『別れ際に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「じゃ、また明日ね」
最期の言葉なんて、そんなもの
漫画やドラマみたいな
劇的な台詞は、現実には存在しない
自分も多分、そんな平凡な言葉を
吐き出して、息絶えるのだろう
最期の言葉なんて、忘れてほしい
別れ際の「また明日」なんて
守れない約束みたいで
それこそ、死んでも死にきれない
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第三十話」
スモークとスプライトは、饅頭達を追っていました。
「見つからないように気をつけないと…」
「そもそも、饅頭達は何探してんだ?」
スプライトは、疑問に思いました。
「落とし物かな…?それとも、何かの入り口とか?」
「スモークの推理が始まった!」
「スプライト、声大きい!」
スモークは、小声で注意しました。
「オイ、誰かに追われてるぞ」
饅頭達は、二人の方を見ました。
「うわ…見つかっちゃった…」
「戦うしか無いな!」
二人は、戦闘態勢に入りました。
「コイツら、歌い手共か?」
「面倒な事になる前にやっつけるぞ」
饅頭達は、襲い掛かって来ました。
「早速、習った術を使って見るぞ!機械召喚!」
スプライトは、宙に浮く機械をいくつか呼び出しました。
「雷電放射!」
宙に浮く機械は、ピンポイントで電気を放射しましたが、饅頭達は動き回る為、なかなか全部には当たりません。
「全滅は免れそうだな」
「こんなの、当たらなければ怖くないさ!」
「マズいな…コイツら全部には当たんねぇ…!」
「それだったら…凝固術!」
スモークは、饅頭達を石化させました。
「スモーク、ナイス!」
「コレで動きは封じたから、電気が当たるはず」
スプライトは、体勢を立て直しました。
「もう一度…雷電放射!」
スプライトは、石化した饅頭達に電気を放って行きました。
「石化したらマズいな…無事なやつは一旦退散だ!」
「手ぶらで帰ってどうする?ハマラマンジャ様に顔向け出来んぞ」
「あの二人、歌い手でも無名っぽいし、全員で掛かれば倒せる筈だ」
饅頭達は、再び戦闘態勢に入りました。
「そこのみんな、どうしたの?凝固術!」
「うわあああ!」
「逃げた方が良かったんじゃないか?」
スモークは、喋っていた饅頭達を石化させました。
「行くぜー!!雷電放射!」
スプライトは、最後の集団をやっつけました。
「…何とか、全員やっつけたね」
「途中で逃走した奴も何人か居たけどな…」
スモークとスプライトは、息を切らせていました。
「…スモーク、残党追うの手伝ってくれないか?」
「残党…確かに、コッチの情報を敵サイドに漏らされても困るよね?でも、僕達だけで大丈夫?」
「戦わなければ、大丈夫だ。それに、誰か呼んでたら、饅頭達逃げるぞ」
「…分かった。後を追ってみよう」
「そうとなれば…追跡開始だ!」
二人は、残党を追う事にしました。
「アイツら、ハマラマンジャとか言ってたけど、本当にナイトメアの手下か?」
「更に別の悪の組織登場ってやつ?ちょ、意味分かんなーい…」
発車のベルが聞こえたから
急いで走ったの
間に合わない
間に合わないかも
少し乱れてしまった花束と
ありがとうの小さなメモ
動き出した電車の
窓際の貴方に手渡して
振りたくはなかった
手を振ったの
長い手紙は
濡れてしまったから
今でもあの日のまま
ポケットの中
「別れ際に」
「またね」
またね、って
いいね。
また
会えるっていうこと、
たから。
別れ際に
「じゃあ、そろそろ行くね」
それは何度目の言葉だったか
これ以上、会話はないと分かってて
それでも、この場から離れられなくて
君の次の言葉を期待して待ってしまった
