『モンシロチョウ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
小学校の理科で質問された。
「どうしてこの写真のモンシロチョウは、お花もないのにキャベツ畑にいるのでしょう?」
私は思った。
(どこにいたってモンシロチョウの自由だろ。)
あまり見かけない蝶々🦋
蝶々自体あまり見ない( ´・ω・`)
鳥や蝶の様に自由に飛び回りたいなぁ
でもね、鳥や蝶は自由とは限らない
人間の世界より過酷な鳥や蝶は沢山なの!
モンシロチョウの歌是非きいてくれよな!!
☀️
🦋パタパタァ
🌸🌺🌸🌺
🌱🌱🌱🌱
「モンシロチョウって気持ち悪いよな」
「えー!?綺麗じゃんか!」
君には綺麗に見えなかったモンシロチョウ。
私には綺麗に見えたよ笑
「どこらへんが綺麗なんだ?」
「どこまでもとんでいけるような自由な感じがさ」
「何でそれで綺麗になんの?笑」
「君は?どうして気持ち悪いと思うの?」
「何か、気持ち悪いじゃん?笑」
「笑なんだそりゃ」
君と最後に会話したのはこのとき。
この日に君は亡くなった。
私はこの日を境にモンシロチョウが嫌いになった。
モンシロチョウは赤が見えない。
昔畑でとれたトマトを貫通するように虫喰ったイモムシがいて、家族とモンシロチョウかなとか言ってたけど、調べてみてわかりました。
あれ、とりあえずモンシロチョウじゃないらしいです。
蝶は昔からちょっと苦手で
触れないし近づけない
だけど窓越しに見る
重力なんてないみたいに
緑の隙間にふわふわ浮かぶ
君はちょっと好きなんだ
モンシロチョウ
春の象徴の一つとして。
蝶がヒラヒラと舞う様を見て、素直に和める幼い時期も確かにあったのだが。
中学の頃だったろうか。
クラスメイトが放った一言のインパクトが尾を引いて。
それ以来蝶を見かけても、単純に春の訪れだと喜べなくなっている節がある。
「小さいときはさ、蝶だ! 可愛い! て好きだったんだけど」
と、前置きの上で彼女は続けた。
「理科の教材のさ、便覧で見たんだよね。蝶の拡大写真」
「頭とか、顔みたいなところとか。あれ見たらさあ。蝶見ても、もうモスラにしか思えなくって。駄目、もう無理だわ」
もちろん、モスラは蛾がモチーフの怪獣で。蝶とは違うものなのだけれど。
彼女が似ていると言うその言い分も分かるけれども。
おかげでこのかた。蝶が飛んでいる様を見れば、彼女の言葉が呪いのように蘇り。
和む時間は一瞬で、浮わついた気持ちがフリーズする。
凍りついたその後には、モスラやら件の拡大写真が頭を過ってしまい、微笑ましくきゃっきゃと騒げなくなってしまったのが残念だ。
十年以上経った今でさえ。未だにしつこく思い出してしまう辺り、自分には無かった着眼点が衝撃的だったと伺える。
そもそもの言い出しっぺの彼女自身は、そんな発言などもう忘れてしまっているのだろうから悔しいな。
まあ、確かに。
花と同列に並べて愛でる言葉もあるけれど、所詮は蝶とて虫なので。
改めて画像検索してみても、蝶の頭はやっぱりモスラ顔で間違いなく。
これは一生忘れなさそうだ。
(2024/05/10 title:033 モンシロチョウ)
遠くにモンシロチョウが飛んでいるのが見える。
まるで花びらが舞っているようで、私は思わず駆け寄った。
モンシロチョウは1メートル先で、タンポポの花に止まって蜜を吸っている。
「きれ〜い」
顔を近づけてそれを眺めていたその時、モンシロチョウは突然羽を動かして飛び立った。
「おわっ!」
遠くで見ていたよりも、飛んでいるその様子は激しく獰猛に見えて、綺麗な生き物というよりも立派な虫であった。
「…ちょっときもちわるーい!」
#モンシロチョウ
最近、よく、モンシロチョウをみる。
すごく綺麗だと思う。
私も、あんな感じで、
可愛らしく、舞えたらいいのになぁ。
#モンシロチョウ
ひらひらと、
ふわふわと、
ただそれだけが怖かった
2つの目が私を睨む
そこに顔があるかのように
表の顔と、裏の顔
それをきっと
上手く使い分けてる
あちらに行ったと思えば
こちらに戻ってくる
そっくりだね
あなたに
私はきっと、
そんなモンシロチョウに騙されたんだ
モンシロチョウがひらひらと羽ばたいていて
遠くで鳥のさえずりが聴こえる
辺りは草が生い茂り明るい色の花々に囲まれていて
耳を澄ますと川の水が流れる音がする
太陽が優しく微笑みかけるような暖かさ
僕は野原に寝そべる
広がるのは海みたいに広がる一面の青空
雲一つ無い快晴だ
昨日も一昨日も見た景色だけど
今日も今日とて良い景色
僕は立ち上がって自分の鞄から画用紙を出した
この景色を見た感じや思い
全てをこの一枚の画用紙にのせる気持ちで
僕は鉛筆を手に取り右手を動かした
モンシロチョウの寿命も
