『刹那』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の「今」は、過去を殺し存立する。
過去を殺す瞬間、それが「刹那」である。
殺された過去、それは私を超え、世界の一部となる。
刹那
長い時間をかけて、仲を深めて。
ずっと一緒に成長していって。
もう背中を任せられるほどに信頼しきっていた。
だから、安心して、油断して。
少し危ない橋を渡っただけなんだ。
ほかのものに気を取られて、少し離れただけだ。
気がついたとき、声も、音もしなくって。
振り返ったとき、もう君は君じゃなかった。
刹那的な出来事だ。なのに全て失ったんだ。
【13日目】刹那
あの日々は本当に存在
したのだろうか
湧き上がる情熱を
抑えられず
身悶えしていた
それから先は
happyがあって
bad endに向かっていった
もうあんな日々は
過ごせないし
あんな思いは
しないだろう
ただ一つづけ
間違いないのは
あの瞬間は
「幸せ」
だったことなのだ
刹那
私は、この言葉を使わない。
その時々を、永遠のように感じているからだ
今は、永遠。
道は常に一本道。
永遠の連続を振り返れば、
刹那と言うのだろうか?
その長い道のりを
刹那
おおきくとらえたら
生きる道なのかな…
ずっと続いたらどうなるんだろう
僕には難しい言葉…
息子のくだらないギャグに笑った
刹那サバ缶の汁をぶちまけて
洗いたてのカーペットを
サバ臭くしてしまった
どうしてこうなった
【刹那】
刹那まばゆい光が
わたしたちを飲み込んだ
昨年
広島に旅行に行った
たった一発
たった一瞬
一つの街が失くなってしまうほどの
攻撃の威力
それが原子爆弾
今では当時より
もっと強力な爆弾となっているという
平和な暮らしがこれから先ずっと続きますように
原爆が使われることがありませんように
ただ祈る
「刹那」
遠距離の彼氏といると、あっというまに時間が過ぎていく。
なぜだろ?
それに、心の中に穴が開く感じ。高揚感もある。
刹那に彼氏に逢いたい気持ちが。。。。。。
今度は夏まで、逢えない。辛いけど。
目を閉じる、そして目を開ける
そこに見えたのは何だったか
本当に目を閉じる前と同じ世界なのか
本当に私の視界は私のものなのだろうか
もう瞬きなんてできない
「やぁ、お嬢ちゃん。今一人かい?」
彼とデートしている時、彼が忘れ物をしたらしく、戻ってくるまで私は待っていることになったのだが、一人になった隙を狙って男の人が声をかけてきた。ナンパかぁ、困るなぁと思い最初は無視していたのだが、あまりにもしつこかったのでつい言い返してしまった。
「違います。今人をを待っているんで」
「またまたぁ、嘘でしょ?絶対楽しませてあげるから、こっちにおいで?」
「やめてください、困ります」
「いいから、こっちに来なさい!」
キッパリと断り続けていたのだが、それでもしつこく、遂には力任せに腕を引っ張られる。痛い、駄目かもと思った刹那、聞き慣れた声が後ろから聞こえた。
「その人は俺の大切な人です、今すぐその手を離しなさい!」
そう言い放った彼の声は怒気を帯びていて、普段の優しい彼からは想像もつかない表情をしていた。彼の尋常ではない怒りに恐れをなしたのか、その人は急いで逃げていった。
「すみません。俺が忘れ物をしたばかりに貴方に怖い思いをさせてしまって…」
「ううん、助けてくれてありがとう」
「もう離れませんから。必ず貴方を守ります」
彼の表情は先ほどから打って変わって、優しく穏やかで、いつもの彼の雰囲気になっていた。そして、離れないように手を繋いでデートの続きを楽しんだ。
テーマ「刹那」
貴方って、刹那な人だと思う。
「えぇ。初めて言われたかも」
「意外。でも、あまりこういう言葉を知ってる人も、もういないのかな?」
「そんなことはないと思うけどなぁ。どうなんだろう?でも、久しぶりに聞いたかも。刹那な人」
刹那な人、今この瞬間の幸せを大切にする人。私は、そんな貴方が少し羨ましい。
「いい意味で、刹那な人ってこと?」
「うん。私、そういう人に少し憧れてるかも」
「へぇ……でも、私は君みたいな人に憧れてるけどね」
「え、なんで?」
将来のことを考えすぎて、行動に出られない私の、どこを憧れているんだろう?
