『何でもないフリ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何でもないフリ
天気の良い休日
柄にもなく朝からちょっと良い気分でお掃除
鼻歌なんか歌いながら部屋はきれいになっていくから
私の気分もどんどんアガル!
滅多にないゾーンに入った感覚を味わいながら
ウキウキしながら移動してたら
ソファーで足の小指だけをしこたま強打
しまった調子に乗りすぎた
目からキラキラの星が出た
声も出ないほどの痛みに
動くことすらできずうずくまる
心拍数は上がり呼吸は浅くなり悶絶する
夫が「大丈夫?」とひとこと
このまま少しじっとしてればきっと大丈夫と
心の中で暗示をかける
じっと耐えること数分、何も変わらない
今回は無理と悟った
自分が悪いのは一番良くわかってる
誰にも何にもぶつけることのてきないこのやるせなさ
知らない間にじわっと涙が滲む
何でもないフリはできなかったわ
まだまだ修行が足りませなんだ
どうしてそう言うのか。。
どうしてそうするのか。。
私は、他人の言葉や行動の意味を考えすぎる。
意味を汲み取ろうとしてしまう。
それ故に、『鈍感力』という言葉を聞いた時に
『これだ!!』と感動したのを覚えている。
聞こえなかったふり
見えなかったふり
気付かなかったふり
自身に”何でもないふり”ができるようになり、
少し心穏やかに過ごせている気がする
大丈夫なふりをしているだけかもしれないけれど
本音を言うことや、人に相談することが苦手。今日も何でもないフリをして、怒りや悲しみを心の奥に閉まった。周りの空気を壊したくなくて、無理をした。感情を我慢すればするほど、苦しくなる。泣きたくなる。この気持ちは、いったいどこへぶつければいいんだろう。本当は誰かに全部話したい。否定しないで、最後まで聞いてほしいの。
お母さんに殴られて痛い身体にも
いじめでズタズタにされた心にも
人目に怯えるようになったわたしにも
誰が観ているわけでもないのに
全てに蓋をして、平気なフリをし続けている
そんなの………………
ー助けてもらえなくて当然でしょ?
………………………………………………だから、
なんでもないフリなんてしないで。
ーなんでもないフリー
???・?????
あなたのこと
好きなんかじゃないよ
だって
私は私が一番大切なんだもん
あなたは
とてもいい人だと思うよ
いつも
優しい言葉をかけてくれるもん
何でもないふり
本当は あなたのこと
愛おしいと思っているのにね
路地裏の喫茶店、何でもない日々。カップに注がれたコーヒー、会話の中で紡がれるさりげない物語。時間はゆっくりと流れ、何でもないフリの中で、微笑みが溢れる。
雨が降ってくれたから、涙を流さずに済んだ。
水が落ちてくる様子を見て、私の代わりに泣いてくれているのだと思った。
どのように雨が降るのかを理科の時間に習ったが、今は私のために降ってくれているのだと感じた。
用意していた合羽を着ることなく、雨に濡れながらペダルを漕いだ。
雨が染み込み肩が重くなり、そうやってやっと息ができたと感じた。
おとなになると上手くなる。
幸せにも、哀しみにも。
お題「何でもないフリ」
何でもないフリ
君はいつも明るく元気
大丈夫だよって、みんなを励ましてくれる
君はいつも変わらない
楽しそうに、幸せそうに振る舞う
だけど、ある時知ってしまった
君は本当は毎日大変で
つらい思いをたくさんしながら
大丈夫だよって、何でもないフリしてる
本当の自分を隠して、笑っている
だけど、知ったところで僕には力になれなくて
ただただ知らないフリをしながら
君に幸せが訪れることを
心から本当に笑える日が来ることを
祈りながら君のそばに寄りそう
何でもないフリ。
「フリ」だから
本当は、何でもあるんだよね。
心の奥底で子供のように叫んでいる声に蓋をして
本当は言いたいのに、態度に表したいのに
みっともないからとか
そんな事に目くじらを立てる必要はないから
なんて、大人ぶって。
心の声に耳を傾けない。
それはきっと、小さい頃
「我儘を言ってはいけません。」
「我慢しなさい。」
我儘な子にならないように
我慢ができる子になるように
躾けられた事があるから。
何でもないフリなんてしないで。
貴方の心が叫んでいるんだもの。
どうしたの?って聞いてあげられることが
きっと大人なんだよ。
心のなかには、子どもがいます
子どもは、わたしです
もう一人のわたしです
辛いときに無理して、我慢をしてしまえば、心のなかの子どもは、泣き続けます
ずっと、ずっと、子どもは、傷ついていたのです
私は、ネガティブで、いつも、自分のせいにしてきました
それらは、心のなかの子どもをいじめていたのです
私は、自分を助けませんでした
何でもないフリをしてきたのです
私は、心のなかの子どもに謝ります
そして、抱きしめました
もう、無理はしない、自分に優しくしようと約束をしたのです。
指に針が刺さった。
なんでもないふりをする。
カエルを踏み潰した。
なんでもないふりをする。
階段から転げ落ちた。
なんでもないふりをする。
暴言を吐いた。
なんでもないふりをする。
ビンタをくらった。
なんでもないふりをする。
そんな人を私はただただ眺めていた。
慰めの
優しい言葉や
気遣いなどは
いらないわ
これでも
精一杯
何でもないフリ
しているの
強がることで
あのひとを
亡くした悲しみに
なんとか
耐えているの
