『力を込めて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君のことを抱きしめた
想いが全部届くように
好きも大好きも愛してるも気をつけてねも
無茶しないでねも来てくれてありがとうも
12日にまた会えるのを楽しみにしているねも
全部届くように想いを込めて抱きしめた
私が今取り組んでいることに
たくさんの理解と応援を示してくれた君だから
少しでもそれに報いるように
力を込めて取り組もうと思う
心を込めて生きようと思う
座布団を力の限りぶん殴る何かが変わる訳じゃないけど
「ねぇ、またお金貸してくれない?」
そう言って返してくれたことなんて一度も無いのに。
「…何円?」
「ん〜…5000円!駄目…かな…?」
眉をわざとらしく八の字にして私を見つめる。返事なんて分かってるくせに。
「良いよ。」
財布から野口を3人差し出す。バイバイ。いいものに使われると良いね。
「わぁ!ありがとう。君しか頼れないよ。本当にいつも感謝してる。愛しているよ。」
「うん、」
知ってる。私だけじゃないんでしょ。誰にでも使える仮初の愛。いや…愛なんてないか。
「信じてないね?その顔は〜、本当だよ君だけしかいない。」
でも、私は貴方を捨てれない。屑でゴミで同仕様もない奴なのにさ。子供の頃はこんなはずじゃなかったのに。ごめんよ、小さな夢見る私。将来の君はこんなんだよ。
「…ふふ。本当に可愛いんだから。もう!食べちゃうぞ〜。」
そう言って私に後ろから抱きつく。やっぱり、嬉しくて顔が緩んでしまう。愛。
「あ〜、やっと笑ってくれたじゃん!」
「もう〜、いきなりじゃあびっくりしちゃうでしょ?」
気づきたくなくて、鈍感な馬鹿女を演じてる。この糸に切れて欲しくないって思ってしまうから。
ブーブー
彼のスマホが震える。
「なんだろ〜仕事かな?………」
画面に指を走らせる。お喋りな口がスッと閉じられる。
「あー……ごめん。仕事の書類に不備があったらしくて…ごめん!もう行かないと!バイバイ〜!」
「…そっか。いいよ。」
知ってるよ。そんな嘘じゃ通じない。
「あ〜…早く行かないと〜……」
いそいそと準備をする背中を見つめる。
「じゃ!バイバ…」
「……ッ!」
「…え?」
「もう、帰ってこなくていいから。」
「え、あ、へ…?」
「はぁ〜…だからもう!帰って!こなくて!いいの!」
「え、あ、な…んで…?」
頬を押さえて腰を抜かしてる。ずりずりと地面に座り込んで阿呆面こっちに向けちゃって。
「不必要。アタシの大事なモンにこれ以上関わらないで貰える?気づかなかったの?ウィッグ被ったら中々バレないんだねぇ。」
「だ…れ…?」
「アンタが知る必要は無いさ。…財布。」
「あ…」
「財布つってんだろ。だせよ。なぁ?」
「あ、これ…」
「チッ…のろまだね。アンタ、なんぼ借りたのさ。」
「………」
「わかんない?ならいいや全部貰うよ。」
「は?おまっ…やめろやっ…!」
力を込めてその憎たらしい顔をぶち殴る。男の癖に弱っちいな。こんなんであの子なんて守れるわけがないじゃないか。…守る気なんさ、さらそらないか。
「失せな。あの子にもう二度と近づくなよ。…このことは言うんじゃあないよ。」
「ハッ…ヒィッ……」
逃げるように、地面を這うようにして出ていった。いい気味だよ。
「そろそろ帰ってくる頃かな。アタシもそろそろ帰ろうかな。不審者でしか無いからね。」
ガチャリと作った合鍵でドアを閉める。革手袋をしているし、指紋は大丈夫。部屋も元通りだ。
「次の相談…どんな顔で聞いたら良いんだろうねぇ…。」
力を込めすぎたのかな
真っ赤な
ハートが破けた
#力を込めて
#力を込めて
さり気なく
素っ気なく
まるで何も無かったように
日々を生きてるけど
本当はいっぱいいっぱい
精一杯の強がりで
言葉と涙のみこんで生きてる
だからだから
時折叫びたくなるんだ
曝け出したくなるんだ
思いっきり身体中にチカラを込めて
地団駄踏んで…
空を見上げる
あなたがきっと笑って言うんだ
相変わらず子供みたいだなって…
上腕二頭筋が
ぐっと収縮すると
力こぶができる
〈力を込めて〉
手を握る、握り返された感覚。
負けじと握り返す。力を込める。目も、
でも溢れてしまった。ごめんなさい。本当は助けられたんだ。なのに。
信号無視のあのバイク乗りを犠牲にして、君を返せないのか。冷たい。
─────────
力を込めて貴方に送るメッセージ
震えるけど大丈夫、貴方だから
失敗しても受け止めてよね
なんかさぁ〜、一生懸命とか必死にとかカッコ悪いなぁ〜って。カッコ悪いとこは、見せたくないから必死に一生懸命に、力込めて生きてきた!かな?
