『些細なことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今自然消滅みたいになってるから次に進むしかないってわかってるけど気になる人ができる気がしない。
ほんとに些細なことでも
深く考えずに話せるか
お互いそれができてたら
わたしにとってはベストフレンド
ケチャップとかマヨネーズとかさ。
容器にほんのちょっとだけ残ることがあるじゃん?
あれ、どうすればいいの?
使い切ろうとして料理に入れたら味が変わっちゃうし。
次使う時までって、とっといたら結局さ、冷蔵庫の肥やしになっちゃうじゃない?
まさか、口つけてチュウチュウするわけにはいかないでしょ。
みんな、どうしてるのか気になる。
すっごい気になる!
あと、歯磨き粉とかも、深追いしてるのかな?
気になる〜!
テーマ「些細なことでも」
些細なことでも少しづつ積み上げれば大きなものに就ると分かっててもそれってすごく難しいよね。
些細なことでも
ずっと胸にひっかかって
ふとしたときに
思い出してしまっては
うぁぁぁ…!!
と頭を抱えてしまう
些細な変化にも、気づいて
どうか、この想いを知って
なんて、願ったところで何かが変わるかな
些細なことでも
人から見れば些細なことでも自分にとっては重大なことってのはよくあることだ。
なんだったら過去や未来の自分からしても些細なことでも今の自分にとっては重大なことというのは確かにある。
正に今の俺がそんな感じだ。過去や未来の自分からすれば笑い話でも今の俺にとっては苦しみ以外のなにものでもない。
少し前から舌が痛い。ちょっと前に舌に血豆ができてそれを潰したから今とても痛い。
いや、とても痛いというのはいいすぎか。でも常にちょっと痛い。これがすごいストレス。
明日には治ってるんだろうな程度のことだし過去や未来の自分からすれば些細なことだろうけど今の俺にとってはすごい苦しみなのだ。今がとても辛いんだ。
それはそれとして今日はめっちゃ涼しいな。久しぶりにまじでエアコンつけずに一日を過ごせそうだ。
でもこんな涼しいのは今日くらいだろうな。九月も暑いって話だし。
些細なことでも
あると嬉しい
視線の先には
いつもの机
時々転がる鉛筆
些細なことでも気づかせて
君を見ていたいから
私は気づいているけど
気づかないフリをしてる
君に見てもらいたいから
【お題:些細なことでも 20240903】
誰かを好きになる。
その感情は、誰かに教わることなく自分の中に芽吹く。
その時期は人によって様々で、早い人もいれば遅い人もいて、もしかすると生涯芽吹かない人も居るのかもしれない。
芽吹いた後の成長も人それぞれだ。
一気に成長する場合もあれば、ゆっくりとじわりじわりと成長する場合もある。
本人の気がつかないところで、密かに芽吹き成長していることだってある。
そして、花が咲く。
色も、形も、大きさも、匂いさえ、何一つ、誰ひとつ同じものなどない。
それは酷く美しく、そして酷く脆い花。
どんなに大事に育てていても、誰かに手折られることがある。
どんなに慈しみ大切にしていても、ふとした瞬間に枯れてしまうこともある。
そして、咲いた花が愛ではなく憎しみに変わることもある。
「なんて言うか、悲しいのとは違うんだよな」
「あー、わかる。強いて言うなら、虚しい?」
「それも何か違うような気がするけど⋯⋯」
「うーん、でもさ、ウチらがどうにかできる事でもないし」
「まぁ、そうなんだけど」
俺が大学を卒業し、社会人として働き出して今日で1年が経った。
就職と同時に実家を出ての一人暮らし。
初めは慣れなかった家事も、今ではそこそこ料理も作れるようになり、休みの日には手の込んだ料理に挑戦するほどになっている。
