『今一番欲しいもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今一番欲しいもの
なんだかあまり欲がなくて
欲しい物は?
と聞かれても何も答えられない。
昔の自分と今は違って
アクセサリーやブランド物には
魅力を感じなくなっているし
日常で使う物も揃ってるし
考えても思い浮かばない。
今は捨てることの方が多いかもしれない。
→結局自分らどういう知り合いなん?
「今一番欲しいもんって何?」
「神通力」
「はい?」
「パリ万博行ってショウやってな、チヤホヤされんねん」
「パリ……万博? オリンピックちゃうくて?」
「へ!? 何言うてんの? パリ万博や! 徳川のボンが行くンやって。変なこと言うなぁ。五輪は東京やろ? 東洋の魔女や」
「……あー(スマホで調べたろ。徳川って、もしかして徳川慶喜の弟? ほんならパリ万博って1867年のヤツやん。東洋の魔女は1964年の東京オリンピック?? あれっ? せめて年代くらいは合わせようや)」
「自分、それ、何持ってんの? 徳用マッチ箱ちゃうやんなぁ? 若いお人ちゅうんは、何やしょっちゅう新しいモン持っとんなぁ。
――で? 自分は今一番何が欲しいん?」
「……とっ散らかった場をエエ感じにまとめるスキル?」
「すきる? すき焼きの鍋の名前かいな? いきなり鍋の話って、けったいな人やなぁ。まぁええわ。おっちゃんな、エエこと教えといたるわ。鍋いうんは何でも入れといたらそこそこの味になる。とっ散らかっても問題あらへん」
「へー(適当に頷いとこ)」
「ほな、おっちゃん、行くで。そろそろ銭湯開くさかいな」
「気ぃつけて行っといでなー」
あっ、エエ感じに纏まったんちゃう? オチないけど。
テーマ; 今一番欲しいもの
手を伸ばせたら
伸ばしますから
ただ今一番欲するものは
無欲な自分でございます
「欲するものは」
私の家は、世間から見ればいわゆる金持ち。
「羨ましい」と、幼い頃から何度言われたことか。何度妬まれたことか。
けれど、うちの家族には唯一の欠点があった。
うちには、「愛」が存在しない。両親は、 政略結婚。母は、20代前半で望まない妊娠で、私を出産した。そのせいか、私も二つ下の妹のことも、興味が無い。
父も、母に任せっきりであまり私たちに関心が無い。
家族揃って食事をすることは、あまりない。あったとしても家族の誰かの祝い事や、誕生日ぐらい。
家族揃って、食事をする時も会話もなければ誰も目を合わせることもない。
そもそも、父と母もお互い愛し合ってない。2人は、必要最低限の会話しかせず、もう何年も別々の寝室だ。
学校の友人が、家族と喧嘩したとか、今日はこんな話をしたなどと、私に話を聞かせてくれる度に、とても羨ましく感じる。
「愛」は いくらお金があっても買うことはできない。
私も、将来両親のようになるのだろうか。
私には、1番ほしいものがある。
それは、「愛 」だ。
温かい家庭、楽しい家族団欒。
幼い頃からの夢だ。
私は、将来叶えることができるのだろうか。
いや絶対に叶えてみせる。
今一番欲しいのはやすらぎだ。
一体いつからこんなにも弱く、いくつもの不安を抱えてしまったのだろう。
もっと気楽に生きていけたはずだった。もっと自由に。
だけどそっちの道は選ばなかった。
こっちの道が不安だらけなのは仕方がない。気楽に、自由にやっていたら、取り返しのつかない事になって後悔するのが目に見えている。
こっちの道を選んだからには、やすらぎを欲しがるなど、愚の骨頂なのだ。
今ではないけど、いつかやすらげる時が来るのを夢見て。
今一番欲しいものきみが膝を抱える夜に真っ先に私の連絡先を探してもらえる権利
今一番欲しいもの
安らかな死。
何も欲しいものがない。何もいらない。安らかに眠るように死ねたらそれでいい。
今一番欲しいもの
美味しいもの、グッズ、いいドライヤー。
体力、知識、やる気、元気。
欲しいものならいくらでも出てくるけど、
1番となると難しい。
実体があるものだけならば、お金と答えるだけだけど、
なんでも貰えるのなら、体力が欲しいな。
...そう言ったって叶わないから、
努力をしないといけないんだろうけどさ。
今一番欲しいもの
今まで手に入らなかったもの、ほとんど手に入った。
子供の頃の自分が欲しかったものは今はある。
けど、大人になって欲しいものは今は「時間」。
今一番欲しいもの
何か欲しいものある?
