死んだら天国に行きたい。
でも、もしあなたが地獄に行くなら、
あなたについて行くわ。
天を見上げる。足にへばり付いた砂利道は、当たり前のように僕を引き留める。地の底からの渇望は、この時間に動きをもたらす。
何が天国で何が地獄か
そんなこと誰も分からない
何をしたら
天国に行けるのか
何をしたら
地獄に行くのか
分からない
なんで天国と地獄があるのだろうか
私には全然分からない
─────『天国と地獄』
天国にいても地獄を味わう
地獄にいても天国を味わう
どちらが良いのだろう?
お題
天国と地獄
あの地獄のような日々は、もういいや。
天国がどんなものが知る由もないけれど、
穏やかな生活を送りたいものだな。
「天国と地獄」
この先が 至る九天 また幽冥
何処(いづこ)となれど 手放しはせぬ
#短歌 #書く習慣 20230527「天国と地獄」
Title 死神の歌
悪い人は地獄行きだとか、良い人は天国に行けるとか誰もが耳にしたことあるだろう。私、夏美はどちらもできないまま、死神からの頼りが来た。
あれは、湿気を含んだ生ぬるい風が吹く夏の日だった。
トラックにひかれたんだったのかな、いや、車だった気も…それどころじゃない、私は死神に連れて行かれてる最中なんだから。
夏美「あの、私は何処に行くんですか?」
死神「!?、おめぇ喋れるんだな」
死神「普通のやつは死んでっから、死者の国に行くまで一言も喋れねぇよ」
夏美(なんでか知らないけど喋れるんだよな、ほんとに死んでる?私)
死神「…まぁいい、死んだ人は皆死者の国の広場へ行く、だがおめぇは例外だ、とりあえず死者の国の王に会いに行くぞ。」
夏美「地獄とかないんですか?」
死神「なに、おめぇ地獄いきてぇーの?ますます変なやつ」
夏美「いや違います、よく聞くので、良い人は天国とか、悪い人は地獄とか…」
私は生前特に悪いことをしてなければ、特別良いこともしてなかった。
こんな私に死者の国での居場所はあるのだろうか。
死神「ねぇぞそんな場所、おとぎ話かよ。あ、でも悪いことした人が罪を償う場所はあるなぁ」
〜死者の国〜
死神「ついたぞ、死者の国だ」
夏美「ここが…」
夏美(沢山の人…世界中でこんなにも?)
小さな子供から老人までそこには沢山の人がいた。しかし皆苦しそうじゃない。死者の国という名前だけど、温かい感じだった。
死神「受付をすませた、早速今から王に会いに行くぞ」
夏美(死者の国の王様か、どんな人なんだろう…)
〜宮殿〜
遠くから離れていても見える立派な宮殿。その下の街では商売も栄えてた。
ここで国王が過ごしているのだ。オレンジ色に反射した湖が綺麗な音を立てていた。
死神「失礼します。」
王「……はいれ」
死神「連れてきました。コイツが例のヤツです。」
夏美(王様、思ったより大きい)
王「お前か…お前が父が言っていた。特別な人間なのかもしれないな。」
死神「大王様がですか!?」
王「10年後死者の国へ来る魂のない人間とな…」
夏美「え!?」(私、魂なかったの!?初耳なんだけど!)
