『向かい合わせ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
僕は君の向かいに座る。
何もかも失ったような、
その真っ黒な目を、ただただ見つめている。
雪のような白い肌に
薔薇色のくちびる、
天使の輪が光っている。
君は天使みたいだね。
君を食べたい。
一緒になりたいんだ。
向かい合わせ……。
向かい合わせになったら、絶対に殴りたいヤツ。
人生を台無しにしてくれた、ゲス女。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者の娘、人でなしの今井裕子。
向かい合わせ……。
ポスターや写真などを向かい合わせに貼ると、何とかだ……という話を、昔聞いたことがある。
今でいう、都市伝説みたいなものかな?
生憎と、殺風景な部屋だから、四方の壁すべてに貼ってある。
【28,お題:向かい合わせ】
家に居るワンコの話。
私の家のワンコ、“ふうた”は鏡を前にすると挙動がおかしくなる
その...何て言うのかな?
凄く説明しにくいんだけど、、、踊るんだよね...
踊るっていうかそう見えるだけなんだけど
鏡の前に立って、自分が写っているのを確認すると
そのとたんに、はしゃぎ出して手が付けられなくなるの
この前なんか散歩の時間になるまで30分も続けてたんだよ?疲れないのかな?
お父さんが言うには、写った自分を仲間だと思っているらしいけど...私は少し違う気がする
もしかして、ふうたってナルシストなのかな......?
通勤電車
向い合わせの席に座る美しいあなた。
明日も会えるかな。
そんなワクワクを感じながら。
向かい合わせ。
テーブルが広いと
声が聞き取りにくい
耳は遠くなりけり
#向かい合わせ
僕の向かいにいつもいたのは誰だったっけな。
もう覚えてないや
何年も前のこと___
先生と面談とか目上の人と向かい合わせで話すのは苦手である。しかし、成人する前にその苦手意識を無くしたい。
「向かい合わせ」
頑張りたい私と無理しなくない私。
向かいあわせているみたい。
困ったなあ。
#29
「向かい合わせ」
簡単に言うと、自分と相手が向かい合っていることだろう。
私の中で
父=血が繋がってないが話をよく聞いてくれるいいひと
弟たち=うるさいがちゃんと話を聞いたり褒めたりして理不尽な対応や言葉をなげかけたりしなければとても優しくて元気ないい子
母=猿
ここには
自分がいた
隣には
互いに競い合える友がいた
上には
負けられない人がいた
下には
語り合える人がいた
前には
憧れた人がいた
後ろには
いつどんなときでも支えてくれる人がいた
進んだ道の先には
誰もいなかった
最期は
全てを
受け入れ・向き合う
ときが
くる
あなたは優しくて甘い
あなたは刺激があるから楽しい
あなたは健康的で安心できる
向かい合わせになって3分悩んだけど
やっぱりカフェオレがいいかな
ごとん、と落ちた君を取ったら
少し寂しそうなコーラとトマトジュース
//向かい合わせ
〜向かい合わせ〜
向かい合わせになると目を合わせるのが恥ずかしい
自分の心が覗かれてるような気がする
この状況でも
自分の好きな物を好きって
嫌いなものを嫌いって
言える人になりたい
それはきっと自信より
自分を受け止める気持ちがあるかなんだろうな
どんな自分だって
認めてしまえば
自分でしかないのだ
図書室で向かい合って座り、読書している。
オレは、いつもの通り哲学書で、おまえも、いつもの通り推理小説だ。
決して答えに辿り着かないオレと、必ず真実に辿り着くおまえ。
お似合いだよな、全く。
オレはただ、おまえの隣にいられたらいい。
そうすれば、見える景色は同じだから。
あんだけ虐めておいて、
まだやるのか、あんたは。
「被害者ヅラ」とか
「お前が悪い」だとか
いちいち正当化しないと私を虐められない時点で
もうあんたの負けなんだから。
諦めなさい、あんたは。
手を出した時点であんたの
あんたの
負けなんだから。
泣き面で
腕につけた傷と向かいあわせ
向かいあわせの席で、僕は君を見つめている。
君が飲んでいるのは、グレープフルーツジュース。
僕は、ラズベリーのサイダーを。
今日に限っては、君に合わせるつもりで来た。
なぜかっていうと、僕は君に言いたいことがあったからである。
「ねえ、君。やっぱり、僕たちは別れるべきだと思う。だから……」
彼女が泣き始めると、僕はやはり口をつぐむしかなかった。
彼女は涙をだらだら流しながら言った。
「ごめんなさい……」
「いやいいんだ。僕が言い出したことだから」
なぜ、君に合わせているか。それはこうなることが、分かっていたからだ。
君が泣くのは、僕のせい。
そして、それにもう、未練はなかった。
彼女はこう言うかもしれなかった。
「もう少しだけ一緒にいて」
でも、それは、僕の幼稚な願望で、彼女は固く口を結んで、それ以降、なにも話すことはなかった。
「それじゃ」
と、席を立つ。
「待って」
「なに?」
「あなたとは、もう二度と合わない」
そう、って僕は返したよ。
メガネの端に映る彼女は、やっぱり頑なで、それが五年の重みだと、思ったんだ。
向かい合わせ。
大好きなゆうと
向かい合わせに
なったら
いつも
本当はドキドキする。
向かい合わせで
「おいで」って
言われるのが
楽しみで
今日も行く。
ある日目が覚めたら、口の中に苦い味が広がっていた。
なんでか分からないけど、苦くて、お世辞にも美味しいとは言えない味だった。なんだろ、これ。確かに昨日は友達と喧嘩してしまったけれど。淋しいわけでも、悲しいわけでもないのになぁ。考えながら、その味を噛み締めた。
それは、初めて体験する「やるせない」という気持ちだった。
「やるせない」
向かい合わせになった心と心がすれ違ってちょっとした違いを見逃した。通り過ぎた後に振り返ればよかっただけなのにそれをしなかった私の心は貴方を失った。
笑顔の裏には何も無いと信じた愚かな心へ、もう誰の心とも向かい合わずに消えて下さい。
初対面でも
知り合いでも
身内でも
仲良しの友達でも
向かい合わせって
なんか緊張する
悪いことしてるわけでもないのに
恥ずかしいわけでもないのに
時間が経つと
魔法がかかったみたいに
へっちゃら
面白いね
(2023.08.25/向かい合わせ)