『今日にさよなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日にさよなら/
今日の弱い自分にさよなら
明日の弱い自分にこんにちは
[ 今日にさよなら ]
今日も出来なかった。
明日は出来るのだろうか。
今日の自分は悪い子だ。
明日の自分は良い子になれるのだろうか。
今日は運が悪かった。
明日は運が良いのだろうか。
眠るまでの暇つぶし
今日にさよなら、昨日までの愚かだった自分。変わろう今からでも遅くない。
『今日にさよなら』
今日という日はもう来ない
どんなに素晴らしい一日だとしても
どんなに辛い一日だとしても
寝る時に今日とさよならする
明日はいい日でありますようにと
また、君の事を考えた今日にさよなら。
今日にさよなら
今日にさよなら
明日と明後日は
楽しみ。
明日こそと思っていても
いつの間にか
今日になってしまう。
だから後悔しないよう
今日にさよなら。
明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように今日にさよならを告げる。
今日にさよなら
今日は終わるからさよなら。
今日は今日しかない。
過ぎ去るものは仕方がない。
だからキッパリとサッパリとさよなら。
もやもやにはさよならを告げて
とりあえず週末すごしましょう…
眠れないまま時計の針は天井をまわって、私は今日にさよならを言う
今日にさようなら
明日に笑いかけて
狂おしいほどの熱い、抱擁はない。
耳たぶまで真っ赤になる、吐息もない。
絡め合う冷たく恋しい、足先もない。
あるのは穏やかな時。柔らかな眼差し。
あの頃よりも強く。しなやかな愛。
いつもありがとう。
…私は、この言葉の意味が分からない
そして、理解できない
今日という日にさようなら
もったり重いからだを残したまま
今日はおやすみ、今日はさよなら
ざらざらと、薬の粒が喉を通る感触が生々しくて
ふんわりと、まだ貴方の香りが残っていたベッドに顔を埋めて
しゃくりあげて込み上げたもの
ごめんね、ちょっとだけ愛が苦しかった
今日にさよなら
赤い彼岸花を持って私は貴方に逢いに行く
もう、明日は来ない
「とんち王を目指す子」
休み時間、男の子は友達と野球をしようと運動場へ行こうとしていました。だけど、下駄箱で人だかりが出来ていたので、外に行くことが出来ません。
「何があったの?」
「人だかりで通れないよ!」
「どうすんだよ、休み時間終わっちゃうじゃん!」
人だかりのみんなは、目的地に行こうとする人、興味深々でその場にいる野次馬の人、泣いている女子を慰めている人で混乱状態でした。
「先生、呼んで来る!」
一人の児童が先生を呼ぼうとすると、
「先生は呼んじゃ駄目!」
と言う一声で、その場は更に混乱してしまいました。
「先生呼べよ!」
「何で先生呼ばないの?」
「怪しい匂いがするぞ?」
ここまで騒ぎが大きくなると、もう収集が尽きません。
「何があったんだよ?」
男の子は、泣いている女子を慰めている女子に事情を聞きました。
「この子、担任の先生からイジメられてて、修学旅行に行けなくなっちゃったんだって」
慰めている女子は、泣いている女子の方を見て言いました。
「先生は、流行り病で休んでたこの子だけ保護者の紙渡さずに自動的に欠席扱いにさせたんだよ」
「うわっ、ひでーな…そうだ!」
男の子は、職員室に向かって行くテレビ局の取材の人を見かけて思い付きました。
「その担任って、この局で好きな番組とか無いか?」
男の子は、慰めている女子に聞きました。
「あ!あるある!確か…」
慰めている女子は、男の子にその先生の好きな番組を教えました。
「よっしゃ!いっちょ行って来るぞ!」
男の子は、テレビ局の取材の人の所へ行きました。
一ヶ月後、修学旅行の日。
泣いていた女子の担任の先生は、大慌てで学校に向かっていました。
「何で、楽しみにしてたドラマが、急遽、放送枠が変わってしまうのよ?おかげで寝過ごしてしまったじゃない…」
学校に着き、バスが出発し始めている光景を目の当たりにした泣いていた女子の担任の先生は、必死で修学旅行のバスを追いかけていました。
「待ってー!」
「無視は良くないって、どの先生も言ってるもんな」
男の子は、修学旅行のバスを見ていました。
もう何もかも疲れたの、
明日なんて来なければいいのに。
今日は美味しい食べ物を食べ、美味しい飲み物を飲み
友人と話をし、何の変哲もない日常を過ごしました。
しいて今日だけ後悔した事を言うならば
久々に会えた大切な人に話しかけることができなった事。
また会ったら笑顔でおかえりと言えるように。
今日にさよなら、また明日。
もう私は終わりたい
今日にさよなら