『キャンドル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
パッと光った明かり。
通り過ぎた君。
その背中に「待って」と手を伸ばした
振り向く君に言葉を失う。
恋のチャンスはキャンドルみたい。
少しでも見逃すと、チャンスは何処かへ
消えてしまう。
キャンドルの火が消えるみたいに。
その時、明かりが付く。
チャンスだ!
「あのね、私…貴方の事が…好きです。」
☆キャンドル☆
昨日のお題『たくさんの思い出』に書いた、愛兎の小白ちゃん。
小白ちゃんが亡くなってすぐ、小白ちゃんと離れるのが嫌で、泣きながら小白ちゃんを抱いて花屋に行った。
ケージの中をお花いっぱいにしたかったから。
もちろん、小白ちゃんが眠る箱にも白いレースを敷き可愛くし沢山のひまわりを敷き詰めた。
そこに眠る小白ちゃんはまるで天使。
綺麗すぎて沢山写真をとった。
小白ちゃんが眠る両サイドには、アロマキャンドルを灯し、一緒に一夜を過ごした。
その日の夜、小白ちゃんの夢を見た。
私は眠っていた。
眠っていても、私の回りがかなり明るく美しい光をともしていたのが微かにわかった。
私が眠りから覚めると、その光に包まれながら、元気な小白ちゃんが私の回りをかけている夢だった。
そんな夢から覚めて、あわてて小白ちゃんに目をやるが、やっぱり小白ちゃんは、眠ったまま。
さみしい気持ちを押さえて、小白ちゃんの頭を私は、撫でた。
小白ちゃんとの別れを惜しんでいると、時間はあっというまに過ぎ、火葬場へ向かう車が迎えがきた。
小さな可愛いかごに小白ちゃんを載せ、車へ…
この時ばかりは、声も我慢できなくなるぐらいの大泣きをしてしまい、崩れ落ちた。
私は、辛くなるので火葬場には付いていかない葬儀を選択しましたが、お迎えに来てくださった方が本当に素敵な方で、丁寧に小白ちゃんをあつかってくださって、火葬前の供養の様子をLINEに送ってくださったりと、もうありがたい気持ちでいっぱいになった。
そして火葬が終わり、我が家に送迎してくださり、お骨の説明等伺いました。
色々とその後の事をゆっくり考えましたが、小白ちゃんは共同墓地には預けずに、私が亡くなるまで、私の側に居てもらう事にしました。
今も私の枕元で私を見守ってくれています。
そして、小白ちゃんの大好物だったものをお供えし、手を合わせるのがすっかり日課になりました。
いつも小白ちゃんありがとー。
キャンドル、、いつかは消えちゃうもの。
それはまるで友達に裏切られた時、恋人に冷められた時のよう。
ずっと温もりをくれる人、、、いないかな。
なんてね笑
あぁ、ほらまた嫌いになれない
君への想いはキャンドルの炎のように曖昧で。
キャンドル
炎のように激しく
あの紅い情熱も
何処かで
ふっと燃え尽きたみたい
今は
あの太陽が眩しいや。
でも、
できるなら
また蝋燭に
あの眩い光を灯して
この暗闇を照らして
11.19(土)
クリスマスの時期に、かわいいサンタクロースとスノーマンのキャンドルを買った。
もったいなくて、なかなか火を灯すことが出来ず、玄関に飾っていた。
クリスマスが過ぎても、お正月が過ぎても、そのキャンドルは玄関で笑っていた。
蝋というのはホコリがつくとなかなか取れにくい。
サンタクロースの顔の髭の隙間とか、スノーマンのくびれのあたりにホコリがたまっている。
来年のクリスマスまで置いておくことも考えたが、彼らに夏を越させるのはあまりにも酷だと思い、1月の終わりに火を灯すことにした。
火の灯された二人はとても輝いていた。ずっとこうなることを待ち望んでいたように見えた。
しかし、時間が経つとともにサンタクロースの顔はゆがみ、スノーマンは文字通り溶けていった。
かわいさのカケラもない。
時々、たまったホコリがパチっと鳴ってまるで断末魔の叫びのようだ。
もはや罪悪感しかない。
あれから一度も、キャンドルは買っていない。
