『冬のはじまり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ローソンやセブンで肉まんやあん饅
オデンが売られると冬の始まりを感じる。
私は人見知りだ。クラスに馴染むのに、友達だと自信を持って言えるようになるまで半年以上かかる。だから、学校楽しみだな、明日はあの子とあの話をしよう、とか思い始めたら冬の始まり。せっかく仲良くなったのにもうお別れか。もう今年が終わるのか。寂しさ、上手に生きられない自分への落胆、未来への不安、それに反する期待。冬は私の頭の中が忙しい季節。
冬のはじまり
寒いです。
私の主人は毎日働く格好して出ていく。
だが、行く先は、、、?
何十年も飽きもせず繰り返している。
凄いなと思って見ている。
暑い日も寒い日もそうでない日も仕事着を纏って出ていく。
乙です。
end
自分の冬の始まりは、とにかく肌の乾燥から。
手のひらと手の甲が白くカサつき、ひび割れる(泣)。
唇や目なんかも秋頃から乾燥するが、この手のカサつきだけは、春が来るまで治らない。
ただし、冬にしか反応しないこのハンド、ある意味天気予報より正確だと思っている。
桜の開花には標本木というのがあるが、自分のこれも冬の始まりを決定する標本木ならぬ標本手にならないかな。
誰得かは知らんけど。
冬のはじまり、
こたつにみかん、
ベタたけど、
きらいじゃないよ。
朝の澄み切った空気、
熱いココアをすするの、
布団にもぐりこむ
猫のぬくもり、
あー、冬だね。
冬のはじまり
いつの間にか。
境目が夕焼けと夜がにじんでいるかのように
曖昧で
はじまりは、まるで黄昏
緩やかに訪れているが確実に進んでいる。
ゆるやかな毒のように
気が付かない間にその時は来ている
作品19 冬のはじまり
目の前で風が踊り始めたから、風花がとてもキレイだなと思っていた。すると目の前に、キラキラ輝いた黒髪が通った。美しかった。
そして私は、髪に六花を付けたキミに、見惚れてしまった。私の心に、春が来た。
話し掛けようと、キミの隣に行く。けれでも、すでに先客がいたようだ。
隣にいるのは、キミの恋人さん。
赤くなった鼻を隠して、白色の息を吐く。
あっという間に、冬が始まっちゃった。
私の季節は、巡るのが早すぎる。
⸺⸺⸺
薪割りから解放される季節の始まりです。
きれませんように。
冬のはじまりは、なぜか寂しくなる。
街中はクリスマスに向けてキラキラになっていくけれど
私の心は真っ暗なまま
冬のはじまり
気温が下がり、道ゆく人の息は白い。
もうすっかり冬だ。
冬がはじまったのはいつだろう。
季節は少しずつ移ろい、明確な境目はない。
私にとっては寒さで鳥肌が立つ頃が冬のはじまりだ。
冬のはじまり
体は冷えきる
心がひえきる前に
どこかに咲いてる
冷たい水であたためて
冬のはじまり
[冬のはじまり]#02
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日が少し顔を出した頃の朝
道に落ちていた小枝を拾って
人差し指と中指で挟む
『ふぅー…』
柔らかく息を吐き出すと
冷たい空気へ白い煙が口から出てくる
『…たばこみたい』
"冬のはじまり"は
少し大人になった気分になれるのです
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(ランドセルを背負ってた時の私より)
〜冬のはじまり〜
前よりよく目が合う
日に日に美しいと感じる
横目で見てくる横顔も
少し目にかかる前髪も
まるで冬の月のように 僕に光を与えてくれる
「ああ、今年も冬が来たんだな」
冬の始まり
寒くて
乾燥してて
晴れ間もあまりなくて
気温が10度以下で
そんな感じ
寒いよね
、
部屋に石油ストーブの匂いがある
冬の始まりだ
2024/11/29『冬の始まり』
#冬のはじまり
隠していた言葉が
白い息になり
あなたの空から舞い落ちて
私のキモチに触れてくれたら
いいなぁ
冷えた指先そっと
あなたの手で包んで欲しい
そんなこと願ってしまう
冬のはじまり
雪が降る頃には同じ歩幅で並ぶ
足跡を見てみたい
凍てつく夜の中で
隠れてた白い言葉が溢れて
あなたの全てを埋め尽くしてしまいたい
冬のはじまり
雷雨、波浪、霰
それからしばらくして雪
毛布から布団へ
布団と毛布になって
それに追加で電気毛布
順番があるから
いきなり冬は来ない
はじまりは徐々に確実が迫る
いきなりに見えるなら何かを見逃してるはず
【冬のはじまり】
去年の冬失恋した。
あの人が好きだったの。
大好きだった。愛してた。
なのに、やっぱり、
想いは届かないものです。
冬が好きだったのに、
冬が嫌いになりました。
丁度このくらいの冬のはじまりの時期。
あの日のことを思い出すだけで、
また涙が溢れてくる。
私は、あなたに抱きしめてもらいたかった。
落ち葉は赤や黄色に色づき
始めて
風はすっかり冷たくなって朝起きるのが
辛く感じる、
あぁ、もうすぐ
そこまで冬が来てるんだな…
あの人と別れてから迎える2度目の冬
冬のはじまり/夜凪
今日は三者懇談があった。冬がはじまったというより、受験がはじまった感じがする。あまり悪い話はされなかった。いい話もされなかった。
受験は春にあるけれど、本格的にはじまったと思えるのは冬。まあ、もうかなり追い込まなきゃいけないからなあ。この3年間で習ったことを完璧にマスターしたとは言い難い。でも、仕上げはこれから。頑張らなければと思う自分もいれば、その裏でまあ、いけるっしょと楽観視している自分もいる。そういうところは気を引き締めなければなと自分を戒める。
11月中に今の参考書を終わらせて、12月に学校のワーク。1月からは過去問。よし、冬の計画は立った。
さあ、冬のはじまりだ。
あなたのその優しい目が好きです。
あなたのその柔らかい声が好きです。
あなたのその手が好きです。
あなたが、好きです。
告げた言葉は夏に置き去りなのに。
私の想いは引き摺られている。
諦めなんてつくはずがない。
つくはずなかったんだ。
春の温かさ程ではないけれど、今もなお残る暖かさは。
来年まで大事に持っておく。そう、決めていたのに。
時が経つにつれ失われていく温度。
色鮮やかに見えた世界から、失われていく色。
紅葉の木には葉がなくて。
流石に気づいてしまった。
あぁ、これが冬のはじまりなんだな。と。