『友情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
世界に数十億という人がいる中で出会った、大切な人。
奇跡が重なって未だ繋がっている手。
一生の付き合いになりますように。
*友情*
【友情】
言葉を砕いて諦めた。友情を散りばめて探しに来てくれるよう願った。
「君ならしてくれるんだろ。」
そんな淡い期待と馬鹿げた理想を突きつけて言葉のナイフを君へと向けた。許してくれなんて言わないからせめて、命乞いだけさせてくれ。
「死にたくないから生きてやるさ。」
生きて呪われ縛られた。自由なんてきっと最初から無かったのかもしれない。
友情。
感情の行き違いで分たれてしまった友。
断捨離に乗っかって、
年賀状を整理してしまって疎遠になった友。
年賀状だけの交流になってしまった友。
そんな年賀状も滞りがちになってきた頃、
コロナが明けた。
友情も、
いつまでも思い出の力には
頼っていられない。
花に水をやらなければ枯れるように
友情もまたそうなのだ。
久々に会う約束をした。
変な勧誘だと思われないように
気を使った。
でも、彼女は何も変わっていなかった。
「来年もまた会おう!」そう言って
別れた。
その他の友とも、
またご縁があるといいなと思う。
生きてさえいれば、
またそんなこともあるでしょう。
友情
浅く広い、多数の薄めの友情
狭く深い、少数の濃いめの友情
どっちにしろ、自分に向けられた
友情に間違いないので大事にせな
友情
芽生えるもの
心の距離が近いこと
たとえすぐ側にいられなくても
感情を分かち合える
分かり合いたいと願う
喜びも悲しみも苦しさも怒りも
全部
~友情~
友情とは……私は元々友達があんましいないから分からないけど、友情とは、助け合い=誰かが大変な時は助け合い・泣いている時は寄り添い。
そういうのが友情だと思う。
『友情』
お前と俺はいつも一緒だったな
初めて会ったのは小学生の頃
俺もお前も幼くて
何度衝突したことか
中学生になって、互いに部活が忙しくなってさ
中々遊べなかったよな
高校は別々で、1年に数回しか会えなくなった
その後は少しの連絡しか取らなかったから
お前がどうしてる火なんて、俺は詳しく知らなくて
もし、俺がお前と同じ高校に行けていたのなら、この結末は変わったのか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
友情
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
友 本当はずっと
情
を は 友
く り 達
だ ぼ 嘘 信頼もあるし の
さ て の ま
い な 仮 自 信用もされてる ま
自 面 分 が
分 を に だけど君は君は よ
に か
か 途中で っ
ぶ 友情を 捨てた
っ ん
た だ
友達として
好
君のことは 自分は き だったし
も
一 も っ
緒 も っ と
に っ と
で 居 と
も た
か 君 友達をやめた
っ は
た 恋 あ
を の
し 日 告
て か 白
ら し あ
君が望んだから て の
き 日
自分に嘘をついて た か
ら
恋人になった
┏━━━┓
恋も ┃ほ 友┃ ずっと
┃し 情┃ ずっと
┃か だ┃ ずっと
愛も ┃っ け┃
┃た ┃
┗━━━┛ 友
達
要らないから 横に居るだけで の 良かった
ま
ま
が
#5 友情
友情、YOU情、相手を思う
愛情、I 情、自分を思う
友は「手と手を取り合う」二人組
愛は「頭・心・足」一人きり
外へと広げる手はどこまで
自分を位置付ける足はどこまで
友情とは何でしょうか。
どんな気持ちを呼ぶのでしょうか。
私が彼女に抱いたものは、それではなかったのでしょうか。
毎日のように話をして、馬鹿なことで笑って、一緒に創作をして、死にたくなっても励まし合って、隣にいるのが当たり前のように過ごしてきた彼女は、今私の隣にはいません。
私の知らない男と結婚して、私の知らない場所に行ってしまいました。便りのひとつも寄越してくれたら良いのに、何の音沙汰もなく。
知っています。結婚したら色々なものが変わって大変であること。私に構っている時間もないこと。
彼女は彼女なりに、彼女の人生を全うしているだけで、何も悪いことなどしていないのに、私ときたら……
私と彼女の間にあったのは、友情ではなかったのでしょう。きっとただの依存だったのです。私たちは、お互い依存対象を探していた似た者同士だったのです。