死神「そんなはずは!私は確かに魂を回収しました!」
王「それは父がまだ王のとき魂がないと色々面倒だから、偽の魂をつくり宿らせたのだ。」
死神「そんなことが…」
夏美「じゃあ私はどこに行けば…!」
〜一ヶ月後〜
私は今死者の国で、お手伝いをしています。
死神さんと一緒に魂の誘導をしたり、小さくして死者の国へ来た子達の面倒をしたりしています。そこは天国も地獄もない大きな空間でした。皆温かく、にぎやかです。ここに来たことを悔やんでる人も居ます。将来、天才歌手になると言われていた少年、今は死者の国で歌を叫んでいます。夢を見つけられず来てしまった人も中にはいます。どうか、今日を大切に。
「詳しくはないが、仏教だと、『天国と地獄』っつーより『極楽浄土と地獄』、なんだっけ?」
昨日も昨日だったが今日も今日。固い頭を限界まで酷使して前回の題目を書ききった某所在住物書きであったが、なんと非情なことであろう。
今回の題目も題目で、物書きにとって難題難問。頭を抱え天井を見上げ、ため息をつく案件であった。
「で、詳しくないからこそ分からんのがさ。仏教の輪廻転生思想と極楽&地獄の世界観なのよ。善人は極楽行って即解脱なの?悪人はどうよ?一旦地獄行った後で輪廻に戻るのか?どうなんだろなその辺?」
まぁぶっちゃけ、天国だろうと地獄だろうと、極楽輪廻云々も、信仰してねぇから別に良いけどさ。
物書きは首を傾け、某「カルシウム+サルピス」の乳酸菌飲料によく似た味の般若湯をあおった。
――――――
大抵バッサリ否定されるけど、私は田舎出身っていう先輩の、雪降る故郷をこの世の天国だと思ってる。
夏に酷暑日や超熱帯夜が無いのは勿論、忌まわれし虫Gを東京に来るまで見たことなかったって話は当然、歩く道端にフキノトウやらワラビやらニラやらが取り放題の物量で生えてるのも決定打だけど、
やっぱ一番は、先輩が話してくれる花と静かさだ。
先輩が言うには、先輩の故郷は空き地の片隅でフクジュソウが春顔を出すらしい。
先輩が言うには、お寺の中庭で絶滅危惧種のキバナノアマナが大きな花畑を作るらしい。
あちこちにマルベリーと、山椒の木が生えていて、公園の桜は見飽きるくらい身近で、
昼遊歩道に行けば、山野草咲く道をほぼ独り占め。
夜はバイクの音もパトカーの音も無く、真っ暗な静けさの中で、鳥が鳴き始める朝まで眠るらしい。
先輩は大抵、その故郷を「何も無い街」って言った。
「遠い、花と山野草ばかりの街」って言ってた。
でも24時間喧騒けたたましい、なんなら最近物騒な事件がたて続けに発生してパトカーと救急車が鳥のさえずり代わりになってる東京しか知らない私には、
先輩の故郷は、やっぱり、天国だった。
て話をしたら、先輩は故郷の「地獄」を語りだした。
「夏は確かに酷暑無しだが、冬は、一応、酷いぞ」
「雪降って吹雪くって話?」
「吹雪くどころかホワイトアウトが日常茶飯事だ。その中職場に30分でも1時間でも、自分の車を運転して通うことになる」
「でも皆ちゃんとスタッドレスなんでしょ?」
「そのスタッドレスの車でアイスバーンを走って毎年数百台が滑るし、その何割かが田んぼに突っ込む」
「たんぼ、」
「誇張表現一切無しで、天然のスケートリンクさ。
……綺麗だぞ。路面に、ライトが、反射して。
その交通量多い氷の交差点を、左折なり右折なり」
「むり」
「よって冬は地獄だ。お前が何度天国と言っても」
私も一度帰省中にな。それはそれはスッと、綺麗に180度スリップをだな。
しみじみ遠くを見詰めながら、目を細める先輩。
補足の思い出として酷く恐ろしい単独事故未遂を話してる気がするけど気のせいじゃないと思う。
「天然の、スケートリンク……」
そんな状況見たことないから、脳内妄想の解像度はバチクソ粗いけど、
やっぱり、先輩の故郷は、それでも、まだ、天国だと言い……言……うーん(葛藤)
天国と地獄
「好きだ」
その言葉に僕は地獄に落とされた。
貴方が好き。僕は貴方にずっと恋してる。
でも君と貴方では釣り合わないし、僕を好きになる事はない。僕はいつまでも貴方の親友でありライバルでもある、と思う。
見目も性格も良い貴方はいつも誰かに囲まれている。そんな中でも貴方は、僕と日常は過ごしている。貴方を囲う人たちの中には僕よりも相応しい人がたくさんいるはずなのに、貴方は決まって僕のもとへ来てくれる。それが嬉しくて、いつか離れる未来より今貴方の隣に居る幸せを噛み締める事にした。
なんの事のないある日会話、貴方から「好きだ」と告げられた。
貴方の好きは歯切れがよく爽やかで下心のない、友達としての好き。その言葉を聞いた時に好きな人に言われた事の嬉しさと、僕と貴方への好きの重さの違いに悲しくなった。天国と地獄を一気に味わった気分だ。
ははは僕も好きだよ。と歯切れの悪い後味を引く言葉。その言葉が体にドロっと溶けて僕の感情を蝕む。
わかっていた事なのに悲しむのは勝手すぎる。
そう思っていたのに、視線が下にと落ちる。今貴方の顔を見ていたくない。
僕の恋心はずっと僕の中でくすぐるとそう決めている。
ある人に、
天国ってあると思う?
