『今日の心模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自分のことは自分が1番わかっている
ずっと思っていた。でも思ったよりも自分の気持ちには気づかないことが多い。本当はどう思っているのか、どうしたいのか 住みずらい世界の中で忘れていたことに気づく。この気持ちの本当の意味は、?
わからない なんてそんな都合のいい言葉で終わらせたくない。自分の気持ちなんだから自分が1番わかるはずなのにわからない、誰かに問われて気づく自分の存在はこの世でいちばん遠いものなのかもしれない。
追いかけたり、追われたりそんなことしかしたことない自分にはたどり着かない大きな壁が1番身近にあったことに気づく。
今日の心模様は晴れよ!
推しに会え、一番くじは当たり!
最高の一日だわ!
あ、でもひとつ最悪なことがあるの。
お財布なくしちゃったのよ!!
どこかに落としてしまったみたいで、、
また戻らなくっちゃ、、
交番にいくと私のお財布は届いてたわ!
無くなってなくてよかった!
あれ?中身すっからかんじゃない
バサバサ雨が降った後のきれいな空氣のなかで、
すっかりがっかりしてしまっている私と、あなた。
とても楽しかったはずなのに…ぎゅっとふたりで手をつないで、ほとんど泣きそうになっている。
楽しかった1日が終わってしまうから?
そうじゃない。
もう、会えないわけじゃないんだよ?
…わかってる。
じゃあ、何で?
お互いがお互いの目をのぞき込む。
まるで、自問自答するみたいにたずねあう。
わかっているよね?
繋いだ指を少しずつ離しながらゆっくり、ゆっくり、一歩一歩、私達は離れてゆく。
わかっている。
この大切な「今日」の外側に広がる真っ暗な世界。
この大切な「今日」が変わらずにやって来てしまう、約束の世界…。
そうだ、約束をしてしまったんだ。
私達は絶対に変わらないって。
そしてその約束は守られなくてはならない。
私達は、そう決めてしまったから。
悲しくて私達は今日も雨の中を泣く。
嬉しくて私達は今日もまた明日のふりした「今日」が来るのを待ちわびる。
約束は破らない。
やって来る「今日」のためにまた私達は離れて歩き出してゆく。
そして、「また明日ね」と、雨の中を駆け出してゆく。
今日の心模様
今日の私の心模様は晴れ。
私の心は青空で透き通るほど綺麗
なーんてね。
私の心模様は_。
二人ぼっちなんて、もう究極の幸せ
もう訪れないだろうな
今日の心模様は、曇のち雨です。
切ない事や悲しい事が多くあり、心のバリアは剥がれてしまうかも知れませんが、いつでも頼れる友人と傘をさして歩きましょう。
今日の心模様は雨です。
酷い場合は雷が落ちるでしょう。
ですが、あの人が帰ってきたらきっと、晴れるでしょう。
今日の心模様は雨模様
ずっとしとしと降り続いてる
いつか晴れ間が見えるかな
そのきっかけはなんだろな?
薬か笑顔か音楽か?
地獄から抜け出す方法を探して。
今日の心模様
窓からはさんさんと光が差し込み
外はまだ雪の残る景色なのに
室内は初夏のような暖かさ
眼下には行き交う車
今日は土曜日だから
面会に訪れる人も多いのだろう
そう、私いま病院
天気が良くてもお出かけできない
なんなら病室からも出られない
面会者にだって会えないの
ああ
窓からはギラギラ太陽
空は青い雲は白い
遠くに海まで見える
だけどわたしの心模様は…
早く退院したい
『今日の心模様』
今日の心模様を一言で表すならば
曇り。
虚無だ。
お腹も空かない、
身体がだるい、
家から出たくない、
空元気でやり過ごす毎日。
全てがどうでもよくなってくる。
『今日の心模様は、晴れのち雨です。』
はあ…また壊れちったな…。何回やれば気が済むんだか、なんてロボットに言っても困るか。晴れのち雨って…情緒不安定にも程があるだろ。
心模様か…。まあ、俺の心も同じようなのかもな。
今日の心模様は
スッキリした気持ち
何をするかは自分で決めていい
ということが腑に落ちた感覚
達成方法が現時点では理解できない
意識レベル1000というゴールを
決めたあとは
無意識に問いかけながら生きること
を改めて設定した
「今日の心模様」
明日はきっとアラベスク。
【#15】
今日は気分は悪い。ブルーな気分。俺は天涯孤独。俺を理解する人なんていない。自分しか頼れない。生まれる前からやり直したい。
どうしたって好きなのに
勝手に我慢し続けた何かが
君を傷付けたくて、仕方ないや
色で言ったら黒寄りのグレー
でも不思議と辛くはない。
持病で歌を歌えないけれど,
カラオケにでも行こうかな。
お仕事は15時からあるけれど,
今日はお休みにしてしまう予定。
水族館にも行きたいけれど,
病院から離れるのは怖いから。
今日の心模様
心が
母からの連絡に 一瞬にしてまるでこないだの雷雨のよう そんな今の心模様
初めてではない 父の緊急入院
今回で何度目か きっとまた持ちなおしてくれるはず
昨日 またねってバイバイした時は元気で
私の事ばかり気づかってくれた父
自分より家族
そんな父にまだまだ甘えたい
そんな複雑な 心模様
今日の心模様は焦っている。これから忙しくなるから。
カーテン側に顔を埋めるようにして佇むテーブルヤシ。電気を点ける気力がなく、レモンサワーをテーブルの上に置いたままソファーで力尽きた私。幸い今日は休日だ。からだを思う存分だらけさせる。
ふと、ヤシが静かに揺れたように感じる。
ヤシは昨日帰りに買った、偶然。思い返してみれば、不思議なものだった昨日。
商店街を行く人の影も東に大きく背伸びをしていた。久々の定時帰りに、ケーキ屋さんで、今日のオリジナルケーキを買って帰るのが小さな楽しみ。
ケーキ屋さんでお手伝いをしているくーちゃんは、小さい頃からの顔なじみだ。今では滅多に会わないが、繁忙期前は帰りに顔を見に行ったものだ。
話しがてらケーキを買う。そんなひとときが何よりの癒やしだった。
久し振り、くーちゃん!
