『何気ないふり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【なんにも悩みとかなさそうだよね!いいなぁ羨ましいわ。】
ってなにを思ってそう言うのかな。
何気ないふりしていつも過ごしているけど、本当はすごい悩みを抱えて生きてる人もいるよね。
それはどんな人もそうで、
笑ってるからって楽しいことばかりじゃないよ。
見えてないだけ、
隠してるかもしれない、
裏で頑張っているかも、
見えてないところで、
本当は泣いてるかもしれない。
『無神経な人いるよねっ』
「え、」
『人それぞれ何考えてるかなんてわからないのにね』
「う、うん、、(私顔に出てたかな)」
『仕事終わりでしょ?飲み行こっ!ストレスぶちまけよーぜっ』
「う、うん!」
意地悪そうににっこり笑う君に私も笑い返した。
私は少なくとも君にはかなり救われて、恋してるんだ。
何気ない日常に何気ないふりで生きて、その中に幸せを見つけて、
それぞれの幸せがあって、
それでいいよね。
「ありがとう」
『ん?おうっ』
焼き鳥うまいとこあるんだよーって言う君と会社を出た。
心臓バクバク
胃はキリキリ
吐き気を抑えて
無表情
何気ないふりして、知っている
君は静かに泣くのが上手だ
虚しくなるよ、僕だって
でも、辛いのは君さ
ずっと言い聞かせてる事だ
悲惨な事件だった
それに立ち会った君と
大切な人を失った僕
君は決して、悪くない
何かを失った者同士じゃないか
同じ境遇の人とは、心が開きやすいよ
「何気ないふり」
うまいよね
あっという間に夢中にさせて
何気ないふり
遂に放課後になった。僕は彼女に告白するんだ。校舎裏へ呼び出し、桜の木の下で告白する。緊張するな。大丈夫かな。そんな事を考えていると、彼女がやって来た。
『確かここへ来て欲しいって書いてたな」
僕は胸が高鳴り、彼女へ話しかけた。
「や、やあ〇〇ちゃん。実はあの手紙は僕が書いたんだ。突然だけど、僕と付き合って下さい!」
彼女は答えた。
『ごめんね。私彼氏がいるの』
僕は今にも泣きそうな声を押し殺し、こう言った。
「そっか、だよね。ごめんね付き合わせちゃって」
彼女は
『こっちこそごめんね」
の一言を言い去って行った。
そうだよね。こんな僕が、〇〇ちゃんと釣り合う訳ないよね。そう自分に言い聞かせ、大粒の涙をこぼしながら帰路へと向かった。
その翌日、僕は学校で彼女と出会った。その時から、僕には何気ないふりをするしかなくなった。
あいもやでー
消しゴムを落としてみる。
何気なく君が拾ってくれることを期待して。
「なんか眠たいな〜」
「ちょ、」
きみは純粋で照れ屋だから、こうやって身体を寄せたら耳が真っ赤になる。
でもとっても優しいから、私の身体を押し返したりせずに受け止めてくれる。
(…………でもなぁ)
私が何気ないふりをして接近する理由、気づいてはくれないんだよなあ。
下手くそだった。
何気ないふり。
もっと上手かったら、
違う今があったかもしれない。
同じ今を過ごしていたかもしれない。
#何気ないふり
テーマ(すんません忘れました。)
友達が最近髪を切った。とても似合っている。まぁ俺が言うこともないだろう。
友達が最近筆入れを変えた。可愛らしい。だが俺が伝えなくてもいいだろう。
友達が最近シャンプー、リンスを変えた。俺の好きな香りだ。まぁ言わなくともいいだろう。
最近友達の様子が変わった。ずっとこちらをチラチラ見ている。
まぁ気づかないふりをしておこう。
マグカップの絵柄を見る振りをして、毒を盛った。
おまえは、それに気付かずに飲み干す。オレは、内心で笑う。
「それで?」
「は?」
「今更、惚れ薬なんて意味ねーぞ。とっくにおまえのことが好きなんだからよ」
「な……そんな……ばかなこと…………」
ニヤニヤすんな! オレの思惑を見透かすな!
「犯人は、おまえだ」
「うるせー!」
オレは、いわゆる逆ギレをした。
おまえは、いつもいつも、オレのことを分かり過ぎだろ!
何気ないふり
春。
君との時間は
あとどのくらい残ってるのだろう。
終わりが近づくにつれ,
君の何気ないふりがこんなにも愛おしい。
このまま君とー
朝起きてご飯を食べて、学校に行って勉強して、昼ご飯を食べて友達と話して、掃除をして部活をして、家に帰ってご飯を食べて眠る。そんな何気ない日常を毎日送っているのに何故か何かが足りないのは何故?貴女一人居なくなったところで生活に支障は出ていないはずなのに何故私は貴女を求めてしまうのだろう。
、、、ねぇ聞いてる?、、、ごめん、聞いてるよ、、、そんな会話をして友達に笑いかける。バレないように続けなくては、何気ない日常を送っているフリを。
続けなくては、何気ないふりを。
何気ないふり
彼女は、何かあったはず
何にもなかったように振る舞う
それがすごく僕の心に刺さった
助けられたらいいのに
役立たずだ
本当に僕は、無力だ
食べ物の話になると、あたしはいつも緊張する。
もしかすると
あなたの好きな食べ物が聞けるんじゃないかって。
ペットの話になると、あたしはいつも緊張する。
もしかすると
あなたの飼いたいペットが聞けるんじゃないかって。
家族の話でも
将来の話でも
かわいい女の子の話でも
あなたの話が聞きたくて仕方ない。
だから、何気ないふりで言う
「みんなはどう?」って
#何気ないふり
私に感情はあるのかと毎日考える。
好きな人が浮気をしていても何気ないふり。
友達がいじめをしていても何気ないふり。
家族が倒れて死んじゃっても何気ないふり。
結局なにがどうであっても私に取っては他人事で、私にはなにも響やしない。
そんなつまらない毎日を迎えていてもまた、何気ないふりをする私は本当にロボットみたいだ。
お題 何気ないふり
あなたが笑顔で彼女の話をしてると
心が締め付けられる
何気ないふりは得意じゃないから
私の本当の気持ちに気づいて
ずっと傷は癒えないから
たとえば、ジョーカーを相手が取りやすそうな位置に移動させるとか
たとえば、誰かを横目で見つめてたりとか
たとえば、本に集中してるみたいに友達を今か今かと待ってたりとか
何気ない名演技。愛おしくて馬鹿らしい役者たちは、ダイコンだとてもめげずに生きてる
何気ない振り
それは、なんとも言えないもの…
傷つく人もいれば、感謝する人もいる。
いつも通り過ごすの。
バレたくないから。
あなたの前でも
気にしてないふりをする。
想いが
溢れないように。
貴方が少しづつ変わっていることに私は気づきました。いや、貴方の本来の姿になっていっているだけかもしれない。それでも変わらず愛が示されているから、戸惑いも不安も寂しさも隠すように。
大丈夫、私はいつも通りにできるから