彼女は新たな依存対象を見つけ、私はそれを失い、だから苦しんでいるだけで、これを恋だなんて呼んで美化すれば、世間様に嗤われてしまうでしょう。
人生に別れはつきもので、それが人を強くするとはよく言いますし、事実だとも思いますが、それによって絶たれる脆い命があることも、また事実です。
弱さと嗤いますか、繊細さを嘆きますか。
眼の前の事実について、何を思うかは人それぞれです。
自分が出した答えは、自分にとっては正解でしょう。しかし、それが他人にとっても必ずそうなるとは思わないことです。
人間とは本当に、難しい生き物ですね。
私も、自分にとっての正解を、他人にとっての間違いと知りながら、貫くことにします。
人に好かれるように、合わせて生きることが出来ない、不器用な人間なのです、私。
だからひとこと、『ごめんなさい』と。
ただ、素直にひとこと『寂しい』と、君に伝えられていたなら、こんな馬鹿なこと、しなくてすんだかもしれませんね。
私たちもう随分旧い友達だね。
小学校からもう私たちは
ママになっちゃったんだもん。
ここまで関係が続くなんて思ってなかったよね。
小学生の頃は一緒に公園で遊んだり一緒に勉強したり
中学生の頃は一緒に出かけて
ちょっと行動範囲も広くなってはしゃいで
高校生の頃はプリ撮ったり
カラオケ行って声枯れるくらい楽しんだり
2人の思い出めっちゃあったね。
それで今は私たち子供いるって
信じられないよね。
私ほんとにあなたがいてくれてよかった。
辛い時も悲しい時も支えてくれて
ありがとう。
私たちきっと固い友情で結ばれてるね。
これからもよろしくね。
─────『友情』
幼少期
「僕らの友情はずっと続くよね!」と彼は屈託のない笑顔で聞いてきた。
その言葉に自分は笑顔で肯定する。
友情とは
共感や信頼の情を抱き合って互いを肯定し合う感情のこと。
だけれど、それは恋情に変わることがある。ほんの小さな出来事で…
青年期
「ずっと、側にいて欲しいんだ!ぼ、僕は、君が好きなんだ!」と彼は赤らめた顔で告白をしてきた。
その言葉を聞いた自分は…?
【友情】
カップルで溢れ返る夜の街を、君と横並びで歩いていく。花火大会があるとかで浴衣を着た人々が異常に多い。道端に並んだ屋台からの呼びかけに、私は思わずくすりと笑ってしまった。
「どうしたの?」
「いや、面白いなって。彼氏さんとか彼女さんとか、まるで私たちが恋人同士みたいな呼び込みされるの」
右手にぶら下げたエコバッグには、色気も何もあったもんじゃないおつまみの詰め合わせ。君のリュックサックにはビール缶が詰め込まれている。これから花火大会の音だけを聴きながら、楽しい楽しい宅飲みタイムだ。
「もし私たちの性別が同じだったら、同じように歩いていても友達同士だなって判断されるわけでしょ? 世の中の先入観って面白くない?」
「まあ、そんなもんでしょ。僕たちのことは僕たちがわかってればそれで良いんだよ」
私たちの間に恋情なんてものはカケラもない。男女間の友情は成立しうるかなんて世間では議題に上がるらしいけれど、少なくとも私たちの間ではそれは間違いなく成立する。君の恋を私は本心から応援しているし、私がいつか恋をしたならきっと君も全力で背中を押してくれるだろう。
「ま、それはそうだね。世間一般にどう思われようが、私たちには関係ないし」
世の中の言う『普通』の枠組みに自分が入れないことなんて昔からよく知っている。明るく笑い飛ばして、私は誰よりも信用している親友の背中を戯れ程度に軽く小突いた。
【友情】
それは、儚いもの。
それは、絆。
それは、時として理不尽さえも超えるもの
友達がいる人。
いないと思っている人。
どんな人でも誰かしらとは繋がっている
人は支え合わないと生きていけない。
人は1人ではたっていられない。
だからといって片方だけが頑張ったって、
意味は無い。
絶妙なバランスを維持しなければならないのが人間関係。
私には、たくさんの友達がいます。
たくさんの友達はいるけれど、
心から友達と言える人がいるか、
それはまだよくわかりません。
それでも友情自体は成立する。
自分に利があるか、それとも多少の不利益は我慢出来る相手か。
それだけの感情でも、友情と呼べる時はあると私は思う。
皆さんも1回、周りの人と自分の関係を考えなおしてみて。
もしかしたら、新しい関係があるのかも
友情って何基準に決まるのかな。
友情があったら、何してもいいし、何を言ってもいいとか勘違いしてない?
