『ココロオドル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
チケット戦争を無事終えて。
スケジュール帳に
金色のペンで目印を付け
指折り数える。
ココロオドル時まで、
後数日。
『ココロオドルニュースがあります』
5年ぶりに独り立ちした息子から連絡が来た
カタカナ?
カタカナって何?
訝しみながらスマホ画面をスワイプすると
『男から告白されました…。母さんごめん』
思わず指が止まった
ちょっと待て…
カタカナより"ごめん"の方が
気になる話じゃないの?
#ココロオドル
「へえ、クラウドファンディングかあ!それってちょっと、ココロオドル出来事だよね!」
紗栄子は、冗談めかして言った。
「だろう?」
「で、返礼品は、どうするの?」
「返礼品?」
「寄付のお礼よ。クラウドファンディングをするなら、返礼品も何種類か、用意しなきゃ。」
思わぬ姉のアドバイスに、真斗は顎に手をやって、唸り始めた。具体的なことは、まだ何も考えていなかったからだ。
【ココロオドル】
ココロオドル
時々無性に食べたくなる
テイクアウトしてきたピザ
お腹いっぱい食べちゃうよ
美味しそう!!
めっちゃココロオドル瞬間
(食べ過ぎ胃もたれ後悔ギリギリを見極めるのです)
世界が一変した。他者を愛せることは、なんて楽しいのだろう。
もう、おまえを祟らなくていいんだ。もう苦しくない。
もう、世界を呪わなくていいんだ。もう悲しくない。
一緒に前に進もう。ふたりで。
#ココロオドル
いつのまに
色を失くした感情
見て見ぬフリして
触れそうな思いに蓋をした
眠っていても夢はみるもの
胸の小さな隙間に
囁く聲が
眠りを破ろうとする
煌めきがトキメキを呼ぶ
好きが色を変え
愛が深く濃く染み渡ってくるまで
目覚めたココロ
優しいステップ踏みながら
差し出された手にひかれて
貴方と二人
また新しい夢を
追いかけてみようか…
恋をした夜は…♪
ふたり風に乗り…♪
LaLa…♪LaLa…♪
……
LaLaサンシャイン
「ココロオドル」
私は、毎日が楽しい。たとえ、怒られている時も悲しい時も。
ココロオドル
大好きなテーマパークに行き、公式のホテルに泊まるという旅行。
それが毎年、年に一回だけ。それを考えるだけで、ココロオドル。
何に乗ろうか、どこの風景をカメラで撮るか、何を食べようか、お土産は何にしようかなど。
ワクワクすることは、日常生活、ましては働いていたら少ない。
この時だけ、旅行の時だけ、自身のワクワクが倍増している。
年に一回だけのご褒美――
ココロオドル瞬間...
この間のコロナになって治って
学級閉鎖が終わって学校に行って
クラス違うけど仲のいい友達と久しぶりに会ったりすることかなぁ。
コロナとか関係なく会える日が最近少なくなった。
それぞれクラスの階も違うし、部活の活動場所も違うから普段一緒に帰ることが少ない。
あと、クラスの前までひとりで行く勇気が出なくなった。
だからと言って同小だった友達に、
[一緒に1階行かん?]
って言っても、
[えー無理ー3階行くのぉー]
って言われるのが日常茶飯事...。
勇気を出せばいいんだろうけど、気づかれないで帰ってくるのまでが1つ。
でも放課後一緒に帰ってくれるからやっぱ優しい。
話が合うから話しやすいんだ。
ノリいいし。
また一緒にゲームしたいなぁ。
Switchでも出来るからやらないかな...。
こんなこと話してたら明日が少し楽しみになった。
明日は行ってみようかな、あの子のクラスに。
【ココロオドル】7 kogi
久しぶりにあなたに会える。
ココロオドル。
憧れの天国へ行ける。
ココロオドル。
私は楽しみなことや
尊敬してる人
友達に合う前は
いつも
ココロ踊ってる
へたすると顔にも出ちゃう
脳内に自分が現れて
何やら楽器を持って踊り出す
胸に心臓に届いて
顔の筋肉が緩んじゃう
ココロ踊る
ココロも踊る
いい日、って事だよね
(2023.10.09/ココロオドル)
ココロオドル
るんたった。
るんたった!
