『冬は一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬は一緒に
生きてくだけで、怖いものがどんどん増えていくの。
雪みたいに降り積もったそれを
溶けるのを待つけれど、春はまだ遠くて。
せめて、あなただけは隣にいてよ。
1人では、この雪に埋もれてしまいそうだから。
もう歩きが鈍くなってきてしまったの。
重たくてなかなか進まないの。
それでも踏み出すしかなから。
どうか凍りつきそうな心を温めて。
冬は一緒に
凍えるような痛いくらいの寒さ。
人肌ってこんなに暖かいのだと知る。
冬は一緒に
鍋食べよう。
私が作った鍋は美味しいよ。
一緒にこたつで食べようよ。
冬は一緒に
一緒に出掛けたいと駄々を捏ねられた。
でも、当の母は仕事が詰まっていて出掛けられないらしい。
でも私が何もかも悪いらしい。
母が出掛けられないのは私のせい。
私は冬は一緒に、居たくない。
そこには温かい手袋が
あっちにはボロボロの布切れが
そこには温かい暖炉が
あっちには付けれないマッチが
そこには幸せな冬が
あっちには死あわせな冬が
冬はいつも
いつも いつも
しあわせを一緒に運んでくる
お題『冬は一緒に』
正直に言って俺は、クリスマスや年末年始等のイベントは家族としか過ごしたことがない。
だけど今夜、都内のクリスマスイブのイベントに家族以外の人と二人で来ている。
「ねぇアレ、クリスマスマーケットだって。面白そう!!」
そう言って俺の腕を引くこの人は、先月できた恋人だ。
俺自身あまり人混みが得意じゃない。けど、好奇心旺盛な目で色んな露店を除く恋人の横顔に、来て良かったと俺は寒さを忘れて笑顔になる。
「はい、これ。あったまるよ。」
恋人は、早速露店でアルコール入りのエッグノッグを買ってきて俺に差し出した。
「なぁ楽しいか。」
「うん。私クリスマスマーケットもクリスマスを好きな人と過ごすも初めてでとっても楽しい!。あっ次は初詣も一緒に行こう!。」
「ああ。」
なんだか俺は、飲んでいるエッグノッグの優しい甘さと温かさが心まで染み渡ったように感じた。
《冬は一緒》
【冬はいっしょに】
いつも見る綺麗な横顔。見れるのは私の席が貴方の隣だから、そして窓の向こうの空を見ているから
貴方は言う「…雪だ」
そう言ってから次々と白く ふ わ っとした雪が降ってくる
下校中私は「さ、さむ?!雪は綺麗だけど寒さ対策してないよぉ」
ギュ
温かい なんだろうと思いふと顔をあげる
そこには貴方がいた。鼻を赤くし寒くないと強がっている貴方。手にはカイロを持ち温かくしていた。
「こんな事しか出来なくてごめんなぁ突然の雪で
寒さ対策出来なくてw」
私は「なんで私の事温めてくれたの?」と問う
それに彼は「?お前が寒そうに外みてるかぁら!
風邪ひかれちゃあ一緒に学校行けねぇだろ」
暖かいモノがない、ないのに胸の奥からぐっと込み上げてくるこの熱さは彼にしか貰えないわ
冬は一緒に
今年の冬帰ってきたら皆で会おう
そう言える日がついに来た
はやく雪が降るといいね、ときみが笑う。
嫌だよ寒いから、とぼくは答えた。
そんな後ろ向きなぼくのことなんか無視して「雪だるま作ろう」って有名なアニメ映画の歌を口ずさむもんだから笑ってしまった。
ほんの先の未来、不恰好な雪だるまをベランダに並べる姿が目に浮かぶ。
きみがいるとあったかいね。
寒がりなぼくにはやっぱりきみが必要みたいだ。
▷冬は一緒に
『冬は一緒に』
冬の寒さに包まれながら
君と一緒に歩く
星空の下で手をつなぎ
愛と恋を感じる
雪が降る中で
二人は温かな笑顔を交わす
冷たい空気も吹き飛ばす
君との愛の温もりで
冬の1ページをめくるように
君との思い出が詰まった
この季節を一緒に過ごすことが
僕にとっての幸せなのだ
星空の下に立ち尽くし
君の瞳に映る星々を見つめる
その輝きに比べたら
僕の愛も恋も小さくて
だけど、君と過ごす冬は
一緒にいることで
愛も恋も大きくなるよ
この冬は一緒に過ごそう