別れ際の往生の悪さは男として情けないね
分かってるよ、それでも君が好きなんだ
もうダメだと分かっても、好きだった
またね。で済ませられるような
別れを繰り返してきたから
さようならを言えないの。
でも、君は慣れてしまっているんだね。
涙を流すどころか、笑顔を魅せるのだから。
じゃあいいよ。もういいよ。
最期は僕が言うからさ。
さようならじゃ悲しいから、切ないから。
「おやすみ」
の一言で、許してね。
覚めることのない夢を今度は僕が贈るから。
次は幸せになるんだよ。悪夢なんて見たら許さないから。
じゃあね、またね、"おやすみなさい"
さよならを告げるのは辛いけど
さよならを言われるのも辛い
振り返ったら辛くなるけど
真っ直ぐ帰れるほど強くもない寂しがり
別れ際に、「泣かないで」と言われた。
向こうの方がよほど泣きたかったはずなのに私を気遣ってくれることが、とても辛かった。
ぐしゃぐしゃの顔で改札をくぐって、「ごめんなさい」とまた泣いた。
別れ際に君はこう言った
頑張るんだよと
その言葉が最後に聞いた
声だった
あなたの顔が忘れられない。
別れ際に。
ばいばい。ばいばーい。ばいばーーーーい。
といつまでも続いて、母親にもう静かになさいと止められる。それでも姿が見える間はお互いに手を振り続けて。
私は人数が少なかったから、どちらかというとみんな静かな幼稚園だった。朝母親と離れる時にぐずる子も見たことがなかったと記憶している。今、近所にあるのは保育園で割と本気で泣き叫ぶ声とか聞こえる。みんな、母親大好きだな。
ばいばいの掛け声は何だかとても面白い。そうしてぐずった子とはきっと違う子だろうけど、とても楽しかったんだろうって分かる。何度も何度もお互いが叫び合いっこして、それも遊びなんだろうなって。
時代に合ったやり方って
凄くよく聞こえる言葉なんだろうけど
結局は自分やその身の回りに合ったやり方が
何はともあれ1番だと思う。
「別れ際に」
別れ際にまたねっていつも言ってるけど、それは次に会う日を決めずに簡単に言ってしまう、軽い気持ちで出てくるセリフ
明日、1週間後、1ヶ月後、1年後、10年後、次に会える日なんて決まってなくても言ってしまう
いつも軽く言ってたまたねの言葉がこんなに長くなってしまうなんて
何か事故があったわけじゃなくても、このご時世の影響でこんなに長く会えなくなるなんて思わなかった
あんなに仲がよかった友達
転勤してから数ヶ月、いつの間にか結婚してしまって気軽には会えなくなってしまった
でも自分はきっと逢いに行く
コロナであっても、環境が変わってしまっても
あの時またねって言ったのだから
心からの友達だって思ってるから
いつだってまた会ってあの日見たいに過ごしたい
自分の思い出は、気持ちは変わらない
楽しかった日々を胸に、いつまでもいつまでもまたねの日を心待ちにしているよ
さっきまで少し緊張しながら
でも、笑って話していたのに
私を迎えにきた新幹線を見た途端
だんだんとぐしゃぐしゃになっていく
泣き顔は今まで見た
どんな顔より愛おしい
そんなことを思いながら
新幹線に乗り込んだ
なにをかけばいいかわからない
バイバイ(ヾ(´・ω・`)
別れ際に
あと2回で
しばらく逢えなくなるかも。
私の事を
【俺の大切な
生涯の宝だよ】って
言われて泣けた。
明日と明後日で
ほとんど影が見えなくても
私はまた逢える日を
楽しみにしてるよ。
別れ際に
ハグしたいけど
この世の中が泣ける。
別れ際に君は言った
「またね」
またって一体いつのことなのだろうか
そんな日来るはずないのに
勝手にモヤモヤして
勝手にへこんで
自分の中の勝手がどんどん増えて
こんな風に考えてる自分が大嫌いで。
別れ際に
安心させてよ