そう聞かれるたびに困ってしまう
家に余計な物を増やしたくないし
昔に比べて余裕ができたから
今は欲しいもの大体手に入っている
そんなこと言ったら妬まれるかな?
でも私は自信満々に言うよ
今一番幸せだから
みんなが居てくれるから
そうやって、欲しいものを聞いてくれる
キミが居てくれるから
今一番欲しいもの
みんなが幸せでいてくれることかな
#今一番欲しいもの
「今1番欲しいものなに?」
「いま…?」
うーん、と少し考える
急にどうしたのかな。誕生日?もう1ヶ月前に終わってしまってるけど
それとも普通になにかくれるのかな?なんで?
と、考え込むにつれて『なんで欲しいものを聞いてくるのか』という思考に入っていく
「こさめー?」
「ん、あ、ごめん」
「えー、でもないかなぁ…、」
こさめが返すと、困ったように笑うらんくん
「ものじゃなくてもいいよ」
………ものじゃなくても、か
らんくんの頬に指が触れる。らんくんがこさめにくれるよりも先に、いまこさめが奪ってしまえるけど
「…じゃあ、休日が欲しいな」
「えーwなにそれ、俺も欲しいよ〜」
こうやって、ちゃんと"ダメなこと"だと理解してしまってるからいけないのかな
それに、結局こさめのそばに居てくれる訳がないって分かってるから
互いに愚痴を言い合ってる2人だけれど、いるま先生はきっとらんくんを手放さないし、らんくんもきっといるまくんのそばを離れない
…あぁ、もっと強欲になって、力づくで奪えばいいの?…それでもどうせ、結局は元に戻ってしまうんだろうけど
富、名声、権力、この世のすべてを手に入れた男。
とどのつまりそれは俺という人間を指す言葉。
誰もが俺を欲し、誰もが俺を崇拝し、またある者は俺を強く憎んでいる、らしい。
忙しい時は忙しく、暇な時は退屈するほどに暇を持て余す。今は後者で、冷たい大理石の床に寝そべりながら適当にそんな事を考えていた。ぼーっとしたせいでうつろになってきた意識に強く突き刺すように、突然大きな電話の音が聞こえた。
急いで立ち上がりリビングの方まで歩いていく。
なるべく電話を逃さないよう固定電話を使っているのは一種のこだわりだ。
「はい。もしもし」
『もしもし。今平気?』
「あー⋯はい。」
記憶力には自信がある。それは聞いたことの無い声だった。
男でもなく、女でもなく、というかどちらにも取れる声をしているのはきっとその声が幼くあどけない高い声だったから。
『あなたはどこまで平気?』
「平気、とは?」
『だから、どんくらい平気なの。今日一日?明日?ずっと暇?』
「え、いや」
『早く答えてよ。』
「⋯⋯」
『ねえ』
「じゃあ暇、というと今日と明日は休みですかね。あ、明後日もです」
『つまり3日間は暇ってこと?』
「そうですね」
『ふーん結構短いんだね。まあいいや、ありがと。』
突然ガチャリと電話が切れた。“ あなたは一体誰なんですか。”と俺が質問する前に突然。プープーと電話が切れた後の空虚な音だけが疑問だらけの俺の頭の中にいやに大きく響いた。
よくよく考えてみると怖いことだらけだったが、その時は疑問の方が大きかった。なぜ俺の電話番号を知っていたのか。そいつは誰なのか。幼いだろうに不思議と俺を圧倒させたそいつは誰なのか、と。
リビングに座り込んでいると、急にコンコンと音がした。
それは窓の方からだった。
窓の前まで歩くとそこに人はいなかった。
だが、窓からコンコンとノックをする音がした。
『こんにちは。いい家だね。』
さっき聞いたあの声が、確かに窓の外から聞こえた。 背中に冷ややかな脂汗が伝う。
「あなたは誰ですか?」
『やだ。内緒。』
「もしかして、僕の家に入ろうとしているんですか?」
『うん。すっごい癒されるよ』
さて、どうするか。状況の割に俺の頭は冷静だった。なぜか姿が見えず、声だけは聞こえる窓の前のそいつを一体どうしてやろうか。女か男、いやそんな法則も通じるのかすら分からない。
「質問したいのですが、あなたが僕の家に入ることで何かしらの害はありますか?」
『無いよ。』
『⋯まあ、そう言うしかないじゃんね。害があったら入れないんだろ?』
「内容にもよります。」
『確かに大きな害が無いのは事実だ。迷惑度で言えば、たまたま家の中に入りこんでしまったオスの小虫程度だよ。オスだから家の中で繁殖もしないし、一匹で迷い込みまた一匹のまま家から逃げ出すだけ。例えるとすればそれだね。ほんとうにその程度でしか無いよ。』
「はあ⋯」