力を込めて
鐘を鳴らす
力を込めて
願いが叶いますように
大丈夫
この恋が
叶いますように
なな🐶
2024年10月7日2291
手を力を込めすぎて握ると、爪がのめり込んで血が出る描写がある。真似しようとしたが、爪が短すぎるのか何も無かった。私からボールを奪おうとして、引っ掻いてきたあの子なら、できたりするんだろうか。
【力を込めて】
力を込めて
異様に固いペットボトルを開ける
ゴム手袋をはめて瓶の蓋を開ける
麺つゆボトルをリサイクルするために
くちについているリングを外す…
説明には人の手で外せると書いてあるが
外れない
ごめんなさい燃やします。
──この手だけは絶対に離さない。
(力を込めて)
息切れが酷くて、苦しくて、
それでも、私のせいで、壊したくなくて
精一杯の力を込めたのに
やっぱりだめで、
そのあとは散々で、責め立てられて
そう、私が悪いんだと
誰にも会いたくなくて、親の声すら遠ざけ
静まり返った夜を眺めて
わざと足を滑らせた。
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多忙の為未更新でした。
書ける時に少しずつ更新いたします。
このアプリで初めて字を綴り始めました。
暖かく見守っていただけると幸いです。
〚力を込めて〛
君となら、今より。
もっと遠くの素敵な場所に行けそうだよ。
良ければ、僕と一緒に行ってみないかな。
海の街。
力を込めて
あなたのことを引っ張り帰る
夕飯の時間よ
そう言いながら
第什作「力をこめて」
夜の濁流に呑まれぬ様に、地の足離すことなく。
地に吸われし足に力を込めて。
「力を込めて」とかけまして
「寒いなか少女が売っているのは」と解きます。
その心は「マッチョ/マッチ」です。
【力を込めて】*121*
力…ジャムの瓶蓋開ける時!あれ、カタイのあるよね
あっ後腕相撲したなぁ
なんだろ、荷物わりと重いのも持てる方だから
てっきり握力強くて腕相撲も強いんだって思い込んでたけど…
ダレニモカテナイ(泣
使う力の部分が違うのかなぁ
右利きなんだけど、腕相撲もコーヒーカップ持つのもスマホも…左がしっくりくるんだよね〜
ちなみにケンケンも左足!
隠れ左利きなのかな笑
毎晩、ハイネは十二時の鐘が鳴るまでは、家主の帰りを待つことを習慣としていた。彼が鐘が鳴るまでに家に帰ってくることは殆どない。どちらかというと不要な習慣だと思わず自嘲してしまう。しかし、お仕着せの妻であろうと、妻という身分なのだから、家主である夫の帰りを待つのがよいのだろうと考えて、ずっと続けている。
ゆっくりとブランデー入りのホットミルクを啜りながら、時が流れるのを待つ。遠くから聞こえる音に耳を傾けながら、とろとろとした睡魔と戯れていると、玄関のベルが鳴った。
睡魔を蹴飛ばして、急いでハイネは玄関へと走る。ハイネが玄関扉を開けると、そこに立っていた男は驚いたように彼女を見つめていたが、すぐにぱっと輝く笑顔を浮かべた。逆にハイネは、その姿を認めて、大きな溜息をついた。
(……まあ、今日も酷い有様だこと)
彼の着ている軍服は上から下まであちこち穴が開いているし、埃か泥か、それとも血なのかわからないが滲んで汚れている。何を生業にしているのか知らないが、こうやって毎回衣服を汚して帰ってくるのはやめてもらいたいものだ。
「お帰りなさい、あなた」
彼女の言葉に彼は嬉しそうに答えた。
「まだ、起きてたんだね、ハイネちゃん」彼はそこで一旦口を噤むと、気づかわしげに彼女を見た。申し訳なさそうに眉を八の字にしている。「もしかして、起こしちゃったかい?」
「いえ。たまたま起きていただけです。お気づかいなく」
そう言いながら彼女は彼に近寄ると、彼が持っていた上着を引ったくった。ざっとそれを検分すると、彼に向かって言う。
「傷の手当てをしますから、寝室に来てください」
有無を言わせぬ口調に、彼は頷くことしかできなかった。
二人並んで寝室に向かう。寝室には彼がいつ帰ってきてもいいように、ハイネは色んなものを揃えていた。彼に寝台に座るように命じ、彼女は手当ての準備を始めた。コットンと消毒液、ガーゼと包帯、そして濡れたタオル。
振り向いて彼の様子を見て、ハイネは再び溜息をつく。シャツを脱いで露わになった彼の上半身には、腕や腹部に多数の切創や擦過傷があった。しかし、一見したところ深い傷はなさそうだ。
内心でほっと胸を撫で下ろし、ハイネは傷口の消毒を始めた。ひどく滲みるだろうと哀れみを覚えたが、遠慮容赦なくハイネは消毒を施していく。時折、彼は呻き声を上げるが、彼女は無表情を務めた。
「あなたが何をなさっているのか存じ上げませんけど、毎度毎度、怪我をして帰ってくるのはやめてください」
「ごめんごめん」
彼女の言葉にいつもの調子で軽口を叩こうとした彼は、彼女の手が震えているのに気づいて口を噤んだ。
ハイネは彼の頬に消毒液を含ませたコットンをあて、優しく血を拭いながら、小さくこぼした。
「……ヴィルヘルム、心配させないで……」
彼は彼女の腕を掴むと自分の方へと引き寄せた。体勢を崩して倒れ込む彼女を抱き留めると、強く抱きしめる。
「ごめんね。これから気をつけるよ、ハイネちゃん」
そうしてください、と彼女は彼の腕の中でつぶやいた。