『冬になったら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
まっていよう。ずっとずっと
体を冷やさないように温かいココアをいれて
心を冷やさないように夏の思い出を語って
だんだん足先から指先から
つめたい雪が積もって触る度に刺す痛み
吹く風は肌を刺しながら、心まで凍らせる
それでも待とう
冬になるなら、必ず春が訪れるから
今はまだ冬
#冬になったら
「毎年さー、プレゼントに悩み出すと冬が来たなーと思うんだよね」
君が通販サイトをぽちぽちしながらふと呟く。
「なんでー?」
「ハロウィンだろ。おまえの誕生日だろ。クリスマスだろ。正月だろ」
「ハロウィンと正月かんけーなくない?」
「まぁ色々物入りなわけよ」
「そんなの俺だってそーだよ。クリスマスでしょ。君の誕生日でしょ……」
「冬の風物詩だねー」
「楽しいよね?」
「ああ。楽しい」
ふたりで見つめ合ってにっこり笑った。
楽しみがいっぱいの冬がはじまるね。
▼冬になったら
#冬になったら
まだ秋だけど、旦那が床暖房を解禁した。
幸せそうに猫が溶けている。
冬になったら、幸せそうな猫の隣で本でも読みたいな。
冬になったら
あの人を思い出す…
…なんてね!
もうすぐ
わたしは冬を迎える
まだ、もうしばらくは
大丈夫
でも、冬支度は
ボケる前に
やっておかなきゃ…
身体が思うように動かなくなると
聞くから…
でも、
きっとわたしは
なかなかしない
それでいい
冬になったら
冬眠でもしちゃおっかな!
まー
#冬になったら
太陽はいつまで経っても隠れたまま
冬の空から落ちる飾りは可哀想な程に脆くて
周りを見れば深緑と紅色を中心に数回点滅するロープ
【 24日の不幸 】の名前の意味をまだ知らない頃
君の暖かいその手を離さないように握って
不幸の無い笑顔でツリーの下を歩いてた
今も好き
なんて言ったら怒るかな
【 24日の不幸 】を味わった僕達は
もう二度と結ばれる事なんて無いけど
もう二度と君の手を握ることは出来ないけど
君との生活をリセットする方法がわからないけど
名前の意味だけは解ったよ
冬になったら思い出す
会えないかな なんて想いながら
あの場所へ
【 ✘ sn. 】
「うぅ〜...寒いねぇ」
「そうだね、海喑そんな薄着で寒くないの?」
北風が吹く寒い日のこと、貴方と一緒に買い物をしていた日の事。
「だってぇ、まだ11月じゃん!こんな寒くなるなんて分かんなかったしぃ...」
今日は寒いなんて全く思わなかったから、厚着なんてしてこなかった。
でも、外に出たらすっごい寒くて。着替えようかと思ったけど待たせるのはいやだからこのまま来た。
そしたら貴方にすぐこれを言われた。
なんでそんなにすぐ分かるんだろ。
「へぇ、じゃあどっかでマフラーでも買う?」
「そーしよ!一緒に買おうよ!」
「うん、そうする」
「えへへぇ、早く行こ!」
2人で手を繋いでマフラーを買いに行った。
11月、まだ秋だと思ったけど気がついたらもう冬が近い。
冬になったらとっても寒くなる。
だけど、貴方といる時の温もりはずっとこのままであってほしいな。
この心の奥から温まっていく温もりが私、大好きだから。
私はこの温もりを絶やさない為にずっと一緒にいるよ。
冬になっても、いつまでも。
とんがりぼうしに
ミトンのてぶくろ
ちいさなこどもは
だいすきなママと
ふゆみちのさんぽ
ソリにのるこども
ひっぱるのはママ
あおいそらのいろ
すきとおるくうき
あたたかいけしき
はながツンとする
みみはあかくなる
ここはゆきのくに
うつくしいところ
『冬になったら』
次、冬になったら、また会おう
君は笑顔でそう言った
僕は涙で見送った
君のいない春、夏、秋を越えるのは、とても大変だったんだ
はやく、はやくと、冷たい空気が恋しくて
冷え切った空気が肺に満ちる、ある日の朝
君は笑顔で帰ってきた
僕は涙で出迎えた
(冬になったら)
冬になったら
なかなか一緒に寝てくれない猫が
冬になったら
とたんにベッドに飛びのってきて
私の腕を下に敷いて寝るのです
だから
冬が好きでした
今年の冬にあの子はいない
猫一匹分の重さが
とてもとても恋しい
「冬のなったら」
もう、一年経つね。
冬になったらまた温泉に行こうね。
冬になったらまたスノーボードしようね。
冬寒いからあまり好きじゃないけど楽しいこともあるね。
今年は雪は降るのかな。
#冬になったら
冬になったらクリスマス、正月、バレンタイン。
日本には色々な国の行事が一気に訪れる。
寒いから人肌が恋しいと世の男女は恋人を作りたがる。私の友達も1人は寂しいと恋人探しに忙しそう。
寒いから寂しいって何?寂しいから作る恋人って何?
