『上手くいかなくたっていい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「上手くいかなくたっていい」
上手くいかなくたっていい。
失敗したっていい。
結果が報われなくたっていい。
諦めなければ、それでいい。
成功者がよく語るように、
みんな誰しも下積み時代があるんだ。
それが今なんじゃない?
だからこそ、上手くいかなくたっていい。
下積みが辛ければ辛いほど、
もしかしたら、輝くんじゃない?
諦めなければ、
いつか大物に化けるんだ。
まだまだ、私はこんなもんじゃない。
夢を見た
天使が現れる夢
私は尋ねた
私がやりたいと思っていることは
上手くいくでしょうか?
天使は答えた
あなた方はこの世に
体験をしにきているのですよ
成功という体験
失敗という体験
そして
失敗からの成功に繋げた過程
それこそが称賛されるものなのです
そうだ…
そうだった
私達は体験をしたくて
ここに来たんだった
そんな夢を見た
〜上手くいかなくたっていい〜
この星には体験をしに来ている
行動して
失敗して
ひらめいて
また行動して
成功するかもしれないし
失敗するかもしれないけれど
どちらも
元の世界での僕達にしてみれば
素敵な体験ということになる
上手くいかなくたっていい
上手くやろうなんて思わなくていい
上手くなりたいなら
何度でも何度でも挑戦すればいい
下手なりに頑張れば
道は拓ける
最初から
上手く出来る人なんていないんだから
下手を楽しむくらいで
やればいいんだよ
上手くいかなくたっていい、そんな言葉に踊らされて周りとの差を感じながらも頑張ってきたのになんで今更向いてないからやめろだなんて言うの?貴方がやるように進めてきたのにこっちに意見を言う隙間はなかったのになんでそんなことが言えるの、上手くいかなくたっていいって言ってくれたのに。
前まではそう思ってた、上手くいかなくたっていいは励ましの言葉だって自分もそう思って使ってた。はずなのになんで今はその言葉が、魔法の言葉が言い訳に変わってる。
「上手くいかなくたっていいよどうせ出来ても仕方ないんだから」
【上手くいかなくたっていい】
スマホと睨めっこしたまま、シュンは公園のベンチで長いこと座っていた。発信ボタンの上に浮かせた親指が、そろそろ攣りそうだ。
あの、謎のオシャレな男―名前はタケヨシマコトと言うらしい―に助けてもらって以来、「午前中に来た時だけ、何かカフェの雑用を一つする」代わりに、コーヒーを飲ませてもらうようになった。時々、あの日のような簡単な朝食も食べさせてもらえる。マコトは料理に興味がないので、本当に焼いたベーコンや卵だけ、といういかにも「これでいいんだよ」みたいなものしか無かったが、いつも腹をすかせているような男子高校生のシュンにとっては最高の朝食になった。ほとんど毎日顔を出しているおかげで、生活リズムが整ってしまい、最近は学校にもちゃんと通っている。
しばらく休んでたせいでちんぷんかんぷんだった授業の内容にも、だんだんついていけるようになっている。ただ、留年した、いかにも怖そうな一つ年上のシュンに、気さくに話しかける勇気ある同級生は一人もいなかった。去年までは友達もいたが、みんな無事進級して受験生になったので、遊んでる暇はない。おかげで放課後の時間が永遠に感じられるほど暇だった。元々喧嘩が好きなわけではないし、一つでも傷を付けるとマコトがあーだこーだうるさいので、極力喧嘩に巻き込まれないように気を付けていた。
それで、これだ。シュンはスマホの画面に目を落とす。バイトの求人広告。そこに電話して面接を申し込もうとしている所だ。しかしバイトの求人に応募するなんて人生で初めてだし、普段まともに人とコミュニケーションを取ってないのに、きちんと大人と会話できるだろうか。
「お兄ちゃん、カノジョとケンカしたの?」
ふいに声をかけられて顔を上げると、そこには幼稚園に上がったか上がらないかくらいの小さな男の子がいた。
「女ってさ、なんでおこってるか言わねんだよな。ぜったいだんまりするんだよ。そのくせこっちが先にあやまると、『何がだめだったかわかってんの?』ってよけいにおこるんだよな。」
一瞬、何を言われたか分からず、固まってしまった。
(え、こいつ子どもだよな?めっちゃ喋るじゃん。)
「でもさ、お兄ちゃん、上手くいかなくたっていいんだよ。上手くいかないんじゃないかって心配して何もしないとか、ぐずぐずするよりも、上手くいかなくていいから、早くこうどうした方がいいぜ。さっさと電話かけな。」