誕生日のその日、失恋ホヤホヤのわたしは馴染みのファミレスにひとりで入った。小さなケーキを食べていると、照明が暗転し華やかな音楽とともに見ず知らずの新郎新婦がやってきた。
「みなさま、キャンドルサービスです」
とアナウンスが流れる。
間違って結婚披露宴にきてしまったのか、それともわたしの誕生日祝いなのか。
どちらでもいいかと、わたしはとにかくケーキを食べている。甘じょっぱいそのケーキを。
数年前に思いつきで買ってから今もなんとなく買ってきているミルク色のアロマキャンドルをガラスホルダーに入れ、ライターで火を点ける。
途端、白樺の香りが部屋に広がる。
……と言っても、本当に白樺がこんな香りなのかはわからないが、晴れわたる山の中の香りに似ている気もする。
薔薇やラベンダーの香りも好きだが、甘すぎない木の香りが一番落ち着き、読書や執筆が捗る……気もする。
正直、何かに集中している時、香りなど気にならない。完全に別世界に意識を飛ばしているからである。だから、この香りがいいとか悪いとかもあまり考えたことがない。
しかし、この香りが俺の集中を陰ながら手助けしてくれているのかもしれない。と、穏やかな香りを漂わせながら煌々と揺れる灯火を見つめていた。
キャンドル
キャンドルの灯り
・あの時のことを思い出す。災害で停電になった時のことを。
数時間で元に戻ったが、初めての私にはドキドキワクワクしかなかった。こんな感情になる人は多分いないだろう。
暗闇の中、学生時代に作ったラジオを引っ張り出し、スーパーの弁当を開けて食べた時のことも覚えてる。あの味はいつもと違う味に感じた。新鮮な体験で本格的な災害ごっこだとか変なことを言ったものだ。
・こんな時こそ、キャンドルがあればより雰囲気が出て楽しめただろうに。そうでなくとも、キャンドルの火は電気に全く頼らないでいるから、災害時にあればかなり有り難い。
電気で点くキャンドルの明かりを眺めた。やはり癒される。だが、本物のキャンドルの灯りは、この明るさに加えて、火の暖かさがある。その小さくも
しっかりと燃え上がる火は、より心の芯まで暖め癒してくれるに違いない。
キャンドル
もう消えてしまったけれど
ほのかな温もりと
やわらかい火のにおいを残すキャンドルは
まるであなたみたいで。
ああ、もうじきクリスマスだね。
懐かしいあの場所に、
今年はひとりで行ってみようか。
いろいろなことがあったね。
いろいろなことが
恭とのたくさんの思い出
笑ったり泣いたりわめいたり
騒いだり叩いたり励ましてもらったり
なぐさめてもらったり
いろいろなことがあったね。
今では思い出すだけで涙に変わる。
だから
恭の為にたくさん歌を歌い送るよ。
たくさん泣くかもしれないけど
恭と姉妹でよかった。
恭のお姉ちゃんでよかった。
恭はどう思ってたかしらないけど
ありがとう。ワタシの妹で。。
いつまでもワタシの傍にいて
励まして支えてね。
恭に届け。。
なさけない姉より
#たくさんの想い出
キャンドル
たとえば、キャンプファイヤー。火が大きくて、近づきたいと思わないくらいには火が熱いものだって思い出させてくれる。それでもどこか懐かしくて、色んな人と囲みたくなる。
たとえば、暖炉。北欧の家に置いてありそうな、煙突からサンタさんがやってきそうな大きめの暖炉。なんだかおしゃれでロッキングチェアに揺られながら、編み物でもしたくなる。
たとえば、青い炎。コンロやガスバーナーで見られる少し幻想的な火。温度が高いから触っちゃダメだとは知っているけれど、少しだけ手を伸ばしたくなる。
たとえば、キャンドル。きっとキャンプファイヤーよりも火は小さくて、暖炉よりも手軽で、コンロのように青い炎は見れないけれど、どの火よりも優しく感じる。そばで寄り添ってくれるみたいに、その小さな火が辺りを照らす。
きっと外ではすぐ消えてしまうかもしれないけれど、そんな儚い存在なのかもしれないけれど、優しいそのゆらめきが心を穏やかにしてくれる。きっとそういうもの。
俺は、キャンドル持ってないんだけど
大人になったら買ってみたい。
だって、かっこよくない?
