『喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ドーナツの輪みたいに、ぽっかりと空いた胸。
私は先日、愛する人を失った。
信じられなかった。
あんなに明るくて、天真爛漫な彼女が。
もう何も考えられなかった。
大きな存在を失ったせいで、自分の中にも大きな穴ができてしまった。
この穴を埋めることができる人は、誰もいない。
あの彼女しかいないんだ。
〜喪失感〜
弾ける宝石を口にを含むと
十分な幸福感が溢れ出そうになるが
私はいつもそれを飲み込む。
梅雨時の紫陽花よりも深い色合いで
それは少しの間儚く舞い続ける。
その舞いが終盤に近づく程
私は喪失感を感じるのだ。
【喪失感】#42
居なくなった悲しみより、居てくれた幸せを想って生きたいと嘯いて、胸の真ん中にぽっかりと空いた穴を見ないふりをした。
//喪失感
最初から、何にも持っていなければ
失うこともないから
喪失感なんて 味わうことも無い。
逆を言えば、誰かがいてくれた 何かを持っていた
そこには有難いことばかり
だけど、その時私たちは その有難さに気付かない
結局、いつの時代になっても変わらない。
日頃の自分の感謝の無さに
気付かせてくれる
喪失感
靴
底
の
剥
が
れ
た
音
を
踏
み
し
め
て
花野
を
目
ざ
す
者
共
の
駅
ついさっき友人が数人家に来て、うちの掃除をする事になった。
粗大ゴミがすごく多くて、処理には凄く難儀しそうだ。友人の方でゴミは処理してくれるらしい。
こちらで出したゴミを処理してくれるなんて、有難いな。
ある程度ものを集めたところで、俺に手錠をかけられた。
友人である警官は、もうお前に手錠をかけたくないと悲しそうな顔をしている。
粗大ゴミは1人ずつ運ばれて行った。
死体と離れられてスッキリしたはずなのに、なんだか呆気ない。
割と死体が好きだったかもしれないな。
……と、少し喪失感を感じながら、白黒の車に乗り込んだ。
#喪失感
恋がしたい
好きな人が欲しい
あなたと別れて人を好きになれなくなった
未練じゃない
あなたに付けられた傷が今も残っているから
人を信用出来なくなった
私の心を返して
これが喪失感…なんだねぇ。
人間関係が壊れてしまったよ…何だか何もしたくない気持ちでいっぱいだ。
私はそう言葉を溢した。
虚無感と言っていいのだろうか、そんな感じがずっと続く。
突然の出来事、私の元に一つの希望が湧いてきた
その時はがむしゃらに走ってやる事を出来たのだ
けれど途中で転けた
9月11日心の闇
誰にでも闇があるんだとわたしは知った
この世の中で完璧な毎日はないんだと
悩みがない世の中なんて生きてるって言えない
むしろ悩みがないのが悩みなんて羨ましいくらい
わたしは悩みだらけで生きてる価値がないし
消えたいって思うのに。
「もうお母さん!なんで起こしてくれなかったの!」
「なんでって…何回も起こしたわよー!」
「もー!行ってきます!!」
「はーい行ってらっしゃいー」
私は奈々!
キラキラな女子高生!なんちゃって!
友達も居て彼氏もいて家庭も裕福!
正直顔もまあまあいいかなーとか思ってる!
SNSでよく見るキラキラJKみたいな生活を送ってる!
「ななおはよー」
「おはよー!」
「あれ、今日は彼氏と一緒じゃないの?」
「んー今日はちょっと一人で来たい気分だった!」
「そっか、」
「あ、てかさこの間のさ〜」
この子が私の一番の友達!あみ!
「奈々居るー?」
「えっ?
あー!なんだ翔かー!」
「わりいわりい笑教科書返そうと思って。
これ、ありがとな」
「あー!そうだった!全然いーよー」
「サンキュ。じゃあまた帰りな」
「うん!またねー!」
見てわかる通り彼氏とも順調!
放課後____
「じゃあまたねー!送ってくれてありがと!」
「おう!また明日な」
「ただいまー」
「おかえり奈々」
「あれ?お母さんメイクしてるじゃん どっか行くの?」
「もう言ったじゃない。今日は前行ったステーキのレストランに行く日よ。」
「え!そうだったっけ!」
「そうよ。早く服着替えちゃいなさい」
「はーい!」
「あ、あの店高級な店だからドレスコード。
前に行ったとき着てた服にしなさい」
「あーそうだったね。了解ー」
私の家はちょびっと裕福なの!だからドレスコードがある店に行くなんて日常茶飯事!
