『セーター』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
チクチクするし、
すぐ毛玉出来るし、
あんまり好きじゃなかった
セーター。
近年は、
暖かさを再確認し、
一枚重ねれば着心地はクリア。
チクチクしない製品もある。
毛玉に対しては、基本的に
1年モノと考え直し、着倒す事に。
もぅ冬には欠かせない代物と
ランクアップしました。
この冬も、
どうぞよろしくね。
『痛い痛い痛いよー!うわ、髪の毛鳥の巣みたい!トイプードルみたい!え、ほこりみたい!!せっかくかわいくしたのにー!!』
よく喋るわ本当に。すごい勢いで階段駆け降りてきて、セーターを着ます宣言したのが2分前。もう冬だね。この騒がしさにも慣れたなって思う。
『できましたー!ちょっと何ニヤニヤしてんの!?ねえ失礼だよ!!』
…僕今ニヤニヤしてるんだ。関係ないかもしれないけどさ、最近よく眠れるんだ。明日も楽しみって思いながら眠るのなんて小学生以来だよ。真っ暗で何も見えない道だったけどここまで来れたんだ。でもね、これからは2人で進んでみたいの。真っ暗闇も、眩しすぎるのもきっと楽しいね。
あ、あのね髪の毛一本だけぴょんってなってるよ。
しばらく旅行なのでキープのみ。後日帰宅してから書きます。
──お題:セーター──
ざっくりニット 風通しがよすぎちゃって
ハートが寒い 寒すぎるかも
フェアアイルの放射 ずっと憧れてる
不思議な抱擁 あぁ欲しいな
♯セーター
(セーター。)🦜
あのね
僕が・・・・
電線の上から
・人間、しゃん。を
観察しているとね。🦜
「冬に向かって
寒くなると
セーターを
着る人が
増える事に気が付いたんだよ。」
✢セーターを着ると
とても暖かいんだね。🦜
✢その話をね。
・娘すずめ、しゃん。に
話たんだよ。🦜
[そしたら]
✢苦労しながら、僕の為に
娘すずめ、しゃん。が
セーターを編んで
くれたんだけど。🦜
【すずめ、が セーターを
着て居る姿を
観たことが無いし、
着ると・・飛べ無い。】
《娘すずめ、しゃん。の気持ちを
考えると、着なければ行けないし。》
❞今年の冬は(ふくら雀。)で無く、
(まるまる雀。)になります。❝
🦜🦜🦜
木枯らしが吹き、日一日と秋が深まっていくようです。
その後ご無沙汰しておりますがお元気ですか。
つい先程までそんな言葉を綴っていた筆は、既に停止している。
――あれ程まで望んでいた機会だというのに
続く言葉を考える事もせず、私はそっと窓を開けた。
終わりかけの秋の風が部屋を覗き込む。
それで、何かが吹っ切れた。
息を吸い、
筆を折り、
言葉の残る手紙を丸め、ゴミ箱へ投げる。
私の恋はもう終わったのだ。
新しい出会いに喜ぶ春ではなく、
全力を尽くす夏でもなく、
春を待ち望む冬でもなく。
ただ終わったこと、終わっていくことを実感するだけの秋。
あまりにも醜い。
だから彼への想いは全て捨て、冬へ向かうべきだろう。
――そうだろう?
そうやって思って手をかけたのは、
水に濡れたセーター。
セーター
小さな頃母親に着せられるセーターが苦手だった。
「寒くないように」との親心には感謝なんだけど、なんかもうチクチクして首周りが気になって、下にブラウスなんか着たらもう身動きが取りにくいのなんの。
今の時代、チクチクするセーターなんて探す方が難しいほど、柔らかい繊維で編まれたものばかり。
その上、デザインだって多種多様。
昔の私に着せてあげたい。
きっとそればかり着るくらいお気に入りの1着になるだろうな。
今の私は柔らかく編まれた厚手のセーターを愛用してる。白と青の2枚。
風が吹く街を肩をすぼめて歩いていると、好きな人とお揃いのセーター着て、手を繋いで寄り添い歩きたいなと思う。
そんな日々を夢見てはあきらめて今年の冬も一人で歩く。
早足で歩けば暖かくなるのだから。
なんか違うけど良き。
end
編み上げたセーターを包む
あなたに渡すため
渡す瞬間を想像してそっと微笑む
前の夜
セーター
カラフルな毛糸
編み物をしてみたいけど
不器用で飽き性で
なかなか踏み出せない
暖かセーター
憧れセーター
今日は日曜日!久しぶりに部活も休みで10時過ぎまで布団の中でゴロゴロしてた。布団から出て朝ごはんを食べた。一人暮らしをしてる姉以外の家族4人と久しぶりに一緒に過ごせた。午後は明後日の修学旅行に着ていく服をお父さんと買いに行った。いろいろ買ってもらえて嬉しかった。帰ってからは勉強したりゲームしたりした。今日もいろいろあったけど楽しかった。でもまだ今日は残ってる。残りは勉強しようと思う。
セーター
母が初めて私にセーターを編んでくれたのは、たしか私が小学五年生の頃だったと思う。
「編み物を始めるの。」
当時からじっとしているということがなかった母は、仕事のかたわら家事をテキパキとこなし、書道や弓道、洋裁や和裁など、すでに趣味を超えた範囲で嗜んでいた。
その母が編み物を始める、と嬉々として私に言ったのだ。
当時、反抗期が始まっていた私は母の趣味になどもちろん興味はなく、いつものように軽く聞き流していた。
出来上がった母の一作目のセーターは、お世辞にも良い出来とは言い難かった。
首周りのゴム編みは伸び切ってダルダルだったし、ところどころ編み目が飛んでもいた。
