『夜景』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日のお題 夜景
ビルの屋上から
マンションの窓から
社屋から眺める街あかりが
俺の心を癒してくれる。
つぶぞろった、光たち。たくさんの光源が織りなす夜景
建築物の直線と、そこに灯る生活の灯りだろうか。
そこに星たちや、月の明かり、そしてうっすらと彩る雲たちも夜景を彩る
眺めていくとふと気がつく
一つひとつの明かりにもきっと生活がある。
単身で寂しさをスマホで埋める若者
家族団欒を楽しむ聴こえることのない笑い声
中には悩みの淵に沈む者もいるだろう。
テレビを見ることもなく寂しさを埋めるためにつけっぱなしの明かりもあるだろう。
煌めく夜景に隠れた人々のドラマ
生命の集まり、集合体、それが夜景だ。
絵が美しい
そんな夜景に見惚れてシャッターを押すのもいい
光ひとつひとつのドラマを想像しながら、それらを噛み締めるのもいい。
家に帰って灯りをつけよう。
あなたのその明かりも
立派な夜景の出演者
様々な思いを込めて
希望を捨てずに生きていこう
必ず、人は眺めてる。あなたのことは知らないけれど
夜ご飯の時間だったり、勉強だったり、残業だったり、そのひとつひとつの明かりに誰かの物語があるんだなぁ🏙
都会の夜景は美しいね。
まるで星が降ってきたみたい。
お陰で星は何も見えないけど
人の営みがあるからね。
田舎の夜景は真っ暗ね。
お空の方が明るいみたい。
お陰で地上は何も見えないけど
空の姿が見えるからね。
–夜景–
君と見る夜景。
どこまでも続く光。
こんな沢山の光の中で君という名の光を見つけた。
〝夜景〟
私の心の色みたい
黒くて...でも希望の光があって...
いつか君とデートしたい。
それで夜景をみたい。
夜景の見える場所で、告白をして
同じ場所で何年か後にプロボーズをしたい。
そうして、同じ場所でキミと、思い出をつくりたいんだ
『夜景』
夜の景色が綺麗なのは、昼間とは違う姿だから。
人は灯りを手に入れて暗闇を怖がらなくなった。
頭上の星を地上に写してきらきらと光る夜を造った。
『光の海を泳ごう
街灯に照らされて』
眩く光るそれはまるで魔法のようで。
億光年離れていないそれは星よりも明るくて。
はっきりとしない輪郭が淡く、人の営みを象った。
夜景を見に行こうよ。
夜は冷えるから一緒においでよ。
私を一人にするつもりなの?
ね、一緒に行こう。
ちょっとつまらない気分。
ケンカではないけど、
なんか面白くないの。
何だか泣きそうだ...
泣かない!
涙はこぼさない!
上をむく。
星が輝いている!
綺麗…
すっかり気分上昇した真っ暗な空に星が輝く
ステキな夜景。
夜景
その心に君はいないから。
今に始まった事ではないような気がする。
言葉に色があるなら、私の色が抜けた世界になってしまったことでしょう。
初めて見たこの夜景は
キラキラしててワクワクした
初めてあなたと見たこの夜景は
キラキラよりドキドキが止まらなかった
何度も何度もこの夜景を見ている
ひとりの時も
あなたと一緒の時も
あと何回この夜景を見れるのだろう
あと何回あなたと一緒に見れるだろうか
そして
最後にこの夜景を見る
いつもと変わらずキラキラしていた
いつもよりキラキラが滲んでいた
いつも隣で見ていたあなたはいなかった
いつものように心が弾むこともなかった
だけど
なんだか優しい気持ちになった
あなたに包まれている気持ちになった
キラキラとした夜景の光と
心地よいあなたの優しさに包まれ
私はそっと灯を消した
「それが見える」
【お題】夜景
あの日見た夜景が忘れられない。彼が告白してくれた思い出の場所。そして、彼とした最後のデート場所。
なんで
私の何がいけなかったの。私の何がダメだったの。教えてくれたらちゃんと直すのに。ちゃんと彼の求める私になるのに。
何を考えても、もう彼は戻ってこない。わかってる。そんなことわかってる。だからこそあの夜景が忘れられなくて、告白されて感動で泣いてしまったことも、別れの言葉に絶望し泣いてしまったことも、それらすべてが詰め込まれたあの夜景が目からこびりついて剥がれない。
ハア、ハア、ハア
呼吸が荒くなってきたところで、これはダメだ、一度落ち着こうと立ち上がり顔を洗いに洗面所へ向かった。
ばしゃばしゃと顔を水で濡らしタオルで拭く。顔を上げ鏡を見ると、そこにはあの日の忘れられない夜景が映っていた。厳密には、鏡に映る私の目の中に夜景が映っていた。
「うそ、なんで」
こんなことありえない。だって私が見ているのは紛れもなく鏡。私の目には鏡に写った私が映るはずじゃない。こんなのおかしい、どうなってるの。
