『冬休み』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
みんなが楽しみ冬休み。短いけれどもお休みするにはいい感じ。宿題多いけれども早く終わらせたらいい気持ち。習い事もあるけれど早めに終わらせいい気持ち
子供にとっては長い方がいいけれど、大人にとっては短い方がいい。
長いければ長いほど友達と会えないし、
短ければ短いほど子供と親の休みがない。
冬休みっていい感じ。
『冬休み』
今日、ちょうどそのことを考えてた。
何をしてみようか。
小旅行? 雪を見に行くのもいいね。
でも今年はクリスマスにたくさん見たから、雪景色よりもあったいところに行きたいかな。
温泉入りたいね。
入りたいねえ。
そして美味しいものを食べる!
ごはんの価値観おんなじなの、幸せだね。
まあ、好きな食べ物はぜんぜん違うけどね。
たまに一口味見させてもらうのが楽しいんだよね。
もし学生の頃に出会ってたら、いっしょにどんな冬休みを過ごしてたと思う?
あー…お金なかったから…。旅行はむり。
そうだよねえ。
あ、バイト終わりに肉まん差し入れに行くよ。冬の夜道で食べる肉まん、すごい好きだった。
神じゃん。
そんで手を繋いで帰ろー。アパート近くのコンビニで食料買い込んで、ふたりで夜通し映画を見る。お笑いでも可。
それさ、今となにが違うん?
今日、ちょうどそのことを考えてた。
いつ、どこで、どんなふうに出会ったとしても、きっと今とおんなじふたりになるよ。
長期休みは嫌い。
だって、長い間、あなたに会えなくなってしまうんだもの。
でもね、冬休みは好きなの。
たったの二週間だもの。そのくらいは我慢できるの。
丁度いいと思わない?
私があなたに会えない間、あなたのことを頭の中で考えている時間が。
あなたも私と同じ気持ちだったら…なんて、馬鹿みたいなことも考えるんだけどね。
有り得ない話なんだけど…
冬休みが明けたら、一番最初にあなたに会いたい。
そんなことを考えるの。
___________end___________
長期休みは嫌いだ。
だって、長い間、あいつに会えなくなってしまうから。
でも、冬休みは好きなんだよなぁ。
たったの二週間だから。そのくらいは我慢できる。
丁度いいと思わないか?
俺があいつに会えない間、あいつのことを頭の中で考えている時間が。
あいつも、俺と同じ気持ちだったら…なんて、馬鹿みたいなことも偶に考えたりもする。
まぁ、有り得ない話なんだけどな…
冬休みが明けたら、一番最初にあいつに会いたい。
そんなことを考えるんだ。
___________end___________
大人になれば冬休みなんて何ら特別なわけでもない。ゴールデンウィークの方が休みは長いし,ほんの数日仕事がなくなるだけの日々にすぎない。
長期休み そんな理由がなくたって会おうと思えばいつだって会える。だってもう大人だから。
社会人にもなればお金はある。時間だって作ろうと思えば作れる。新幹線に揺られて一時間と少し。遠距離恋愛と言うには近すぎる距離は,二人を隔てる壁になんかなりもしないはずで。
なのに何でこんなに遠いんだろう。毎日のように電話して,たまには手紙も出しあって。写真のフォルダだって君でいっぱいなのに。
最後に君に会ったのはいつだっただろうか。もう思い出せもしないくらい前。あのとき君はノースリーブのワンピース姿で,浜辺ではしゃいでかき氷を食べて。そうかあれはそんなにも昔。季節二つも跨いでしまったのか。
「さみしい」
思い出してしまえばそんな思いにさらされる。なのに,恋しい愛しいってそんな思いで溺れそうになってもまだ動けない。
なにとなしにつけたテレビは帰省ラッシュのピーク予想を報じている。誰もが慌ただしく過ごす時間のなかで,ほんのひとときの安らぎを求め自分の古巣へ帰るとき。
「会いたいな」
ポケットに仕舞いこまれた予定帳を開く。仕事納めが終わればなにもないまっさらなマス目。
「帰ろうかな」
久しぶりに親の顔でも見に行こうかと,たまには向こうの友人たちと飲み明かそうかと そう思った。
そしたら,ついでに君の家にもよってみよう。君の好きなケーキでも持って。明けましておめでとうって。今年もよろしくって。そんな言葉を言い合いながら二人で時間を過ごしてみよう。
「同窓会のお知らせも来てたし」
納得できる理由を繕わないと,自分の欲に従って行動のひとつも出来ない臆病者だからさ。自分に言い訳して嘘をつくんだ。
本当はただ君に会いたいだけなのにさ。
─── ねぇ,大好きだよ。
冬休みの雰囲気のせいにしてしまえばそんな言葉も言えるかな。
テーマ : «冬休み»
冬休み
夏休みよりも短いその期間は、何故だか二度寝を誘うし、一日中ごろごろとしていたくなるんだ。
そのくせ日が短くなっているから、一日がとても短く感じて、あっという間に終わってしまう。
だから、どうかお願い。まだ明日が冬休みでありますように。
冬休み、学校から出された宿題を冬休み後半らへんで慌ててやった思い出がたくさんある。当時の私からすれば、苦だったけど、今の私からすると、良い思い出だなって思う。今年の冬も慌てるのかなって考える。
冬休み、楽しんでいこう。今年も。
冬休み。
冬休みは
楽しい
事が
たくさんありそう。
ワンマンと
カウントダウンも
あるし。
推しのお誕生日も
お祝いできる?
