『夜明け前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
なんとなく、一度は富士山に登らなくてはいけないという漠然とした想いがあった。生まれは神奈川だが、晴れた日には丹沢山地の向こう側にその姿を眺めていた。通学路から遥か向こうに見える霊峰は現実感がなく、ただそこにずっとあるものであった。
特に特徴的でない学生生活を終え、いよいよ社会に出るとなったところでやるべきことをみつけられなかった私は、他の多くの人がそうであったように一般的なサラリーマンに落ち着いた。勤め先が決まった学生最後の夏、登ろう、という気になった。「ついに」でもなく、「急に」でもなく、ただその時期が来たというような気がした。
登山用品は事前にレンタルした。当日は5合目までバスで向かい、8合目の山小屋で一泊、夜に出発し朝日が登るタイミングで登頂した。登る時間に余裕をみすぎたため、山頂で1時間ほど凍えて過ごした。
待ち時間はずっと空をみていた。紫黒だった空が徐々に紺のグラデーションを広げていく様をみて、多くのはじまりと、そこに何もいらないことについて考えてた。
やがて陽があがると、その刺すような暖かさになにか救われたような気がした。
夜明け前
なんか特別な気持ちになる
友達とODをした、飲んだのはブロン、だけど幸福感に浸るどころかものすごく病んだ、
だから夜明けが来た時悲しくなった
また明日が来るんだと
いつも
いつでも
いつまでも
あなたと共にありたい。
夜明け前
外に出て1番にきみに会いたい
朝をずっと待ってた。
朝が来ることが、私の救いで。
でも今は少しだけ、続いてほしい。
君とまだ、あと少し。
あとすこしだけ。
夜明け前のあの滑走路は
キラキラ光って綺麗で
今からバカンスに旅立つワクワク感で
娘と2人で眠気も吹っ飛んだ
夜明け前のあの滑走路
夜明け前
1929年を生き、死んだ
狂人が見た夜明けの空を
明朝の私もまた、見上げるのだろう
木曽路はすべて山の中である
であれば、私はどうだろう
我が身体はすべて文明の中である、だろうか
愚かしい! 響く哄笑の虚しさよ
かの狂人は狂人であったが
生まれながらの狂人などではなかった
私はどうだ、どうなのだ?
私が私である自信はどこだ?
私が狂人でない確証はどこだ?
愚かしい! 響く哄笑の虚ろさよ
私は狂人なのか、そうでないのか
我が身体はすべて文明の中である
明朝の私に、夜明けは訪れてくれるのか
『夜明け前』
朝、いつもより早く覚めた私は冬の空を見上げる
まだ暗い空は着々と朝日と共に街が明るく、ゆっくりと朝を迎えていく
ふと君のことを考える
今君はどんな夢見てるのかな
もしかして起きてたりするのかな
夢見てたらどんな夢なのかな
私が夢に出てきたりするのかな
夜明け前、君はもう起きたかな
そろそろ起きる時間だね
電話するよ
ずっとこの時間が続いてほしい
『夜明け前』
薄暗い景色の中
私は
ひとりだった。
夜が明けるのが、怖いの。
ねぇ、傍にいてほしいよ。
#夜明け前
今日に何を期待する、
昨日の絶望と明日の希望を引き換えに。
『夜明け前』
重い夜の時間が、明るく軽くなっていく
ゆっくりと目を覚ます世界に「おはよう」と小鳥が鳴く
夜明け前。
窓を開け風が入ってくる。
気持ちよくて
その時間が一番好きだったりする。
夜明け前、
その時間に起きられた事はないけど
散歩とかしてみたい。
薄暗くて、今の季節は少し涼しそう。
朝が来る前の空を見るのが好きだった
夜から朝になる時間帯
深い色から淡い色へと変わり、いく
その後に進む時間は苦手だった
今も出来ることなら
夜明け前の時間帯に寄り添っていたい
君を想って眠れない夜に
ラジオから流れる淡いセレナーデ
静かに夜も僕も
優しく甘く切なくさせていく
やがて夜明け前には
セレナーデはバラードになって
僕の心に染み渡っていく
まるで乾いた大地に
命の水が流れ込むように
いつしか僕は泣いていた。
君を想って泣いていた。
君に、逢いたい…
#夜明け前
夜明け前
僕は不安になって
君のことを思い出す
なにかのアニメで聞いたことがある。
夜明け前が1番暗い。
でも、人は1度沈んだ方が輝いて見えるんだ。
どんなアニメの主人公でも、挫折はある。
だから、気にする事はないよ。
受験の君、部活の大会を控えてる君。
君は今沈んでいるかもしれないけど、
その沈んでいる君は絶対に成功する前触れだ。