『どう?1回窓を開けるだけ。必要な局面で必要な判断をするだけ。君は得意でしょ。今まで勇気ある判断をしてきたからこそ、現に君は今こんな良い家に住んでるわけだし。』
しばらく考えた。
窓の前の謎の人間(人間なのかすらも分からないが)も同じようにうーんと唸っていた。ふざけている奴だ。
「⋯1回だけですよ。」
『うそ!いいの?!』
「1回だけです。」
ガラガラと扉を開ける。
扉を開けたとしても結局人のようなものは実体あるものは入ってこなかったが、それでも誰かが横を通り過ぎた時のような空気は流れた。
ちょんちょんと足首にふわふわな感触がした。
後ろを振り向くと、三毛猫が嬉しそうににゃあと鳴いた。
「猫だったんだ。」
『ありがとう。君の事大好きになっちゃったよ。』
声の主を探しても、やはりかなり下から声が聞こえた。信じがたいがそのあどけない声は猫の口から出ていたものだった。
『大切にするね。それじゃ、おやすみ。』
──⋯
長い夢を見たような感覚がした。
ぱちりと目を開けると、いつもの天井があった。俺は電話がかかる前にいた部屋の中、大理石に寝転んでいた。シーリングファンがくるくると回っている。なんだか部屋がいつもよりも大きく感じた。
夢を見ていたようだ。
不思議な夢だった。あんなに変てこで子供が見るようなめちゃくちゃな夢を見るのは久しぶりだ。
起き上がると、なぜか四つん這いをして歩いてるかのように視界がいつもより低い。
扉が開いた。視界が低く、靴下しか見えない。
誰だこの人間は。声を上げようとしたら、どこからが猫の鳴き声が聞こえた。その人間はそろそろと歩き、俺の目の前にしゃがみこんだ。
首を上げると、そこにいる人間は、俺だった。自信に溢れた顔つきで精悍な顔立ちは今俺を見てにやにや微笑んでいる。突然手が伸びた。ぐしゃぐしゃと頭を撫でられる。
『嘘は言ってないよ。大切にするからさ。君は自由に休んでなよ。』
“ふざけるな。というか、なんでお前が俺の形をしているんだ。”
「にゃあ」
口にしようとしたその言葉が、いつまでも音を帯びない。その代わり甲高い猫の鳴き声が俺の口から出た。
『猫ってかわいいなあ。』
『じゃあありがとう。暇な3日間、借りるね!』
目尻を下げて目の前の男、元俺は俺を見てにっこり微笑んだ。
「にゃあ」
俺は騙されたようだ。この鬼畜猫に。
─今欲しいもの、それは俺という人間。
・6『今一番欲しいもの』
駅前の喫茶店(もちろん禁煙)に2人で入った。
Kが
「今一番欲しいものってなに?」と聞いてきた。
私は「お金」と即答した。
Kは鞄からおもむろに封筒を出してきた
「あのクソガキの親から」
「え」
「有名なんだよ、あのクソガキ。誰だかすぐにわかった。一応疑うのもわるいから俺も自転車に乗ってノロノロ走ってたら蹴られたからとっ捕まえた」「そいつが通りそうな時間もルートもわかりやすかった」「親は大事にしないでくれって」
で、これ。封筒には30万ほどだろうか?入っていた
「だからこれやる。自転車はごめん、明日綺麗にして返すよ」
Kはアイスコーヒーを一気飲みするとじゃあねー
と去って行った。
【続く】
27日目
1番欲しいものそれは勇気だ
僕は傍から見ればけっこう上手く生きているだろう
運動もできたし成績もそこそこよかった
現役で大学に行ってそこそこの企業に就職もした
だが、それがなんだと言うのだ
学校は好きじゃなかったし
いつだって周囲との温度差を感じていた
上手く生きたくなんてなかった
「自殺や引きこもりは逃げだ」と言う人がいる
それは彼等の視点では正解なのだろう
しかし僕にはほんの少し眩しかった
周囲の目を捨てられた彼等
周囲の目を気にして「上手く生きている」自分
そんな自分を捨てる勇気が僕は欲しかった
素敵な柄の帯や着物が欲しい
鬼や野菜、猫、鳥獣戯画。
いろんな柄を見かけた
古くから日本人は愛でることが得意で、かわいいを創ることに長けているなぁと、出会うたびに思う
そしてそういったモノは大抵高い値がつく
みんな欲しいんだろうな、わかるよ
どの柄にしよう、あぁあれも好きだな、これもいい。と思っているうちに売れてしまう
忘れられない柄を買おうと決めているのだけれども、
記憶はうっすらぼんやり
愛でるモノが多すぎるんだ
しあわせだな
今、いちばん欲しいもの
本が好き、なので、できるだけ、沢山の本読みたいので、速読できる力が欲しいです。
記憶力が良くなりたい。
文章を上手に書く能力が欲しいです。
頑張って努力して、身につけたいです。
コツコツの努力のみ
今1番欲しいものは?
