『何もいらない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
話し相手になってくれた、いつも隣にいてくれた、そして命の大切さを知った。
題「何もいらない」より
俺なんて要らない
必要となんかされてないくせに
生きてる自分が嫌になる
道に迷っても助けてくれる人も居ない
感情も記憶も家族も友達も恋人も
何もかも要らない.......全部要らないっ!!
探しても本当の自分なんて見つからないなら
捨てちゃえばいい
だって何もかも要らないんだから
僕は何もいらないから、
どうか彼にほんの少しの幸せを
最愛のあの人は、泡沫の雨に混じって消えた。
都会の街並み、隈だらけの濁った瞳がショーウィンドウに映った。
ガラス張りのそこにいる自分には、なんにもない。
なんだろう、身体の奥深くの神経をするりと撫で上げられたような、気が、
汗がべっとりとよれたシャツに張り付いて滑り落ちた。
その途端に、自分の毒々しいものが全身から一気に抜けていった。
これは、だめだ。
ぐちゃぐちゃの脳はなにもかも真っ白で。
ふっと頭をもたげるような、緩い衝撃に耐えきれない。
朽ちている、おそらく今も。ざわざわと、人混みがくちゃっと歪んだ。
だめ、この瞬間、駄目だ、そう思った。
真っ青な空が、白と混ざってぼやけていく。泣いていた。
今泣いてしまえば、もう感情が止まれないことを知っている。
嗚咽をぐっと噛み殺せば、妙な吐き気がする、息の仕方が分からない。
心は既に空っぽになっていた。何を混ぜ混んでも、詰めても、塞がってはくれない。
くだらない喪失が、今頃自分を蝕んだ。
「何もいらない」
自分がしんどくて
気づつくくらいなら
1人でも大丈夫…な、はずなのに
貴方は居ないと大丈夫じゃない。
自分も要らないの?
いえいえ
貴女は生きてる
これからも生きてく
不必要なんてない
この世に不必要なんてない
自分を一番にして
過ごしていたら
きっと、
幸せは来るよ
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君がいるなら
それ以外は何もいらない。
それくらい私は
君を必要としているの。
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Theme:何もいらない
貴方が私の隣にいれば
なんにもいらない
貴方以外
誰も何もいらない
必要ない
何もいらない
君さえいれば…。
なんて、言ってみたいわ
最愛の娘がいてくれたら
何もいらない