『上手くいかなくたっていい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は、小さい頃から好きな人がいる。
幼稚園に通っているときから好きだった。
ありえないかもしれないけど。
そして私は今、高校1年生。
今の若い私なら…
好きな人を落とせるかもしれない!
好きな人と私は5歳差。
私は15歳、好きな人は20歳。
やっぱりありえないかな?
未成年だから、恋愛対象として見られてないかも!
そんなことを考えていた。
その帰り道。
私は見てしまった。
お姉ちゃんと私の好きな人が2人で歩いていた。
なんで?
お姉ちゃんと一緒に歩いているの?
腕を組んで笑っているの?
私の好きな人の笑い方を見て。
お姉ちゃんも笑ってて。
私はわかっちゃった。
お姉ちゃんと私の好きな人は、
付き合っているんだって。
あー、叶わない恋してたんだ。
でも、諦められないよ。
10年も好きだったんだもん。
諦められないよ。
ずーっと「諦めらめなきゃ」と
ぐるぐる考えていた。
お姉ちゃんのほうが可愛いし。
私とちがって、年齢も近いし。
恋愛対象として見れるのかな?
私は、ずーっと考えていた。
すると、ある考えに至った。
告白しちゃおう。
例え、
【上手くいかなくたっていい】#10
上手くいかなくたっていい。
それが、亡くなった母が残した僕への遺言だった。
勉強も運動も出来ない僕へ、母はいつも励ましてくれた。きっとこの先も、上手くいかないことが抱えきれないほど増えるだろう。でも
上手くいかなくたっていい。
そう母はきっと、空の上から背中を押してくれるだろう。
上手くいかなくたっていい…
そんなこと思いたくないし、思わない
完璧じゃなくて不完全
失敗ばかりで手探りな僕の"恋"
きみはとても上手に微笑んでくれるね
「大好きだよ」と
きみを思う気持ちは100%なのに
どうしてかな
上手くいかないことが多くて凹んでばかりだ
上手くいかなくたっていい
上手くいかなくたっていい
とは言うけども
これまで上手くいったためしなんてありましたっけ?
全然思い通りになんないし
体が気持ちに追いつかないし
周りだってみんなして僕の邪魔してるような気がしちゃうし
上手くいかなくたって
挑戦することが大事って言うんでしょ?
そんなことわかってる
みんなが知ってる
だから毎日の挑戦を誰も褒めてくれない
当たり前のことらしいから
上手くいかなくたっていい?
上手くいくはずないだろう?
でもこんなに頑張ってんだからさ
仕方なしにまた呟く
上手くいってくれても、いいんだよ?
上手く行きません。
新生活。新たな友人。給料で旅行。ちょっとした贅沢。
周りは幸せそう。しかし僕は?
大事なものを失っている気がする。
この社会の荒波の中で、幸せに生きる方向はどっち?
上手くいかなかったっていい
そう言われても大学受験とか、高校受験とか人生を左右する試験では上手くいかなくてもいいとは思えない。しょうがないとは思いたくない。けど、どれだけ頑張っても結果が全てと言われてしまえば何も言えなくなってしまう。だから自分を信じて、自分を好きになることが大切。
ケイタ 没年令和8年7月23日、
長いツルと葉っぱが巻き付いた墓石前で、
俺は、放心状態になった。
1週間まで、元気で、大きな病気もしていなかったはす。
僕はケイタかっこ(仮名)
新しく規格された未来ツアーの応募にあたり、未来旅行にきた。
実のところ、特段、切望したわけではないのだ。
だから、当たり障りのない1週後になんとなくきたというわけである。
だが、そこで目にしたのは、驚愕の事実。
少なくとも、1週間後には僕はいないのだ。
もう、旅行どころではない。
体全身から力が抜けてしまい、立っているのか、倒れているのかわからない。
どうしたものか、今回の旅行で行ってみたい場所のことはどうでもよくなった。
せめて、最後、自分がどうなるかだけでも知りたい。しかし、このツアーでは、あらかじめ知り合いとの会話は規定によって許されていない。会話ができるまたは、自分がその人の視界に入る間際に、元の時代に強制送還されてしまう。悪質な場合は、罰金に、裁判までそれなりの報いを受けなくはならない。
周りに注意しながら、と言っても、幸い、僕の家は一軒家で、裏道を通れば、そのまま、自分たちが所有している山を中を通り、自宅の裏に回ることができる。
こうしてはいられない。
力を振り絞って、歩きはじめた。
歩きながら、今までのことが走馬灯のように頭の中を駆け回る。
親の反対を押し切って、家の家業を放り投げて、東京の会社にいったことや母が見つけてくれた相手の婚約を反故にしてしまったこと。
また、病気で死んだんだとしたら、ろくに睡眠もとらずに、ゲーム三昧、食事は3食カップ麺。それなら病気になっても、自業自得なのだが、まだ30代、やりたいことはたくさんある。
どうせ死ぬなら、ダメ元で会社のマドンナにコクってみて、思いのたけを恥ずかしいくらい伝えようか?
