『スマイル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
毎朝のルーティン。
顔を洗って、服を着替えて、メイクをして。髪も整えなきゃ。
朝ごはんは時間によるけど、出来ればあったかいものを食べたい。
片付けは夕飯と一緒にするように、未来の自分に任せておこう。
靴を履いてから、最後に玄関でパカリと蓋を開く。
耳にかけて、鼻を合わせて、口を開けるゆとりがあるかを確かめて。
鏡の前で最終チェック。目尻を下げた様に見せるのは案外難しい。
「行ってきます」
『スマイル』
「スマイル」それは人を引き付け、自分の人生を楽しいものにする。
初恋の彼の笑顔が好きだった。
彼のくりっとした黒い瞳は、笑うと綺麗な半円になった。
並びの綺麗な歯がその大きな口からのぞいたら、
爽やかな笑い声が私の耳に響いた。
太陽みたいな笑顔。
普段はシャイで口数少なくて無表情なくせに。
軽率に惚れて、堕ちて、今は思い出。
ほんと好きだったよ。ほんとに。
【スマイル】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】
2/11 AM 11:10
「ん~、やっぱりバレンタインの
特設会場っていいよね!
チョコもキラキラしてるし、
買いに来た人の笑顔もキラキラしてるし。
ほらほら~、宵ちゃんも笑って!
スマイルスマイル」
「はしゃぎ過ぎよ」
「宵ちゃんがクール過ぎなの!
こんなに素敵なチョコがいっぱいあるのに
どうしてテンションが上がらないかな。
――ねぇ、見て見て!
このチョコ、猫の形してる。
缶の猫のイラストもすごく可愛い」
「……確かに、可愛いわね」
「すみませーん、これください」
「え、買うの?」
「うん。これはわたしから宵ちゃんへ」
「っ…、アタシのを買ってどうするのよ。
目的がズレてるじゃない」
「宵ちゃんもわたしにとっては好きって
気持ちを伝えたい大切な人だからいいの!
……真夜(よる)くんは、
見た目はシンプルだけど、味や食感を
とことん追求してるような……、
ビターテイストで、ふわとろな口どけ……
あ、このチョコいいかも」
「……そうね、良さそう」
「宵ちゃんのお墨付きがあれば安心だね~。
……真夜くんも普段はあまり
笑わないから、贈り物した時に見られる
笑顔の威力がもうとんでもないよね。
毎年バレンタインとか誕生日とか、
見るたびキュン死しそうになるよ。
――あとは天明(てんめい)くんのだね。
頑張って選ぼ、宵ちゃん」
辛い、
悲しい、
でも大丈夫。
笑っていれば
幸せはやって来る
#スマイル
不思議なものに、笑っていれば
なにごとも大丈夫
どんなに苦しくても
どんなに辛くても
嫌なことがあったって
笑っていれば大丈夫!
「笑ってないでなにか言えよ」
どうにもならないこともあったんだ(笑)
__スマイル
笑顔は、他人に好印象を与える。
良い人そう、優しそう、安心できる、好ましい、等々。
だから、会話するときの表情は笑顔がベストだろう。
一番良いのは、やはり心からの笑顔。
しかし、理由もなく心から笑えるほどの演技力は無い。
ほどよく口角を上げて歯を見せる。
目を細めながら相手の表情を確認する。
いつもこうやって、笑えない事を誤魔化すのだ。
ほら、お望みのスマイル。
私は笑っていますよ。
……こうして心の中で嫌味を言う。
しかし、笑顔にはメリットが大して無いような気がする。
印象をテスト風に言うと、笑顔でない場合は減点、ただし笑顔でも加点はしない、みたいな。
仕方のないことだとは分かっているが、こんな苦しいことを、社会の『当たり前』の中に組み込まないで欲しい。
しんどくなるだけじゃないか。
だからといって、いきなり周りの人間に不機嫌な顔で話しかけられても少し困るが。
幸せだから笑顔になるのか。
笑顔でいるから幸せになるのか。
__そんなの、分からない。
どちらが正解だったとしても、この苦しみが幸せを見えなくしてしまうから。
スマイルください。マクドナルドで注文することができるが、本来は注文しなくても向こうからスマイルサービスを提供するべきなのではないでしょうか。
ただ、スマイルくださいと客が注文することで、自然な笑顔が引き出せるし、話題にもなるという点は素晴らしいと思います。
私のスマイルは生きてるか。
いっつも笑ってれば何でも大丈夫だと思ってた、
でもそんな事無くって、笑っているのに、
辛かった。心は限界を迎えていた。
スマイル
笑顔って大切
辛くなったら笑えっていうくらい
科学的にも辛くても笑顔でいると今楽しい!って勘違いするとか
それでも無理して笑わないでほしい
笑顔で隠さないでほしいと思う
それってもっと辛いよね
でも楽しかったら
嬉しかったら沢山笑ってください
幸せになれるから
笑顔は人を幸せにするから
スマイル(投稿9回目で、私が体験したお話です)
スマイル。
私は、昔親にカメラで写真を撮ってもらう時に、なかなかスマイルができず、無表情になってしまいました。
だけど、婚活をする時の、写真撮影で、何とかスマイルができ、良い写真が撮れました。
あと、リアルで嬉しいことがあった時や、好きなアニメやゲームをしている時は、スマイルです。
スマイルをすると、楽しい気持ちになります。
これからも、楽しいと思った時は、スマイルをしたいと思います。(こんな感じで大丈夫でしょうか?)