金?彼氏?彼女?友達?
君は何が欲しい?1番を決めてね。
決めれない?そう。
なら、いいや。
優柔不断なんだね。
また会えたら会おう。
じゃあね。
あっ。
憧れてた短め真ん中やってみた!
私はちょい優柔不断です。
こうやって飽きられないように頑張ってます。
あっ。
今、一番欲しいもの。
名声…はいらん。
賞賛…も欲しくない。
そっとしておいて、欲しい。
結局世の中は、上げて、落とす。
ならば、底辺にいるのも、悪くない。
底辺なりに、欲しいもの。
それは、愛だ。
愛は、頑張れば、タダで手に入る。
自分も愛を与えれば、その愛が歪んでいない限り、それなりに返ってくる。
お金でプレゼントを買わなくても、心さえ通じ合えば。
これが、人間ならではの欲望。
一番欲しいもの。
だけど、欲望のままに求めても、きっと心は通じ合わない。
一方通行になる。
お金やモノで何とかしようとする。
本当に、そこに愛はあるんか?って、感じ。
目に見えないからこそ、伝わらない。
だからといって、お金やモノでは勘繰られる。
ならば、行動か。
ウザがられるか。
底辺だからな。
でも、愛が欲しいから、やるしかないじゃないか。
行動のひとつ、言葉だ。
愛を与えるのも受け取るのも、言葉ひとつで可能になる。
今、一番欲しいものは、言葉で手に入る。
だから、本当に今一番欲しいものは文才かもしれない。
読み直せば、こんな拙い文章を書き連ねるものでなく。
ウザがられるのは覚悟の上だ。
愛を言葉で伝えよう。世界中の人々に。
そのための便利なツールだってあるじゃないか。
底辺だって使える素晴らしい世の中だから。
誹謗中傷や罵詈雑言を、すべて愛の言葉に変えて。
『ないものねだり』
「あの子のペンケース可愛いなぁ、欲しいなぁ」
「あいつ、1年なのにレギュラーに選ばれたんだって。俺もあいつみたいな才能欲しいよ」
「なんであの人にはスパダリな彼氏がすぐできて、私はまだひとりも彼氏ができないの?あの人みたいにモテたい」
......
他人のいいところがいっぱい見えてしまう。
あれもいいな、これもいいな。
ないものねだりしてませんか?
...ここだけの話、あなたにもいいところがいっぱいあるんですよ。
知ってました?
それに...あなたのことを羨ましく思っている人がじつはいるんですよ。
たまには自分のこともみてあげてください。
今まで気づかなかったいいところ、誰かが欲しいと思うようなところ、案外あるものですよ。
「今一番欲しいもの」
欲しいものはあった。
小さい頃から色々あった。
それはキラキラしたもので、私の心の中の一番綺麗なところにいた。
年を取るとキラキラが減った。
年をとると、減るのかなと思った。
でもそれは関係ない、キラキラに年は関係ないのだ。
今一番欲しいもの。欲しいものは色々ある。
物・想い・人、全部揃えて笑って過ごして、平凡だけど、そんな時間を奇跡を幸福というのだ。
贅沢だけど、私のささやかな一番欲しいもの。
しかし私の今欲しいものは、もう一部が消えた。
二度と二度と帰らない。ただただ笑い合ってた日々。でも忘れて消えてしまったら、それすら失ってしまう。ないものねだり、分かっている。
だから私は、まだ残っている一番欲しいものの欠片を失ってはいけない。
大切にして、忘れてはいけない。