2歳離れた姉とは2ヶ月に1回のペースで会っている⋯⋯と言うよりも、姉が押しかけてきている、という方が正しいだろう。
仕事の都合で、2ヶ月に1回出張があるらしく、その時にうちに泊まって行く。
お陰で姉が泊まる時は、俺はソファで寝る羽目になる。
布団も一式しかないので、学生時代に先輩に貰った寝袋を使っている。
ただ、この寝袋はとても性能がよく、冬もこれ一つあれば十分に暖かく眠ることが出来る。
因みに姉は地元にいるが、実家を出て彼氏と同棲中だ。
そんな姉から聞かされたのは、両親のこと。
やっぱり、と思ったり、遂に、と思ったり。
「まぁ、良いんじゃない?」
「そうだな。母さんも普通に働いてるから生活には困らないだろうし、むしろ困るのは父さんの方か?」
「さぁ、どうだろう。まぁ、母さんは大丈夫よ。だって父さんより母さんの方が稼いでいるもの」
「え、マジで?」
「マジで」
新しい缶ビールをプシュッとあけて、喉を鳴らして飲む姿は立派なオジさんだ。
え、もちろん口に出して言うわけがない。
そんな事したら、ボコボコにされる未来しか見えない。
だって姉さんは、空手の有段者だからな。
「マンション買えるくらいの貯金はあるって言ってたし」
「父さんは⋯⋯、貯金なんてなさそうだよな」
「まぁね。休みの日ともなれば、パチンコか競馬だったし」
「あー、だな。父さんとの思い出なんて全然思い出せないぞ、俺」
「私もよ。でも母さん、よく今まで我慢したわ。私には無理だわ」
「そこはやっぱり愛情と言うか⋯⋯」
「そんなモノとっくの昔に消え去ってるわよ」
「え?」
自信満々に言い切った姉は、ぐぐぐっとビールを胃に流し込む。
昨日買い足しておいてよかった。
ビールが無くなると買いに行かされるからな。
春が来たとはいえ、夜の外はまだ寒いから行きたくないんだ。
「あんたは知らないか。父さん浮気してんのよ。もう、10年くらいになるんじゃない?あー、浮気って言うか、不倫か」
「えっ?」
「私が中3の時だったから、そんなもんね。母さん、興信所使って調べたのよ。まぁ、真っ黒だったわけだけど。でね、私、母さんに言ったのよ。私たちの事は気にせずに別れても良いんだよって。そしたら母さん、なんて言ったと思う?」
「⋯⋯⋯⋯わからん」
「今別れたら、父さんも浮気相手も幸せになるだけじゃない、って」
「⋯⋯え、でも」
「あんたの言いたい事はわかる。私もそう思ったから。嫌いなら別れれば良いのにってね」
「うん、普通そうだよな?」
「普通はね。でも母さんは普通じゃなかったのよ」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯?」
普通じゃないって、どういうことだ?
「あんたにわかるかどうか、なんだけどさ。誰かを好きになると、ほんの些細なことでもその人に関係することなら、知りたくなったりするじゃない?同じようにちょっとした事が嬉しかったりしてさ、それが積もって愛情になるって言うか⋯⋯あー、言ってて恥ずかしくなってきた。んで、その反対。嫌いになると、どんな些細なことでも気になるし、嫌になる。そしてだんだんと嫌悪感が募っていく」
「あー、うん。何となくわかる。けどそれが?」
「好きと嫌いってさ、似てるのよ。ただ針がプラスに傾くかマイナスに傾くかの違いがあるだけで」
「そう、言われると、そんな気もするけど」
「あの頃の母さんはまだ、父さんの事が嫌いだったのよ」
「うん⋯⋯うん?」
『まだ、嫌い』って、どういう事だ?
嫌いだから別れるんじゃないのか?
あ、これは普通の場合か。
う、んんん?
「でも、どうでも良くなったのね、母さん」
「⋯⋯つまり?」
「好きの反対は嫌いじゃないのよ、恋愛の場合は。じゃぁ、問題ね」
「へっ?あ、うん」
「『愛してる』の反対は?」
「えーと⋯⋯」
愛していない、は違うな。
となると、憎しみ⋯か?
