『些細なことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
些細な事でも、傷だらけになる事は有るし、
嬉しくなる事も沢山有る。
でも、ちょっとだけ、
傷の方が長く、心に居る。
でも、辛い時に一瞬だけ思い出すのは、
幸せな思い出だったりもする。
不思議
些細なことでも
どんなに些細なことだって
あなたに話したかった。
あなたに話してほしかった。
私に話せなかったことも
話せるような相手を探してね。
2022年9月1日
この日は久子さんに怒られた。
人のせいにばっかりしないのと。。
でも最後は、
私だって怒りたくて怒ってるんじゃないの。
誰もしのちゃんのこと怒れないから
怒ってるのよ。
って。。
悪いのはしのちゃんじゃなくて
病気のせいだから、って。。
2022年9月2日
今日は遅番②だった。
12時出勤で
更衣室から出てタイムカードを切りに行こうと思ったら
介護長さんが来て
久しぶり、最近はどう?
と聞かれ
うーん、、
と言っていると、今なら話聞くけど
と言われて話を聞いてくださいました。
しのちゃんが逃げたりするのは
自分を守るためなんだよね。
逃げちゃダメなのはしのちゃんもわかってるもんね。
病院の話やお薬の話もしてくださいました。
思い出してほしい。共にいた時間、横にいたこと。
時間が経つほど、思い出してほしい。
「明日のイベントのチケットまだ作ってなかった…」
「だったら私がつくるよ」
パソコンで駆使して作ったチケットをプリンアウトして、次の日に手渡した。
「これ、昨日、別の人が作ってくれました」
「あ、そうなの?!」
心の中で、片膝ががくんと傾いた。
「明日までに、時間変更したもので書類が作れるか聞いてくれるかな?」
「わかりました」
待ってもなかなか返事が来なかっから、自分から再度どうなっているか聞いてみた。
「あー! できると言われたので、やってもらって提出しましたよ」
私の頭の中で、両膝が地面にのめり込むほどガクッと心が折れた。
いらなくなったらその旨を伝える、
聞いて確認したなら、結果を報告する。
なんで、そんな事も出来ないのか…
理性を失いかけて、は???って、
大声をあげる所だった。
そういったところから…
人間関係は壊れて行くのだと思う。
※※※※※
【お題】些細なことでも
些細なことでも
弱い人間は綿でも怪我をするのです。
幸せを拒絶するのです。
その一言が怖いのです。
そんな、些細なことでも、人は死ぬのですよ。
些細な鋭物で傷が入るぐらい
私は脆く 弱くなってしまったのだろうか
あぁ
苛々する
妹が水をこぼした
そんなところにコップを置くからだ
あぁ
腹立たしい
妹が泣き出した
苛々して強く怒ったから
あぁ
憎たらしい
妹が母に言いつけた
それじゃあ私が怒られるじゃない
あぁ
もう知らない
妹なんて、、もういらない
あぁ
大嫌い
妹に優しく出来なかった
何で素直になれないの?
些細なことでも気にしてしまう自分が大嫌い
【些細なことでも】
些細なことでも
階段で、前の人が傘の先をこちらに向けて持っていたり、電車に乗るとき、前に並んでた人がすぐに乗降口のスペースを確保したり、ただすれ違うだけなのに、ばちっと目が合ったり服装を舐め回すよう見られたり。
人が、誰かにとってモブAであるとき、自身の行為が他者に与える影響を気にはしない。ちっとも気にしない。私も、意識しなければすっかり、うっかり、忘れてしまう。モブAがその名を名乗れる時があることを。
通行人?小学生?中学生?高校生?大学生?社会人?男性?女性?老人?赤ちゃん?
名乗れたら、今度は意識する先を少し変えなければならない。君の行為、発言、視線、仕草、表情。どれを取っても、誰かに対して大小関わらず影響を与え得ることを、君は、僕は、忘れてはならない。
かけ違えたボタンを正すように。ほつれた糸を綺麗に直すように。丁寧に、ていねいに。
些細なことでも
皮膚表面のたった一ミリが滑らかに整っていないとその日は一日機嫌が悪い。デコボコがあろうがなかろうが、機能にはなんの支障もないっていうのに。
些細なことでも 丁寧に
些細なことでも 大切に
些細なことでも 考えて行動
些細なことでも 愛情を込めて
それは 自然に染み込んでいくのだろう
些細なことでも
僕は君のことを知ってるようで
全然知らない
君の過去、夢、気持ち、思考、性格など
全然知らない
僕が知ってるのは
今、目の前にいる姿
楽しそうに過ごす姿だったり
美味しそうにご飯を食べている姿だったり
嬉しいことがあれば全力で喜ぶ姿だったり
他の人と一緒に居る姿だったり
僕の前では見せない姿だったり
そうやって
僕は君の知らない一面を見たりする
けれど
それが君の全部ではないと思う
僕らには見せない姿だったり
全く別の姿を隠してたり
実は色々なことを背負い込んでいたり
だからこそ
些細なことでもいい
君のことをもっと知りたい
君の心の支えになりたい
君が笑った
それだけの
些細な事
幸せ
知りたい
あなたのこと。
どんな些細なことでも
わたしには宝物
あなたが疲れた顔してた。
あなたがいつもより少し不機嫌なの。
あなたが他の子と楽しそうに話してる。
あなたが居眠りをしている。
あなたがいつもより少し冷たかった。
あなたにとってなんともないこと。
あなたにとっては些細なこと。
それでも私は。。。
些細なその一言で
闇堕ちする人はいるんだよ。
そんな些細なことすらもできない
些細なことでも、人は喜ぶ。
それが好きな人なら、なおさら。
声を聞けるだけで、会えるだけで。
「嬉しい」と感じる。
卒業したら、そんな些細なこともできなくなるなんて…。
案の定、そうなってしまった。
当たり前のように。
もとからそれぞれ道が違っていたように。
<些細なことでも>
(昨日は投稿ができませんでした。すいません)
君が好きなら私も好き、結構従順でしょう
足枷の如くピアス、私の耳朶はいつだって重たい
胃を擽るカフェオレの雨粒、ほらこれは君が美味しいって言うから
些細でもひとかけらでも、君の一部分が私で満ちていればいい
冷えたカップは皮膚を温く湿らせた、まるで何も知らないような様子で
『些細なことでも』
嬉しいこと、悲しいこと
どんなに些細なことでも貴方に伝えたくなるの