「夜にキャンドルつけて寝てます。」
とか行ってる人。
でも、ちょっとイタイかも笑
お風呂場の電球が
切れてしまった。
新しいのにつければ
良いのだけれど、
ここのは、つけずらい。
だから、
お風呂の時は
キャンドルを持って行く。
ゆらゆら炎に揺られて
ぷかぷか湯槽に委ねて
ぴかぴかな気持ちになったら
上がろう。
今日もお疲れ様。
お題 キャンドル
《キャンドル》
炎のように明るく
時間が経てば消えてしまいそうな儚さもあり
私の過去を照らし続けてくれる君は
モノに例えたらキャンドルのような人なのでしょうか
キャンドル
赤い炎がゆらゆら
蝋がゆっくりと溶ける
それを眺めながら
ゆっくり深呼吸
暗い明日も
遠い未来も
貴方という世界一明るい
キャンドルが照らしてくれる
#41 キャンドル🕯の光がすごく美しくて、温かい。
火の熱と温かい色で心が落ち着く。
寒い夜に一つの小さな炎を見るのはすごく素敵だった。
少し病室から抜け出して。
少しキャンドルを見つめてから、そろそろ帰ろうと病室へ向かう。その時、反対側の廊下に人影があるのを見た。
ライトを持っていないため,看護師ではなさそう…。
不気味に思いながら、どんどん近づいていく。
お互い、すれ違う時は顔を伏せていてよく見えなかったが、同じように入院している子のようだった。
私よりは身長が高い。すれ違ったあと、振り返る。
誰かに雰囲気が似ているような………。
一瞬、そう思ったけれど、誰、とはすぐに分からずそのまま、病室に帰った。
____キャンドル
猫足バスタブに
薔薇の花束を浮かべて
電気は消して
バニラの香りのアロマキャンドル
小さい頃から憧れる
ハーゲンダッツのCMみたいな
大人リッチな空間
『キャンドル』
テーマ:キャンドル #7
命のキャンドルに火を灯すと、
人間は日が消えるまで生きることができる。
キャンドルが全て溶けきればその人は寿命で死ぬ。
キャンドルが溶け切らずに火が消えると、
その人は寿命以外で死ぬ。
その原理はよく砂時計で示される。
僕は、命のキャンドルの管理人をしている。
人は僕をシニガミという。
人は僕をテンシという。
今日も僕は命のキャンドルを見つめる。
弱々しい火、強く光を放つ火、短くなったキャンドル。
僕はここにいると寂しい気持ちになる。
静かで暗い中、火だけを見ていると、不思議な気持ちになる。
「新しいキャンドルだ。しっかり管理するように」
僕は師匠に渡された長く小さな光を放つキャンドルを受け取る。
風が一吹きすれば消えてしまいそうな光。それでも一生懸命光っている。
「師匠。人間はどれくらい生きられるのでしょうか」
僕はそのキャンドルを静かにおいてから聞く。
「さぁな」
師匠は口数が少ない人だ。いつも同じような反応しかしない。だから僕は考える。人間はどれくらい生きられるのか。
昔は、命のキャンドルが溶け切るまで火が燃え続けることが少なかったと、師匠の師匠がつけた帳簿で知ることができた。
少し前の命のキャンドルは昔に比べると長く、キャンドルが溶け切るまで日が燃えているものが多かった。
しかし、最近の命のキャンドルは突拍子も無く消えることが多い。煌々と輝いていたキャンドルが急に消える。弱々しい光がかろうじて燃えている。
僕は人間がわからない。人間の寿命というものが長くなったのはキャンドルの長さを見る限りわかる。
しかし、急に日が消える謎は僕には分からなかった。
「最近の人間は残酷だ」
師匠がポツリと呟いた。僕は師匠に目を向ける。
「最後には自分で自分を傷つけ、火を自ら消す」
師匠の言った言葉が、僕には半分理解できた。
でも、もう一方はわからない。でもなんだか、怖い気がした。僕は人間を見たことがない。人間がどんな生活をしているのか、分からなかった。
師匠は最近の人間を知っている。僕はまだ師匠の見習いだから、人間を見ることはできない。でも、命のキャンドルを見守ることでどれくらいの人間がいるのかはわかる。僕に分からるのは、その人間が生きているのか死んでいるのかだけ。
だからなぜ、師匠が
ーー人間は残酷だ。
そういったのかが理解できなかった。
そんな僕は人間がどんなものなのか、どんな生活をしているのか、はやく知りたくてたまらない。
今日も新しいキャンドルが火を灯す。
そしていくつかのキャンドルの火が消える。
僕はそれを見つめる。
いつか、人間が生きているところを見てみたいから。
いつか、師匠がいった言葉の意味を…答えを知ることができる日が来るから。
キャンドル
キャンドルと言えば、この季節クリスマスの飾り付けですね。
クリスマスツリーの飾りで、金色の小ぶりなキャンドルがあって、それがあるとグッとツリーがそれっぽくなりました。
あのクリスマスツリー、どうしたかしら?
年に一度の出番だったキャンドルです。