調べてみると凄く短い。
春の訪れを教えてくれて
ありがとう。
「紋白蝶」(一行詩/三連)
あの世とこの世と繋ぐ紋白蝶よ
◆
放蕩する彼女の着物姿は紋白蝶
◆
紋白蝶に誘われ彼方此方に迷い道
モンシロチョウのように優しく触らないと破けちゃう羽
でもその見た目は美しい羽
私にもそんな羽がほしいな、笑
目の前をひらひらと白い蝶が横切っていく。
ありふれていて、忙しそうなモンシロチョウ。
珍しくも派手でもとりわけ美しいわけでもない、ちっぽけな蝶。
モンシロチョウの幼虫は、90%以上が幼虫のまま死ぬ。
キャベツ畑の中で。
寄生蜂に食い破られて、足を滑らせて地面に落ちて、雀蜂や小鳥に食べられて、病気になって、うまく育ちきれなくて…
蝶は思ったより育たない。
羽化できない虫たちは、ひっそりと力尽きる。
魔女って蝶みたいだ。キャベツ畑を横目に、畦道を歩きながら、私は思う。
魔女は生まれながらに奇跡を起こす力を持った子どもたちがいずれなるものだ。奇跡を起こす_魔力を持った子は、生まれと、育ちと、努力によって、大それた力を身につけた魔女になる。
魔女は“魔”のものだ。
魔物、魔王、魔獣…この世界で人を脅かすものが糧とするエネルギーの魔力を、私たちもまた糧にして奇跡を起こす。
それは、神や天使が起こす奇跡に仇なす力だ。
…神や天使を敬う、人間たちには疎まれる。
奇跡を起こせない、人間たちから畏れられる。
…もし魔女が蝶なら、私はきっとモンシロチョウだろう。
私は薬草の入った籠を背負い直す。
魔力も強くない、御呪いも魔法も占いも薬やポーションの調合も魔女並み程度にしかできない私。
羽化できた1%の成虫になって、人智を超えた存在として、生きのびることができた私。
でも、村人たちの信頼は勝ち取れず、魔女のイメージを覆すこともなく、ただただ毎日を過ごすだけの私。
村の人とは目が合わないように歩き続ける。
遠くに、賑やかに喋りながら行く、子どもたちの列が見える。勇者を目指して巡礼に行く、“下”の兄妹の子たちだろう。
春なのに日が強すぎる。今年も旱が来るだろう。
異常気象というのは、定期的にやってくる。
どれだけ運良く生まれた年が選べたとしても、生まれた子が大人になるまでに、必ず飢饉もやってくる。
それが自然の摂理だ。
だからどの年代にも、育ちきれない子はいるのだ。
魔女も、人も。
私は1人だ。ともに歩んできた魔女の子たちは生き残れなかったからだ。
魔力に食い破られて、魔女になるのを頑張りきれなくて、人間に目を付けられて殺されて、飢饉と病気に襲われて…
モンシロチョウの幼虫みたいに、減っていった。
“勇者”の列も、似たようなものらしい。
正義感の争いに負けて、耐えきれなくなって、魔物に殺されて、怪我や病気になって……
それでも、ほんの何人かは帰ってくることもあるらしい。
あの列の中にも、羽化する蝶がいるのだ。
ありふれていても、立派でなくても、生き延びる者がいるのだ。
「がんばれ」
そっと呟く。
強すぎる春の陽を背に、列が浮き上がる。
子どもたちの笑い声が、ゆっくり遠ざかっていった。
モンシロチョウ
指先とまれ、モンシロチョウ。
花までお連れいたしましょう。
私が丹精込めて育てた花の蜜の味はいかがでしょうか。
日々家
モンシロチョウ
もんしろちょうって 綺麗だよね
白と黒で 可愛くて
けど 裏には 残酷な話があるんだよ
もんしろちょうって ほかの蝶よりも 寿命が 短いって聞いたよ
それに 雨に濡れると
飛べなくなって しんじゃうんだって
かわいそうだよね
わたしも 涙で死んじゃうかも 笑
死ねたらいいけどね
『モンシロチョウ』
透き通るような
白い肌のあの子の指に
モンシロチョウが止まった。
わたしも
モンシロチョウのような白が似合う
透き通った肌になりたかった。
モンシロチョウに
青い空
したから見上げると
それは輝いて見えた
早春のキャベツの葉っぱに護られて眠れる虫の尊さを見よ
[モンシロチョウ]
あなたの好きな虫歌は何ですか?
私はHungry Spider(2回目)かな。そうそう、マッキーが好きだからですよ、はいはい。
私は実は、蝶とか蛾とか大嫌いなんです。
汗をかくと虫を引き寄せる体質で、今まで幾度も飛行する虫に追いかけられてひどい目に遭っています。
同じ経験のある方はいませんか?
「モンシロチョウ」
何気無く外を見てて、チョウが舞っているのを見ると
なぜか気分が上がり、ワァ〜となる。
これはモンシロチョウ、モンキチョウ、アゲハチョウ、
どのチョウを見ても一緒。
よく考えると虫が苦手な私には珍しい。
ガが舞っているのを見ると逃げまくっているのに。
同じようにヒラヒラ舞ってるのに、
この違いはなんだろう?
要するに私は"チョウが好き"ということ。