友情
小さな頃からずっと
友達いなくて…
1人だった
学生時代は、教室に
入っても、いつも1人で
口も聞かず、心なんて
なかった
いつも沈んでいた…
どうせ、わたしは
いない方がいいと
いつも思っていた
いまも変わらず…
でも、ある電話相談で
自分は暗い部屋にいる
と言ったら、暗いのが
好きなら、それでいい
のよ…と受け入れてもらえて
うれしかったことを覚えている。
ムリに自分を変えるより、
自分を受け入れていくのが
大切なんだと電話相談で
教えてもらいました。
ありがとうございました。
友情
とても大切なもの
だけどホントの友情がないと簡単に裏切れる
少し前の私は裏切られた…
友達だと思ってたのに。
こんなにも簡単に裏切られるとは思っていなかった
辛かったー…
その時の経験もまた私が生きていく上での糧になったのも間違いない
二度とあんな想いはしたくない
なんとなくだけどわかった気がする
ホントの友情。
言葉でなんて言えばいいか全くわからないけど
でも絶対に大事にしないと
私の大好きな友達。
「あぁ、そういえば」
放課後の教室の中で、彼は唐突に口を開いた。
俺はそんな彼の方を向いて、瞬きで先を促した。
「近々引っ越すんだ」
は?
俺は一瞬なにを言われたのかがわからず、抜けた声が先をついて出てきてしまった。
彼は肩をすくめて見せる。
「そんな遠くってわけじゃないんだけどね」
いやいや、近い遠いの話じゃないだろ。
そんなことじゃない。
だって、引っ越すんだろ?
「まぁほら。連絡先は交換してるし。なんかあったら連絡してよ」
だから。
そういうことじゃねぇんだって。
友達だったんだろ?
なんかそういうのってもっと、惜しむもんじゃねぇの?
違うのかよ。
「……おう」
「またどっか遊び行こ」
「ん」
それから数日後、彼は引っ越して行った。
友達の誰にも言っていなかったようで、本当に突然、消えてしまったようなものだった。
送迎会的なものもなければ、彼からの別れの言葉もなく、担任からの『引っ越しました』の一言で終わってしまった。
友情というものがあったはずだった。
ニコイチって言われるくらいには、そばにいたはずだった。
彼にとっては、そうでもなかったんだろう。
俺という存在は。
これは行き違った感情の話だ。
【友情】
友情ってなんだろう
普段考えないことで
いざ聞かれるとわからない
仲がいいことでもなく
助け合えることでもない
善悪を言えるというのが真の友情だと思う
ダメなことはダメ
いいことは褒める
それが互いに尊重できる関係だと私は思う
〈友情〉
ともだちがはじめに思い浮かびます。
ともだちとの関わりの中で喜怒哀楽などのいろいろな感情があって人は大きく成長できるのだと思う