今日は不自然なくらい楽しい!
お母さんも踊りすぎて涙を流して眠っちゃった!
お父さんじゃない男の人は急いで帰ってっちゃった
外から赤い綺麗な光が照らされる。
窓から入り込んだ光が室内の赤を照らす。
視界がぼやける。
嫌だなぁ、お母さんは私の笑った顔が好きなんでしょう?
ねえ、お母さん、おきて? 私の笑顔みて、いつもみたいに笑ってよ?
おかあさん。
後日談
お母さんが亡くなった女の子、あの後亡くなったんでしょう?
かわいそうね、、、
不自然なくらいに、笑顔だったみたいよ。
そうなの?不気味ね。
「ココロオドル。るんたった♪、、、次はだれかなぁ?」
HIPHOPが好き。
ゲームが好き。
アニメが好き。
おしゃれが好き。
雨が好き。
月が好き。
空が好き。
物語が好き。
心踊る瞬間は、いつだって私の好きなものが届けてくれた。
突然の出会いも、懐かしい記憶も。
気まぐれな私には勿体無いほど、この世界には素敵なものが溢れている。
まだかな…
好きな人からの返事。
「あ、来た!」
そんな些細なことでさえ
最近はココロオドってばっかりだ♪
ココロが湧き上がる。高揚感、興奮感で瞳孔がかっぴらく。ここは戦場だ。
周りはいつ戦が始まるのかと緊張の面持ちの中、自分だけ異質な感情を抱いていた。
テーマ「ココロオドル」
深夜、台所で水を火にかけ、即席ラーメンの封をきった。麺を皿にうつし、湯が沸く様をぼんやりながめながら、ふと、卵をいれようと思いたち、小型の冷蔵庫を開いた。薄暗い台所が、冷蔵庫の温白色で照らされる。生卵を一つ取り出して、麺の中心、丸くくぼんで、受け入れる準備ができたそこに割り落とす。ぼこぼこ、と、湯が沸いたことを知らせる音に気付き、火をとめた。薄暗い、静寂が響く台所に、男は一人、たち呆けていた。
ココロオドル
ココロオドル
三連休
夏休み
誕生日
大好物
昼寝
祝日
早く誕生日ならないかな
『ココロオドル』
だるくて 重たくて 動けない体を
なんとか、やっとの思いで 浴室に運んだ後
泣きそうな思いで、シャワーを浴びる
でも、その途端に ココロオドル
湯気と共に 悪魔の魔法が解けたかのよう
もっと早くに 入れば良かったな なんてね
だるくて 憂鬱で 行きたくない体を
押し出して 無理矢理 連れて行った
緊張で張り裂けそうな心で 扉を開ける
でも、しばらくすると ココロオドル
笑顔と共に 死神の魔法が解けたかのよう
もっと早くに 来れば良かった なんてね
眠たくて 苦しくて 麻痺したような頭を
踏ん張って 気合い入れて えいや!と持ち上げた朝
フラフラしながら洗面台に向かい、歯を磨く
でも、後から振り返ると ココロオドル
勇気と共に 魔神の魔法が解けたかのよう
あの朝があったから 今日一日 充実できたなぁ
意地張って 後に引けなくて 正当化したい心を
引っ張って 向き合って 本音の声を聞き出した
恥ずかしさと罪悪感とフワフワしたプライドに
いびつに縮こまった心で ごめんなさいと伝える
でも、許してもらえて
今度は “ありがとう” また、“ごめんなさい”って、
泣いている私
涙の後には 虹が掛かり ココロオドル
絆と共に 魔王の魔法が解けたかのよう
もっと早くに 素直になれば良かったなぁ だってさ
書店に行き
小説コーナーへ向かう。
惹かれたタイトルの本を手に取り
裏のあらすじを読む
いつもは読まないジャンルだったけど
とても惹かれて購入
今日は新しい小説に出会えた。
【ココロオドル】