『優しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
翔くんはめちゃくちゃ優しい。
俺が帰ってきたら嬉しそうにおかえりって必ず言ってくれるし、机に座ったまま寝てしまったときはブランケットをかけてくれてたし、家で仕事してたらお疲れ様って言ってあったかいココアをくれるの。
俺も翔くんみたいに優しくなりたいなあ…。
智くんはすごい優しい。
仕事で嫌なことがあって愚痴ってもずっと話を聞いてくれるし、仕事で疲れてるだろうに頑張ってご飯を作ってくれるし、俺がちょっと元気なかったらすぐ大丈夫?って声をかけてくれる。
智くんを見習って、俺も気遣いができる優しい人になりたい…。
2人とも感じてる優しさは、お互いに尊敬しあっていることに気づかないまま。
優しさ
気づいていた。
何となく俺を見ているその目線に。
気付かない振りをしていた。
はっきりと告げた。好きな人がいると。
曖昧に隠すより、その方がいいと思ったから。
キーンコーン カーンコーン
授業を終える、チャイムが鳴る。
なんの変哲もない、強いて言えばそこまで偏差値が高くない、そんな高校。
ジャージ姿の二人の女子高生が、机の中にある筆箱やら教科書を鞄に入れながら、雑談していた。
「ねぇねぇ!この前言ってたやつ、今日行こうよ!」
茶髪の女子生徒が、元気に聞く。
髪を高い位置で結び、手首にチェック柄のシュシュを嵌めている。
「この前って、昨日の話のこと?」
黒髪の女子生徒が、めんどくさそうに聞く。
洗いやすそうなショートカットに、水色のヘアピンで前髪を端に留めている。
「そうそう、旧校舎のこと!ぜっったい見るべきだよ、恋愛破滅の石像!」
「あれは初代美術部が作った作品だって、昨日も言ったでしょ?確かに、いろんなことはあったらしいけど。」
「その"いろんなこと"が、ありすぎだよ!
飾られた石像の前を通ると、カップルが喧嘩になったり、石像の写真を撮ると、相手のことを嫌いになってしまったり、偶然にしては出来すぎてるじゃん!」
「まぁ…確かに、旧校舎に隔離されてるぐらいだし…」
短髪の生徒を押し倒すかのように、シュシュをつけた生徒は、ぐいぐいと話を続けまくる。
辺りの生徒が居なくなるほど時間が経ち、渋々、短髪の生徒は同行することを承諾した。
所々、床や壁の木が剥がれ、ガラスなんてものは何もない、木製の旧校舎。
ネズミが居そう、いや居なきゃおかしい雰囲気のその場所は、後者と比べたら小さい、二階建ての建物だ。
老朽化によって封鎖されたその敷地には、立ち入り禁止の看板と、規制線のようなテープが貼られていた。
もちろん、二人の生徒はそれを潜り抜け、スマホのライトで灯りを確保しながら、探索をしていた。
「確か、石像って2階の中央に置かれてるんだよね?
