『バレンタイン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
バレンタイン
ハート形チョコに…
ピンクのデコペンでへたっぴな
大好きな文字を描いたの…
あなたへの愛がたくさん
詰まった手作りチョコレート
喜んで食べてくれた…
甘くて優しいあなた
ありがと
散歩途中のもう下校して誰もいない中学校のグランドに、ビートルズのイエスタデイが壮大な感じで
まるで伝説の音楽みたいにかかってた。
ふと、でもポールマッカートニーってまだ生きてるんだよな と思ったら、
なんか世界面白って思ってしまった。
感覚的なことなんでうまく言えません
でも面白いと思ってしまった以上、意識をまた新たに変えて生きていこうかな なんて思いました。
あともう1つ考えたことは、私の目標や私のやりたいこと私の楽しみっていうのは、いい意味で私だけのものなんだな、大切にしようって思いました。
もうちょっとだけやってみます。楽しんで。
ポールマッカートニーに会いたいわけではないけれど 「田舎の片隅にてバレンタインに考えたこと」
バレンタインチョコ買うって楽しいな
あの人のことを考えて
今どきあげる事もなくなったけど
今年は、かわいい小さな孫にあげたい
チロルチョコっと気持ちばかり
バレンタイン
我が名はバレンタイン伯爵
バニラの肌にチョコレートの血潮が流れる吸血鬼だ!
今宵も乙女の熱き血潮と魂を喰らわん!
自慢の長髪を靡かせ、美しい真っ赤なルージュをひいた薄い唇をにっこりさせて
純白の牙をのぞかせ、マントを翻すと
お手製ケーキと特製紅茶をお盆に乗せて
颯爽と各テーブルにサーブするのだった。
「店長!お電話です!」
こら!設定を崩すな!
厨房にこだまするバレンタイン伯爵設定の店長の声
お客様のクスクス笑う声…
コンセプトカフェ
紅茶の美味しい喫茶
エバーレッドテンダネス
今日はバレンタイン限定イベント中
本日の特別メニューは
ハート型のチョコからラズベリーの血が溢れちゃう乙女の生贄ケーキと
真紅のバラの花を浮かべた紅茶だよ
(セイロンティーにバラのジャムを添えたロシアンティー)
セットで1500円
我こそは吸血鬼の花嫁になりたいって乙女は伯爵に会いに来てね。
特別メニューを注文していただいた乙女には
店長…じゃなくてバレンタイン伯爵のウインクと投げキッスのサービスがあります。
あなたのハートチョコに齧り付きチェキ1枚1000円
もあるよ!
元ビジュアル系バンドマンのボーカルの店長のバレンタインイベントは楽しそうであった。
バレンタイン
(本稿を下書きとして保管)
2024.2.14 藍
バレンタイン
「ほい、これ。チョコ。」
「こんなに貰って嬉しいチョコは無いわw」
「何でやねん!!俺が愛情を込めて作ったのに!w」
「お前も笑ってんじゃんw」
「「wwwwwwwwwwwwwww」」
「まぁ俺はね!お前に貰わんくても、彼女が居るんすから!w」
「リア充はえぇのぉ…。」
今日兄が楽しそうにこの話をしていました🫠
マンションの管理人さんは
少し強面のおじさん
愛想が無くて口も荒い
ちょっと敬遠されがちだけど
子どもたちには優しく陽気
よくみんなに取り巻かれてる
バレンタインの日
幼稚園児たちが思い思いの贈り物をした
紅潮した頬で強面もどこへやら
照れ臭そうにボソッと「ありがとう」
「喜んでたね」「赤くなってたよ」
子どもたちも嬉しそう
ホワイトデーにはお返しだと言って
駄菓子を配ってくれた
その後程なくして病に倒れたと聞き
復帰を待っても戻ることなく
あれから10年以上
大きくなった子どもたちと
バレンタインデーのたびに
なつかしく思い出す
「バレンタイン」
#332
バレンタイン。
僕もほしーなぁー。ほしいな
でもご主人様から貰おうとすると、
めっちゃ怒られちゃう。
あーあ。食べてみたいなぁ。
人生で1度は、
食べてみたかった。
でもなぁー。もう時間かなぁー。
僕、病気だし。しょうがないかぁ。
ああ、人生で1度は食べたかったチョコ。
ねぇ。ご主人様、
泣かないで。
僕はチョコが食べたいな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご主人様!!今日はあの日だよね!!