「あ、いや、カノジョとかじゃなくて…」
「ハルトー!何してんの?!」
女の人の大きい声が聞こえるや否や、その子の母親らしき女性がそばに駆け寄ってきた。少し、いやだいぶ心配そうな顔で少年の肩を抱き、シュンに警戒心丸出しの視線を向けてくる。
「ママ、お兄ちゃん、カノジョとケンカしたんだって。今から電話かけるんだよ。」
「あら、そうなの…?」
面食らったような顔をして母親はもう一度シュンの顔をまじまじと眺めると、思ったより優しそうな顔をしている事に気づき―実際はキョトンとしているだけだが―、口元を緩ませた。
「青春ね。頑張ってね。」
もはや否定する気も起きず、シュンはあいまいに頷いた。
「じゃあハルト、お兄さんの邪魔しちゃだめよ。帰りましょ。」
「じゃあな!お兄ちゃん、頑張れよ!」
二人が去っていく。まるで嵐のようだ。
「いや、だからカノジョじゃねーよ…」
結局二人に言えなかった言葉を呟き、真っ暗になったスマホの画面に目をやる。親指を指紋認証に当て、また応募先の電話番号を睨みつけた。
(上手くいかなくたっていい。)
まったく関係のない話だったけど、不思議とあのハルトと呼ばれていた少年の言葉が背中を押してくれた。
(たまにいるよな、ああいう、大人顔負けに口達者な子ども。)
ふっと笑みをこぼしながら、シュンは発信ボタンを押した。
上手くいかなくたっていい
今日はガリガリ君二本食おうぜ
「上手くいかなくたっていい」
姉の産んだあかんぼうを初めて見たとき
彼女はすやすやと眠っていて
早く目を覚まさないかな、と
思いながらわたしはじっと寝顔をながめた。
目が覚めると赤ちゃんは
目をぎゅっとつぶって泣き続けた。
私はビックリして
どうしたらいいかわからなくなって
早く眠ってくれないかな、と
思いながら途方に暮れた。
姉は笑いながら
「母親になるとね。
寝すぎていても心配だし
寝なくても心配だし
母乳を飲まない、飲み過ぎる、
とにかくなんでも心配になるのよ。」
と、赤ちゃんのオムツを替えながら
私に語ってくれた。
あぁ、にんげんっていうのは
なにをしても なにもしなくても
こうやって育ってきたんだ。
だから上手くなんていかなくたっていい。
だってどのような姿であっても
何に失敗しても 泣いても塞ぎ込んでも
生まれたときから
眠っている瞬間でさえ
こんなふうにじっと
だまって見守ってくれている
存在があったのだから。
だったらわたしはだれかに
この愛のバトンを渡してゆこう。
「上手くいかなくたっていい」
上手くいかなくたっていい。
ちょっときれいごとなんじゃない?
だって上手くいかないのは悔しいし、
そんな言葉を自分にかけられるほど
自分が頑張ったという自信も持てない。
でも
誰かがその言葉をくれたなら
私のことを励ましてくれてるってじんわり伝わる
そんなあったかい言葉
明日を生きるために今日を生きる。
家賃と酒代のために今日も働く。
果たしてこれは昨日の僕の望んだ今日なのか?
気にする暇はない。さぁ、日が昇った。
今日も働くぞ!
#上手くいかなくたっていい
失敗は成功のもと とか言えるのは、成功した人が言えることで、失敗して改善してもしても自分の思う成功にたどり着けないことだってある。
そんな時にこの言葉をかけられても、正直ほっといてくれとしか思えない。
「今上手くいかなくたっていい次上手く行けばいい」「失敗していくから上手くなっていく、成功していくんだ。」何度も聞いたこの言葉を、どれだけくだけど、とかせど、飲み込めない。
試験、仕事、告白、色々な場面に向けて、毎日毎日、皮膚に何枚もの羽毛ぶとんでも張り付いたような思いをしながら過ごして、その日にかけているのに、次なんて、成功する時までなんて、とてもイメージできない。来るかどうかも分からない。
成功した人には、上手くいった人には分からない。その時が来ても解放されない、むしろまた見えない抱えきれない何かが押さえつける感覚なんてきっと分からない。
でも、上手くいかなくたっていいのかもしれない。
もう何もしないでいのかもしれない。
疲れてしまったら、この空にふとんも全て
投げてしまって、私も飛んでしまえばいいのだ。
上手くいかなくたっていいものはいくらでもある。
でも、君との関係は上手くいかなかったらだめなんだ。
僕の心の鎖を解く鍵は君しかいないんだから。
何? 負け犬って言われた?
