『君に会いたくて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君に会いたくて仕方がない
って初めて言われた時はビックリしたけど、
もう迷わない。
「1時間2,000円ね。キスは1,000円、
あ、待って、最近口紅高いのに変えたの。
だから1回1,200円ね。いいでしょ?」
間違いなくこの人のことは愛してるんだけど、
まあ、ちょっとぐらい、いいよね。
夏休みやら冬休みやら、
嬉しいのは確かだけど、
君に会えない方が、
とてもとても寂しいです。
お題〈君に会いたくて〉
君に会いたくて
いつも…君の事ばかり
かんがえてるの…
朝から晩までずっと…
夜も眠れず…
君に会えないなんて
つらいよ
さみしいよ
頭がおかしくなり
そう…
会いたくてたまら
ないよ
君に会いたくて
君に会いたくて
会いたくて
会いたくて
ただ
君に会いたくて
君に会いたくて手を伸ばしてみた。
しかし、虚空を切るばかりで
ただ虚しさだけがその手に残った。
‘85年
夏休み。学校には部活動の生徒がまばらにいるが、平日よりうんとし…んとしている。私は部室で本屋で買った雑誌をめくっていた。
別に私は真面目な部員では無い。ただ他に行くところもなく退屈に部屋で過ごすよりは、このクーラーのよく効いた部室の方が幾分かましだと思っただけだ。
オカルト研究部、それが私の属している部活だ。 UMAについて調べたり時々魔法陣を描いたりして、現に私は今宇宙人特集の雑誌を流し読みしてる。
この高校は皆が必ず何処かの部活に属さなくてはいけない。 その抜け穴といった所であり、部員はほぼ塾に行ってて部室には来ない、幽霊部員の巣窟。
部活動に真面目なのは部長、ただ1人。
夏休みの今日も来ているのは私と部長のみ。
……ーー居たぞ!!ツチノコ!!裏庭!!
けたましい声で部長が帰ってきた。 部長は常に冬服だ。どうやら宇宙人やら妖怪に会った時に肌を晒すのは危険だと思っているらしい。 この暑いのにご苦労なこった、おかげさまで冷房が他の教室より低めに設定してあるのでありがたい話ではあるが。
……ヘビの見間違いじゃ無いんですか?
……いや俺は確かに見た、腹が丸かった…
……野球ボールを飲み込んだとか……
どうせいつものように一緒に探そうとか言ってきそうで、涼しい部室の外に出るのが嫌な私はぶつくさ反論していた……。
けど、いい年してまだ幽霊とか宇宙人とか妖怪とかいろんな未確認生物とかを心の底から信じている、部長を眺めているのはつまらなくはなかった。
そんな彼と…10年以上ぶりだろうか……再会したのは。
夏の真っ盛り、ステンドグラスが綺麗な喫茶店。
仕事の商談で名刺を貰い名前を見て、……高校のオカルト研究部の記憶が走馬灯のように蘇った。
夏でもずっと学ランを着ては風紀委員会から逃げ回ってた彼は、今は白い半袖シャツを着ていた…、クールビズだろう。
ひと通り仕事の話を終え、ふと昔の話をしてみようと思った。きっと彼にも笑い話になってるに違いないと思いながら…
……そういえばオカルト研究部って覚えてます?…
……懐かしいね…君は優秀で真面目な部員だったから印象に残ってるよ……
いや別に優秀でも真面目でも無いのだが。という言葉とコーヒーを飲み込んだ。
次の一言でむせかえるまで。
……あの頃は一年中長袖を着ていたが、あれはやっぱよくなかったな。人ならざるものはこの人間界が大きくなるにつれ生きづらくなり、人間に擬態している事が多いと気づいたんだ。つまり僕が一般人に装って普通にしていた方が出会う確率が多くなるのさ。多分。数年前見かけたこの雑誌に書いてあった。
顔を近づけて声を低くして、何を言うかと思えば!あきれた。バカは死ぬまで治らんのか。そして頼んでもないのにノストラダムスの大予言の話をとうとうと語ってくれた……まるで昔と同じように。
昔のように冷ややかにツッコミをして…そして笑ってしまった。なぜか部長の変わらなさに、安心している自分が居た。
世界はめぐるましく回って変わって変化していく。毎朝新聞を読んで世界情勢にため息をついては、時々ふと、彼に会いたい な、ときまぐれで思い交換した連絡先に電話をしたりする。
……もしもし、なんか新たな発見とかありました?部長
……ようやく金が貯まったので明日からちょっと念願の全国妖怪巡りに行くんだ…無事に帰って来れるか分からん、……
……おやおや、それはそれは…なんかあったら…葬式に顔くらい出しますね…!