ご主人様は、僕の写真を撫でながら
ご主人様の手作りチョコをくれた。
嬉しいな。嬉しいなぁ。
もう触れることも出来ない。
見てもらえることも出来ない。
そんなご主人様のほほに
しっぽをふりながら
ぺろっとなめる。
そして、
ありがとうって
嬉しいよって
たくさんの気持ちを
たくさん込めて、
こういうの。
【⠀ワン!!⠀】
ってね。
バレンタイン
2/14に伝えることじゃないよね
いつ伝えればいいんだろう
チョコレートを買って
ダイニングテーブルの上に置いたけど
なんの感情も、ないよって
言っていいかな
勘違いされたくないから
もうなんの感情もないよ
って言っていいかな
何で4欠片で2,000円もするチョコレート買ったんだろう
きっと世間の雰囲気に流されたんだ
自分でもわけがわからない
疲れてる
バレンタインでも普通にBADに入るそんなあなたにおすすめの曲はニガツノナミダです
バレンタイン。
あなたは誰にあげるか、選ぶ権利がある。
でも、僕にだって「もらわない自由」があるはずだ。もらったって、お返しが面倒なだけなのだから。
胸ポケットに「チョコ不要」の札でも付けておきたいね。
バレンタインデーの風習が残ってる職場なんて、時代遅れで、若い社員は笑ってるさ。
バレンタインはチョコをあげる。
男子にチョコをあげて告白。
なのに、チョコをあげる意味は『あなたと同じ気持ち』で『あなたが好き』ではないの。
あなたが好きは、飴。
なんで、チョコが『あなたが好き。』じゃないんだろーね。
今朝、彼女が大事そうに抱えていた
チョコの入った紙袋。
帰りの電車、目の前に経つ君は
彼女よりも大事そうにそれを抱えていた。
300字小説
甘いレベルアップ
「はい。カナちゃん」
幼稚園のとき同じヒヨコ組の友達のタッくんが私にバレンタインチョコをくれた。溶かしたチョコをアルミケースに入れて、スプレーチョコで飾った手作りチョコ。それが始まりだった。
「はい。カナちゃん」
小学生ではチョコチップクッキー。
「はい。カナちゃん」
中学生になるとガトーショコラ。
「はい。カナちゃん」
高校生では、なんとザッハトルテ。
これがきっかけでお菓子作りに目覚めたというタッくんは、以来、毎年、レベルアップしたチョコを私に送り続け……。
「結婚式、バレンタインデーだからさ。ウェディングケーキ、俺がチョコレートケーキ作るよ」
今年は隣で楽しげにスポンジケーキとバタークリームを作っている。
お題「バレンタイン」
美味しかったな
あげることよか
もらうばっかで
作るのが好きな君と
食べるのが好きなあたしは
当たり前な世の中的には
異質だったんだろうけど
ねぇ、
最近はそうでもないんだよ
だから何も
作れなくならなくて良かったし
あたしがこんなに
作れるようにならなくても
良かったの
書き残してくれた
甘い文字をなぞる
バレンタイン
何かとみんなが騒いでいる。何かと工夫をして渡したがる。でも照れながら渡すところも頑張って渡すところも一生懸命準備しているところも、そんな些細なことだけで可愛いから別にそのままでいいんじゃない?
バレンタインで友チョコをあげた。喜んでくれて嬉しかった。女同士だから気軽に渡せるから手作りのをあげた。大変だったけど作ってよかったと思う。
〖バレンタイン〗
色とりどりのチョコレートを、
僕は毎年横目に見ながら通り過ぎていた。
渡す人もいないし、
自分の為に買おうとは思わない。
けれども、そこはとても素敵で、
マーケティングとはすごいものだという顔をしながら、
僕は選んでいる人を少し羨ましく感じた。
今年、僕はきらきらした売り場に足を踏み入れる。
君は、何が好きかな。
どんなものを喜んでくれるかな。
どうかずっと、
この日にわくわくできますようにと願いながら、
僕はひとつ手に取った。
「お前私のこと嫌いだったりする!!?」
どうしてそうなった、と聞きたいが今はひとまず我慢だ。
もらったチョコを無作為に摘みながら「なにを……」とサスペンスのクライマックスのような返しをしてみた。が、意に介さずと言ったふうに友人はスマホの画面を私の鼻先に押し付ける。
「マシュマロを寄越したでしょバレンタインに!」
「そうだね、お前好きじゃん」
「ちーがーくてーーー!」
友人が地団駄を踏み始めたときには、私はマシュマロの意味が大変ネガティブであるというトピックの先、『グミのネガティブな意味は……!』トピックまで読み進めていた。
「なんか縁起悪いじゃん!」
縁起は関係ないし、当人が思ってなかったらその意味もないだろ。
やれ花言葉だの月が綺麗だの、物に内包された意味をつけるのがお好きなことだ。
くだらないと手元の友チョコに目を移す。
私がマシュマロを贈ったことに申し訳無さを感じなければいけないとしたらお前もだろ。グミだグミ。これも良くないんだろ。
「だってお前グミ好きじゃん!!」
言うに決まってる。
プレゼントなんて人間関係への投資だ。
そんなものに意味を込める時点で曲がりなりにも愛だ。
【バレンタイン】2024/02/14
あきてる。
クラスのとある女子が好きだった。
俺にだって優しくしてくれる彼女が。
女友達はいないし、男友達がいなくても、彼女がいれば自分は幸せなんだろう。
今日はバレンタイン。
彼女から、チョコを貰った。
みんなそうだ。
彼女は付き合いが良いから。
こういう人を、八方美人って言うんだろう。
仲が良ければチョコをあげる。
そんな感覚なんだろう。
俺の友達も貰ってた。
俺だけ、チョコの中身がみんなと違った。
きっと、クラスの女子の誰かが取り替えたんだろう。
俺だけが違うなんてありえない。
そう思いながら、ちょっと期待してた。
彼女にとって、俺が特別な存在なんじゃないかって。
当然、そんなわけもない。
ありえない、この俺に限って。
ホワイトデーが楽しみで、でも、正直言って来てほしくなかった。
バレンタイン!!
女子の私は友達から予想以上に貰っちゃった(汗)
1人分がすごく少なくなっちゃうよ。
というか、「バレンタインデー」の対となるのが「ホワイトデー」って、なんでだろう。
「デー」を取ったら、「バレンタイン」だけど、「ホワイト」になっちゃうじゃん。
普通「ホワイト」の反対は「ブラック」でしょ。
でも「ブラックデー」って、正直言ってなんか嫌だな。
というか、「ブラックデー」って存在した気が……。