『ブランコ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
果てなんてあるわけないじゃない
旅は続くの
路も続く
きっとずっと
それは本当に気の遠くなる話
だから辛くなったら空を見て
木陰で暫し休息を
そよぐ風に季節を感じ
道端の花に微笑みを
そしてまた歩きだす
果てることないこの旅路は
自信へと繋がる
かけがえのない宝物になるはずだから
#旅路の果てに
キィィ。キィィ。
誰も居ない、静かな空き地で
キィィ。キィィ。
夕焼け空がぶれてみえて、次はじめんをけった。
キィィ。
あしたは 仲直りできるかな
お題
ブランコ より
#ブランコ
子供の頃は大好きだった。
公園に行くと毎回乗ってたブランコ。
最近は乗っていないな。
また…たまには…、
乗ってみたいかも…笑
ぷらぷらと脚を浮かせて地を蹴る
虚空を旅するの
きぃきい、音を立てて
若葉の香りがふわり
びゅんびゅん風を纏っていこう
一周してみたかった
ねこ(=^・^=)
〜ブランコ〜
やっぱり同じ速さに動くって難しいよな
ずっとこいでると胸がスーッと軽くなった
このまま飛ぶ勇気はない
でも降りて歩いていく勇気もない
ツンと地面を離れて踊る空に舞い上がる鳥と同じ目をして
『ブランコ』
押して押して押したたくさん何度も
一緒に乗って
色んなものが去来する
ブランコから
手を離して
誰よりも遠い所へ
飛んでいきたい
君が隣にいたらずっと笑ってられる
『ブランコ』
空中ブランコやりたいな
台の上まで行ったら
恐怖で足がすくんじゃうかな
私はやれる勇気があるかな
そういえば
もうずっと
何の挑戦もしてないな
ブランコに乗って、空を仰いで。
君がいた日々を忘れぬように静かに風を感じて。
『ブランコ』
ブランコ、好きだなぁ。
そう言って笑う君を僕はただ、見つめている。
このまま2人だけの世界で入れたらなぁなんて。
あの人の事を想うきみを僕はただ、見つめている。
夜の公園でブランコを漕ぐ。大きく漕いだ時、目の前に広がるのはたくさんの星が輝いている空。
同じ星に見えるけどよく見てみれば色も形も違うだろう。
私もあの空の星になりたい。
足を伸ばして、曲げて
自分の力でこいでいく
ユラユラ揺れる
風が心地いい
もっと、もっと
大きく、高く
いっぱいこいだ先では
何が見えるだろう
〜ブランコ〜
そよかぜ
帰りに君と2人並んで漕いだ自転車
何度も追い抜いたり追いついたりしながら
君は眩しい笑顔だったね
だけど甘い夢は正夢には程遠い
涙に濡れた私を君は抱きしめて言った
ごめんね…
あの日漕いだ道と同じように
私の心はくぼみだらけになった
もう戻れないあの日をもう1度
何度も願うよもう1度…
あの時、たしかに空を飛んだ。
通っていた保育園から一番近くの公園に、二つ並んだブランコ。
仲良しの友達と、どちらがより高く漕げるかを競っていた。
漕いで、漕いで、漕いで、
ぐんぐん迫る青空と、その度にふわりと浮くおしり。
あの時、確かに空を飛んだ。
夕焼けに染まる思い出の地。
あの頃はまだ幼かった二人が、たまたま近所の公園で会っただけだ。
何度か会う度に、話して、遊んで、仲良くなって。一緒に笑い合う日も怒る日も、肩を並べて戦う日もあった。
別に約束をしていた訳じゃない。でも不思議と二人は顔を合わせた。嬉しい日も、喧嘩した後の日も、寂しい日も。
約束、しておけば良かったな……
何も結んでないくせに、会える事が当たり前だと勘違いし、唐突に関係は終わる。
一人が来なくなった。まあよくあるこの後出会う為の別れみたいなものだ。子供は何も聞かされず、唐突に今までの人生が変わった。隠蔽は大人の得意分野だからだ。だから、離婚し家族がちりじりになることも知らなかった。
本当に再会出来たら、良かったけどなあ……
物語のような上手い話なんか無く、それからまた公園に戻ってきたのは大人になってから。今じゃ堅苦しいスーツなんか着て、ブランコに子供みたいに座っている。
もう子供は帰る時間だ。夕焼けは徐々に夜へ。そのせいか気分は下がっていった。
せめて伝えることが出来たらな……
今まで、会って笑った絆は積み重なっても、約束が無ければ、言葉が無ければ結びは無い。大人のせいだろうが、言われてない方には裏切りも当然だ。
裏切り者の気持ちを表すかのように、夕焼けはもうすぐ溶ける。残りの明るみはもう、すぐに落ちてしまうだろう。
影が薄く伸びるのは、今だけだ。
2人でブランコしようよ。
最初は私が君を押してあげるね。