……は、薄情な…!死ぬつもりは無いぞ……だけどありがとな、お前も元気で!
ミステリーサークルを見るため外国に行ったが道に迷い大冒険をしたり、ナスカの地上絵を見ようと出発してなぜかスフィンクスを見て帰ってきたような方向音痴な部長が、今度は全国巡りか…と思うと多少心配でもあったが、そんな彼を見ているといつもちょっと元気が出るのである。
お題「君に会いたい」
______________
いつか会えるのを信じてる。
それまで続いていたらいいな。
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Theme:君に会いたくて
「君に会いたくて」
涙が出そうになるの
だから会えない時には
違うことを考えるの
例えば今日は晴れるといいな
とか今日は何食べようかなとか
違う事で心をいっぱいにすると
少しだけ淋しさが無くなるから
テディベア
君に会いたくて、愚痴をこぼす。
「酷いものだ」と、一人呟いている。それは私か、嗚呼そうさ。
部屋の中に一人というのは、侘しく質素な気持ちになった。過去を思い出せば彼の顔がチラチラ浮かび上がり、口から吐き出し腕を組んで突っ伏す。
酒を飲む手が止まらない。明日のことなんて考えず、どうせ会えない彼を思いながら、私は缶ビールの栓を開ける。ビールを飲むと気分が紛らわせる感じがしたのだ。一時期のものだとは分かっているけど、どうしても。
会いたくて、仕方がないのに。携帯を見ても彼の連絡は無い。電話がかかる気配はしない。生活から彼が抜け落ちても、私の記憶の中からは彼は消えてはくれなかった。
記憶の片隅にまだ貴方は其処に居るのか。
どうせなら、一生会えないように跡形もなく記憶から消えてくれれば良いのに。
そうしたら、会いたいなんて思わないからさ。
『あなたに会いたくて』
少し離れたところから、横顔や後ろ姿を見ただけで
ドキドキしてしまう
声を掛けたかったなぁ
でも、迷惑かもしれないとも思い、とどまった。
もし、声を掛けて、挨拶したら、
あなたのどんな顔を見れたんだろう
ちょっと戸惑ったような、くしゃっとした笑顔を
見れたのだろうか
だけど、もしも、あなたの迷惑そうな顔を
見てしまったら、私は、とっても傷つくだろうから、
声を掛けなくて、正解だね。
想いを知られてはいけないというミッションを
こなしながら、相手と自分の絆を深く、
強くしていくのは、
とっても、むつかしい。
むつかしいからこそ、心は磨かれていく
そう、信じたい。
あなたに出逢えた奇跡を、
ただの事実だけにはしたくない
とても、とても意味のあることにしたいんだ。
あなたは、私の希望だから。
希望であることを知ってほしい。
胸の内を明かすことはできなくても、
笑顔を見せることはできる。
想いを伝えることはできなくても、
感謝することはできる。
好意を示すことはできなくても、
敬意を抱き、表すことはできる。
私にできることは、まだちゃんとある。
あなたに会いたくて、胸がずしんとするけど
この胸の重たさを、無理矢理消そうとは思わない。
この胸に抱えた疼きを大切にしながら、
私は、私の時間を使って、
私にできることを粛々とやってみせる
心を見つめ、磨きながら。
あなたに出逢えた奇跡の意味を、
自分らしく証明できる日を信じて。
「先生,私は何時,目を瞑る事が出来ますか」
何も応えず,隣に居座る貴女に唇をくれた。
「先生,私,もっかいしたい」
「先生,私の首絞めてください」
「ねぇ,せんせぇ,」
この世で許されざる君とのセックス
快楽を得た。
-- 《君に会いたい》
君に会いたくて
もう20年になるのか。
最後に君に会ったときは、少し不機嫌だったでしょ。顔には出さずとも、雰囲気でわかったよ。
そりゃ、君と一緒に行くことは叶わなかったから、仕方なかったんだけど、今思えば申し訳なかったね。
後日あらためて一緒にいくつもりしてたんだけど、そのまま今日にまでなってしまった。
君ははるか遠い所で僕以外の誰かと一緒にいるのかい?いずれ僕も会いに行けると思うけど、当面は実現しなさそう。しばらく待っていてよ。
その時が来たら一緒に散歩に行こう。
心から愛していた、最愛のワンちゃんへ。
君に会いたくて。
君に会いたくて。
ヘリでも
借りようか。
どこでもドアが
あれば
いいのに。
君に会いたくて
明日はこっそりと
サプライズ。
できるかどうか?
