『ルール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【ルール】
幼い頃は、「ゲームは○○時間まで」みたいなルールを親から決められたことがある。
「宿題を終わらせた後じゃないと、ゲームはできない」
「ゲームをしながら、テレビを見ない」
「○○時になったら、ゲームは終わらせて眠ること」
だんだんと増えていったけれど、私はルールを守りたいなんて思うことができなかった。
確かに、ある程度のルールは必要だろう。でも、ルールを決めるなら、決めた内容を決めた側も守るべきだ。
なぜ親は、私のゲームという娯楽を厳しく制限している中で、ほぼ一日中スマホというモノを触っているのか?
インターネットという存在を手放さずに固執することがルールを守ることよりも大切なことなのか?
当時の私には、よく理解できなかった。そして、同時に親の言うことには“説得力がない”とも思った。
ルールは、“決める”よりも“守る”方が圧倒的に難しい。
だからこそ、ルールを“破る”こともあるのだろう。
それが良いことなのか、悪いことなのか。実をいうと、私なりの明確な答えは、いまだに見つかっていない。
皆は、どのように考えているのだろうか。
ゴミ収集は五の付く日、深夜から早朝の掃除は禁止、コインランドリーは地下一階が便利だが安さを求めるなら東に十分歩いたところが一番まとも。
食器はここ使っていい箪笥はここ、それから寝るのは当分ここだと美人らしい細くも節のある指で指し示したのは合皮が死にかけているソファ。
「夜六時以降は外に出るんじゃねぇぞ」
「早っ」
「ミンチで夜明け見たかねぇだろ?」
「あーい」
美麗なご尊顔を御自ら崩す青年ジィンに、ヴェーダ少年は律儀に挙手した。雨風凌げる上に床で寝なくていいなら合格点、冷蔵庫の中見てもいいー? と言って返事も聞かず開けながら、ヴェーダはふとした疑問を告げる。
「飯どうすんの?」
「適当」
「だめじゃん。美人は中身、つまり食いもんからだよ、アニキ」
もう少し手入れをしたら目を見張るであろう美貌に頓着してない青年は忌々しく顔を顰めたが、ヴェーダも負けじと顔を顰めた。ミネラルウォーターと調味料以外何も入ってないんだけど。
「とにかくまずは買い出しだなー」
声に出して主張したタイミングで、玄関から物音がした。一人暮らしを想定したアパートゆえ、ドアのノック音はよく響く。
「……言い忘れてたことがある」
今までの雑さが嘘のような、緊張感さえ孕むジィンの声が、小さく落ちる。
「マダムミイラには気をつけろ」
「は?」
ドンドンドン、ドンドンドン。単独ステージ状態のノック音は暫く続き、不意にピタリと止まった。
「それから」
身構える青年の顔は今にも冷や汗でいっぱいになりそうなほど、張り詰めている。
「玄関が勝手に開いたら……」
がちゃ。ぎぃ。ジィンの言った通りの現象が目の前で起こる。想定外の現象にすっかり怯えるヴェーダ少年が見るドアの向こう、静かに顔を出したのは一人の老婆。
「先月の家賃、未納はあんただけだよジィン」
「げ」
だいたい十歳の割には様々な地に引っ張り回されている故、ヴェーダ少年はすぐさま勘付いた。
「家賃払ってないのはダメだと思う」
「ウルセェ」
付いて行く相手を間違えたと初めて思った。
【ルール/泥棒泣かせと拾われた少年】
道端の
良心頼りの
無人販売みたいに
優しさがある場所で
生きていたい
がんじがらめの
ルールの外
何処かで
少しの誰かが
ほくそ笑んでる
締め付けられる
痛みに耐えてまで
生き残る事なんて
望まない
「ルール」
「決まりだから」
「お前が間違ってる」
俺が生きちゃいけないルールは
法律にも誓約書にもない
ルール
ルールは守らないと行けません。皆が守っているからです。貴女も守らなくては規律が崩れてしまいます。一人でも守らないものが出れば一瞬で積み上げていたものが壊れます。個人らしさ?はい、それもルールに書いてあるので必要です。ですがそのためにルールを破ってはいけません。ルールに不満を持つこともしてはいけませんそう書いてあるので。いつもどんなに辛くても笑わなければいけませんそれがこの世界に決められた"生きづらさ"のルールです。
あなたの夢を見たの。とてもステキな夢を。
貴方の手を触っても何ひとつも
嫌な顔なんて見せないの。
「やめて」とも言われなかったから
ずっと触っていたら、夢から覚めちゃった。
朝学校行くと、友達と楽しそうに話していた。
あの人が嫌われる理由がまったくわからなかった。
あの人になら、、、と思い始める時点で私の負け。
ズルイよ。その無邪気な笑顔がルール違反。
『ルール』
何事に於いても最低限のルールやマナーは必要である。
しかし、ルールには必ず程度や理由が必要で、ルールを決める際には明確に提示する必要がある。
ルールが多すぎたり、理由が不明瞭であったり、ルールに強制力が強ければ人々は反発するだろう。
ルールとは「皆が快適な生活を送る」為に存在しているもので、「必ず全員が守らなくてはならないもの」では無いのだから。
だから、「皆が納得出来るもの」がルールで無ければならない。
「ルールいち、悪くない人を殴らない」
「殴らない」
「ルールに、俺の許可が出るまで武器を使わない」
「使わない」
「ルールさん、勝手にものを奪わない」
「奪わない」
「ルールよん、伊織さん」
「伊織」
「伊織さん」
「伊織」
「俺のことは伊織さんと呼べ」
「さんまでがお前の名前なのか?」
「……クソガキ」
ルール
ルールって難しいね
守らなきゃ行けないのに
守れない時もあるし、
守らな人もいる
どうしたら全員が幸せになる?