思わず鏡に映るその夜景を見つめる。それはまるで吸い込まれるようで、目が離せなかった。そのうちに視界いっぱいに夜景は広がり、まるで本当にあの日の夜景を見ているかのようだった。頭がふわふわし、溶け込むかのように広がる夜景に一体化するような感覚を覚える。
ああ、何も考えられない。このまま一緒になってしまいたい。辛かったことも全部忘れて、このまま夜景と一緒に美しいままで、溶けて、溶けて、忘れて、_____
A「なあ、知ってる?最近ここらで流行ってるって噂のシャブ」
B「ああそういえば聞いたなぁ。なんでも一般人を狙って女性の間で回ってるとか。幻覚見んだろ?」
C「こえ〜ww俺も彼女に注意しとこ」
B「そういえばお前、彼女と別れたとか言ってなかったっけ。もう新しいのつくったのかよ」
C「だってえ、前の女依存気質でダルかったんだよ。セフレくらい許せよな」
A「ハハハ、お前相変わらずクズだな」
聞こえる真実。崩れ去る虚像。すべて理解した。今はもう、辛くない。
遠のく思考回路を横目に肥大化していく夜景は、それらすべての事象を飲み込んでいく。
感覚だけが残された私はそっと目を閉じ、
それでも夜景は瞼の裏にこびりついている。
きっと、ずっとこのまま…幸せも悲しみもかき消してくれる夜景に依存していくのです。
自ら孤独になる方を選択しちゃうんだよな。
笑顔のみんなが写るインスタから顔を上げ、
車窓を流れる夜を独り眺める。
#夜景
小さい頃から、キラキラした景色が好きだった。
長期休みにおばあちゃんちに帰省して、東京に帰るとき。
お父さんが運転する車に乗って、疲れ切って眠ってしまいそうになりながら、高速道路をビュンビュン走って、街が、たくさんの車が、近づいてきたから。
マンションの部屋ひとつひとつの電車とか
道行く人を照らす街灯とか
前を走る車のライトとか
いろんなひかりがキラキラしてて、
よかった。みんな幸せだ。みんな喧嘩しないで平和だ。
って子供の単純さで考えて。
実は辛い人もいて、悲しい人もいて、怒ってる人もいて。
キラキラした電気はお金がかかるし、電力も大変。
"みんな幸せ"は簡単じゃなかった。今の私はそれをよくしっている。
たくさん知識をつけた。たくさん考えてることも増えた。
いろんなものを得たのに、あのときの単純で、でも純粋なこころはもうどこにもないと思う。
夜景
「夜景」
心なかに残った夜景がある
はじめてふたりで眺めた夜景
海の近く、
無言のまま波音を聴いて
ほんねを言えないまま
わらいあって
遠くきらめく夜景を眺めてた
離ればなれになった いまでも
あのときの夜景は 胸のなかで
波音をたてている
キラキラと輝く夜景と共に
胸のおくふかくで
「夜景」
晴れの日は綺麗に見えるビルの上から見る夜景も、雨になるとまた違った姿を見せてくれる。
台風が通っている今現在は、飛沫(しぶき)を上げて窓に飛び散り流れる水をずっと眺めることしか出来ない。
今夜の空は、どんな模様になっているのだろう。少し恐ろしくも感じる。
夜景
犀の角のようにただ独り歩め
同調圧力してくる輩はたくさんいる
特に仕切る奴、百パー同調圧力だ
犀の角のようにただ独り歩め
今夜も星が美しく瞬く
そして
犀の角のようにただ独り歩く
ちなみに電気には興味がない
『夜景』
20××年 あなたと初めて見た夜景
あなたとあゆみたいと思ったよ
20××年 あなたの2度目の夜景
あなたのことさらに惚れたよ
20××年 あなたと3度目の夜景
あなたの気持ちが少し分からない
20××年 あなたと4度目の夜景
あなたの顔が曇っている
20××年 あなたと5度目の夜景
あなたは告げる「さよなら」を
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あなたと見た夜景はいつも心の中にある
わたしは毎年夜景を見にいつもの場所へ向かう
となりにあなたはいない
けれどなんだかいるような気がする
あなたも同じ夜景を見ているような
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「夜景」
山頂で見下ろす街の灯りより
見上げた空に在る
幾数千、幾数億の星の微かな灯り
それを夜景として
綺麗だと感じ入る
そんな私は人とは少し違った
感性なのかもしれない
だから……
人の輪にいても
疎外感を孤独を感じてしまう
私も名もない一つの星
闇夜に微かに生きて
微かな光を纏う
他の名もない星と共に
夜景の一部として
夜の闇を纏い
それでも輝こうって
無言のエールを誰かに
【夜景】
ぽつりぽつりと
暗闇の中でも
浮かび上がる人や光や星が
帰り道を照らしてくれていた
ふとした時に思い出す
いつもの街の夜景
『夜景』
光が見える。
ぽつぽつと、見える光。
今日もまた、これによって
人が、減る。