精巧に出来た私の仮面
どうでもいい人に
どうでもいい私のそれを
タダ同然で売り飛ばす
だけど、君が見つけてくれた
私に価値をつけてくれた
私に対価を与えくれた
君だけに手渡せる
仮面じゃない本当の私
今ここで手渡す時
君に届けるだけの話
だけど
いざいざ君に手渡す時に
厚く重なった涙の化粧
仕方ないの、これが私
どうか、どうか、受け取って
「−スマイル−」
『スマイル』
とっておきのスマイルを朝市で競り落とす 裏表はわからない ただ第一印象は完璧だ どんな人でも悪い気はしないだろう スマイルをさらに競り落とす
裏表はわからない気にしない スマイルの大量の生産だ 利用しよう利用できるうちに そしてあれよという間にスマイルは0円になってしまった
スマイル
あなたの笑顔がいちばんの薬よ
あなたの笑顔が私の心を癒してくれてるのよ
あなたの笑顔がみんなを幸せにしてくれるのよ
あなたの笑顔が私の宝物よ
私の笑顔は本当にみんなのためになっているのなら、
私はいつでも笑顔でいたい
ワタシは、『笑顔で世界は平和になる』と、信じている。
だから、今日も笑顔を忘れない。
ニコニコ笑顔を。
みんなに振りまくんだ。
もしそれで、幸せになってくれるのなら、
元気になってくれるのなら、
ワタシはとっても嬉しい。
……たとえ、どんなことをされていても、ネ。
〜スマイル〜
笑顔とは光です。笑ってさえいれば神様はきっと貴方を見つけてくれるでしょう。
そう書かれた教会の幕を僕は笑顔で切り裂いた。ステンドガラスも粉々に砕く。とても愉快だ。最高の笑みがこぼれる。
そして白装束の者たちが僕に銃口を向けた。僕の体は踊った。
ああ、神様が見える。
『スマイル』
スマイル、スマイル、、
そう自分に言い聞かせて
手でムニっと
口角を上げる
ほんとは辛いのに、、
作り笑い
偽りの笑顔
いつからか、わたしは
作り笑いが上手くなった
なんでだろう、、
また自分に嘘をつく
「大丈夫だよ」って
「辛くないよ」って
けど、、
1人になった瞬間
急に涙が出てくる
ほら、やっぱり
辛かったんでしょ
苦しかったんでしょ
泣きたかったんでしょ
偉かったね、
頑張ったね、わたし、、、
『スマイル』
それは、幸せの結果というよりも、むしろ原因
そう信じて、進む人生に
幸福は訪れるのだと思う
だから、私は
「転んでも 笑っていられる自分に」
そうありたいと、心の中で強く強く、
自分の奥深くに向かって、祈るようにささやいている
スマイルは危ない。
辛いときこそ笑えと言われるが、それは脳を騙して楽しいと思わせる。
いつか自分がなくなるよ。
心から笑える環境に移らなきゃ。
いつからだろう、
笑顔が張り付いて息が出来なくなったのは。