『同情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
同情
お願いだから
私なんかに同情しないで。
あなた達に
私の気持ちなんか
ちっとも分からないでしょ。
同情
誰かに同情すれば仲良くなれると学んだ小学生時代。
同情だけで生きてきた私には自分の意見なんてもうとっくになくなっていた。
みんなは、私の同情を優しさであると勘違いした。
でも、誰よりも先に同情を優しさだと勘違いしたのは、私だった。
同情とかムカつく。
何も知らないくせに少し聞いただけで
分かったふりするのもムカつく。
本人にしか分からないのに。
同情されるぐらいなら1人でいい。
同情
私の友達が痣を作っていた。また彼氏に殴られたらしい。
「最近ね~彼機嫌が良いの!」
そう言うと彼女は紫に変色したほっぺたを緩めた。
最初こそ私は彼女に同情を覚えた。でも次第に分かってきた。「別れなよ」とか「会うのやめなよ」なんて言葉は彼女には届かないのだと。
「彼のこと分かってあげられるのは、私だけなの」
イカれてる
あんな男と付き合い続けるこの女も、
あんな男に嫉妬してるあたしも。
同情という言葉は、どこか人をバカにしたような言い方に感じるときがある。
可哀想に。大変だね。と思いながら優越感に浸ってる所はないだろうか。
私はそこまでじゃない、と安心してはいないだろうか。
大抵の人は、そんなこと気にしたこともないと言い張る。
いや、言い張らなければいけない。
これも身を守るためだ。
自分はそんな酷い人間じゃないと思い込みたいのか、心の奥底に深く眠ってる棘棘した感情を表面化したくないのかはわからない。
また、本当に気付いていない場合もある。気付いていないのは、純粋無垢ということなのか。私はわからない
私は、心の奥底の醜い感情に浸り、内面から湧き出る喜びを抑えながら、眉を下げいかにも残念そうな顔をして口角がピクピクと痙攣するのを隠すように口元に手をやる姿は浅ましく汚らしい所作だと思っている。
《同情》
そうだ。きっとこれは…“同情”とか言うもの。
最初は聞きたくなかったんだ。だけど君はずっと 言ってくる。
“可哀想” って、“苦いよね…”って。
私は我慢できずに、言い返してしまったの…。
“貴方に何が分かるんですか?”
君は少し悲しそうだったのを覚えている。
でも君は諦めなかった。何度だって言ってくる。
私はいつも思ってしまう。
“君を守る為なのに…”って。なのに…君は気付いてくれなかった。
ずっと言ってた。“苦しいよ。”、“助けてよ”って言葉も出てこない。それを言う度に、君が“頑張れ。もう少しだよ。”って言ってくれた。
でもその言葉は帰って来ないんだね。
いつの間にか、君の“同情”に沼っていたんだ。
今日、君の居る墓に向かって吐き出す、
“私より先に死ぬなよ。馬鹿。”
これは強がりの言葉だったんだ。
僕の本心は、“今行くから待っててね。”
気付いてくれたかな…?笑
《あとがき》
こんにちは!初めての投稿です…。
ちょっとだけ緊張しちゃった…。(´>ω∂`)☆
これは、実話?いや、違うな…。友達が話してくれた過去を参考にして作ってみました!