《ルール》
この世界には暗黙のルールがあります。
それは『空気を読む』・『察する』と言うことが出来てこそのことです
でも、それは理不尽なこと
それはこんな話が物語っています────
バスに乗って帰宅していた男は
妻から来た電話をキャンセルした
勿論男はメッセージで
「今バスに乗ってるから出られない。急用ならメッセージで送ってもらえないかな、」
と送った
これはバスに乗っているときは電話に出てはいけない暗黙のルールがあるためだ。
みんな勘違いしているかもしれないが、実はバス内での電話は〈法律で禁止されていない。〉
電話をしてはならないと言うルールの理由は周りに迷惑をかけないようにと言うとても親切なものだ。
しかし、この暗黙のルールが理不尽になることがある
既読はついたものの、妻からのメッセージは来ないから急用でないと判断した男は
そのままいつも通り家に帰った
しかし、帰った家は荒らされ、妻は台所で血を流しながら倒れていた
手元にはいつも妻が愛用していた血まみれの包丁と、血で滑った指紋の跡が残るスマホが落ちていた
は…??え……なんっ…で…………
そう。妻は家に入ってきた強盗に殺害されていたのだ
家には作りかけのカレーの匂いが漂っていた
数分後、到着した警察と救急車に話をして
盗まれた通帳の銀行口座を凍結するなどの作業をし
その日の残りは白い布が顔に被せられた妻の横で過ごした。
男は後悔した。とても深く、今日がまるで世界の終わりかのような顔をして
電話に出ていたら、もう少し早く帰宅できたのに…
もう少し早かったら…助かっていたかもしれないし…
少なくとも最期のお別れだけでも出来たかもしれない…
どうして自分は出なかったのか。あのとき電話に出ていれば、
今よりかはよかったかもしれないのに
これからの一生を共に過ごそうと誓っていた人と、こんな終わり方がいいわけがない
ずっと妻と表記していたけれど、実はこの二人はまだ戸籍上での結婚をしていないのである。
これから婚姻届をだして結婚式を挙げようと用意していたところで起きたことだった
なので、同じ墓に入ることも出来ない。
男も妻も両親と絶縁しているため、血縁関係のある人間からお墓の許可を得ることが出来ないので希望も何もない
もし…あなたが男の人の立場なら、
これをどう思いますか?
私:暗黙のルールは、理不尽なことがあります。
確かにどれも親切ですが、どうすればいいと思いますか?
「バイバイ」と「さよなら」は ニガテなの。
そんな 私に
「またな」
必ずそぅ返してくれる その優しさが嬉しくて。
永遠に続けばいいな と 叶わぬ夢を見る。
ルール違反なワタシタチ。
#ルール
ルールって規則・習慣・支配なんだって。
もちろん公共の規則に従うことはしょうがない。でもあんたのマイルールはどうしても疑ってしまう。自分のわがままを通すのはルールではないよね。まぁ言っても理解出来ないからルールというのを押し通すつもりなんだろうな。
あ、マイルールとは、支配って意味なのか
大人は話し合いが好きだ
小さなルールを沢山つくる
いつも会議、会議、会議
それに守られている私たち
#ルール
ルール
ルールって、守らなければ守らないほど厳しくなるよね
世の中にはたくさんのルールがあります
必要なルール
自分だけのルール
家族のルール
それを当たり前のように押し付けて来る人がいます
あなたの中で決めるのはいいけれど
それをこちらへ押し付けないで下さい
皆があなたと同じルールを持っていると思わないで下さい
人と関わったり、集団の中で生きていく中では
ある程度必要なものなのかなと思う
ルールを守る守らないの話の以前に
指針であったり指標であったり、
多数の人を動かすためには必要なツール
なのかなと
大多数の人が守ってくれることが前提ではあるのかな
目印があれば、大きく逸脱する振り幅も
多少小さくなったりするのかもしれない
みんなが好き勝手やってるだけの世界じゃ、
居心地の良い場所になるとは私は思えない
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会って離れる時
ばいばいっていう2人のルール、
またねって言ったきみが先に破ったんだよ
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Theme:ルール
ルール
ルールなんて人間を縛る最低なものだ
そんなものがあるから破る人が出てくるんだ
自由を返せ
なんて言う人がいるけど本当にそうかな?
法律も一種のルール
法律があっても破る人は破るし
破らない人は破らない
だからあっても意味がない?
私はそうは思わない
無かったら絶対に無法地帯になる
自由もある程度ルールがあるからこそ成立する
確かに意味が解らないルールもあるけど
だからといって全てを無くしてはいけない
ルール
守らなきゃいけないもので
守れないもの
守って当たり前
褒めてもらえるのは子供だけ
家庭にも、学校にも、会社にも
社会にもルールがある
これは守らないと
争いにまで発展、犯罪にも発展することがある。
人間関係においては
ルールがあっていいのかな?
1人1人にルールがあって
それに、そぐわないと
「ダメな人」、「常識ない」って
うるさい人間、マウントとる人間は
その「ルール」をまわりに定着させようと
おしゃべりの場で必死に洗脳していく
「自分は、間違ってない」確実なものにするために。
恋愛も同じなのかも…
ルール。
世界のルール。
学校のルール。
家のルール。
公園のルール。
こんなにルールがある中で
私たちは生きている。
こんなにルールがある中で
何をしたらいいのかわからない。
ちょっと間違ったら“ルールだから”って
言われちゃう。
面白くないなあ。