というか、言い出しっぺが足震えてんじゃないか。」
「むむむむむ、むり〜。思ってた100倍コワイヨー!!」
ため息を吐き、後ろにしがみついてくる腕を邪魔くさく思いながら、短髪の生徒は階段を登り、2階に辿り着く。
教室と階段の間、つまり廊下のど真ん中に、目的の石像は置かれていた。
白い石のようなもので、堂々と少しダサいポーズを決めた、男性の像だ。
「ほら、あったよ。」
うっひょー!と言いながら、びびっていた先程までの姿を壊し、シュシュの生徒は石像の前に立つ。
「待ってました!うわー雰囲気あるねーー」
「結局、何がしたいのさ。破局させたいカップルとかいるの?」
「そんな、闇のカプ厨じゃないんだから。目的は、これなのだー」
闇のカプ厨ってなんだよ。というツッコミをスルーしながら、カバンをゴソゴソ漁り、取り出したのは一枚の写真だった。
「浮気した元カレをね、ちょっとね、呪いたいんだよね。なんか、拗らせたインフルとかかかって欲しいんだよね。死なないぐらいの、後遺症が残るタイプの。」
「やけに具体的だなおい。ん?なんだこれ」
短髪の生徒は、床に落ちているそれを拾い上げた。
それは、手のひらに収まるほどの十字架だった。
ひんやりと冷たい感触が手のひらに伝わり、首にかけられるチェーンが通されている。
「なんだこれ、ねー、これあんたの?」
石像の方に目を向けた。しかし、目的の人物は居なかった。
いや、居ないのではない。倒れていた。
石像の前で、ぼろっちい床の上で、仰向けになって倒れていた。
倒れた音もなく、断末魔も聞こえなかった。
「ちょ、どうしたの!?」
咄嗟に駆け寄り、十字架を床に置いて、その手で彼女を介抱する。
口元に耳を近づけると、すぅすぅと寝息を立てていた。
手首に人差し指を当て、脈を確認する。特に異常は無い
「な、え?寝てる?嘘だろこんな所…で…」
ツッコミの声が、だんだんと弱くなる。
彼女の頭を支えていた腕に、力が入らなくなる。
焦点がぼやけ、言葉を出すための喉が動かない。
意識がぷつりと切れ、倒れ込む…ことはなかった。
地面に体が落ちそうになったその瞬間、頭に手を当て、その体を支える。
その手には黒い革手袋がはめられ、ゆっくりとその頭を地面に、衝撃のないように置く。
「ふぅ…あぶない。これもワタシの優しさゆえだね。」
石像の前で倒れている、二人のジャージ姿の女子高生。
その側で立っていたのは、すらりとした男性だった。
オールバックの金髪に、赤と青が混ざった眼。
白いシャツに、黒い革ジャケットを羽織り、黒くて長いパンツを着こなしている。
「まさか、二人も捕れるなんて。運がいいな。
さて…運ぶとするか。」
パチンと、革手袋なんてしていないような軽快な音を鳴らすと、近くの部屋からコウモリの様な生物が、数匹と現れる。
シュシュした生徒の服を掴み、危なそうに持ち上げる。
黒い男性は、短髪の生徒をお姫様の様に抱える。
そうして、まるで漁から帰った漁師の様に、笑みを浮かべて、旧校舎から姿を消した。
お題『優しさ』×『ヴァンパイア』
【優しさ】
優しさとは。
優しさとは、なんでしょうか。
想いをまっすぐに伝えること。
黙って側にいること。
絶対に離れないこと。
優しさとは。
優しさとは、なんでしょうか。
時には真実を隠すこと。
時には相手の欠点を指摘すること。
時には距離を取ること。
優しさ。
優しさ、とは。
#5 優しさ
困っていると、いつも先に気づく。
大丈夫?と聞く前に、さりげなく手を貸してくれる。
その優しさが、自分だけのものじゃないと知っているから、期待しないようにしていた。
それでも、声をかけられるたび、胸が少しだけ痛む。
放課後、ありがとうと伝えると、相手は当たり前みたいに笑った。
その笑顔が、いちばん残酷で、いちばん優しい。
好きだとは言えない。
でもこの気持ちを優しさだと思っていたい夜がある。
優しさ
常識のような優しさで 私を堕とさないで
(後書き。)
優しさと哀れみは、近いよねって話。
「優しさ」
私から、学べばいい
傷付いても、目の前で泣いたりしない。
手を繋ぎたくても
触れたくても
スマホを、触れば、連絡したくなる。
だから、本を読むし
スマホは、むこうに。
私の優しさは、誰にも気付かれない
切ない中に、いつもある。
優しさ
自分に優しくできない人間は、自分以外の人に優しくできない。
耳にタコができるぐらい言われた言葉だ。
はじめは分からなかった。人を優先してこそ、優しさだと思っていた。人のために動くことが優しさだと思っていた。
ある人に言われた。あなたは神様じゃない。
…確かにそうだ。私は人間であり、生きている。
それから、自分を少しだけ優先するようになった。感情に従った。
気持ちが楽になった。
人である私には自由に生きる権利があると
私はこの日、初めて知ったのだった。
「優しいね」なーんて言う人いるじゃない?