友達の恋愛話に共感できず、いつしか私に恋愛話をする友達はいなくなっていった。
大学生になり、私の恋愛に関する事を知らない友達と
恋愛話をするようになった。
彼女たちもまた、寂しいから恋人が欲しいと言った。
女子大生と恋愛話はイコールで結びつけられるほど、
恋愛話で溢れていた。共感はできないけれど、曖昧に
頷きながら話を聞いていた。
恋愛話をいくつも聞いてきたけれど、
恋人が欲しいという気持ちは生まれなかった。
冬になったら、春になったら、
夏になったら、秋になったら。
私はいつになったら恋人が欲しいと思うのだろうか。
漫画やドラマ、小説のような
作り物みたいな出会いが起こればいいのに。
冬になったら、とはあんまり思わない。
夏になったら、も。
秋になったら、なんて思ったことないかも。
だけど、春になったら、は毎年思う!
ほんとに待ち遠しい。
ああ、これから向かうのは、冬。
あーあ。
と、思っていたら、昨夜は冬本番の訪れを知らしめる雷鳴轟く「鰤起し」が!!
あー、もう、いやんなっちゃう。
冬になったら、鰤起し。
〜冬になったら〜
冬になったら
ストーブをつけて
こたつに二人並んで
あったかいお茶でも飲んで
一緒に過ごそう。
きっと今頃お外は雪が積もってる
明日は二人で雪かきをしようね。
真っ赤になった君の鼻をつまんで
「寒いね」って笑うから
君もつられて笑って欲しいな。
今日はぬくぬくおこたでだらけようか。
《冬になったら》
冬になったら
また一年が終わる
匂いがする
そして新しい一年に向けて
準備をする
dai
冬になったら、わざと寒い格好をするの。
だって、あなたに近づける、口実になるから。
冬になったらようやっと、彼と長い時間を過ごせるの!
夏はダメね、彼ってば熱烈すぎるわ。
身を焦がすほどの恋とは、このことね!
ふふ、いやね!焦がすのではなくて、溶けるでしょうって返してちょうだいな!ね!
……私は雪だから、冬にしか会えないわ。けれどね、私にあんなにも熱烈な視線をくれるのは、貴方だけなの。
誇りに思って、お願いだから。
雨なんか、降らさないでちょうだいね。
【冬になったら】
いつの間にか 彩り豊かな紅葉の時期が終わり
遠くに見える山々が雪化粧を始める
真っ白い息‥空を舞う初雪が
冬の始まりを告げてくれる
冬になったら‥もうすぐ今年も終わる合図
この一年も‥色々あったなあ
来年はどんな一年になるのかなあ
菜の花
冬になったら
「お母さん、冬になって雪が降ったら、
一緒に雪だるま作ろうね!」
「あとはねぇ、雪うさぎとか
雪合戦もしようよ!あ、でも優しくしてね。」
あの子はとても元気な子だった。
寒い冬でもあの子の顔を見ると暖かくなれた。
写真の中のその笑顔は、
今でも私を幸せにしてくれる。
あの子が亡くなる前に
もう一度だけ雪を見せてあげたかった。
窓の外は一面 銀世界。
真っ白い雪がふわふわと舞っていた。
こうして冬が来るたびに
あの子を思い出す。
今年の冬は寂しくなりそうだ。
冬になったら、一緒に雪遊びでもしようね。
あ、でも、こっち暑いから雪降るかなぁ、降ればいいんだけど、、、あ、それよりも、クリスマス暇?家族と過ごしたいなら、全然止めないんだけど、どうかな?私は一応空いてるから、お泊まり、とかどうかなって思って、無理なら全然良いんだけどね!ごめんね。急にLINEしちゃって、じゃあね。
2020年8月8日で止まった君とのLINE。あの時早く返せば良かった。だって、君が居なくなっちゃうなんて思いもしなかったんだよ、君が居なくなった後、SNSで流れてきたんだ。
「、が多い人は精神に異常がある」
みたいなの。君は「、」が多かったよね。今でもはっきり覚えてる。忘れるわけない、ごめん、早く、気づけば良かった、大丈夫、すぐそっちに行くよ、
「、」の意
ああ、もうお前に会えるのか
寒くなり炬燵から体が出せぬ季節となつた、
実家からの仕送りの箱を
今か今かと待ちわびる。
今年は何が来るだろう
“サンつがる”かそれとも、“ジョナゴールド”だろうか
出来れば今年は甘みの強い
“トキ”や“王林”が良いとお願いしてはみたが、
何が届くか楽しみだ、
この楽しみのために
暑い夏をのりこへ今を過ごす、
ふゆになったら来る
宝箱のために。