と、聞かれた。
私は
あると思うよ
って答えた
じゃあ、地獄もある?
そう聞かれて
私は
ないと思う
そう答えた
私は、いくら悪いことをしても
人を馬鹿にしても
最低な人間で幾つもの犯罪を犯した人も
亡くなったら天国に行くと思う。
人間は育った環境が悪いと
おかしくなっちゃうから。
その環境に耐えてきたのは確かだと思の。
無理して無理して
我慢したから
爆発しちゃうんだと思う
そんな思いをしてきた人が
わるいひとなわけない。
逆に、いっぱい愛されて
なんでも自分の思いどうりになって生きていた人も
自分の思いどうりにいかないと
すーぐ怒っちゃって
それでも、
人がされて嬉しいことはしってるはずだから。
人間はみんな仲間だと思の。
考え方と環境で変わってしまう
だから最後の最後くらい
みんなで仲良くすればいいと思の
地獄なんてないとおもう
時間が無い、時間が無い。天国行きはもっと無く、もっと傷つけば行けるのか。地獄へは人を傷つければその資格が与えられるのか?地上ではその狭間でもがいてしまいだから時間が無い。
天国と地獄
一部抜粋
天国
夫の食事作らなくていい
無神経な会話に失望しなくていい
雑で下手な人と夫婦生活しなくていい
離婚しなくても離婚したみたいな生活
現実
家族と食事しない夫
夫との会話ほぼ無し
レス12年
家庭内別居
地獄
家族で楽しく囲む食卓なんて我が家にはない
夫婦の会話もない
レスのまま一生?
家に居るのは夫じゃなくて同居人のよう
最後の夫婦生活の時には爪も切ってなかった。(12年前)
私が顔面麻痺の時もスルーして日常生活送っていた。気付いてないのかと思ったら知っていたのにスルーだった。(11年前)
ぷち、って何かが切れた音がして
地獄だと思った現実はもう天国でいいやと思った。
死んだら天国に、行きたいとか
悪い事をしたら地獄に落ちるとか
言うけどさ
私はやだな
死んだ後にも何か考えなきゃいけないなんて辛いもん
死んだら無に帰りたい
何も考えたくないから死ぬ
嫌、どうせ死ぬ癖に辛いなんておかしいかな
へぇ、君があの丘の上に住む家の子?
大きくなったねぇ、小学生かぁ。
そうかぁそうか、どうだい?
おじさんと、ジュースデモのみに行くか?
お菓子もたくさん食べさせてあげるぞ?
行く?
そうか、そうかぁ。
そういや、あの大きなおうちに住んでたら、運転手とか、お手伝いとか居るんだよな?
たくさんいる?
運転手の子じゃないよね?
いや、悪気があるわけじゃないんだけどな。
割と
こういう時、間違えるのよ。
『天国と地獄』
天国と 地獄のあいだ でうごめく
わたしの命 まだ生きている
咲いた花 届けに走る 土手の道
きみがこの世に いる春が好き
死ぬまでは 生きていて、ただ 笑ったり
そういう日々が わたしをつくる
天国は好き勝手な事が出来る。地獄は常に不自由
私が思う天国と地獄
2つの掌に灯る重さが変わってしまえば反転する。それが、真ん中にしかいれない私の天国と地獄。
どちらにゆけるだろうか
どちらにゆきたいだろうか
現世での善き行いの結果
天国に辿り着けたらなんと素晴らしいことか
だけど、愛する貴方と別れてしまうなら
独りの天国は地獄も当然よ
天国と地獄
あなたの天国はどこですか
あなたの天国は地上の富、
豊かさと喜びと安らぎに満ち溢れています。
一見地獄のように見えても
それは角度を変えると、
違った姿に見えるでしょう。
すべてはあなたの認識次第
すべてはあなたが想像しています
まさにわたしの生活
外は天国、家は地獄
助けてよ