『些細なことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
些細なことでもイライラしてしまう…。
そして、また罪悪感で後悔する、という流れを繰り返している。
この負のワープを脱したいが、私は今を抜け出す覚悟がないのだろうか…。
些細なことでも
前髪が2mm短いとか
目がちょっと腫れてるとか
1-2kg太ったとか
君は恥ずかしそうな辛そうな顔で言うんだけど、
そっか大丈夫だよって言いながら、ごめんね。
全然違いがわかんないよ。
僕にとって君は君で
前髪が短ろうが君で
目が腫れてようが君で
太ろうが君だから、
そりゃ君が頑張ってダイエットして綺麗になったり
髪型を大きく色まで変えたり
ちょっとびっくりするくらい二重がくっきりしてたりしたら
びっくりするし惚れ直すかも知れないけど
それでもやっぱり君だから好きなのであって
長々言ったけどつまり、
ええと…うん。
まるごとの君が好きだ。
どんなことでも、知りたいと思ってしまう
それはいけないことなのでしょうか
あなたの喜び、哀しみ
はたまた怒り、楽しみ
あなたの一挙一動
一挙手一投足
隅々までも、知りたい
わかってあげたい
傲慢なのはわかっている
自己満足でしかないことも
けれども自分からは
動けないでいる
今日も、あなたの様子を見守るだけ
───『些細なことでも』(2024.09.03.)
些細なことでも
引っかかる事があるなら、感じた違和感は無視しない方がいい。
時間は命そのもので、些細なことでも積み重ねるとチリも積もれば山となる。
良いことを積み重ねれば精神衛生にも良いが、そうじゃないと心に余裕がなくなってくる。イヤならNoと言う勇気も必要だ。その先にその人とと縁が切れたとしても、待っているのはストレスなく過ごせる日々だ。
【些細なことでも】
些細なことでも許してなんて護られたいって言わないから
些細なことでもすべて教えて共有したい
些細なことでも、気になってしまう。
なんでてしょうねぇ。
怖いな。
寒いな。
今日は何でも気になる。
五感がさえそうだ。
怖いね。
あぁ、寂しい。
五感。
呑気。
幸せ?
分からない。
分かりたくない。
【些細なことでも】
最近得た確信、とても些細なことだ
選ぶ言葉ってそのひとの立つ位置や所属する共同体、その集団がもつ潜在的な価値観みたいなものを指し示す座標みたいなものだ
今朝「界隈」が若者のあいだで流行っていると情報番組で放送していた
使うことによって共通意識が芽生えたり、その言葉だけで通じるものが多くなったりするそうだ
みんなお互いに自分と同じっぽいひとたちと仲間でいたいんだな、引き込んだり、引き込まれたりしながら
逆に考えると、その言葉を使っているというだけで周囲からは「その集団のもつ象徴的な価値観」を体現しているように見える、ということでもあるよね
日々触れるいくつかの共同体の価値観、それに裏づけされた言葉のチョイス
ここですこしリセットする機会をもらっているのは、とてもありがたいことです
本当ちょっとしたことなんだよね
相手に何かをする時
どうしてそんなにきつい言い方なんだろう
馬鹿にした言い方なんだろう
何故そんな素振りするんだろう
相手からしたら当たり前なのかもしれない
うぅん、意図的にやってるのかも
些細なことでも、
人によっては些細じゃないから
自分の物差しじゃなくて
もっと広い視野と
何よりも思いやりが大切で
私が言葉遣いを気にしすぎなのかもしれない
期待しすぎてハードルをあげてるのかも
"どうして"を"そうなんだ"にしたら気が楽かもね
#些細なことでも
君が感じたこと、どんな些細なことでも知りたい
怒ったり、悲しんだり、喜んだり色んな感情を出す君を見たい
君の、声の小さな君の紡ぐ言葉を全部聞きたい。
いつか君の取扱い説明書作れちゃうかもしれないね。
些細なことでも
鳥が鳴いているとか、花が咲いたとか、空が綺麗とか。
どんな小さなことでも。
どんな下らないことでも。
どうか話して。どうか聞かせて。
どんなに些細な事であっても、貴方が見た景色を、貴方が触れた世界を、貴方の言葉で聞きたいから。
拙くてもつまらなくても構わない。
貴方が過ごした日々を貴方の声で知りたい。
だから何時でも帰っておいで。
どんな話だって暖かく笑って聞くから。ね。
【題:些細なことでも】
些細なことでも
「あ、らん前髪切った?」
「え?うん、よく気づいたね」
「何となくいつもと違うなーと思って」
いるまは些細なことでも気づいてくれる。
「まじちょっとしか切ってないのに凄すぎw」
「…らん、今日顔色悪くね?」
「そう?」
ほらまた気づいてくれる。
「疲れたまってんじゃねぇのか?今日はゆっくり休め」
今日は上手く隠せたと思ったのになぁ。
いるまはどんな些細な変化でも気づいてくれる。
そういうところ、大好きだよ。
些細なことでも受け止めて
些細なことでも許して
心豊かに
どんなに些細なことでもなにか覚えていませんか?
