『君からのLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
最後の会話
「じゃ、おやすみ」
「おう」
から、もう、一ヶ月も経つ
無言を貫くLINEの通知
その事実に焦っていないのだから
これは恋ではないんだろう
これは依存だ、醜い依存だ
あなたを愛するフリをしたんだ
恋とはなんだ? 美しいものか?
私にはわからない
愛とはなんだ? 素晴らしいものか?
私には理解できない
執拗に迫られたあの日の恐怖も
長い時を共に過ごした友人への想いも
同じ「恋」の生んだものか?
であれば私には恋はわからない
向けられたあれが恋だったのなら
私の、彼への想いは恋ではないのだろう
向けられたあれが執着だったのなら
私の、彼への想いは、あるいは……
恋とはなんだ? ありきたりなものか?
であれば私は正気じゃない
直接話すのが、好きなのね…?
そんなところも好きなの。
少しおじさんっぽくて、
でも気さくな
それでいて淡白な
飾りのない
貴方のLINE
『君からのLINE』
君からLINEが来るときは、決まっていつも大事なことを伝えたいとき
デートのこと
記念日のこと
お仕事のこと
なんだか業務連絡みたい
でもそれも君の好きなところだった
でもこの前少し気づいてしまって
最近特にLINEが少ないなとは思っていたけれど
あまり笑いかけてくれないな、とは思っていたけれど
さっき来たLINEの通知を押せずにいる
だって君からのLINEは、決まっていつも大事なことを伝えたいとき
大事な業務連絡を確認する勇気なんて、持てなかった
君は,LINEをあまり見ない.
だから私は,通知を消した.
君は,返信がゆっくりだ.
だから私は,気づかない振りをする.
君は,タイミングが気まぐれだ.
だから私は,ちょっとズラす.
こんなにも振り回されたのは初めてで.
経験の無い君は,私を無意識に振り回す.
甘く,乱暴に.
いとも,簡単に.
悔しくて堪らない.
なのに今日も,渇望している.
嗚呼,憎く愛しい遠方の君.
#君からのLINE
君からのLINE
通知音がなる度画面を見て確認してずっと待ってた。
けどそんなこと言えないから時計を見ながら少し時間をおいて返信する。
既読がつくだけで気持ちが落ち着かない。
LINEでは冷たいけど会うと無邪気な君。
出会って半年経った今でも私はこんなにドキドキ、わくわくしてるんだよ。
出会ってくれてありがとう。
君からのLINE
嬉しい、ずっと待ってた
真面目で努力家のあなたらしい、淡白な文。
でも、そんなあなたが
私に言葉を向けてくれてるって
そう思うだけで、また好きになるの。
たまには心浮き立つ言葉があったらとか
思わないわけじゃないけど
いつも揺るがないあなたを感じることができて
私はとても幸せ者です。
君からのLINE
機械音に乗ってやってくるその言葉一つ一つに、全身から喜びが湧いていた。
君からのLINEはいつも冷たかったね
でも会ったら優しくしてくれる。
そういうところが好きだった
冷たいけど使い慣れない"〜" "!!"とかを使ってくれて嬉しかったよ。
全部全部に優しさが溢れてた。
LINEの一言一言すべてがもう会えない君との思い出だから。
いつか君の喋り方が思い出せなくなったら何回でも見返す
何度も見返して何度も君のことを思い出す。
会いたい君のことを…
君からのLINE待ってるんだよ
『君からのLINE』
LINE通知が来る度に『来た!』とか『ドキドキ』するのは当たり前のこと
好きな人からのLINEは嬉しいから早めに返信したくなる…
曲でも占いでも『返事はすぐにしてはダメ』って言うけど
返事早めにして欲しい人だっているからどっちが正解?
君からのLINEは嬉しいのに他の人のLINEがくると勘違いしてた自分が恥ずかしいよ……
毎日ずっと待ってるの。
あなたの事を考えない日はなくて…。
返信がない日は辛く
既読スルーの日はとても苦しくて…。
悔しいからさ、
おはよう。と おやすみ。
くらいは毎日同じように俺から送る。
君からのLINEはドキッとする。
相談事でも、今日あったことでも、時間割教えてでも
君からのLINEは嬉しいんだ。
そのLINEをすぐ返そうか、ちょっと間を空けようか、
考えてしまう。
そのLINEだけで、今日1番嬉しいことになるかも。
好きな人からのLINEは、いい事しかない。
「君からのLINE」
ドキドキしながら開く
君からのLINEだけでニヤける顔
抑えられないな
「ずっと側にいるよ」
少し前までは嬉しかった
君からのLINE。
「いつも側にいるよ」
続けて知らせるLINE音。
ふざけているの?
からかっているの?
もうやめて。
君とはもう住む世界が違う。
君は、もう死んだんだよ。
「今も側にいるよ」
嘘っ
#君からのLINE
いつものとこで待ってるよ
あれ、なんかあった?
待ってます
いまどこ
?
おーい
おーい
まだー?
おーい
削除しますか? キャンセル 削除
君からのLINE
もしもLINEが届いたら
めちゃくちゃ幸せなんだろうな。
今度逢ったら
ID教えたい。
LINEのスタンプ
何使ってるのかが
めちゃくちゃ気になるなぁ。
少女は普通の女の子でした。
「友達」が付きまとう様になってからは
人生が一変してしまいます。
「友達」は幽霊を信じているらしく、
少女は幽霊を信じていないと言うと、
ぶりっ子ぶって「何で信じないの〜?」と、
執拗に幽霊を信じて欲しいと迫って来ます。
少女は信じていないと言い切ると、
「友達」は、クラスメート達に
「少女は霊を信じてるって。馬鹿だよね〜(笑)」
と、言いふらしていました。
少女は、「友達」に
「何でそんなこと言うの?」と、問い詰めると、
少女は、クラスメートから
イジメを受けるようになりました。
少女は、仲間外れにされて、
友達と遊びに行く経験も
合コンに参加する経験も
仲間と共に何かを成し遂げる経験も
無いまま青春時代が終わってしまいました。
少女の思い出は
誰かに馬鹿にされたり
嘘デタラメの噂を流されて彼氏が出来なくなったり
挙句の果てには
ランクが最下位で結婚しないまま人生が終わる
とまで言われました。
少女達は、大人になると
イジメの主犯格達は有名な漫画家になりましたが、
少女自身は病気になりました。
少女の将来の夢は漫画家でしたが、
その夢すら「友達」を始めとするイジメの主犯格達に
奪われてしまいました。
少女は、イジメの被害に遭っていて
漫画の絵を描くどころでは無かったのです。
無常にもイジメの主犯格達は
少女の事を馬鹿にするような内容の
漫画を描いています。
少女は障害者になり、
作業所や会社の障害者枠の仕事をしています。
何でこんな目に遭うの?
何で悪い人間がお金持ちになるの?
何で私以外の人間が敵になるの?
少女はいつも思っていました。
「君からのLINE」
貴方からLINEが来ると すごく安心する
だから、ずっと来ない時は不安で仕方がないの。
訳わかんない話だって貴方とだから楽しいんだ
君からのLINEは特別に感じる