はたまた、残りの時間を全て使い、エジプトやカナダのオーロラ、アメリカの壮大な渓谷でも見てから、死のうか?
自費出版の自伝小説を書くのも悪くない。
ただ、何もしないで、テレビをみているのは、耐えられないし、酒や薬の力を借りるのは少し違う気がする。
そうこうしながら、見慣れた黄色いセンスの悪い屋根が目に入ってきた。
親の車も見当たらない。
葬式が終わったとしても、喪中なのだから、家にいそうなものだ。
山の茂みに隠れながら、家の周りを捜索する。
変だな、
ひっそりとしているし、供養花も見えない。
家の中をのぞいてみようか、そう思っていると、ドドドと赤い車が砂埃を降らしながら、走ってきて、玄関前で止まった。
なぜ、俺のが‥間違うはずがない。
あの赤い車は、家でもう乗る人がいないから、俺が代わりに譲り受けた年代物のセダン。
そう思っていると、メガネをかけて、骸骨のように細く、背中が双子分ラクダのように丸まった正気のない無表状な男が出てきた。
僕は、驚きと安堵で、大声で叫びそうになるのを堪えた。
そう、正しく、あれは俺
俺は生きていたんだ。
ケイタさん、もうすぐ、ツアー終了の時間です
アナウンスが専用のデバイスを通して流れる。
それにしてもなんで、1週間後の俺は、実家に来たんだろう。
まぁ、そんなことどうでもいいか。時期に分かることだし。
ともあれ、これで、安心だ。
あとは、最初にいた墓地に戻るだけだ。
迎えのタイムマシンを待っている間、しげしげと、自分の墓碑を眺める。
よく見ると、墓碑には苔が生えており、ツルが絡まっているのは、無精な我が家族にしても度が過ぎている。
7月の空は、どこまでも高く、空の雲が気持ちよく泳ぎ、強い風が青々とした元気いっぱいの木々を揺らす。
ふと、みると、墓碑を覆っていた蔓や葉っぱの位置が変わっていた。
俺は苦笑いした。
これは、5年に亡くなった祖父の墓だ。
長い間、老人ホームに入所しており、僕が自宅から離れて過ごいる間に突然他界した。
敬太と敬太郎、古い家にはよくある、名前の継承だよな。そんなことにも気づかないなんて、不謹慎で、ぼんやりし過ぎてるよな。
もう、帰る時間のようだ。
体は宙に浮き、タイムマシーンの入り口に向かう外からは見えない透明なエレベータに乗る。
結局、高いお金を払って、なんの目的も果たせなかったなぁ。
まぁ、それでも、しばらく、なんとなく、このままいられるなら、いいか。
敬太がぼんやりと遠くの橋を眺めていると、綺麗な夕陽の中をラリラリに横滑りしながら、赤いセダンが川の下に落ちていくのだった。
『上手くいかなくったっていい』2023.08.09
「上手くいかなくったっていい。案外、なんとかなるもんさ」
出会って間もない頃、彼はそうやってオレを励ましてくれた。
まるっきりはじめての現場で戸惑うオレに、彼はタバコを美味そうに吸いながら、左の口角を上げて笑う。
「やれることやってみたら? ダメな時はダメって言われるだろうし、何事もチャレンジだよ。大丈夫、俺がキミのプランに合わせるよ」
彼はブロードウェイ出身で経験豊富だから、オレのめちゃくちゃな芝居プランにも合わせてくれた。その結果、演出家は面白いと言って、オレを認めてくれた。
臆病になるオレに、あれもやってみよう、これもやってみようと提案してくれて、彼には本当にお世話になった。
彼に出会っていなかったら、ここまで登りつめることは出来なかっただろう。
彼のことは、役者として一人の人間として男として尊敬している。
上手くいかなくて悩んだ時は、彼の言ってくれた言葉を思い出すようにしている。
彼は、
「そんなこと言ったかなぁ?」
と首を傾げる。とぼけているのか、ガチなのか。のほほんとしている彼のことだから、きっと後者だろう。