それでも、兄でもなく、姉でもなく、私のために編まれたピンク色のそれはふかふかで温かく、何よりも母の気持ちがこもっているような気がした。
兄弟姉妹がいる人には分かってもらえるだろうか。
どんなに親が差別なく平等に子どもたちを育てたとしても、兄弟姉妹に対する嫉妬や妬みの感情はゼロにはならないものだ。
残念ながら、そのセーターはもう手元にはないけれど、くすんだピンク色の何とも言えない可愛らしさや、手触り、首周りの伸び具合まで、今でもはっきりと思い出すことが出来る。
齢八十を越えた母は、昨年父を見送ったあと、しばらくはもぬけの殻だった。
十年以上の期間、介護が必要な父のためだけに尽くしてきた母。
もう復活は見込めないのかと思うくらい気弱になってしまった母だったが、今年に入り奇跡的に復活を遂げた。
地域のゴミ拾いボランティアや区民体操、手芸教室と毎日忙しく動き回っている。
そうそう。
そう言えば、最近はまた新たに写経を始めると言っていたっけ。
お題
セーター
あみあみ。あみあみ。あみあみ………
“男が編み物なんて”
なんて、言われる時代は終わったんです。
喜ばしいことです。
でも、別に慣れている訳じゃないので、
手にマメができましたが、それでもいいんです。
「最初はもっと簡単なのにしたら?」と母は言いました。
全くもってその通りでした。母さん、僕は後悔しています。
あみあみ、あみあみ……
全く終わらない手縫いのセーター。
いやなんで本当に、初心者なのに
初めての作品をセーターにしてしまったんだろう。
……いや、でも、だって。
うちの犬が、寒そうだったんだもん。
「セーター」 白米おこめ
『セーター』
ずっと着ているセーターがボロボロになってきた。
周りの人には「新しいの買いなよ」と言われる。
しかし、これの代わりのものなんてない。
だってこれは俺の彼女が最後にくれたプレゼント。手作りのセーターなのだから。
氷雅
セーターを通して伝わる
あなたの
ぬくもりが 好き、
ぬくもりが
恋しくなる季節…。
今、着ているのは黒と白のシマシマ模様のセーターだ。赤と緑のセーターが欲しい。ニットも良いな。 いつか編み物を編んでみたい。ポーチと膝掛けと手袋にマフラー、セーターも編んでみたい。友達に暖かくなる何かを作りたい。出来れば、受験当日も持って行ける、小さくて軽い物。1つ出来上がるのに時間がかからないものが良いな。今度、色々調べてみよう。
「セーター」
付き合い始めた頃の、貴方と初めてのクリスマス。
私は何をプレゼントしようか迷って、ベタだけど手編みのセーターにした。
手編みは嫌がる人もいるけど、きっと貴方は喜んでくれると思って、クリスマスまでは一ヶ月しかなかったけど、寝不足になりながらも、何とか頑張って編み上げた。
貴方からは、シルバーのネックレスだった。
以前に私が貴方との雑談で話した「私の友達が、彼氏にネックレスをプレゼントして貰って、それを前から抱きしめる様に手を回してつけて貰うのが夢、って言ってた」って事
を、貴方は深読みして私がして欲しいんだと思ったみたくて、その通りにしてくれた。
勘違いだったけど、でも、貴方のその気持がホントに嬉しかったよ。
私はあの頃は子供で、結局貴方とは続かずに、刺激的な人との付き合いを選んでしまったけど。
でも、今なら分かる。
貴方が、どれだけ優しかったか。
どれだけ心が広い人だったか。
どれだけ私を大切に想ってくれたか。
どれだけ、かけがえのない人だったか。
きっと、貴方はあの後素敵な、貴方を大事にしてくれる誰かと出逢って、そして今頃は素敵な家庭を築いていると思う。
私も、今は家庭があるし、不満がないと言えば嘘だけど、まぁ幸せに暮らしてる。
でも、それでも。ふとした時に貴方の事を思い出す。
ホントに、貴方はいい男だったなって。
そんな人と付き合えた事が、私の誇りだなって。
だから。心から、貴方の幸せを祈っています。
どうか、貴方が幸せでありますように。
哀しみが、寂しさが、貴方を避けて通りますように。
貴方が、ずっと笑顔で過ごせますように。
《冬の気配》
「寒ッ....」
目覚めて肌で感じる布団の外の温度に思わず震えた朝。
確か今日の天気は晴れ。気温は....
「うわ、1桁かぁ。もう冬だな」
秋の肌寒さを通り越し、身に染みる寒さを感じるようになった最近。
流石にもう少し厚手の服じゃないと風邪ひくな、なんて思いながらクローゼットを開ける。
「あったあった」
去年ぶりのセーターを引っ張り出し、冬用のコートも取り出す。
セーターに袖を通すと、いよいよ本格的な冬を感じる。
セーターはあまりもってない
取り扱いが難しそうだから
Yの白いセーターを思い出す
寒い
空も起きる前のアラーム
布団はまだ私を離さないけれど
今日も1日、戦わなければならないから
冬の戦闘服
“セーター”
小さい頃赤い手編みのセーターが、クラスで流行ったことが有る。
家の母は裁縫事が出来ない人で、友達が羨ましかった。
ならば、自分は何でも出来る母になろうと誓った筈だった。しかし、蛙の子は蛙なんだなぁ。
その蛙の子の蛙が違った、何でも出来る縫い物編み物。
何でも出来る、故に赤いセーターを編んでもらった。
子に母が、編んでもらった嬉しすぎてスキップが出た。
何年ぶりかにスキップが出た!