今年の冬休みは
誰よりも幸せ。
冬休みに向けて、と書かれたプリントが配られる。
どうせいつものあれだ、早寝早起き、計画的に過ごすとか書いてあるやつだ。
小学校の頃も似たようなの言ってたよなぁ…と思う。
でも、みんな1番に考えていることは共通しているだろう。
「私いつも思うんだけど、冬休みって短くない?2週間ちょいぐらいしかないじゃん」
そう。その通り。冬休みは夏休み比べてはるかに少ない。
冬休みは結構あっという間に終わってしまう。
放課後となると、授業で渡された宿題や、冬休み関連の話になるのは仕方ない。
「ねぇ、英語の宿題みた?」
「見たー!マジ多くない?何あの量。しかも休み明けにまとめテストって…」
「数学とかもなかなかあるけどね…」
などと話しながら、校門を出て2人で駅に向かう。
「あーあ、私夏休みは宿題に追われてたから冬休みはゆっくり過ごそう!って思ってたのに」
「そんなこと言ってると、冬休みも追われちゃうよ?」
それはやだー!といいながら突然、隣の友人が拳をぶあっと上げだした。
「でも遊びたい!勉強ばっかじゃ何の休みなの!絶対に私は遊ぶの!」えいえいおー!と叫び出す。
「遊ぶ、遊ぶって何するのよ…せめて宿題だけはやりなよ」
「宿題は何とか終わらすから!それよりもどこ行く⁉︎」
「あ、遊び相手私?」
「えっダメ?遊ぼうよ。」
私はあんたと違って真面目に勉強する予定だったんだけど…とは思った。
でも、ここまでキラキラした目で誘われたら…
「しょうがないなぁ、良いよ別に」
「本当⁉︎やったー!!ありがとうねー」
素直じゃないなぁ、と思う。普通に誘われるのは嬉しかった。
まぁ、恥ずかしくて言えないけど。
とりあえず、冬休み楽しみだなぁ。
冬休み
深夜12時
毎年課題を溜める私は、
シャーペンを持って机に向かっていた。
理由は好きな人との通話。
勉強を教えてもらう口実で通話してもらった。
ただ、集中すると周りが見えなくなる体質のせいで
彼を放っておいてしまった。
声をかけても返事は無い。
ふと口にした「大好き。」
返事は無いはずなのに、返事を期待してしまう。
机に再び向かい直そうとした時、
彼のアイコンが光る。
俺も好きだよ。
冬休み
子供の頃は
冬休みだったものが
大人になってからは
冬季休暇になった
呼び名は 変わっても
休みが 終わる頃に感じる
憂鬱さは 変わらない
やったー!!!る冬休み最高!!!!課題はちょうどいいしゲームも沢山しすぎて退屈!!早く終われ
「冬はつとめて」その言葉を飲み込んで廊下のカーテンをあける。端のほうが結露した窓から外を見ると一面の雪景色だ。小さな頃はワクワクしたその光景も、今では寒いなぁという感想しか出てこなくなった自分に寂しさを感じる。さぁ、チビたちのあったかい服と手袋、遊んだあとのおしるこでも準備しますか。
2022/12/28『冬休み』
「花火」
冬の花火って綺麗だと思う。
私が小学生の頃、
年の離れた姉たちはいつも遊びに出ていたり、
バイトに行ったりで家にいることは少なかった。
親も共働きで、8時過ぎとか9時過ぎにならないと
帰ってこなかった、だからいつも私しかいなかった。
冬休み中たまたま皆の休みが被って、
夏にできなかった花火をすることになった。
冬の夜、大きい袋に入った手持ち花火を各自持って、
写真を撮ったり、競ったり、走り回ったり…
綺麗で楽しくって、またやりたいなぁ…
儚くてきえてしまいそうな君と
真っ白な雪。
雪がなくなったら
君もきえるのかな。
僕は何も出来ないのにね
テーマ:冬休み #46
※この物語は#20からの続編です
サカキさんに着いていくと小さな家にたどり着く。
「中に入って」
サカキさんがドアを開け、手招きする。僕はサカキさんに言われるまま中に入る。
「いや~…。またミデルちゃんに会えるとは思えなかったよ……」
