『些細なことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#1 些細なことでも
いつもより疲れちゃった日は
少しだけ贅沢をしてみる。
いつもより100円高いアイスを買って帰ったり
昔好きだった映画をレンタルして観たり
いつもよりソファでごろごろしてみたり。
自分に余裕がないと、誰だって人に優しく出来なくなってしまうよ。
些細なことから幸せを見つける。
ちょっとしたことでも喜ぶことができるようになりたいな。
些細なことでも
人によって
受け取り方によって
激しく燃え上がる
その人のヤル気となり
行動力の糧となり
嫉妬や復讐になることも
些細なことでも、何か一通メッセージが欲しい。
「今帰るよ」とか、「今日は残業で遅くなるよ」とか。
でもあなたはずっと無言。
私が家で待っている間、何の音沙汰もない。
私、心配しちゃうから。
不安になるから。
危ない目に遭ってないかって。
だから……ねぇ、お願い。
面倒くさいかもしれないけど、伝えて欲しい。
あなたに笑顔で「おかえりなさい」って伝えたいから。
〜些細なことでも〜
『些細なことでも』
「人間は些細なことでも争いを始める弱き生き物だ。我らがそれを作ってやれば良い。そうすれば我々が手をくださずとも良い」
一つの提案に多くの賛同が集まった。
我ら一族の存続をかけた会議であったが、我には到底理解できない薄っぺらい内容だ。
「そんなんで人間が滅ぶわけがない」
少し呟いただけのつもりが、思いの外響いた。
一斉に注目を浴びてしまう。
「何だと? 貴様、長の提案に異議を唱えるか」
「異議などない。ただ、その些細なことを慎重に選ぶのが重要となる。人間文明は長く続いている。存続させてきている種を些細なことで滅ぼすには相当の苦労を要するだろう」
確かに。という声があちこちであがった。
だが偉そうな長の補佐はそれを許さない。
「そんなわけない。上手いくいく」
「上手くいくわけがない。お前の大したことのない頭ではな」
「何だと!?」
勢いよく立ち上がって怒り心頭の補佐に我は笑うしかなかった。
何がおかしいと叫ぶ補佐に言ってやることにした。
「今ので怒ったか。我の些細な発言に、お前は今にも我を殺めそうだ。……我らも人間と同じよ。些細なことで争いを始める一族だ。だから我らも弱き者ということだろう?なぁ長」
「むぅ……」
「だから共存を目指すべきだ。弱き者同士。我はそれを提案する。確実に我が一族が存続するためには」
「しかし、我らが人間に滅ぼされる可能性も……」
我はくっくっと笑う。
「長、お忘れか?我ら一族は人間に化けることが出来る。そして交わることも可能。だが遺伝子は我らが強い。……人間が気づかぬ間に我が一族が人間社会に君臨するだろう。”些細なことでも”確実に」
創作 2023/09/04
(ちょっと難しいお題でよくわかんなくなりました)
どんな些細なことにでも意味はある。
そう昔は思っていた。
だけど現実は些細なことなど無視される存在だと気付かされた。
Episode.1
キミにとってはどうってことのない
何気ない会話であって
気に留めないただの雑談
だけどね、些細なそのことがね
ちょっとずつ積もれば大きくなるんだよ
相手がこう言ったらどう思うか
一度考えてから発言てみてよ
そうしたらもっと良い関係を築けたのでは?
そうだよ、キッカケはどんなことでも
[ 些細なことでも。 ]
彼の声を思い出すこと。
塾の先生のバイトしてるんだって。
理系らしい。
嫌いな数学を勉強する。
彼ともっと話すにはどうすればいいのだろう。
些細なことでも見落とすな?いいな絶対にだぞ。
はい、お任せ下さい。
そう言って先輩は足元のバナナに気づかずすっ転んだ。
「些細な事でも」
君は些細な事でもいつも僕を褒めてくれた。
頭を撫でて貰えて僕はいつも嬉しかった。
でも…
僕は君になにかしてあげられることはないのだろうか…
僕も君を元気にさせてあげたい。
辛くて泣いてる時も僕の前だと笑って笑顔を見せてくれた。
だから僕は君を守るって決めたんだ!
