『仲間』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
外に出ると心地の良い風が吹いた。
周りのものを全て吹き飛ばしそうなほどの強風も吹いた。けど隣にはいつも友達がいた。優しい眼差しを向けて。微笑みかけながらいつも一緒にいてくれた。
萩原実琴
楽しさや嬉しさより、悲しみやつらさを共有できる方が、仲間と呼べるかも知れない。思い込みと思われるかも知れないけれど。
「仲間」
仲がいいチームと
いい仲間がいるチームは違うよ
昔先輩が言ってた言葉。
大人になって
仕事をして、お仕事を任されるようになって
今、自分はいい仲間がいるチームを作れているか。
楽しく過ごしたり、慰め合えるチームもすごいけど、
ちゃんと思ってることを伝えられる仲間や
同じ目標、目的に向かえる感覚、
充実感や達成感、
溢れるエネルギーに浸りたい。
お互いに、大変なことがあっても
ちゃんと起き上がって前を向ける仲間でありたい。
『仲間』
スマートフォンからポコンと軽やかな音がした。手に取ってディスプレイを確認すると時間は19時ちょうど。アプリを開いて更新されたお題を確認し、しばらくそのことを考え続ける。ごはんを食べながら。お風呂に入りながら。ふとんの中でまだ白紙のエディタ画面をにらみながら。他の人はどういうものを書いているのだろう、とみんなの投稿を眺めれば、同じお題でも十人十色、千差万別の表現があった。勝手に感じた仲間意識になんとなく、けれど確かに背中を押された気がして、エディタ画面とまた向かい合う。
【仲間】
仲間って何?
信頼できる人たち
何でも言い合える人たち
助け合いながら協力する人たち。
一緒にいると楽しい人?
私、分からないなぁ
もしかしたら、すぐ側にいるのかな?
↑作者の感想: 見方を変えれば、いや、1人はいたぁ、かな?。
みんなの思う仲間はどんなの?
テーマ:仲間 #390
「誰も仲間外れにしないように
グループを作ってください。」
そう言われて一人になるタイプの人間です。
でも最近は違う。
色んな人に名前を読んでもらえる。
でもね、
それはそれで仲間って何?ってなることがある。
誰かの悪口言って
「あなたもそうでしょ?」
って言われたら
「うん。」
って答えなかったらそれは仲間じゃないんだって。
それって仲間なの?
悪口言ったら
「それは違うんじゃない?」
って止めてあげるのが仲間じゃないの?
指摘して
「やめなよ」
って言ってあげるのが仲間じゃないの?
私には仲間がわからない。
仲間と友だち、どう違うのかって聞かれたら、似たようなもんだって答える。
でも、強いて言うなら、共通の目的や目標があるってところか。
もっと言うなら、目的を達成するための方法も、…意見のぶつかり合いはあるにしろ…同じ。
だからさ、頭脳派のお前と、冷静なアイツとは仲間なんだって。
なんだって?
後先考えない、行き当たりばったりなお前とは、考えもやり方も合わないって?
つれない事言うなよ、仲間だろ?
「先生こんにちは~」
「んぐっ、……貴方今日早いのね…」
私が入ってきたことに余程びっくりしたのか肩がアニメみたいにビクッと跳ねた。
もぐもぐと一生懸命に口を動かす姿は小動物さながら可愛い。
すると両手で持っているビスケットはナッツと言った所か
「何食べてるんですか!いいなぁ~美味しそう、」
準備室はビスケットの甘い匂いと先生が好んで飲んでいる黒い液体、もとい珈琲のいい匂いがする。
先生に釣り合う大人になりたくて珈琲を毎朝我慢して飲んでいるのはここだけの秘密だ。
「ココナッツのビスケットだよ。ほら、知らない?」
机の上に置いてあったビスケットの袋を見せてくれる。
言われて見れば確かに見たことがあるような……。
「先生好きなんですか?これ、」
「うん、大好き。気になるなら貴方も食べてみる?」
「じゃ、じゃあお言葉に甘えて……ありがとうございます」
先生から受け取った 何の変哲もないただのビスケット
でも私にはそれがとんでもないご馳走に見えた。
「い、いただきます…」
そう呟いて口に運ぶ。
その間先生の視線は私だけに注がれていた。
綺麗な先生に凝視されることなんてそうそう無いから手元がおぼつかない。
1口齧ってみてが緊張からか味もよく分からない。
「どう?貴方の口に合うといいんだけど、」
「美味しいです、」
「そう、良かった。」
「じゃあ、これで私と先生はビスケット仲間ですね」
「なぁにそれ、可愛いけども」
「私もこの、ビスケット気に入ったので…同盟ってことでどうでしょう」
「ふふ、貴方本当面白いこと考えるのね。いいよ、俺と貴方の秘密、」
それからあのビスケットが私の常備菓子になったのは言うまでもない。
2023.12.10『仲間』
「ベルナルドは、王様ね」
わたしは猫のベルナルドをふわふわのクッションに座らせる。
「ルカは、わたしの仲間よ。ふたりで力を合わせて王様のために宝を取りに行くの」
「あい!」
2歳のルカは元気よく返事をする。たぶんわたしの言ってることはほとんどわかってないと思うけれど、名前を呼ばれると元気よく返事をするの。
「いざ! キッチン城へお宝を取りに!」
キッチン城の魔王の目を盗んでお宝を手に入れるぞ! と意気込んでいたのに、残念ながら見つかってしまった。
魔王のパパは、わたしが仲間を募ってつまみぐいをしようとした首謀者だからって「皿洗いの刑」にしたのよ! ひどい!