サカキさんはふぅ…と息を吐き、座布団の上に座る。
「私も、会えると思ってなかった」
「それに、素敵なボーイフレンドまで連れてきちゃって…」
サカキさんは僕の方を見て言う。僕は気まずくなって顔を背けた。
「あ、ラクラ。サカキさんは私の師匠なの」
ミデルがそう言うと
「いやいや、師匠だなんてとんでもない。隣りに住んでたジジイだよ」
サカキさんは笑った。ミデルはそんなサカキさんに頬を膨らませ
「違うもん! まぁ、師匠兼、育ての親みたいな感じだけど!」
そんな会話を聞いていると本当に仲がいいんだな、と感じる。
「ミデルちゃんは魔法の覚えが早くてねぇ…。さすが『神の子』と呼ばれていただけあるなぁとは思ったよ」「ちょっ! サカキさん!!」
「『神の子』?」
ミデルと僕の声が重なる。
「ラクラくんは、知らない? ミデルちゃんが『神の子』って呼ばれていること」
僕は首を振った。ミデルの顔は赤くなりその顔は下を向いていた。
「ミデルちゃんはね、黄緑色の瞳を持つ魔法使いの中でも特殊な種族ってことは、ラクラくんも知っているだろう?」
僕は首を大きく縦に振る。
「その中でもミデルちゃんは、魔法を操ることが誰よりも上手だった。皆、ミデルちゃんのことを『神の子』と呼んでいたんだ。幼い頃からあんなにも上級な魔法を操ることができるなんて、本当に『神の子』と呼ばれるだけある」
サカキさんはウンウンと大きく頷いていた。知らなかった。ミデルが『神の子』と呼ばれていたなんて。
「でも…。そんなミデルちゃんを、よく見ないやつもいた。皮肉に思う。自分がミデルちゃんよりもできないからってなぁ…。全く、自己中心的な考えをするのにも程度ってもんがあるだろう…」
ミデルは俯いていた。何を思っているのか全く読めなかったが、あまり良くないことを考えている気がした。
「ただな、ミデルちゃんはやっぱり強いぞ。何を言われても平気な顔をして、人の倍働いて…。頑張ったよなぁ…」
サカキさんはしわしわな目をクシャッとして言った。
「こんな世の中じゃ無けりゃ…もっと、ミデルちゃんのことを高く評価してくれた人は大勢いるだろうに…」
サカキさんはそう言って目をつぶった。
「今日はここに泊まっていくといいさ」
僕たちはサカキさんにここに来た経緯を簡単に説明すると快くそう言ってくれた。もちろん、僕の正体は隠したままだ。僕が風呂から上がると、ミデルはもう寝ていた。
僕がリビングの真ん中にある囲炉裏の前に座っていると
「なんだ、眠れねぇのか?」
そう言ってサカキさんが向かいに腰を下ろした。
パチパチと音を立てて火花を散らす囲炉裏をはさみ、サカキさんと2人きり。なにか話題を…と思いながら囲炉裏を見つめる。
「ミデルは」
話を切り出したのはサカキさんだった。さっきのようにミデルのことを『ミデルちゃん』と呼ばなかったのでドキッとした。
「ミデルは、元気にやっているのか」
サカキさんの視線はさっきの僕と同じように囲炉裏を見つめていた。
「はい」
僕は短く返事をした。なにか話題を広げるべきだっただろうか…と考えていると
「そうか、それなら。良かった」
サカキさんは、言った。目を伏せるとポツリ、ポツリと話し始めた。
「ミデルの親は、温厚な夫婦だったんだ。…ミデルが生まれる前までは。
でも、ミデルが生まれてから変わっちまった。『私達の子じゃない』と手を上げたり。酒を飲み癇癪を起こしたり。狂っちまった。彼女の黄緑色の瞳のせいと言っちまったら、そうなるんだが…。生まれ持ったものを変えられるわけでもない。
親だけじゃなく、同級生や学校の生徒たちからも嫌われていたらしい。まだ、外で一緒に魔法の使えない人と生活していたときは、更にきつかっただろう。魔法使いの間ではもちろん。魔法使いを嫌う人たちの間でなんてしょっちゅう標的にされてしまったりしただろうよ」