あたし、そんなに良い人間じゃないの
ただの自己満足よ。
「そう言うからお前は友達が居ないんだ」
そうなんです。おっしゃる通りなんです。
デデーン。実は実は、お友達がお居ません。
友達の定義が分かりません
先生ー、教えて下さぁい
どうしたら好かれるのか、どうしたら普通になれるのか
ねぇ、窓側にちょこんと座ってる子は誰?
まるで、パレットに滲む薄水色と薄黒色。
何度も何度も塗り潰して出来た色は、綺麗に混ざらなかったんだって。
薄いあの子は、人気者。
私は、ただ黒く濁っていくだけだったの。
あーあ、そっか。駄目なんだ。
そう考えてるうちに、青春なんて過ぎていったんです。
辛いこともあるでしょう、
死にたいときもあるでしょう、
目には見えない私の心が、
目には見えない不思議なものに包まれる
温かい、ずっと側に居てほしい
私の側に居てほしい
離れてほしくない、
ぼんやりした、温かい、私の居場所
題名:優しさ
僕の兄さんは誰にでも優しい。
学校では生徒会長として、日々生徒たちの困り事に細かくアンテナを張ってすぐに手伝いに行く。どんな些細なことでも気が付いて、さりげなく手伝う兄さんはまるでヒーローのようだ。
家でだって、兄さんは優しい。
僕が少しでも悲しんでいたり困っていたりすれば、兄さんは眉を下げて、心底心配そうに僕の部屋を訪れる。気分が落ち込んでいたって、失敗したって、兄さんが頭を撫でて、温かいココアを淹れてくれればすぐに元気になってしまう。
兄さんは優しさの魔法使いなのだ。重い荷物も、大変な課題も、全部一緒に背負ってくれる。
そんな兄さんの秘密を、僕は知ってしまった。
何か未来に対する漠然とした不安に苛まれ、眠れなくなった僕は兄さんの部屋の戸を叩く。深夜だったし、当然気も引けたけれど、どうしても人肌が恋しかった。コンコン、とノックを数回。そうすれば普段は柔和な声が返ってくるのに、今日はそれが無かった。
僕はそれを不審に思って、しばらく悩んで、結局ドアを開けてみる。けれど、部屋の中は真っ暗で、もう随分遅いのに、電気の一つも付けていなかった。出かけているのかとも思ったが、ついさっき夕食を共にしたばかりなのだ。それに、隣の部屋に居た自分が、ドアを開ける音に全く気付かなかったとは考えにくい。
数秒そうして思案していると、段々僕の目が暗闇に慣れてきた。その目に飛び込んできたのは、泣きながら床に蹲っている兄さんだった。
僕は驚いて声も出なかった。よく見れば部屋は荒れていて、差し込む月明かりが、兄さんの腕の赤い線と、手の中にあるギラリとした金属の輝きをぼんやり照らしていた。
僕が、僕たちが甘えてきた兄さんの優しさは、途方もないほどの自己犠牲の上に成り立っていた。僕が啜っていた甘い蜜は、紛れもなく兄さんの血肉だった。
僕は入り口に立ち竦んだまま何も言えず、結構扉を閉めてしまった。物音を立ててドアを開閉したはずなのに、何の反応も無かった兄さんが心配で、同時に怖かった。
時刻は既に、丑三つ刻を回っている。普段なら脳裏にいつか見た怪談が過って怖いけれど、今日は違う。
途方もないような罪悪感と、明日から兄の優しさをどう受け取ればいいのか分からない恐怖が、暗い階段の底から這い上がってくるような気配が、兄の泣き声に混じって聞こえた。
テーマ:ミッドナイト·優しさ
書き逃しにつき2日分のテーマを使用しての投稿となります。
〜優しさ〜
踏み込まない。
分かったふりをしない。
責めずに待つ。
強さを振りかざさない。
何もしない。
それでも伝わる。
表があれば裏も。
予期せぬ問題にも。
なぜだか、
納得しやすいように、
落としがち。
わたしは親から優しさは貰えなかった。父は先回りして過保護で過干渉で、俺の言う通りにすれば良いんだと価値観を押しつけてきて、わたしの夢を潰し、お前は無知で無能だから口をきくなと命じられた。重篤な病気を患ってからは、早く死ねとまで言われた。
わたしは罵倒されて生きてきたので、人の粗探しがうまかった。ある時、粗探しが出来るなら良いところも見つけられるのではと発想を転換した。以来、人を褒めることが増え、優しい人と言われることも増えた。
ただわたしは、厳しさを伴わない優しさはただの甘やかしだとも思うので、言うべき時には苦言を呈することも多い。ただその時に、無意識にきつい言い方をし過ぎてしまうのが自分でも悩みである。
【優しさ】
優しさ。
優しさがあるなら
明日は逢いたい。
優しさがあるなら
私は元気?
