『君は今』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君は今
君は今何を考えているのだろうか。
きょうだい達のことかな?
ママと暮らしたらどんなに、楽しいのかなとか考えてくれているのかな?
それとももうパパ達と暮らしたくないから、こっちへきたいとおもってもくれているのかな?
だとしたら嬉しいなぁ
お題:君は今
君は今何をしてるの?
真っ先にそれが頭の中で出てくる。
昔に友達になった子、今はどうしてるのかなぁ。
ふっと会える時が来るのかな。
その時まで待ってみようかな。
君は今、空を飛んでいる。立つ鳥跡を濁さずとは誰が言ったものか。ひゅうひゅうと落下していって、そのままどんどん小さくなる。どんどん飛んでどんどん小さくなる君を目の前に、僕はフェンス越しに見つめることしか出来ない。
ぐちゃり。
ああ、僕が早く君を捕まえられたのなら。
僕がもっと早く君の不自由に気がつけたのなら。
君はここを飛び降りたりなんかしなかったのかな。
君は今
笑った時も
悲しい時も
いつも一緒
何をするのも
2人だったね
新しい日々は
1人歩く道のり
肩を寄せる
そんな感覚を
もう1度と
思ってしまう
あの日々のこと
朝まで語り尽くし
思い出したい
そんなことを
描くように
朝の青い空を
どことなく
見てしまう
君は今
どこにいるかな
どっかでこの空を
見てたりしないかな
見えないからこそ
近くに感じるなんて
手に触れない
それなのに
心に触れる
気がしてしまう
涙の笑顔が
じんわり疼く
滲んだ思い出が
雲に流されていく
ここにもまだ
残ってはいるけれど
お題『君は今』
白くて背の高い花。
あの花が咲くと僕は君を思い出す。
あの花が好きだった君に縁起が悪いから摘まない方がいいと言うと、
「こんなに可愛いのに、縁起が悪いの?」なんて言って、
ずっと見てたね。
僕は最期まで言えなかったけど君のことを想っていました。
お見舞いに毎回詰んでいくと
「縁起が悪い花なんでしょ?私は好きだけど…」
なんて言ってたけど本当は貧乏になるって言われてるだけなんだ。
だから、入院してる時だって僕は詰んで行ったんだ。
それに気付いてたかな?
遠いところに行った君とはもう会えないけど、
僕の想いは届いてたかな…
あの花…ハルジオンの花言葉は追憶の愛
僕にとっては貧乏草なんかよりも
そっちの意味合いの方が強かったのかな
今でも君を想い続けてるよ。
【君は今】
君は今
何をしていますか
楽しかったあの頃のこと
覚えていますか
長らく会えていなくて
お互い違う道を歩いてきたから
少し気まずいけれど
記憶の擦り合わせを
今
「君は今」
何処へ
遠くへ
何処へ行くの
遠くに行くの?
でも
まだ
貴方と一緒に居たいよ
君は今
何処へ居るのだろう
探すから
見つけるから
待ってて
地獄でも
何でも
行くから
カシャ
とやけに耳馴染みのいい音が聞こえた
音のした方を振り向く
そこには、カメラを構えた君がいた
それでやっと、さっきの音とシャッターの音が
結びつく
ファインダー越しに目が合って、同時に頬が緩む
「何撮ってんの!」
「内緒!」
桜が散って、それと同時に君はいなくなった
振り向くとそこには、花見をしに来たんだろうカップル
桜の写真を撮る後ろ姿に君が重なってしまった
背丈も格好も全然違うのに
君は今もファインダーを覗いているんだろうか
君と君の大切な人の時間を切り取っているんだろうか
君に未練なんてないんだけど、ただ、
もう少しだけ君が写す綺麗な世界を見ていたかった
なんてね
#君は今
君は今、どうしているのか。
僕には分からない。
ただ、僕は君ともう少し永く。
1時間…いや、1分…いや、1秒でも永く一緒にいたかった。
君は、僕の何がきらいになったのか分からない。
でも、次合うときは、君ともう1度一緒にいたくなるような僕になるから。待っていてね。 僕より
【君は今】
登場人物
僕…藍野時 紗風(あいのとき さふう)
(※グノーシアの話になってしまったので、
クリアしていない人は読まずに飛ばしてください)
(23/02/28、03/02 推敲し加筆修正)
君は今、何をしてるのかな。
そう思っても、これから先、
それを問う術はどこにもなくて。
ここには、君はいない。
ついさっきまで、
君はそこにいたはずなのに。
隣に横たわる人の寝顔を眺めてみる。
…やはり君は、
君では無くなってしまったようだ。
こんなにそっくりなのに、
何故わかってしまうんだろうね。
私と、未だ目覚めない”君だった人“以外、
誰も居ない展望ラウンジは
嘘みたいに静まり返っていて。
君では無くなってしまった君を
見ていられなくて、
そっと繋いでいた手を離した。
ゆっくりと立ち上がり天を仰げば、
眩しいくらいの無数の星たちが
私を見下ろしている。
ねぇ、君はそこにいるの?