それでも、オレは彼のその言葉を、指針としているのだ。
上手くいかなくたっていい
――あなたは本当に出来損ないね。
幼い頃から何度も何度も、親に言われて続けてきた。
決まって兄と比べられる時に。
兄は何でもできた。生まれ持った才能。天からの贈り物。
それに比べ、私は平凡。何をやっても兄に敵うことはなかった。
それでも私にとって、兄は憧れであり目標だった。
大人になってからも、しばし兄と比べられる機会はあった。
しかし、子供の頃と違い、能力や実力の差は開くばかりで、もう私は兄と比べられる対象ですらなくなっていった。
「でも私は、例え兄より劣るあなたでも愛してる。
私にとってはあなたが世界一、素敵な人だから」
そう言って微笑むパートナーを、私は優しく抱き締めた。
私は兄に憧れると共に、常に自分に劣等感を抱いて生きてきた。上手くいかない自分を責め続けた。
でも、そんな自分でも、認めてくれる、見ていてくれる人がいた。
私はとても、幸せ者だ。
上手くいかなくたっていい
「ごめんなさい」
君はすぐあやまる
「私にはできないから」
君はすぐあきらめる
きっと、君は
今までたくさん辛い思いをしたんだね
誰からも褒められず
肯定されず
ほんのささいな失敗をしては
強く責められ続けた
だけと、もう大丈夫
もう君を責める人はどこにもいない
だからやってみよう?
上手くいかなくたっていい
大事なのは、楽しかったかどうかなのだから
辿り着きたい目標には頑固にこだわって
そこに至る手段や道筋は柔軟に
途中どんなにうまくいかなくたって
ゴールをいつも思い描いて
ぶつかりながら めげずに進む
「上手くいかなくたっていい」
#190
『上手くいかなくたっていい』 No.114
どうしたの?
顔をぐしょぐしょにして。
なにか、あったのかな…?
…そっか。
でも
君は君で良いんだよ。
たとえ笑えなくたって
上手くいかなくたって
僕がそばにいるよ。
ほら、泣かないで。
僕もなきたくなっちゃうな
君には笑って欲しいんだ
あんなに頑張る君だから
疲れちゃったんだよね。
よく頑張ったね。
今日はゆっくりしよう。
また笑える日が来るまで
その日が一秒でも早く来るように
僕がせいいっぱい、お手伝いするからね。
なんでもひとりでやろうとしないでね?
人を頼ることは、だめなことではないんだよ。
頼れるほどの人が、君にはいるのだから。
今は疲れちゃっててもね
こころに冷たい雨が降っててもね
ずっと雨じゃあなくって
いつかいっぱいに輝く太陽がやってくるんだよ
ずうっと晴れでもないし
雨でもない。
時にはずっと曇りかもね。
雷でも
風が強くても
凍える寒さが続いても
辛抱強く、、
いまのきみに出来ることは
光差す日を頑張って待つこと。
それから…
じぶんのこころに傘をさしてみることだよ
させなかったら、僕におしえて。
僕がいつでも傘をもっていくから。
上手くいかなくたっていい
僕は一度、生徒会をやってみたいと思っていた。
だけど選挙なんて…人前で話すのは苦手なんだよなぁ。
「上手くいかなくたっていい。挑戦することが大事なんだよ。」
「失敗して傷ついたらどうすればいいのさ。」
そう返すと彼は黙ってしまった。
しばらく考え、また彼は口を開いた。
「しらね。」
「…は?」
何を言ってるんだこいつは? 意味がわからない。
「その時考えようぜ。傷つくかどうかなんて気にしてたら挑めねぇし。始めてもねぇのに終わりの先考えるだけ無駄じゃね?」
…ほんと何言ってんだか。
「……じゃぁ応援演説者って役割あるんだけどやってくんね?」
「何やるか分からんがまかせろ。」
そうして僕らは帰路に着いた。
『雨上がりを待つ』
上手くいかなくたっていい
人はよく、そう言うよね
今、できなくてもいいじゃない?