優しくしても優しさは返ってこなくて。
まるで悪魔みたいに性格が悪い人だっていて、優しくしたって馬鹿みたい。
世の中不平等だらけ。
なんで、神様は平等にしてくれないんだろう
みんなで似た容姿とか、真っ白の性格とか、能力とか、頭の質とか、運動神経とか、才能とかさ
よーいどんっ!って一からみんなで同じところから走り出して努力したもん勝ちにしてくれればいいのに。
なんで努力してる人よりも、もともと持って生まれた人の方がうまくいくの。
ずるいよ卑怯だよ。
せめて同じところからスタートにしてよ。だったらまだ頑張れるのに。
神様は卑怯だ
あぁ、神様なんていないか
神頼みとかいうけど、ちっとも頼みなんて聞いてくれないし
ほんとに腹が立ってくる。
(優しさ。)🦜
あのね
大日如来、様。の優しさは
太陽の様に森羅万象、
全てを平等に照らす
大慈悲。なんだね。🦜
・太陽の様な平等の慈悲。
・包み込む様な受容力。
・本来の自分自身に
気付かせる優しさ。
(其れに)
【僕に、対する 鬼手仏心。】
❞でも、見習い、眷属。の僕には
不動明王、の怒りの顔で
指導。するんだよ。❞
❣鬼手仏心、の優しさ。は
僕の、将来を心から願い
敢えて厳しい指導を
する事なんだね。🦜
「以前、余りに厳しく指導するから、
僕も我慢の限界を超えたから
如来、様。の頭に
ヘッドホン。を付けて
・石川さゆり、しゃん。の
[津軽海峡 冬景色。]を
大音量、で流したんだよ。」
❣結果、は皆しゃん。の想像通り
[因果応報。]の意味を
知る事と 成ったんんだよ。🦜🦜🦜
《鳳凰。への道は、遠いな〜。》🦜
優しさ
いつもは元気な人の弱い
姿を見ると…
涙が溢れて…
不
死
身
と
は
愛(かな)
し
き
徳
の
海
鼠
か
な
--27--
・・·・・· 優しさ ・・·・・·・・· ·・・·・・·・・ ·・・·・・ · ・ ·・・・· ・・ ·・・
·・・·・・·・・·・・·・・· ・ Je suis en train d'écrire. ・·・・· ·・・·・・·・・・・·
優しさ
自分は優しくないと思っている。
優しい人になりたいというのは人生の課題でもある。
私には心がないのか?と悩んだことも多い。
人の優しさに触れるたびに、自分の優しさは体裁を保つための嘘のような気がしていたたまれなくなる。
優しさってどんな気持ちがすることなんだろう。
誰かを心配したりする時の心境って、他の人はどんな気持ちなんだろう。
もちろん、私も家族や友達を心配する。
何かしてあげたいと思う。これが優しさ?
でも、自分はどこかで見返りを求めている気がするのだ。
子供に優しくするのも、もちろん愛しているけど、世間体が入っている気がするのだ。
まず、自分が自分に優しくない。
ここが大問題なんだと最近気づいて、なるべく自分を労わろうとしている。
今は偽善っぽくてもいいのだ。
それが本当になっていくために、日々優しさの練習をしている。
まずは自分の機嫌を自分でとること。
やりたくないことばかり自分にさせないこと。
優しさの種をまずは自分に植えて、大切に育てよう。
芽が出て花が咲くころの自分は優しい人になれているだろうか。