そこにいるなら、今すぐ会いに行くのに。
ここから見えるどの星にも、
君がいるはずはない。
考えなくてもわかっていることなのに、
わかりたくなかった。
でも、論理を重んじる私の頭は、
痛いほどにそれを理解してしまっていて。
今の今まで押しとどめていた涙が
溢れてくる。
私は、ここにいて。
君も、そこにいる。
それだけで充分なんだ。
その気持ちに一片の嘘も無い。
君の存在を思うだけで、私は……。
---だけど。
望んでいいのなら。 願えば叶うなら。
----ずっと、そばに居たかった。
今までに感じたことが無いほどの
感情の乱れに、思わず俯いて顔を顰めると、
瞳から溢れた涙が、頬を伝わずこぼれ落ちる。
一つ、また一つと
落ちていく雫が光を反射して、
宙の星を映す展望ラウンジの床で瞬く。
その光が、
この宙には存在しない星を映しているようで。
---ああ、そこになら、君はいるのかな。
そんなことを考える自分に、苦笑した。
君は今
ほぅ、と息継ぎ
絹の肌
爪で残した
赤い運命
【君は今】
君は今…なにを見てる?
物憂げな顔をして、ずっと窓の外見てるね。
雨…だよ?
もう、僕の話は興味無い…聞こえてないね。
だから、僕も黙ってしまう。
同じ窓の外を見る。
もう、窓越しにも目が合わない。
…ズルいなぁ。君からは伝えないんだ。
わかったよ、いつでも悪者は僕だ。
だから、自由にしてあげる。
「僕達、終わりにしようか。」
その言葉を聞いた君の表情は忘れない。
君は今…なにを見てる??
何を求めて生きていこうか?
私は探していた。
幸せは結婚することなんだと。
思う時がある。
でも私は恋愛さえまともにできないのかな。
光は自分でつかむもの。
私だけの幸せがあるなら私はそれでいいよ。
時期や流れに逆らわない生き方をしていこう。
幸せな時間が増えて行きますように。
【ゆりかご】
君は今
夢を見ている
僕の作った
水槽《 ゆりかご》の中で
そして、
僕は待っている
完成体となった君が
目覚める瞬間を
お題「君は今」
君は今何をしていて、何を考えている
好きだった期間が長すぎて忘れ方がわからない。忘れたい。話したくない。考えたくない。
大丈夫だって思いたくない。辛すぎた。
でもどうしても考えてしまう。気づくと記憶に残るあなたがいる。
後悔したくないのに何もできない。
何もできないのに後悔したくない、何もしてないのに勝手に傷ついて苦しんで諦めて。
結局一人で何をしていたのだろうか。
気持ちを整理してもきっと一生あなたが心に残ってる。見ているとすごく心が痛くて、どうして、?って思う。
君は楽しんでいますか?苦しんでいませんか?頑張りすぎていませんか?時には自分では解決できない辛いことが起きても、その波はおさまるからそれをしんじましよう。休んでも大丈夫。
2023/2/27
「貴方は何の不満も無いみたいですね。」
「う~ん。特に変化を望んでいる訳では無さそう。」
「何を欲しているか、何をすべきか或いは何をしたいか、よく理解してますね。」
「君は今の暮らしに満足している。」
占いをしてもらうと大抵そんなことを言われる。そしてプロアマ問わず口を揃えて言うのが、
『どうして占いに来たのですか?』
という台詞。そんな事私自身にも分からない。
君のすべては、君の一生は
僕だけが知っていたかった
君は今
お梶さん
そこは、温かいですか
こちらは、梅が咲いて
もうすぐ
弥生の節句です
藤十郎さんは
あれから
出家なさって
仏門に入りなさったよ
****
物憂げな空
藤十郎さん
おいしいお茶が
あるから
縁側で
あんころ餅食べようよ
僕にはただ
こうして君を抱き締める事しか出来ない
傷ついた心を
僕が癒すことができなくても
君は今だけ
僕の中で全てを忘れてしまえばいい
#君は今 #現実逃避