『仲間』
オールウェイズ
悲しい歌を聴きたいわけじゃない
辛い映画を観たいわけじゃない
苦しい夢から逃れたいだけだ
ただ、それだけだ
ただ、それだけなんだよ
本当に、いつも願っている
どうか教えてくれ
どうか救ってくれ
薬なんか捨ててしまいたい
俺は自由になりたいんだ
そして、あの空のてっぺんまで舞い上がらせてくれ
お願いだよ
お願いさ
頼むよ
本当に、いつもそう願っているんだ
哀れだと思うだろう
愚かだと思うだろう
全く笑えない冗談みたいだと思うだろう
でも、俺はここに立っているんだ
消えちまいそうなくらい不安定な存在さ
それでも俺はいつも願っている
いつの日か
いつの日か
あの空のてっぺんへ舞い上がらせてくれることを
だから、少しだけ笑ってみるんだ
そうすれば、一日は穏やかに過ぎていくから…
同じ
目標に向かって
頑張っていた。
普通の
友達とは
ちょっと違う
関係。
このまま
この先も
ずっと
繋がっていく
ような
気がしてた。
進学
就職
結婚
出産
子育て
色んな
変化があって
いつの間にか
繋がりは
薄くなっていた。
今は
どう過ごしてるんだろう。
みんな、
元気かな。
#仲間
振り返れば
数年前までは
いつも周りに仲間がいた
学生の頃は
クラス仲間やサークル仲間
社会人になってからは
仕事仲間に趣味の仲間
女子会仲間などなど
仕事を辞め
習い事もやめた今は
仲間と呼べる人は誰もいない
何をするにも独り
その心地よさを
日々味わう
遠く離れていても
頻繁に会えなくても
心に数人の友がいれば
それでいい
いま私は
そういう時期
仲間外れの時期
# 仲間 (346)
# 2
仲間
ONEPIECE二次創作?
仲間 ──────。
響きがいいこの言葉は私の大好きな言葉
私を元気づけて、悲しみを分け合い、
時には儚く消えることもある
そんな言葉
ルフィ「お前はもうひとりじゃない。
大丈夫だ、俺たち『仲間』がいる」
ルフィ、あの時の言葉、すっごく嬉しかったよ
貴方のおかげで“ 仲間 ”っていう
綺麗で醜い言葉を知れたよ
今までありがとう
またどこかで会えたら
俺たちが燻っている中、後輩たちがどんどん人気になっていく焦り。
認知度が高くなってきたと思ったら、これまで明らかに見下していた人たちがあやかろうと擦り寄ってくる気持ち悪さ。
そんな酸いも甘いもともに経験してきた俺たちなら、これから先何が起こっても大丈夫だ。
苦しい時も一緒に励まし合えるのが仲間でしょ?
だから、「お前らに迷惑かけられない」なんて水臭いこと言わないで。
お前のためなら俺たちはなんだってできる。
なんだって、ね。
231210 仲間
"仲間"
俺には《仲間》なんていらないと思ってた。
《仲間》なんて必要ないと思ってた。
俺は《独り》でいいと思ってた。
《独り》でないとできない事がある。《独り》だからできる事もある。
だから《独り》がいいとも、思ってた。
けれどそれは、《独り》でいる事に固執していたから、『《独り》でいい』『《独り》がいい』と勝手に自分に言い聞かせて、勝手に思っていた。
《独り》だからできる事より、《仲間》がいるからできる事の方が多かった。
《独り》ではなくなった時、俺が目指すものは《独り》では難しいものだったと気付けた。
《独り》じゃなくなる以前の俺よりも、うんと目指すものに近付けた。
数年で身に付いた癖は治らず、今でも独りよがりな言動になる。あいつらを遠ざける。
けれどあいつらは、俺を《独り》にしなかった。鬱陶しいとは思うけれど、心強いと感じる自分もいる。
少しずつ、あいつらに毒されてるのかもしれない。
けれどこれは、俺が選んだ道。後悔なんてない。
自分自身が変わる事も、前へ進んでいる証。
いつだって共にあり
運命を同じくするのが
仲間だと思う
けれど
仲間とはつまり絶対的な味方
という訳ではなくて
一緒にいるのが苦しくなったり
嫌になったりするものだ
それでも
互いに離れず
傷付きながらも前に進めたら
きっと最高な仲間になれる
そんな人がそばに居て欲しい
そして私が
誰かにとっての仲間になりたい
SNSはどこもかしこも動画ばかりで嫌になるねぇ。
イヌ科の動物というと犬とオオカミくらいしか思い浮かばなかったのですが、
あまり知られてないかもしれないけどキツネとタヌキは同じイヌ科の動物なんです。実は。
ちなみにラグビーでよく聞くジャッカルもイヌ科です。
これ、最近知りました(笑)
テーマ:仲間
……ねぇ、こっちに何しに来たの?
君は仲間じゃないでしょ?
だって、私たちと同じこと出来ないから。
この話にだって、ついていけないでしょ?
え?ここのクラスはみんな仲がいいでしょって?
ははっ、そんなの、表面上だけに決まってるじゃん。
それも理解できないの?
これだから君は……
――嫌な出来事を思い出した。
そうだ、僕はあの日から仲間を作らないって、決めたんだ。
全て自分一人でこなす。
誰の力もいらない。
自分一人で十分だから……
〜仲間〜
隣にいることで勇気が出る
時に比較して自分の弱さに、甘さに気付く
自分が駄目になりそうな時には引っ叩いてくれる
そして同じものを目指して高めあってきたからこそ、
たとえ"今”から目を背けたい時でも
隣に立って手を握ってくれるだけで
もう一度立ち向かう自信が出てくる
仲間とはそういうこと
『仲間』