『ミッドナイト』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【ミッドナイト】
さあ深呼吸
周りの家々が寝静まる中
今日も声を届けよう
全世界で起きてるみんなに
くだらない話をするんだ
こんな真夜中だというのに
コメント欄は大賑わい
僕の居場所はここだと
今日も報せてくれる
許されるならば
朝は遅くまで寝ていたい
夜型の方が楽しい
私はミッドナイトが好き
ひとりで贅沢な時間に思えるから
今は家族がいるから出来ないけどね
夕方になると寂しくなる。
2024/01/26㈮
日が暮れて行くと「帰りたい」と
云う介護施設のおじいちゃん、
おばあちゃんのように
帰りたいってなるのは
黄昏症候群っていうんだってね。
最近、窓を開けて
遠くを見ているんだ。
山の稜線、空、遠い電柱、大きなお寺の屋根。
田舎だからね、目立つ建物は少ない。
とても寒いけど見てる。
眼精疲労予防と視野の狭さを
正せるように。
視野の狭さというのは、
実際に「見る」というとこではなく
認識の視野のこと。
視野が狭いせいで
頑に意思を通そうとして
周囲に迷惑をかけたりする人に
ならないように、と
暗示みたいなもの?
効果があるのかは、わかんないけど。
畑の脇道を
犬と散歩のおじいちゃんが
通って行った。
住宅街に向かってる。
僕もどこかに帰りたい。
家はあるんだけどね。
ここではない、どこか。
どこだろう。
あそこかな。
貴方の声が聞きたくて
でももう時間が遅いから、
どうしようか迷っていた。
そんなときに突然電話がかかってきて
貴方は言った。
今すぐ声が聞きたくて、
なんて幸せなミッドナイトなのだろうと思った。
子供の頃は8時くらいに寝ていたのが嘘みたいに、今では夜12時まで起きている。
やることといったらもっぱら創作活動だ。
かつては親がやっていたことを、私が受け継いでいる。
色の調整が大変なのだ。
あと数時間で完成させなければいけない。
絵の具を混ぜ合わせる。
この色が雲に反射してあの色になるように。
早起きの人々の頬をこんな色で照らせるように。
色を作り終えたら、早速太陽に塗りにかかる。
朝焼けを作るのは大変だが私は好きだ。
私は遅くまで起きている
理由はなかなか寝付けないから
カレがいる時は楽しいからたくさんお話ししたいのに
すぐ寝ちゃう
なのに一人だとどうだろう
全然寝れない
かといってカレとラインしても寝落ちされたら意味がない
そして毎日そんなやり取りをさせてしまうのも
なんだか気が引ける
自分の都合だけの為にカレを使いたくないのだ
どうしようと悩んでる時に一本の電話がきた
カレからだ
こんな時間に珍しい、どうしたのかなと思い電話に出る
もしもし?
あ〜良かった起きてて!なぁいきなりで悪いんやけど、お話しせぇへんか?
突然だった
まさか同じ事を考えていたなんて
思いもしなかった
良いよ、何話そっか
ありがとう!せやな〜なぁ今日の月は見たか?
うぅん、見てないよ
なら見て!三日月やねんけど、色が綺麗やったんやで
ほんとに三日月だ、確かにいつもより明るく見えるかも
ほらな、分かってくれると思ったわ
月が綺麗だね、って遠回しに言ってるのかな、やだ私ってばもう、あたおかになってるわ…
ほんでこの三日月はな、俺らが今見つめとるから、気持ちを月に飛ばして届くかな、なんて思ってたんや…もうこんな時間やし頭おかしなるのも無理はあらへん、でも想いだけは月には届かせてもらわな金取ったるわマジ…
そんなにムキにならなくても良いよ、だって伝わったもの、いつもくれる温かい愛を、この月の明るさと共にやってきたよ、なんなら私だって言いたい事や想った事はたくさんあるもん!この電話と月だけじゃ足りないくらいね
あんたはほんまにええ奴よな、俺のことお見通しなんやもん
そんなことないよ、私の事だってお見通しのあんたが何を言ってるのよ
へへっまぁな、そうだ、今からそっち行くからベッドあけといてな
え!?今から!?
しっ!声でかいで!隣とかに聞こえたらどないすんねん!
あはは…ごめんごめん、来ても良いけど、もしかして…
一緒に寝ぇへんか?