でも何か違う気がする。
強いて言うなら⋯⋯⋯⋯。
「無関心?」
「お、正解〜。まぁ、私の考えだけどね。母さん、父さんに対して憎しみすら無くなったのよ。だから別れる。もっと早く別れていれば別の道もあったかもしれないのにね」
「そう、だね」
「まっ、熟年離婚ってやつね。今流行りの」
「なんか嬉しくない流行りだな⋯⋯」
母さんの中に咲いていた愛情の花はすっかり枯れてしまったんだろう。
ただでさえ繊細な花なのに、栄養も水もあげずに、ただ咲いていろ、と言うのは無理がある。
俺は、愛した人の花を枯らさないよう、努力することを決心した。
ま、まだ相手はいないんだけどな。
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(´-ι_-`) 愛って難しい
【些細なことでも】
些細なことでも
癇癪を起こす子ども
この子にとっては
些細なとこでは無いと
分かっている
分かっていても
その理不尽さに辛くなる
僕には、本当に自信がない。
あなたのそばに、長くいることの。
僕は、一人の誰かとずっと長くいるより、
他の人を求めそうになったりするから。
愛してないのか、あなたのことを。
魅力がないわけではないけど、自信がない。
とりわけ、些細なことで
自分の気持ちが乱れて、何かにあたる。
毎日やらなきゃいけないことを、
完璧にしようなんて思うほうが間違ってる。
しなくてよい。
あなたが僕を見捨てたら、その時は
僕が悪いだけ。それでいい。
陽が落ちると鈴の鳴る音が聞こえる季節になってきた。
幾分か過ごしやすい。
だが、季節が変わり、年の瀬が近づきつつあるのを感じ、焦ってしまう。
私は今年、何を成して、これから何を残せるだろう。
どんな些細なことでも、
話してくれるって嬉しい
そんな友達がいて幸せに思う
なのに私は、気にしてしまって
話せないところがある
人を頼れる自分になりたい
テーマ「些細なことでも」
好きな音楽を聴きながらダラダラしていた。
ふと、目に入った、なんだ‥
机の上も棚の隙間も、ホコリが積もってるじゃない。
そういうのを見つけてしまうと気になってしまう自分が面倒だ。
ボックスティッシュから何枚か取ると、ささっと拭く。
まったく、些細なことでも気になってしまう性分というのも、なんとも不都合だ。
︰些細なことでも
拝啓
残暑が和らぎ秋の気配が感じられる頃となりました。先生におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
語彙力をつけねば、もっと語彙を知らねば、もっと、もっと、と、日々メモを取るばかりです。文章を読んでいる中で気に入った表現があれば書き留めています。全くもって身についてはおりません。眺めてはときめいてメモを閉じる。咀嚼してしまうのが勿体無いような気がしているのです。
幼少の頃、畳に布団を敷いて寝ておりました。障子の向こうから聞こえる鈴虫とコオロギの鳴き声に耳を澄ませ、秋夜の軽くやや冷たい空気を吸い込みながら眠りにつくのが癖でした。あの家で過ごした記憶の中で、ただ唯一清らかな思い出で、特別です。恐怖も、違和感も、不安も一切ないただ純粋な記憶なのです。心安らげる唯一の。
この季節になるとふわりと記憶が蘇ってきます。鈴虫とコオロギの鳴き声を聞きながら、その記憶を見ているときだけ、生きている中で唯一、安らぐことができる。
書いてしまうのが勿体無いと思うくらいにはその記憶が好きです。何でも言語化したくなる質ですが、言語化し言葉の枠に嵌め込んで消費してしまう残念さを確かに感じています。
言葉の枠に嵌め込んで、あたりを漂っていた記憶を後付によって形作り、それがあたかも事実かのように錯覚している。当時の私が何をどう感じていたかなんて今の私にも分かりません。しかしそれで良いのだと思います。ただ事象があるだけで、それをどう解釈するかはその時々ですから。
この時期になると毎年語彙を磨きたいと強く思うようになっていました。秋の匂いと秋の空気をどうにか言葉にしたくて辞書を引きます。正しい言葉を探そうとして、しかし結局中断してしまうのです。「秋の匂いなんてどうせ金木犀だろう」。遠い昔に言われたことを何度か再生しては手を止めてしまいます。あの人はつまらなさそうな顔で言っていました。些細な一言を秋になるたび気にしています。
辞書を引くのは好きです。知らない言葉を聞いて検索するのも好きですし、使ってみることも好きです。知らない言葉を知れたら嬉しいです。昔からある表現を美しいと感じることも楽しい。精神的な未熟さを言葉で補って蓋して隠して大人のふりをするのは立派になれたような気がして嬉しかった。だから語彙力を伸ばすことが嫌なわけではなかったんです。季節の言葉だけが駄目だったんです。