ハハハッ! よかったじゃん!
・・・・・・・えっ? 何も良く無いだって?
うーん。君はこの言葉をどう言う時に使う?
ふんふん。臆病な子が陰で悪口を言ってる時。
他には? 言い訳ばかりの人っか。
ほ、他には無い? すぐ諦める人っねぇ・・・・・・・
君ってもしかして天才?
そんなに使い方があるなんて僕知らなかったよ。
他にもまだある? も、もういいよ!?
ハハハ・・・・・・・。まぁそれも正解だね。
だけど僕の思う正解はね、
誰かが何かに挑んで失敗した時。
その人へ送る最高の賛辞の時に使うのさ。
だってそうじゃん。
負け犬になるには戦って負ける必要があるだろ?
そんな事無い? いーやそんな事あるね。
陰での悪口も、言い訳も、すぐ諦めるのも。
どれもこれも戦って無いじゃん。
こう言う人達は負け犬って言わない。
ただの家畜だよ。
君は出来ないって笑われても、
コソコソせず、言い訳もせず、諦めもしなかった。
最高にかっこいい負け犬だよ!
上手に出来なくたってっさ、君はかっこいいよ?
どう、元気出た?
そうか! じゃあご飯を食べに行こう!
勿論、僕に負けた君の奢りでね!
上手くいかなくたっていい。
だって、人間だもの。
すぐに逃げ出したっていい。
だって、人間だもの。
いつでも間違えたっていい。
だって、人間だもの。
でも、そうもいかなくなる時がある。
大人の世界では通用しない。
そんなことを理由にしてはいけないことがある。
同じ人間のはずなのに、どうして?
常識というレッテルに縛られている。
だって、人間だもの。
■テーマ:上手くいかなくたっていい
「上手くいかなくたっていい」
私はある程度のことしか出来ない凡人だ。
勉学も運動も全て平均的。だがそれでいい。
当たり前のことだが、全ての物事を上手くこなし、全ての人間から好かれるなんて不可能のことだ。それでいい、いやきっとそれがいいんだ
完璧を求めれば求めるほど自分をきっと壊してしまうのだから。
お題:上手くいかなくたっていい
人はよく『上手くいかなくてもいい挑戦することが大切だ』と
そんなことを言っている。
でもその言葉は私にとってとても棘だ。
挑戦しようと思っても直前で辞める
それは、失敗した時のことを考えると怖くなるから
だから成功しなくてもいいなんて簡単な言葉
言わないで
言うなら『頑張れ』でも『君ならできるよ』でもなくて
『応援してるよ』と言ってあげて
頑張っている人に、頑張れなんて言うと
頑張りは足りないのかなと無理をしてしまう人がいるから
だから今頑張っている人、私は応援しています。
本当はなんでも上手くやりたいし上手く行きたい
でも練習は長続きしないし、努力するのも苦手。
せめて時間かけてもいいからゆっくり先に進む。
時には涙
時には怒り
時には笑顔
時には真顔
上手くいかなくたっていい
あなたには数えきれない感情があるのだから
「上手くいかなくたっていい」
そんなふうに本気で言える瞬間なんざ、この先にもいくつあるか分からない。
最初はそう息巻いて好奇心と興味と期待に胸を躍らせて挑むけれど、結局途中で隔たりにぶち当たって後悔するのがオチなんだ。
あなたとの日々は
すべてが
過去形で
わたしの現在形は
哀しみと
淋しさばかりで
二人の未来形は
完全に
失われた…
月が雲に
隠れてくれたから
今夜は
思い切り
泣いてしまいそう
☆ 心模様 Part2 (238)
〝上手くいかなくたっていい〟
そんな筈はない。
時を費やし、努力した結果が、上手くいかなくたっていい訳ないのだ。
上手くいかなかった今を、無駄にするか糧にするかは、時が経たなければ分からない。
失敗や敗北から学ぶ事も沢山ある。
無駄にしたと思った事が、全く関係の無いところで役立つ事もある。
でも、〝上手くいかなくたっていい〟なんて言葉は、言って欲しく無いし言えない。
結果が全てじゃないのは、未来の自分であって、今の自分では無いのだ。