ミデルが『この王国が変わってしまったのは、魔法使いだけのせいじゃない』みたいなことを言っていたことを思い出した。
魔法使いが普通の人間を嫌ったのではなく、普通の人間たちが魔法使いを嫌った。だから、この王国は変わってしまった。それが、ミデルが、言いたかったことなんじゃないか。そう感じた。
「ミデルはこの地下牢に来たときも笑顔を絶やさなかった。でも俺の感じたその時のミデルの感情は…『何をやっても楽しくない』だった。
表面上は楽しそうに笑う少女。でも内面は違う。そんなこと気づかない人はいない気がした。でも魔法使いたちは自分たちの生活が辛くて辛くて、その内面の顔に気付かないふりをしていた。俺もその中の1人って言ったらそうなんだけどな」
サカキさんは、深くため息をついた。そのため息は静かになった部屋の中に響き渡る。そして
ーーパチンッ
火種が弾ける音がした。
「そんなミデルの親が死んだとき、ミデルは引き取り手がいなくなった。まだミデルが、17…いや16のときか?」
今の僕くらいのときにミデルの親は死んだ。そう思うと自分は悲しみに耐えられないんじゃないかと思えてくる。
「その時、俺がミデルを引き取ったんだ。というか…頼まれてな。ミデルに」
ミデルの寝ている寝室の方に目線を向けるサカキさん。
「労働ばかりの毎日。弱音も吐けなかっただろうな…」
サカキさんの目に光るものが見えた。
「ミデルがここを出て外に行きたいと言っても、俺には止めることはできなかった。それどころか、外に行って辛い思いをしないのならそれでもいいと思ってしまった。ここにいても労働ばかり。若いミデルは、もっと色んな場所へ行って、いろんなものを見るべきなんだ。俺が若い頃、自由にさせてもらったように、な」
ふうっと一息つくサカキさんを見た。
「ミデルにそんな過去があったなんて知りませんでした。でも…。どうしてそれを僕に言おうと? 僕たちはさっき会った、赤の他人ですよ」
ちょっと言い方が冷たかったかもしれない。でも言いたいことはどう言っても同じだ。
「そりゃあ…」
サカキさんはすぐに言った。
「ラクラくんと一緒にいたミデルが、幸せそうだったから。楽しそうだったから。そんな君のことを信頼しているから、かな」
優しい笑顔を浮かべるサカキさん。どこまでもミデルのことを考えている気がした。
「もうすぐで地下牢にも冬休みが来る。そうは言っても年末年始だけだけどな」
急に話題を変えたサカキさん。
「俺も早く外の世界へ行きたいなぁ」
そう言って、囲炉裏をまた見つめた。
ーーパチンッ
また、火種が弾けた。
テーマ【冬休み】
制作者:いと。 12.28 2022 23:15
学生の頃の冬休みは確か、
宿題を最終日まで残してて親に怒られた。
ちゃんと計画立てて進めようと
思ってたはずなのにな。
でも、なんやかんや充実してた冬休みだった。
友達とたくさん遊んで、たくさん食べて、
たくさん寝て、たくさんふざけて。
そんな学生時代の冬休み。
大人になってからは経験できない、
学生時代の冬休み。
君と一緒に居られない
冬休みなんて、
なくていいのにな
冬休み
毎日冬休みであり、
春休みであり、
夏休みである。
20年近くね。
『冬休み』
食べすぎた蜜柑 甘すぎる缶コーヒー 炬燵に猫
怠惰も寒さも僕の味方だ 萎れた千円札またしても
コンビニに行く 口内炎がたまにキズだ
お煮しめは厭だ ジャンクフードだ冬休み
冬休み。
クリスマスも過ぎて正月前
君と一緒に初詣とか行きたいけど
誘い方がわからずに
君とのトークを開いては閉じてを繰り返す
何度目かわからないLINEを開く
急に届く君からのLINE
「初詣一緒に行かない?」
すぐについてしまう既読
焦りと流行る鼓動を落ち着かせながら返信する
「いいよ。いつにする?」