君が雨の日に拾ってくれたあの日から…
目覚ましより1分だけ早く起きた
3.2.1...!で信号が青に変わった
真っ赤な夕日と夕焼け空が見れた
煮卵の味付けがちょうど良かった
道端に綺麗なお花が咲いていた
ふと見上げたら満月だった
もし今日がそんなにいい日じゃなかったとしても
もし明日がいい日にならないような気がしても
ちょっとだけ心が動くことは毎日ある
「これでいい」より「これがいい」
「できない」より「どうしよう」
ちょっとだけ、ちょっとだけ、意識したら、
なんでもない今日も、すごく嫌なことがあった昨日も、
まあいっかって。
"人生"って範囲広く聞こえるけど、半分も記憶にない過去と、今日起きたら始まる一日ですきっと
-些細なことでも-
相手にとっては些細なことでも、自分にとってはそうじゃない。相手の言葉一つで私の心は壊れてしまう。相手の言葉一つで幸せな気持ちになる。
学校から帰ると急に寂しくなる、泣きたくなる。
自分の言葉や言動が相手を傷つけてしまったかもしれない。悩んでいることを隠しながら今日も学校に行く。
そんな人が世の中にはたくさんいる。
どうしようもなく辛くなった時は、泣いてもいい。
毎日を必死に生きろ。明日に期待しちゃだめ。
幸せは自分の行動次第ってこと忘れてはいけない。
「些細なことでも」
私の何気ない一言でも
覚えていてくれるのは嬉しい
「あんたなんか、大っ嫌い」
幼馴染と喧嘩した。
半泣きの君に僕は一言。
『そんなの、思ってないくせに』
何年君の隣にいると思ってるんだ。
どんなことでもわかるに決まってる。
嘘をつくときの癖も。
だからわかる。
本当は喧嘩なんかしたくない。
こんな事言いたくないって。
バレバレなんだよ。ほんと。
俺の前ぐらい…素でいろよ。
ー些細なことでもー
明日の学校で何を言われるかそしてその回答を考えてから寝るという習慣が身についてしまった
片耳のピアスに始まりを覚えている春雷の事後の目
『些細なことでも』
些細なこと?
何言ってるの、些細なことじゃないよ。
君が何を好きかとか、嫌いかとか。今日はどんな一日を過ごすのかとか。朝は何時に起きるのか。起きたらまず何をするのか。大きく伸びをするのか。靴下は右の足から履くのか。朝ご飯は何か。今日もご飯と味噌汁なのか。時間がギリギリで駅まで走るか。電車の座席が空かなくてそわそわしてるか。職場では今日はまず誰と会って挨拶をするのか。今日も少しだけウトウトしてしまうか。社食は何を食べるのか。月曜だからカレーかなとか。会議の資料まだ1ページ足りてないとか。会議も眠気に抗っているとか。定時ギリギリに入ってきた仕事が今日もまた終わらなくて遅くなるかとか。夜道は危険だから僕と一緒に帰った方がいいとか。電車で舟を漕ぎながら降りる駅ギリギリにちゃんと起きるのとか。眠そうだけどちゃんと晩ご飯と摂るとか。お風呂も毎晩ちゃんと入るとか。ベッドの端にぬいぐるみがいて「おやすみ」って声をかけてから寝るとか。
そんなことを全部全部知りたいよ。
君に関することは全部些細なことじゃないと思っているけれど、仮にそれが些細なことだと言われても、じゃあその些細なことも知りたいよ。
『些細なことでも』
些細なこと
最近9人のちょっとしたことでもわかってしまう
きもいぐらい
そんな君たちの些細な気持ちは
私でもわからない
みなさん!お疲れさまです!!
おやすみなさい
普段、人一倍ものぐさなわたしですが
仕事となると知らないことや
分からないこと
気になることがあれば
直ぐに調べないと落ち着かない
わからないままにしておくのが
実に落ち着かない
上司に引かれる毎日
些細なことでも
後に大変役に立つこともあるわけで
100のうちの1だとしても
役に立てば良いんだと思います
普段も活かせよって話
些細なことでも
あなたはどんな些細な相談でも聞いてくれてたよね。
…勉強が分からない。
…友達と喧嘩した。
そのたびにあなたは、僕がいるから大丈夫だよって
私に優しい言葉をかけて
一緒にないてくれたよね。
私から伝えなくても、あなたからどうしたの?って
聞いてくれたときもたくさんあった。
…なのに、なんで私はあなたの変化には
気づけなかったんだろう…。
どうしてあなたは辛かったのに、私に伝えず
逝ってしまったの?
もしもいつもの私みたいに話してくれたら
急いで動物病院に連れて行ったのに…
誰にも気づかれないうちに犬小屋の中で……
…せめて最後は私の側にいてほしかったっ!
…どんな些細なことでも…ちゃんと…言ってほしかった
些細なことでも
はじまりは、ほんの些細なこと。
積もり積もって、ひとを傷つけてしまうことがあるから。
言葉には、気をつける努力。
言葉で、相手の良さをなくしてしまうこともあるから。