海来が死んだんだって
自殺したらしい。
そう聞いたのは2日前。
海来が自殺だなんてありえないと思った。
海来について何か知らないかなんて
もう知ってることは話した。
他には...そういえば関係ないかもしれないけど
海来には最近恋人が居たって聞きました。
こんな情報役に立つのだろうか?
それでも警察の人は
ありがとうと言ってくれた。
海来とはもっと遊びたかったのに。
─────『些細なことでも』
《 些細なことでも 》
一緒に暮らしていた犬が亡くなった
「もっとこうしていればよかった」
「もっと〇〇してあげたかった」
とか、いろいろと頭に浮かんでは消える
その合間に元気だった頃の
たくさんの思い出も浮かんでは消える
晩年は少なくとも週1回は通院していたので
楽しいことばかりではなかったけれど
些細なことでもココロに留めておきたい
いつまでも
積み重なる、積み重なる
あなたの小さな気遣いが
降り積もる、降り積もる
あなたの小さなやさしさが
大きな愛がそこにある
『些細なことでも』
些細なことでもルール なら きっちりやるべき。
そういう細かいことが積み重なって大事故につながる。心のたるみの 積み重なりは危険。
気を引き締めていかないと。
#23 些細なことでも
「そんな些細なこと気にするなよ」
今日、彼と喧嘩をした。
きっかけは彼がトイレの蓋を
しめなかったことから始まった。
なんで前から言ってるのに閉めてくれないんだろう。
彼にはそういうところがある。
お茶を飲む時、必ず1杯分だけ残すところ。
スナック菓子を中途半端で食べ残すところ。
扉を微妙に開けておくところ。
あげればあげるだけキリがない。
些細なことだけど、積み重ねる度に
イライラも募っていく。
そして今日、爆発してしまった。
少し時間が経って頭が冷えてきた。
些細なことと言えば、
彼は私が何かをする度に
どんなに些細なことでも
「ありがとう」と言ってくる。
そんな彼に惚れたんだ。
謝りに行こう。
ふと玄関を見ると花瓶に入った花があった。
「そういえば花瓶の内側汚れてたし
水入れ替えるの忘れてたな…」
水を入れ替えようと花瓶を覗き見る。
すると綺麗になった花瓶に綺麗な水がはられていた。
「え、そうか…」
そういえばこの間、彼がやってくれてたんだった。
些細なことでもやがては大きなものとなり、
気づかなければいけないことも中にはあるんだ。
どんな些細なことでも
「ありがとう」
と言えるように私も努力しないとな。
しぐれ
《些細なことでも》
重箱の隅をつつくような 障子の桟の埃を指で拭うかのような 針小棒大的な 指先に刺さった棘の痛みとか 無許可で唐揚げにレモン絞られたとか どんぐりがせいくらべしてるみたいな きのこたけのこ戦争とか コップの中の嵐とか きっかけはサラエボ事件だった、みたいな
些細なことでも
「んー、質問がこない」
あ、しまった声に出てた。そう思ったら隣の同僚から笑い混じりに声をかけられた。
「佐々木さんですか?」
「そうなんですよー」
佐々木さんは最近入った新人さんだ。やる気はあるのだが、残念ながらから回っているのだ。疑問に思ってほしいタイミングでも前のめりに行動してしまう。その都度、分からなければ質問してほしい。分からないことはないか。と声かけをしているのだが、なかなかよろしくない。
彼には今、隣の部屋でこれまでの業務を纏めて自分用マニュアルを作ってもらっている。これで質問を洗い出せたらいいのだが、そろそろ結構な時間になるが質問がこない。
「些細なことでもいいから、質問出してくれればなぁ」
「乗り越える壁ですねぇ」
全くもってその通りだ。どんな些細なことでも、質問してくれた方がこちらは助かるし、あちらも助かるのである。
早くこないなかぁ、そう思いながら自分の業務をこなすのであった。
〜些細なことでも〜
些細なことでも気づいて欲しい
意外とそういう所を見て欲しかったりする
本当に小さな変化でも
けっこう大事だったりする
些細なことでも言って欲しい
意外と大事な事だったりする
本当に小さな感情でも
やがて大きくなっていくから
些細なことっていうけれどそれも大切な一つだよ
少しずつの積み重ねが今を変えるから
些細なことから始めよう