「私みたいに、今しか考えていなかったら、この先にある幸せを手に入れられないかもしれない。そりゃ、一時的な幸せは持っているけどね。でも、長い目で見ると……って感じじゃない」
「……うん」
「でも、君は違う。先を見据えて、自分が欲しいものを手に入れるために緻密な計画を立てる。そんなの、私には出来ないよ。先に待ってる幸せより、今ある幸せを取っちゃうから」
ま、それぞれメリットデメリットあるよね〜って話!って、貴方は勢いでこの話を終わらせた。
そして貴方は、刹那にして、美しい笑顔を私に向けた。
【刹那】
私は姿を眩ました友人を探すため、一人で旅に出た。その旅の途中、雨宿りのために入った洞窟で美しい青年に出会う。
出会ったばかりのころ、彼は自分の歳を「百万五十九歳だ」と言った。
けれども彼の容姿は二十代半ばの美青年にしか見えず、私はその言葉をすぐには信じられずにいた。
彼は自分と同じ種族の仲間を探すため旅に出る予定だと言った。目指す場所が同じだった私と彼は、共に旅をすることとなった。
彼は年齢についてはよく分からないことを言っていたが優しく穏やかな性格で、私は彼を怪しむ以上に一緒に旅をする仲間ができたことに喜びを感じていた。
彼は何をするにも真面目で、いつも青く澄んだ瞳を私に向けていた。厳しい旅の途中、さらさらとした金髪を風になびかせながら時に私を励まし時に私を笑わせ、時に今までに自分が体験したことを語り、分かりやすい嘘をつくようなことは一度もなかった。
彼は自分がこれまで見てきたことの一部を私に語った。
「千年ほど前はこのあたりには人はおらず草も生えていなかったが、今はビルが立ち並んでいるなんて不思議だ」とか、「十万年前もここでは戦争があった。今、また戦争をしているなんて、人間は愚かだ」とか。
しばらく生きてきたけれど人間一人一人とはあまり深く関わってこなかったから、人間について詳しいことは分からないのだと彼は言っていた。そして、「深く関わった人間は、お前が初めてだ」とも。
彼の真面目な人柄や真剣に語る様子を考えるととても嘘をついているようには思えず、私は次第に彼が「長い時を生きてきた人間ではない存在」だということを信じるようになった。
二十一歳の人間である私は、きっと長くても百歳ちょっとで寿命を終えてしまうだろう。
対して現在百万五十九歳の彼は、彼の話を聞くに三百万歳ほどまで生きられるのだという。
私が彼よりとても早く一生を終えることは、残酷で確かな事実だった。
私たちの旅は、ちょうど一ヶ月ほどで終わってしまった。私は友人と再会し、彼は自分の仲間を見つけることができた。
「一万年後にまたここで会おう」
彼は綺麗な小花がたくさん咲いた丘の上でそう言って笑い、私に手を振った。始めは冗談なのか本気なのか分からなかった。でも、彼が以前人間について詳しく知らないと言っていたことを思い出した。そして、そうか、彼にとってはまたすぐに会おうと言っているつもりなのか、と理解した。
「そうだね」
笑顔でそう答えて手を振り返し、私と彼は別れた。
半年後に会おう、一年後に会おう、十年後に会おう……そんな風にもっと早く会う約束をすれば、本当にもう一度彼に会えただろう。だけど私は、あえて言わなかった。このまま会わない方が、彼の心に私という存在をこれ以上深く刻み込まずに済むだろうから。彼よりずっと短い時間で居なくなる私のことなんて、出来るだけ早く忘れてしまった方がいい。
三百万年という年月を生きる種族である、聡明で、細やかな気遣いができて、美しくて、何かを悟ったような瞳をした彼。そんな魅力的で神秘的な彼の生きる長い年月に刹那関われただけで、私は充分幸せだから。
「刹那」
「今までありがとう。さようなら」
思い出の公園のベンチで私は君と別れた。
君と過ごした時間は、長いようで刹那のような時間だった。私は、君と過ごした時間を忘れないだろう。
★刹那★
時間は、止められない
どんなに願っても
生きてる限り流れ続けてしまう
ほんの一瞬のまばたきでさえ