ポテサラもならぶさいごからn−1回目のいつもの正月
この冬は水炊きをして、シメにはうどんとお餅を一緒に入れたいね
お腹がはちきれそうになると思うけど、きっと体がポカポカになって、ビールも進んじゃうよ
冬は一緒に
笑いたい
だから
一人の
孤独な時間を作るね
何を話すか
考える時間
君を思う時間
向き合う為の
境界を作って
一人の人として
一歩離れて
一杯のコーヒーを一緒に
飲むだけでも
笑いたい
〈冬は一緒に〉
今までの寒空はどんな色だっけな。
雨が降っていても、風が吹いていても、
あんたは私の隣にいたね。
そういえば、今年からは別々ね。
ずっと、学び舎から一緒に出て、マフラーに顔を埋めながら、ユラユラと歩いていたのにね。
近くにいるのは分かっているんだ。
数十分前にあんたが同じホームの地面を踏んでいたと知っているんだ。
でもね、寒空の下、一緒に暖かい飲み物を握りしめた時間を、もう一度過ごしたいよ。
冬季だけは旅に出るのはやめたほうがいい。
魔物のほうが圧倒的に有利な上に、人は簡単に凍えて死ぬからだ。
最近久しぶりに昔の仲間から便りをもらった。
「そちらに寄る」と短く妖精の字で。
2年ぶりか。去年は南の国に居るからと冬に来なかったのだ。
「薄情者め」
そう言いながら口元は緩んでしまう。あいつらは時間の感覚が私達と違うんだよね。
私たちがいる丸太作りの部屋は温かい。暖炉ではシチューがくっつらくっつらと煮え、鉄板では茶葉と豆がゆっくりと煎られていく。干物が壁にならび、根菜類が土間に鎮座し、農家から貰った固まった牛の乳は倉庫で寝かしてあった。ここの生活ももう長い。
あいつらはどんな空の下でこれを書いたのだろう。
早く会いたいな。
我らがリーダーの息子はもう立派に言葉を話すようになっちゃったよ。さっきも魔法の伝書鳩を持ってきたのは彼なのだから。
これから忙しくなるね。まずは薪割りと、粉ものの確保、果実のシロップ漬けや酒が全然足りないかも。
母になった棒術士の独白
今日は真冬日…
なんで『冬は一緒に』
というフレーズに
なるのだろう?
寒いから?
外出しづらいから?
でも、気持ちはわかる
冬は、なんとなく一緒がいい
反対に
『夏はバラバラに』としても
しっくりとこない
反対の反対だから
合うはずなのに…
なんで?? そうだ!
冬は一緒に考えよう!
まー
冬と言えば鍋!!!
鍋に限る。
鍋鍋鍋鍋!!!
でも鍋の漢字ってあんまり可愛くないよね。だから私はなべって使いたいんだ。
でも鍋って一発で伝わるのは漢字の鍋だよね。どっちがいいのかな。好きでいいと思うだけど。
冬は肉と野菜を一緒鍋に入れて1人鍋!!!
おいしい!!!うまい!!!!すき!!!!!
〆は大好きな雑炊〜♪
『冬は一緒に』
冬は一緒に
「雪、もうすぐ降るかもね。
今年はどれくらい積もるかなぁ?」
暑い暑い夏が終わり秋が来たと思ったら
いつの間にか厳しい寒さの冬が来ていた
「ったく…なんで冬はこんな寒いんだ。」
夕飯の準備をしながら君は愚痴を言う
「まぁまぁ、寒いからこそ良い事もあるじゃん?」
「そりゃあそうだけど…もうちょっとくらい秋を
味わいたかった気もするし…食欲の秋どこだよ」
そう言ってカセットコンロに火をつける
しばらくすると、ぐつぐつと具が煮立ってきた
「もうそろそろいいんじゃない?いいよね?!」
「落ち着けって…あ、それ俺の肉!」
「いただきまーす!」
寒いからこそ良い事
熱々のお鍋を2人で一緒に
冬は一緒に
外に出るのがおっくうになる季節。暖かいふとんの中でずっとゴロゴロできたら幸せだ。そうは言っても外に用事があるので、防寒をしっかりして外に出たら、冷たい風と青空がそこにあって、なんだ、割と外も悪くない。
一歩踏み出し歩き出す。冬は一緒に並んで歩くような知り合いはいないけれど、どんな季節であっても変わらずとなりにいてくれる存在がいれば、それがどんな関係性であれ、幸せなことだろうと思う。
流星群の代わりに降っている雪に足跡を付けて笑っている
『冬は一緒に』