留歌 RUKA

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翠 「明日は蒼空さんの誕生日、さすがにそこ0時0分に電話は引くよね」

只今、11時40分、私、栗花翠は尊敬と崇拝の相手、大城蒼空に誕生日のお電話を掛けるか
悩んでおります.
なんせ、時間は深夜、寝ている可能性大、だって体調管理第一な素晴らしい方なんですから
とはいえ、お優しい方ですから怒られることは無くても、迷惑でしょうし
でも、私が一番に感謝とお祝い申しあげたい…
私なんかより、ご学友にお祝される方が嬉しいのでは?
うん、きっとそうだ、私からは明日、御言葉とささやかな贈り物で済ませよう
私、栗花翠、深夜の葛藤、これにて終了で

う゛ーう゛ー

翠 「はい、栗花です」
蒼空「翠ちゃんや、起きとったんや、良かった迷惑やなかった?」
翠 「いえいえ、そんな、お誕生日おめでとうございます」
蒼空「そうそう、おおきに年上がっていちはなだって声聞きたかったのんが翠ちゃんやったさかい」
翠 「み、身に余る光栄でございます」
蒼空「かしこまらんでええてほんま変わらへんなぁ」
翠 「確実に変わってますよ、あなたに逢ってからは」
蒼空「嬉しいこと言うてくれるな、深夜やさかいまたね早う寝るんやで」
翠 「かしこまりました」


こんな最高な深夜があってたまるか、夢であってほしいけど
現実ならもっと嬉しい、2人なら嬉しさも2倍

1/26/2024, 10:40:54 AM