頑張ったことが大切だよ
してきたことに無駄なことはないんだよって
でもさ、上手くやりたいんだよ
僕はやっぱり、そう思う
だってさ、そのために頑張ったのだから
人生、何もかも上手くいったら
そんなにいいことないじゃない?
辛いことなんか、何もなくてさ
きっと悩んだりもしないのだろう
でも、やっぱりできないこともあって
周りには平気な振りして
何処かでショックを受けてる
そんな自分がここにいる
それを何度も積み重ねて
僕らは大きくなるのかな?
少しは強くなってるのかな?
成長するために生まれてくるから
上手くいかない時は心を育てる時
考え方の工夫で 失敗はいくらでも姿を変える
そんなことは分かっているけど
どんなことでも乗り越えられる
そんな自分になりたいな
そんな考え できたらいいな
上手くいかなくたっていい、きっと誰かが見てくれている
どうしても、無理だった。
頑張った。のかな。
ずっと、我慢していたのかもしれない。
立ち止まることが怖かった。
それは今も変わってない。
世間から切り離されたこの小さな世界で。
ただ、怠惰に過ごして、どっぷり浸かって、外に出ることが億劫になった。
生きることは、食べること。
生きることは、稼ぐこと。
生きることは、認められること。
生きることは、生きていると実感すること。
”上手くいかなくたっていい”
取り合えず、朝きちんと起きて、昼寝を止めることから始めようか。
上手くいかなくたっていい
挑戦せずに後悔するならば
挑んで後悔するほうがいい
失敗から学ぶものは多い
#上手くいかなくたっていい
上手くいかなくたっていい
私は上手くいかないことだらけだよ
でもね、上手くいかないことが続けば必ず上手くいく日はあるから
上手くいかないことはいいことなんだよ
でもさ、やっぱり辛いよね
そんな時は自分の応援歌を決めるといいよ
好きなアーティストでも、逆に悲しくなる曲でも
頑張れる曲に背中を押されると気持ちいよね
頑張ったのに上手くいかなかったならしょうがないじゃん
「上手くいかなくたっていい」
ほんとは上手くいった方がいいに決まってる。
結果オーライなんて毎度あることじゃない。
頼むから受験だけは上手くいってほしい。
受験がもし失敗に終わったら、自分が自分じゃなくなっちゃうような、そんな気がする。そのときの私を想像するのが怖い。まだ先のことなのに妙に焦る気持ちばかり先走る。上手くいくようなさ、ぜんぜん未来が見えないんだよ。もうわかんない。
私のアイデンティティって、なんなんでしょうか。
8/9 お題「上手くいかなくたっていい」
「上手く行かないなぁ…」
派手なため息をつく。見かねたのか、ベンチの横にたむろしていた少年たちの一人が尋ねかけてきた。
「おじさん、悩みごと?」
「ん? まあね…」
「仕事?」
「まあ、そんなところかな」
少年たちは顔を見合わせる。よほど落ち込んで見えたのだろう。代わる代わるああでもないこうでもないと話しかけてくる。
「今日ね、先生が言ってたんだけど。上手くいかなくたっていいんだって」
「うん。今はダメでもいつか上手くいくこともあるし」
「上手くいかないほうが勉強になるって」
「はは…、そうだね」
上手くいかなくたっていい。―――そう思えたらどんなに楽だろう。
「でもね、おじさんは…」
死神なんだ。
上手くいっている人も、そうでない人も、その時が来たら命を貰わなければならない。
この人生(神生?)、どうにも上手くいかないものだ。
(所要時間:10分)