# 何でもないフリ (347)
何でもないふり
日常生活何でもないふりして、疲れていたりする。強がって頑張る。
泣きたい日もあるし、笑いながら、笑いで忘れる日もあるある。
何でもないふりしながら、日常生活すごす。
「やあ!」
揺れるポニーテールに少し高めの声
笑い方が独特で
いつも僕を見ると朝の挨拶は
笑顔と
制服のスカートを翻しながら
駆け寄ってくるあの子
「ん、おはよう」
何でもないフリをしながら
恋心を募らせるのは
そろそろ限界かもしれない…
#何でもないフリ
何でもないフリ
大人になるにつれ、何でもないフリが上手くなる。
それまでは、たくさん転んで、いっぱい無視されて、自己治癒力に任せて回復したり、医療に助けを求めて絆創膏を貼ったりして、なんやかんやひとりで立ち上がってきた。
ゆっくりでも良い。空回りして後悔しても良い。座り込んじゃっても構わない。そうしてじっくり考えたら、また立つかどうか決めよう。
"なんで今更"って思ってるでしょ。
私は今の話をしているんだよ。
7.何でもないフリ
何でもないフリをするのには慣れています。
貴方に心配をかけたくなかったから。
貴方に迷惑をかけたくなかったから。
一日中、何でもないふりをしていました。
心がぎゅうっと締め付けられて苦しかった。
「痛くなんかない」
転んでも泣きませんでした。
転んでも痛がりませんでした。
ただ貴方に心配されないように。
ただ貴方に迷惑かけないように。
ただただ惨めで虚しかった。
わたしの気持ちに気づいてください。
わたしの叫びを聞いてください。
一度でいい。
大好きな貴方に心配されてみたかった。
大嫌いな貴方に迷惑をかけてみたかった。
僕の心をこんなにも傷つけるなんて貴方は最低だ。
僕を苦しめる貴方なんて大嫌い。
でもそれ以上に、優しくて温かい貴方が大好きです。
そして貴方は言いました。
「なにを考えているの。」
答えなんて聞かなくても分かっているでしょう。
「何でもないよ」
何でもないフリ
昔から言葉にするのが苦手で
辛いことも、苦しいことも、全部溜め込んで
気付いたら君の腕の中で泣いていて
優しく、包むように背中を撫でて落ち着かせてくれて
「…溜めるのも、悪いことじゃないよ、
言葉にするのが苦手な人だっているから。
…でも、俺にだけは話して?絶対れんの力になるから。」
そういって、いつも僕に力をくれる
今日だって、朝から体調が悪くて
いいこともなくて、ずっと落ち込んでて
でも、それを隠すのに必死で
何でもないフリして、かいに八つ当たりもして
いつも、見捨てないでくれてるのに
あんなこといったらもう離れていっちゃうんやないかって
自分のせいなのに、苦しくて。
部屋に籠って一人泣いた。
次の日は、本当は学校に行きたくなった。
でも、きっと行かないと変に思われるから
無理して、学校に行った。
1時間目から体育で、
でも来たからやるしかないなって思って
きつかったけど頑張って、でも、
「……もう、むり、」
視界が反転して、床が見えた
あぁ、倒れるんやな
そう思っても体は思うように動かない。
でも、僕の体は優しく包み込まれた
「…すみません。体調悪そうなので保健室連れてきます。」
……はぁ、また、迷惑かけてもうた
ずっと無言で、もう嫌われたんかなって思うと
辛くて、そっと腕の中で目を閉じた。
目を開けると、白い天井。
右手にある温もりは、
かいの手だった。
「…あ、起きた?体調はどう?
ただの疲労と寝不足かな、ゆっくり休んでね。
…そういえば、この子ずっと待ってたから、
お礼言ってあげてね?」
そういって、先生は仕事に戻った。
「…かい、ありがとお、」
「……ん、れんっ、?心配したんだからね、?」
「ごめん、ほんまに迷惑かけてばっかで…
何もないから、ただの疲労やし。」
「……れんの嘘ばっか、
そんなに、俺って頼りない?何でもないって、そんなことあるわけないっ、れんの、溜め込んでることも、一緒に背負いたいくらいに、俺はれんのこと守ってあげたいし、ずっと一緒にいたいくらい好きなの。俺じゃ、だめ、?」
そう、泣きながらかいは僕に言った。
やっぱ、叶わんなぁ、
かいに言えば、きっとこんなの、すぐ治るのになぁ、
ほんまあほやな、俺。好きな人にもこんな態度で、
だめやん、
「…ううん、かいはすごい頼れる…俺の、好きな人やよ、
素直になれんくて、ごめん。迷惑、かけるかなって、
それに、好きな人の前ではえがおでいたかったんよ、ごめんな」
こんな、俺のことなんて、好きになるはずない、
あぁ、これからこうやって悩みを話すのも今日で最後かな
「…れんっ、俺も、れんがすきだよ、
れんの苦しいのも、辛いのも、二人で一緒に乗り越えよう、?俺と、付き合って?」
そんなの、最初から決まってる。
「…うん、よろしくね、かい
だいすき、この世界で一番。」
これから迷惑かけると思うけど
ひまわりみたいなそのえがおで
俺の心も解かしてや
何でもないフリは、もうやめた。
」
君の声からあの子の
話を聞く度に本当はね
あの子が羨ましくてさ
ちょっとした嫉妬で
困らせたくないから
自分は笑ってその話を聞いて
なんでもないような
フリをしてたんだよ、笑
「何でもないフリ」
もっと構ってほしい。
もっとお話ししてほしい。
もっと愛情表現してほしい。
もっと名前を呼んでほしい。
もっと、もっと、もっと、
あなたといない時は色々思うけど、何故かあなたを前にすると何でもないフリをしてしまう。
あなたの前でもっと素直になりたい。