最後が…ちょっとリアル感ある?笑
“私”と、“僕”の違いが分かってくれたら良いな…。
(※ちなみに、私は分かりません…笑)
君は疲れちゃうこともあると思う。でも、君は独りじゃないことを思い出して。私でも良いし、他の人でも良いから、ちょっとだけ愚痴ってみたら?笑
きっと、君は優しいから愚痴ることが出来ないだよね。良いなー。君みたいな優しい人間に産まれたかったな…笑
まぁ、結局…私が言いたいことは、“独りで抱え込まないで”って事なんだけどね…?笑
“どうか、君と君の生きる世界に光が差し込みますように。”
なんて、強がってみたり…笑
じゃあ、最後に…
“君と君の生きる世界に、希望を与えられますように。
大好きな世界に、ありがとう。を言える日が来るその日まで。”
同情
同情なんてしなくていい。
こんな気持ちなんて知らない方がいい。
君には知ってほしくない。
#同情
蔑み、嘲笑に想える感情だけど、ずっと病気になって、
同情してくれてる。憎しみ、憤怒、喧嘩いっぱいあった、
でも向こうも辛いんだろう、笑顔をはにかんだり、私は、
病気になってよかった、同情もされないなと、存在すらし
ない。
同情無き同情は同情とは言わず。同情する同情を同情と言う。ー柳川どじょうー
「同情」
私を心配しないで、
同情だけの言葉なら要らない。
私にしか言えない、そんな言葉が、私はほしいの…。
周りにされて嫌な気持ちになるやつは、友達辞めた方がいい、蔑みとか嘲笑いでする気持ちじゃない。優しさだ。
#同情
嫌な気持ちになる人は、その人と友達を辞めるべき。
心配じゃない。優しさ
#同情
苦悩を苦悩だと思わず笑顔で振舞おう。
全ては神様が与えて下さった苦悩だからね。
君がわからない
君のことをそんなに知らない
それに気づいて
自分はなにも言えなくなった
君に励まされることもあるけれど
その言葉を気持ちと一緒に受けとるため
まずは自分から近づかないといけない
もっと知りたかったな、ああ
同情
そうやってまた
私の気持ちを掠め取る
零す涙は貴女のもの
そうやって私も
人の気持ちを掠め取る
押し寄せる感情は私のもの
/ 同情
《テーマ : 同情》
学校からの帰り道
疲れた身体引き摺るように歩いていると
視界の隅に同情するように揺れる花が一輪見えた
『お前にわかってたまるか、』
静かにそう呟いた僕は花を踏み潰した
これで漸く僕と同じくらい汚くてつらいね
今ならお前も同情していいよ
題名 : 同レベルで同情を
#同情
同情されるのって正直ウザい。
何?自分が目上に立ってると思ってるわけ?
そういうのいい。どうでもいい。
同情は、見かけは何の変哲もない言葉かもしれないけど、中身を覗けばその見た目は一変する。
「力になりたい。」「助けになりたい。」
「私も何かできることがあれば…。」
そんな言葉いらない。
助けになる?口先だけならなんだって言えるから人間はそうやって同情する。
助けになりたい?ふざけないでよ。
どうせなんにもできないまま終わるやつが助けになりたいだなんて冗談でも言わないで。
だから嫌いなんだよ…どいつもこいつも…。
話を聞いてほしいだけ、同情してほしいなんて言ってない。
いっつも友達になってるような顔して隣に並ばないで。
あんたなんか…。
だいっきらい。
同情
重ねられた同情は
ただただ虚しくて
わかってもらえる
そういうのと違う
どうしようもない
思いの行方に困る
そこを拾われてく
救われようのない
感情はそのままに
行方不明でいいの
嘘つき、と言われればそうなのかもしれないが、突然言われれば困惑するし、衝動的に「違う」と否定してしまうだろう。そしてその「違う」というのも私の納得した部分に突き刺さり、これもまた嘘であることを嫌でも自覚させられる。
人は皆平然と嘘をつく。都合のいい嘘、誰かを傷つける嘘、「期待を裏切りたくない」とかいう律儀な嘘。
君もそうだ。勿論僕もそうだ。息を吸うように葛藤があり、苦悩があり、何処にも預けられない自分だけの「命の重さ」を抱えている。形もあやふやな、自分でも理解できない不安定な存在。目に見ることは出来ないけど、「これだけには嘘をつきたくない」って思える存在。それは欲望の塊、それは自分の信念、それはいつかの憧憬、それはいつかの誓い。
そして、息を吐く。
ちょっとだけ、私を好きになるように嘘をついてみようと思う。同情とは違うけど、ほんのちょっと、形が似ているようです。
「同情って言えば、『同情するなら金をくれ!』がでてくるなあ」
と言われたので、
「なにそれ?」
と聞くと、相手はうめき声を上げて天を仰いだ。