楽しみ。
君に会いたくて
まだ乾かない濡れた髪のまま
飛び出す午前8時前
君に会いたくて、
「あのね、本当は君に会いたかった、だけどそれは叶わないみたい」
─何故そのようなことを言うの?
「んー、君はもうここにはこれないそんな気がする」
私はあなたに会いたくて会いたくて仕方がないのに
なのに「もう会えない」それは分かってるけれど
あなたに会いたい...
「あ、時間になっちゃったね僕もう行かなくちゃだ」
「いつか会えると良いね本当に会えたなら一緒に、、」
そう言ってあなたは行ってしまった
君に会いたい
君に会いたくて綴った言葉を
君は受けとってくれますか?
君に触れたくて紡んだ言葉を
君は理解してくれますか?
「愛の重みを」分からないままで
ちょっと一息つく時間
いつも通りの帰り道
いつもと変わらない星空
そんな、毎日の何気ない瞬間
ふと思う
会いたいと思える誰かに
出会える日が来るのかな
「‐いつか言ってみたい言葉‐」
あぁ、今日もか…
僕はいつもここにいるんだ
ここにはたくさんの車も人もくる
僕が現れると決まってみんな避けてくれるんだ
いるだけじゃそのまま通り過ぎていくのに
いつだってそう
僕のことを認識なんてしてくれない
君も昔は僕のことを見ていてくれたよね
だけど、最近は君まで僕を通過していく
でもね!
僕が現れると君もまた見てくれるようになるんだ!
だから、君がいる時はいつだって僕は姿を現すことにしてるんだ
なのに毎回僕らの邪魔が入っちゃう
うるさいサイレンも人々も
みんな集まってきて気づいた時には君はいない
追いかけられたらいいんだけど
あいにく僕はここから動けないから…
ほら!
そんなことを言ってたらまた君がきてくれた!
ね、僕を見て!
僕を見つけてよ!
あ、また
違う人に先に見つかっちゃった
僕は君に会うためにこうして現れているのに
―――――――――――――――
なんなんだ
ここでは不規則に事故が起こる
でも、僕が通る日は決まって事故が起きるんだ
不規則なはずの事故は僕が引き起こしてるんじゃないかって変に勘ぐってしまう
別に毎日通らなきゃいけないわけじゃないし
気味が悪いからしばらく控えてたんだけど
今日たまたまここを通ったら
また事故が起きた
いやだ、こんなのに付き合わされるのはもううんざりだ
彼から解放してくれ
何回目かの事故のとき
交差点に立った彼は僕を見つめて
恐ろしい程に綺麗な
恋をするかのような目を僕に向けていた
「良い人」
どうしようもなく
貴方に会いたい
その大きな心で
その優しい目で
私を包み込んでほしい
あれ、でも今の貴方は
私を蔑ろにして
私を哀しい目で見て
なのに愛してるなんて言う
"貴方"が好きなのかな
"貴方"に会いたいのかな
今の貴方を、私は愛していないのかな
会いたいのは、都合のいい過去の貴方?
1.19.君に会いたくて
『君に会いたくて』
君に会いたくて絵を描くんだ。
君に会いたくて言葉を綴る。
君は此処にしかいないからさ。
私の中から出ておいで。
その姿を見せて欲しい。
私は君に会いたいの。
心の中だか頭の中だか、
何処にいるのかは分からないけど。
君は私の中を巡って満たしてくれている。
血液のように、ならば、血管の中にいるのかもね。
出ておいで。
血管の中にいるのなら、
指先が切れたら君は溢れ出してしまうのだろうか。
勿体無いからやめてくれ。
そうだ、勿体無いな。
私は君をたくさんの人に見てもらって、
たくさんの人の心の中に君の居場所を作りたいんだ。
いつか私が息を止めても、
誰かの中で君が生きれるように。
私と一緒に心中なんてして欲しくない。
けど、君が誰かに知られてしまったら、
私だけの君じゃなくなってしまうのだろう。
誰かの中で生きる君は、
私の知る君ではなくなってしまうのだろう。
それは少し、かなり、とても、嫌だなぁ。
やっぱり一緒に…………とも思うけど、
君に死んで欲しくはないんだ。
君に会いたいな。
君に。
君って、誰だろうね。
ちゃんと決めてもないのに会いたいだなんて、
言わないで欲しいよね。
ごめんね。