いつもより目が冴えていてなんだか眠れない。
明日は休みだし少しくらい夜更かししても問題ないか。
ホットミルクでも飲んで落ち着こう。
レンジで温めた牛乳に角砂糖を3ついれる。
スプーンでよくかき混ぜてソファに座る。
今は午前2時。真夜中だ。
今週は嫌なことばっかりだったな、
誰も僕を愛してないような気がして
どこにも居場所がないように思えて。
でも結構身近に僕のことを愛してる人がいて。
嫌なことばっかだったけど大切なことも学んだな。
なんて今週の振り返りをしながらホットミルクを飲み干す。上手く混ぜきれてなくて砂糖が底に溜まってた。
やっと気持ちが落ち着いたところで
ちょうどいい眠気が僕を襲う。
今なら寝られそう。僕は布団に潜る。
湯たんぽのおかげでぬくぬくな布団で
僕はすぐに眠りについた。
おやすみ。もうちょっとだけ頑張ってみるよ。
『ミッドナイト』
逃げ出した夜なんていくつもある。
真夜中だって何度も経験した。
でもなにも変わらない。ただ暗いだけ、人が少ないだけ、あんたの表情がわかりづらいだけ。
もっと本当の夜の底が知りたい。
あんたが隠そうとしてる心の底が見れるなら本当の夜を知りたい。
2024/01/26 ミッドナイト
【ミッドナイト】
ミッドナイトと聞くと
昔の漫画を思い出したり
推しの曲を思い出したり。
で、最終的に吸血鬼にたどり着く私の謎思考。
響きの印象だけど
深夜って、少し色っぽくて
ミッドナイトは、ちょっと小悪魔。
私にはもう
ミッドナイトを楽しむ若さみたいなものがないけれど
あの、ちょっと悪いことをしている気持ちになる
不思議な時間帯は
今思い出してもワクワクするね。
ミッドナイト=深夜=AM2:00=丑三つ時
深夜に寝る生活やめたい
もう少し早く寝て早く起きたい
翠 「明日は蒼空さんの誕生日、さすがにそこ0時0分に電話は引くよね」
只今、11時40分、私、栗花翠は尊敬と崇拝の相手、大城蒼空に誕生日のお電話を掛けるか
悩んでおります.
なんせ、時間は深夜、寝ている可能性大、だって体調管理第一な素晴らしい方なんですから
とはいえ、お優しい方ですから怒られることは無くても、迷惑でしょうし
でも、私が一番に感謝とお祝い申しあげたい…
私なんかより、ご学友にお祝される方が嬉しいのでは?
うん、きっとそうだ、私からは明日、御言葉とささやかな贈り物で済ませよう
私、栗花翠、深夜の葛藤、これにて終了で
う゛ーう゛ー
翠 「はい、栗花です」
蒼空「翠ちゃんや、起きとったんや、良かった迷惑やなかった?」
翠 「いえいえ、そんな、お誕生日おめでとうございます」
蒼空「そうそう、おおきに年上がっていちはなだって声聞きたかったのんが翠ちゃんやったさかい」
翠 「み、身に余る光栄でございます」
蒼空「かしこまらんでええてほんま変わらへんなぁ」
翠 「確実に変わってますよ、あなたに逢ってからは」
蒼空「嬉しいこと言うてくれるな、深夜やさかいまたね早う寝るんやで」
翠 「かしこまりました」
こんな最高な深夜があってたまるか、夢であってほしいけど
現実ならもっと嬉しい、2人なら嬉しさも2倍
#ミッドナイト
流れ星 遊ぶ宇宙(そら)
見つめながら涙こぼれた
ミッドナイトブルー
甘い夢も 苦い現実も
この深く広がる夜に
とけこんでしまえばいいのに…
逃げられない明日が
刻々と近づいてくる
今だけはこの静けさに抱かれて
泣いてもいい?
誰かを責めてもいいですか?
今宵のお相手は
その日は初めての感情と出会った
虚しいと嬉しいが混ざったような
毎夜、違う感情達とお相手するのは
私のその日の最後の仕事
そして、新しい日の最初の仕事でもある
ミッドナイトのお仕事を始めよう
《ミッドナイト》
【ミッドナイト】
ふと目が覚めた
辺りには
ミッドナイトブルーが漂い
遠くでクラクションが鳴る
目を閉じても
眠りは降りてこない
ミッドナイトブルーの闇に
心を浸した
正午の時を照らす、輝く太陽は
私には少し、明るすぎるから
どうか、どうか
正子の時を照らす、美しい月よ
私の事を、優しい光で包んでおくれ
---二作目---
どんな時でも、お前が居るなら、幸せなんだ
...けれど、俺は。
皆が寝静まる、深夜が好きだ。
...可愛い寝顔の彼を、独り占め出来るから。
#ミッドナイト
193作目
4."ミッドナイト"
君が慰めてくれる夜はもう来ない。
君と迎える朝も二度と来ない。
「ミッドナイト」
静寂の闇の中。
街明かりが遠くで霞む。
腕時計の針。
「ここまできたか…」
夜間の巡回時間。
足音と鼓動が
チク、タク、チク、タク。
真夜中を静かに包む。
ショコラ
0時、恋人は眠っている。長い黒髪を白いシーツの上に広げて。
それを避けて、隣に寝そべる。
“眠る前の私と、起きた後の私は、同一の存在なんだろうか?”
あんたの好きな、答えの出ない考え事を思い出した。
昨日も今日も明日も、俺を好きでいてくれるなら、それでいいよ。
「ミッドナイト」
窓を開ければネオンの薫り
無機質な階段の歪み
それらを掻い潜り躍り
時間も知らない大人たちは
瞳孔細め、またたび探し
猫のような酒浸りミッドナイト
ミッドナイト明日の入り口。
ミッドナイトまだ眠れない。
目をつぶれば希望も不安も。
ミッドナイト現れては消えていく。
今日は良い日だった。
明日も良い日になりますように。
繰り返すことができるように今日になった明日を生きていく。
ベッドにて一人ミッドナイト。