麻智さん!え、すごいお久しぶりですね!
そうなのよ~、もう仕事が立て込んじゃって全然帰れなくて。でも、今日は久々に早めに帰れたからくーちゃんに会いにきたよ!それと、、
今日のおすすめは、このコーヒー風モンブランです!心か落ち着きますよ!今の麻智さんにピッタリじゃないですか?
そうかな、そんなに顔に出てる?
まあ、そうですね。でも、これを食べて元気注入してくださいね!
そうね、そうさせてもらうね。
あ!そういえば、この近くに新しくお花屋さんができたらしいですよ!
お花屋さん?
そうです、なんでもちょっと変わったお花屋さんらしくて。
商店街から少し離れた住宅街にあった。店主は若く、20代後半の好青年に見える。こじんまりとした外見とは裏腹に、店内には様々な草花があちこちから顔を出す。たくさんの花々があるにも関わらず、その香りは喧嘩せずに共存している。
なにかお探しですか?
いえ、ただ気になっただけで。
そうですか、是非店内見ていってください。
そう言って、いつの間にか現れたと思ったその優しい声の主は、溶け込むように草花の中に消えていった。
観葉植物や、一般的な苗木まで、幅広く扱っているようにも見える。
ひと回りしてふとあることに気がついた、その半分が見知ったことのない草花だった。
ところどころ水が引かれており、緑と水とカラフルな光景が見ていて癒やされる。
お客様はそちらの子がよろしいようですね。
そう言って、いつの間にか現れた店主。
見るとわたしの目の前には小ぶりなヤシが置かれていた。たしかにかわいらしい見た目で好みだが。
わたし別に、そういうわけでは、、、
店主の青年は何も言わずただ微笑むだけだった。わたしもつい黙ってしまった。すると、彼は徐ろにその鉢を取り、しばらく見つめると店の奥に引っ込んでいった、戻ってくるとその手には、程よくセットされたヤシが据えられ、ビニール袋の中に収まっていた。
あの~これは?
わたくしからお客様へのささやかなプレゼントです。
店主はにこやかにそう言うと、またどこかに消え去ろうとした。
あ、あの!
とっさにわたしはそう口を開いていた。
どうかなさいましたか?
店主はにこやかにそう言った。
その、わたし、これ別に、、、
わたしの言葉のつまりに感じて、こう話し始めた。
植物は、人の心をうつしとります。憂鬱な空気では植物は弱ります、反対に気分が晴れやかだと生き生きとして、葉や茎もハリツヤやしなやかさが感じられます。
あなたにこれを来店記念にプレゼントいたします。そしてしばらくこの子を生活の彩りとして隅に添えてみてください。次に会う日をお待ちしております。
そう言うとスーッと草花の間に消えていった。
呆気にとられてしまった。軽く夢見心地なまま足取りは変わらず家路についていた。
あの店員さん、不思議な人だったな~
ふと思い出す。植物は心の鏡。ふとヤシをみると少し頭をもたれている。
カーテン開けるか
間から差し込む日の光が徐々に大きくなっていく。
はぁ~、朝かー
そう言いながら、ぐっと背伸びをする。胸が広がり朝の空気が肺を満たしていく。
なんか久しぶりにスッキリしたかも。
酔のさめていく感覚を側に。
気持ちも晴れ、心もこころなしか軽くなっている。
あめのみ
暗闇に
光を照らす
君のよう
夏夜の月には
届かない