ヨルガオ(短編小説)

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「あんたなんか、大っ嫌い」

幼馴染と喧嘩した。

半泣きの君に僕は一言。

『そんなの、思ってないくせに』

何年君の隣にいると思ってるんだ。

どんなことでもわかるに決まってる。

嘘をつくときの癖も。

だからわかる。

本当は喧嘩なんかしたくない。

こんな事言いたくないって。

バレバレなんだよ。ほんと。

俺の前ぐらい…素でいろよ。


ー些細なことでもー

9/3/2023, 3:11:18 PM