未来から今に…そして過去になっていく
真っ直ぐ見つめあって
何度も笑いあって
温かな手が触れてくれて
たくさんの言葉を紡いで、交わして
息遣いさえ拾うほどの距離の近さに、加速する鼓動が押さえられなくて
眩しく気高い姿に、強い信頼と深い安心、それ以上の……熱い想いを抱いて
医師と患者という絶対的な線が悔しくて、苦しくて
先生ーーー
先生を好きだって気付いてから、もう1年以上が経つんだね。
今まで先生がくれたたくさんの時間は、記憶は、数多の刹那がつながってできた、私の大事な大事な宝物なんだよ。
1秒先の未来すら分からない世界で
先生と出会えたあの日から
きっと私は知ってしまったんだ
“刹那”という 時間の重さをーーー
刹那
あ こんにちは あなたのお名前は、、
そうですか 。 ここはどこかって ? ここは 毎日お題が変わる 簡単に言うとカフェ
みたいな感じです 。
今日のお題は 『刹那』 です 。
刹那とは 短い時間や瞬を意味します 。
じゃぁ 私の考えで刹那をご説明しましょう
┈┈┈┈┈刹那┈┈┈┈┈
刹那とは とても切なく短い時間を意味します 。
あまり聞く言葉ではありませんが 知っておくのも 1つの知恵になりますよ
刹那というのは シャボン玉、アイスみたいに
時間が経つと 消えてしまいます 。
それこそ 人間の人生に似てますよね
人間の人生も 電車から降りる 、みたいな感じだと私は思います 。
だって 貴方もいま 私の話を聞いてる時点で 電車に乗ってます
まだ 降りない方がいいかと 、
刹那 を 大切にできる人こそ 完璧な存在と言えるんでしょうか 。
世界は 刹那という 短い時間を中心に 成り立っていると思います
あっ 、 あなたはここで降りるんですね 。
今までお疲れ様でした 。 え ? 私が何者かって?
言うことはできませんが 、 1つ、
私は 人間だと思いますか ?
「 では 、 お疲れ様でした 。 あなたの人生は刹那に終わりましたね 。」
「刹那」
楽しい時間は一瞬のよう。
苦しい時間は一生のよう。
美しい時間は永遠のよう。
時間なんてみんな平等で同じはずなのに、
自分の望みとは反対に流れていくみたいだった。
止まってほしいと願った夜は短く
早く終わってほしいと願った夜は長かった。
お前なんかにコントールされてたまるか、と嘲笑う意地悪な概念。
でも、過ぎてしまった思い出たちは、美しく永遠のように輝いている。
どんな時間も、どんな私も、全て過去になってしまえば、美しく永遠にしてくれる?
意地悪なんて言ってごめんね。今日も仲良くしてね。
いつまでかわからない私の時間を、地球や宇宙から見たらたった数秒の私の時間を、いつか永遠にしてね。
「刹那」
刹那
自分も含めてその言葉を
実際の会話で使っているのは聞いた事がない
だけど小説ではよく見る言葉だ
あとは何があるかな
憧憬 とか
道行 とか
旅情 とかかな
紙の上で踊る美しい言葉たちを
舌の上で転がして
たまには使ってみるのも悪くない
そんな事を言い合える貴方が
今 此処に居たらいいのに
刹那の願いが 叶えられたらいいのに
刹那
一瞬で恋に落ちた
刹那って
こういうことなの?
なな🐶
2024年4月28日1102
『刹那』💜
あなたは優しい。
僕のために時間を使ってくれる。
あなたは僕の悩みごとですら
親身になって聞いてくれる。
僕の考えを一瞬にして
変えるような
あなたらしいアドバイスをくれる。
そのあなたの言葉に
僕がどれだけ救われてるか。
僕はもう、あなた無しでは
生きていけないかもしれない。
刹那…それは一瞬の出来事のこと、または時間の最小単位を指す言葉。
そんな短くて少ない時間が最後の時間だとしたらどうする?今までの事に感謝するか?それとも今までしたことの懺悔をするか?
それを考えるのは刹那の瞬間が最後の時じゃない奴が人に問いかけるときだけだ。だからこそ今の日常も僕も刹那と言う言葉と関係ない生活をしている。
ならこの生活が続けばいいなと僕は俺はそう思うだけだ。
[刹那]