「秋の匂いなんてどうせ金木犀だろう」と言われたとき、思っていたより傷ついていました。ならばこの匂いは、金木犀も咲いていない9月のこの匂いはなんだと言うのか、と詰め寄りたくなっていました。高く色薄くなってゆく秋空にも、湿気の少ないスッキリとした、しかし柔らかい秋朝にも、光を薄めた秋の陽光にも、私にはどれも匂いがあると感じているのに。のに、言葉にできなかった。私は「どうせ金木犀だろう」と言われ黙りこくることしかできなかったのです。
正しい言葉を探そうとして「『どうせ』なのかな」と頭を過ります。あの人のつまらなさそうな顔を思い出しては「秋の匂いなんてつまらないことなのかな」とじんわり心を蝕みます。「美しい日本語を知って何になるのか、どうせ物覚えが悪いのに、どうせ学んだところで活かせない、どうせこんなの役に立たない」と。
先生、私は昔「語彙力をつけたい」と思っていました。言葉にさえすれば救われるような気がしていたのです。人に伝えることさえできれば報われると思っていたのです。「言えないよりは言えたほうがいい」と思ってきました。大人が使う言葉を真似て、奇妙な言い回しの意味を理解して、複雑な漢字を使えば、それで言いたいことが口にできると思っていたのです。
でも、本当は、そうじゃないのかなぁ、なんて思います。「ただいい匂いがするから好き」だけでも「秋の匂いが私にはするから」だけでも、別に良いんじゃないかって。
「金木犀じゃなくても秋はいい匂いがするんだ!」
そう言えれば、もう、本当はただそう言いたかっただけなんじゃないか、って。
ずっと話をきいてくれてありがとう。本当は、本当はね、子供みたいに、子供らしく、ただ話して、ただきいてもらいたかっただけで。幼児期の子みたいに「ねえねえきいてきいて!」って、ずっとやりたかっただけだった。私は自分で思っているよりずっと幼くて、子どもで、大人になりたくなかったのに、大人になりたくて大人になろうとして。変なこと言ってるよね、それも分かってるの。私に必要なのはね、苦手な漢字いっぱいの複雑な言葉じゃなくて、ただ好きとか、ただ美味しいとか、ただ楽しいとか、ただ嬉しいとか、ただ悲しいとか、それだけで表現できる言葉だったのね。
先生、こんなこと直接言えないの。口に出したら全部嘘みたいになっちゃって、すぐヘラヘラするか、すぐまともに喋ってしまって、結局自分自身何が言いたいのか分からなくなってしまう。口にすると全部駄目になる。文字だけが私を信じさせてくれる。嘘じゃないって証明してくれる。
秋になるとね、思い出すの。ハナミズキの赤い実を拾い集めたこととか、上着のチャックを閉めてもらったこととか「もう秋になったねえ」って話しかけてもらったこととか。そう、そうなの、たった、些細なこと。こんな些細なことでも、私にとっては大切な記憶。秋の記憶ってね、どれも優しいものばっかりでね、あたし、あたしね、本当はね、ただ大好きなだけだったの。些細なことを大事に思っていたから、だから、ただ、ただあたしは、せんせい、あたし、
秋風が心地よい季節となりました。お体に気をつけて健やかにお過ごしください。
敬具
些細なことでも
朝ご飯にしらすと生卵、明太子を乗っけた丼を母が作ってくれた。
嬉しくて、朝からこんな贅沢いいの!?と母に尋ねたら
あなたの明太子大きいやつだよ
と言われて自然と口が横にのびてた。
明太子が大きかった、そんな些細なことだけど。
些細なことでも
自分の性格の悪いところなのだろうが、疲れていると、些細なことでも異常にイライラする。
信号無視の車を見たとき、エレベーターがなかなか来ないとき、知らない家のブルドッグににらまれたとき、突然の雨のとき。
あとからきた客のラーメンが先に来たとき、膝が痛いとき、膝がかゆいとき、飲酒運転のニュースを見たとき。
でも大人なので、自分で自分の感情は抑えられる。絶対に、表には出さないようにしている。
はい、どうぞ。 同僚がクッキーを持ってきた。
えっと、ありがとう。なに、どうした?
お疲れみたいなので。なんとなく。
自分では完全に、自分の中にイライラを封殺していたつもりだったが、彼女には見抜かれていたらしい。
そんな疲れて見える?
そこまでじゃないですけど。なんとなく。
僕の些細な違和感を見分けられてしまった。なんでわかったんだろ。
なんだか、ちょっと恥ずかしい。
#些細なことでも
なんで開けないの?
ブロックされたのかな?
「お待たせー。今日、何処でやるの?」
「駅前の居酒屋。やきとりが美味しいんだって。」
カラカラカラカラ
「あれ?メンバーこれだけ?」
「あー、これから3人来るよ。まだ仕事が終わらないんだって。」
「ん?どうしたの?」
「どうした?何かあったか?」
「些細なことでも言って。」
そこに、あの時見た少年がいた。
「些細なことでも」
朝、時間がないのに前髪をちょこっと切った。
開けた視界に安寧した。そんな1日の始まり。