「はあー。」
「私って、友達や親友もいて彼氏もいて、おまけに家庭も裕福とか控えめに言って勝ち組だよねー」
運動もできるし偏差値もまあまあ高い高校に通ってる。 顔も、ミスコン3位に選ばれたことあるくらいには整ってる。
「ぶっちゃけ、もう手に入れたいものとかないわー。」
「友達 恋人 家族 運動 学歴 容姿 お金」
これが全て揃ってる私に必要な"モノ"って…何?____
「……あ、」
「あみ、ストーリー上げてる。」
「『"親友"とカラオケなう』…か、、」
「あ、翔もストーリー。」
「『音楽って最高。"趣味"があるだけで全然違う』」
…趣味、、か。
「奈々!」
「あれお母さん。どうしたの」
「あんた、前の2万円したコスメのお代まだ払われてないけど。」
「えっ、あれ買ってくれたんじゃなかったの?」
「はあっ?違うに決まってるじゃない。
それにお小遣い毎月5,000円渡してるでしょ?早く渡してちょうだい」
「5,000円って…あんなんじゃ足りないよ!ディズニー行ったり、プリ撮ったり、ヘアケアしたりコスメ買ったり服買ったり!女子高生は色々とお金がかかるの!!」
「はあ??何言ってんのよあんた!月5,000円ってめちゃくちゃ高いのよ!?」
「もう!!だから!なんで分かってくれないかな」
「もういい。お母さん知らないわ。自分でなんとかして お小遣いも減らすわね」
「ちょ、ちょっと!何言ってんの!?これ以上減ったら私、遊びに行けないじゃん!」
「…」
バタッ____
「ちょっ…と、。」
ドアが閉まる大きな音を最後に静まり返った部屋。
『ピロンッ!』
「…通知?」
通知音につられて、スマホに目をやる。
『【翔】ごめん、明日部活入って一緒に帰れないわ』
『【あみ】今週の土曜のディズニーキャンセ…』
…
居るはずの恋人と友達が、なぜか存在しないように感じた。
「本当に…"友達"?」
あみには私ではない親友が居て、翔には没頭できる趣味がある。
私は?
お金だってすぐに使い切るし、趣味もない。
勉強だって高校入ってから全くだし見た目も頑張って着飾った結果だ。
本当は何も無い。
虚無を認めるのが怖くて、孤独になるのを恐れてた。
友達も、恋人も、家族も。
本当は周りにいる人皆私に愛想が尽きてる。
でも、私は…ずっと、、
「っ!!…………あれ、、」
「夢…?」
額に垂れる汗で目が覚める。
「…最悪な夢だったな。。」
「…本当、"悪夢"……」
そのときに感じた不思議な喪失感は 私に悪夢だと記憶させなかった。
喪失感
いつか穴は小さくなる
時間が大丈夫にしてくれる
わかってるけど
その大きさが如何程か
想像するだけで泣いてしまう
さようなら!
しょうがなかった。諦めた。
本当の友達ってなに?
真実の愛はどこ?
好きという感情の証明は?
作者の意図を考えても、難解な数式をいくつ解いても、
あなたのことは分からないまま。
どうせ教えてくれないなら知りたくなかった。
あなたが私を気にもしていないことなんて
やる気はどこからうまれるのか
疲れた体からは何も変わっていないがひたすら喪失感しかうまれない
やる気など何も無い
ただ生物が生まれてこの仕事をやるという
やる気は必ずうまれるかは疑問である
仕事は誰もやらない難しいもしくはやりたくない事の需要の対価である!
やりたくない事に必ずやる気が生まれるだろうか
やりたくない事の対価で生きていける
全世界に多くの仕事がある
やりたい事をやって仕事ができれば幸せだろう
ただ、そういった人ばかりでない
キツイことばかりの意味になんの意味があるのかわからないまま生活のために生きている
家族のためと言えばそれまでだが
必ずその人のやる気があって
やりたい事なのかは別ではないだろうか
そうなると仕事は人生の多くの時間を使うだろう
ただ、金のためなら仕事には時間を抑えた方がいいのではないか
必要最低の金額を計算して
自分がひたすらやりたい事をやるのはどうだろう
人は必ず死ぬ
ひたすらやりたい体験に挑戦すると
人は幸せになれるのかもしれない
あなたがいなくなってぽっかり空いた穴がきがする
もうあなたはいない
『喪失感』
失恋・失敗
失うことは悲しいこと
そこで止まった私も〇〇〇〇…。
ねぇ、前に進む方法ってなに?
私にもそれが出来るの?
……。
歩きたくないよ。
喪失感
夏が終わってしまった。
夏が終わってしまった。
世間は10月31日を先取りしている。
あの夏を覚えてる人はどこにもいない。
あなたを無くしてから私は喪失感に苛まれているよ。
~喪失感~
失って、つくづく思う
どれほど君に世話になっていたかを
日々の生活に窮する僕が
君の名を呼ぶことはもう無いだろう
分かっている 世界は移ろうが
変わらず守らねばならないものがあり
その代償を我々は支払わなくてはいけない
そう、原材料の高騰、諸経費の値上げ
しかし、味は落とせない
となれば、単価に反映せざるをえないと
あぁ、
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喪失感
苦労して鍛えた+99の剣が弾き飛ばされて、
その飛ばされた先に運悪く敵が居て、
ダメージを与えて消滅した時。
空いた穴
塞ごうとすればするほど
開いていくようで。
空いた穴
気にしないように見せるのが
精一杯で。
君に気づいて欲しいけど、
気づかせないように
頑張るの。
この頑張りに君は気づいているのかな。
空いた穴
それは君だよ。
喪失感